締切80日前における修士論文の見通しについて
伊戸川暁1
- モデルの提示を前面に押し出す。
- 実装(Webを通じて公開の予定)は実例を示す副次的なものにとどめる。
- 評価をどうやるか? そもそも評価は可能なのか?
- はじめに
- 著者の問題意識について述べる
- 問題設定
- 問題群を列挙
- モデルの構造
- 階層構造
- 5階建てビルの紹介
- リソース
- 各種文書の解釈方法を含む。
- サイト
- 命名系
- その他
- リソースやサイトや名前は階層ごとにどうなるか。
モデルで導入する概念と それが解決する問題点との対応づけ。
など。
- モデル上の演算及びその例
- 実装
- モデルとの差異について書くことになるのだろう。
- (実験・評価)
- まとめ
9月下旬以来、ひたすら仕様書を書いている。
おかげで、概念上のスキがたくさん埋まった。
Abstract nonsenceという気もしないではないが。
1月の時点と比較しての重要な変更点は以下の通り。
- 階層構造の上部を(抽象)文書層と解釈層にした。
- 各種リソースの仕様を詳細にした。
- 命名体系やサイトの仕様についても、階層ごとに区分した。
http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/ itogawa/study/potdocs/
以下の一部を参考資料として持参してきた。
仕様書のレベルであれこれ考え過ぎるせいか、実装は非常に遅々としている。
実はまだサーバクラスのスケルトンくらいしか作っていない。
しかし、このくらいしっかり仕様を作っておけば、実装自体はそんなにかからない
(推定3〜4週間程度)と予想されるので、そんなに悲観はしていない。
・ Sean Reilly. Handle System Namespace and Service Definition.
INTERNET-DRAFT, draft-sun-handle-system-def-01.txt, 1999.
永続的な名前(handle)をURLなどに変換するツールの仕様書。
分散層はおろか、管理者の概念もあるので、上部層の実装をする上でも
参考になりそう。
- ...伊戸川暁1
- 川合研M2
ITOGAWA Akira
1999年11月10日