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↑第10節 水戸戦を読む

2001/5/12 J2第11節 GK 21笹原義巳
15:00 晴れ 6,941人 DF 31飯島寿久 29小島徹 25伊藤宏樹 23久野智昭
横浜国際総合競技場 MF 7鬼木達 30渡辺匠 18今野章 10リカルジーニョ
横浜FC × 川 崎 FW 33林晃平 9エメルソン
0 0 - 1 6 得点 飯島@(44分) エメルソンC(53分、60分、89分、89分) リカルジーニョ@(81分)
0 - 5 交代 5箕輪義信(74分今野)

今節でリーグ戦が一巡する。そして、リーグ戦の1/4が終了することになる。
今日の相手は横浜FC。2年前に横浜フリューゲルス(当時)のサポーターを中心に設立されたクラブだ。
創設以来ホームゲームでは負け無しとか。ならば、より闘志が燃えてくるというもの。隣の川崎市のチームとしても負けられない。

横浜国際総合競技場


試合会場は、来年のW杯決勝の舞台・
横浜国際総合競技場。
巨大スタジアム!

(写真左=スタジアム全体)


試合開始前に、両チームサポーター対抗の綱引きが行われた。
こちら負けてしまったが、試合では勝つ!

(=写真下)
綱引き
(写真=後半の攻撃)
後半の攻撃

試合開始とともに林が右サイドを突破。開始から1分も掛からずに、右CKを獲得。
6分、左サイド・エメルソン→鬼木がトラップからシュート。横浜GK・水原正面。
18分、エメルソンがシュート。GKかろうじてセーブ
23分、リカルジーニョが中央突破。ゴール右へシュート。惜しくも外れる。

35分過ぎから横浜ペースになる。
37分、横浜がペナルティエリア中央からやや離れたところからFK。
40分、飯島が自陣ゴール前でボールを横浜にカットされ、シュートを打たれる。
GK笹原セーブ。
43分、横浜が左サイドからの崩し。そして右サイドに展開しシュート。ゴール外れる。

イヤな流れの中44分(ロスタイム)、リカルジーニョ→左サイド・エメルソンへ。
左CKになり、そのこぼれ球を飯島がゴール!!1-0先制!
そして前半終了。最高の時間帯に得点し、1-0で折り返す。


(写真=声援を送るサポーター)
サポーター

53分、エメルソンがゴール左からヘディングシュート&ゴール!!2-0!
60分、エメルソンがGKを引きずり出しゴール左からのシュートが決まる!!3-0!
76分、中央・エメルソン→右サイド鬼木、低いクロス→林、シュート。ゴール右に惜しくも外れる。
76分、久野が相手ボールをカットし、突破→エメルソン、シュート。GKと1対1だったが、正面。
81分、リカルジーニョが個人技で相手GKを左右に揺さぶってゴール!!4-0!

このあたりの時間から横浜の選手は完全に足が止まり、攻撃から守備へのシフトチェンジが全く機能しなくなった。川崎は、横浜DFとGKとの間に出来たスペースを使うだけの余裕の攻撃。

88分、林、フリーで突破し、左からグラウンダー→エメルソン、シュート。ゴール上に外す。惜しい。
89分(ロスタイム)、リカルジーニョ、相手ボールをカット→エメルソン、相手DFを1人かわしてシュート&ゴール!!5-0!
89分(ロスタイム)5点目と全く同じ展開。エメルソンが強烈シュートを決めて6-0!!ビバ!エメルソン!!
そして試合終了。6-0と圧倒的スコアで勝利した。

(写真=試合終了後、4得点のエメルソン選手を讃える)
ビバ!エメルソン!



この6得点は、今後の得失点差を考えると非常に大きい。
しかし得点差程の力の差は存在しなかったと思う。
最後の10分は横浜の集中が完全に切れてしまっていたからだ。
ただ6得点以上に、
集中するべき時間帯に集中していたこと、
左右への良い展開で攻撃が出来たこと、
が素晴らしかった。

リーグ戦も一巡して、これから二巡目にはいる。
J2優勝とJ1昇格を今年の目標に掲げているが、現在8位で出遅れた感は否めない。
しかし幸いにも上位は大混戦。盛り返すチャンスは十分ある。
我々、フロンターレの反撃はもう始まっている!



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