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［↑第2節 大宮戦を読む］

2002/7/5 J2第16節				GK	1浦上壮史
19:00　くもり　4,064人				DF	2伊藤宏樹　6寺田周平　5箕輪義信
等々力陸上競技場				MF	15塩川岳人　8久野智昭　7鬼木達　20長橋康弘　18今野章
川 崎　×　鳥 栖				FW	27我那覇和樹　9ベンチーニョ
2	0 - 1	1		得点	長橋康弘�@(83分)　寺田周平�@（89分）
	2 - 0			交代	16黄川田賢司（54分塩川）　13加賀見健介（64分今野）　14茂原岳人（72分我那覇）

2年ぶりの公式戦に寺田は3バックの中央を任された。
味方への指示、体を張ったプレーなど2年間のブランクを感じさせない。

しかし前半21分、鳥栖の左からのクロスをゴール右サイドで折り返され、
ゴール中央の佐藤がヘディングシュート。これが決まり先制を許す。0-1。

前半はこのままのスコアで終了。

後半に入ると、1点を追うためにより攻撃的に選手交代を行う。
まず9分に塩川に代えて黄川田を投入。彼の積極的な前線からのチェイシングは既にお約束。攻撃陣に渇を入れる。
19分、選手交代。今野out→加賀見in。
27分、選手交代。我那覇out→茂原in。
交代3枚のカードを使い切り、尽くす手を尽くす。

36分、加賀見が相手GKを外してシュートするも、相手DFが何とかクリア！惜しい。
38分、黄川田→中央・ベンチーニョ→右サイド・長橋が左足一蹴！ゴール！！1-1同点に！
43分、鳥栖がゴール前でFK。GK浦上セーブしピンチ脱出。
44分、右CKからゴール前の混戦の中、寺田がゴール！！2-1逆転！！
ロスタイム後、試合終了。なんとか逆転勝利を飾った。

前半は1点先行された後、試合はのどかな雰囲気になっていた。 漠然と「このまま負けてしまいそうだな」とつい思ってしまった。 しかし、結果は最後の7分で2点を奪い逆転勝利となった。 ワールドカップでも最後の最後まで諦めないでプレーすることの大事さを、 アイルランド代表が示してくれたっけ。 今日のフロンターレイレブンは、等々力でそれを体現してくれた。 目から鱗の試合だった。

【おまけ】
試合終了後、サポーターが選手宛に書いたメッセージを浦上選手に渡す筆者。
このメッセージは、
等々力競技場1Fホーム側ゴール裏・ＦＳＮブース「スマイル・スタジアム」にて受け付けています。

photograph by K.Minato

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