2005労山フェスタ清里集会報告 |
1実施日(期間) | 2005年9月17日~9月19日 |
2場所 | 山梨県清里(Koma Village(旧たかね荘)) |
3参加者 | 伊藤、小山、黒澤、藤原 ※井芹は、全国連盟実行委員として参加(別行動)。 |
4概要 | |
9月17日 ◆朝5時半頃に埼玉県内を出発し、関越道・上信越道経由で清里に向かいました。 ◆8時半頃に清里にある会場の”Koma Village”に到着。テントを設営後、飯盛山(めしもりやま1,643m)へハイキングに出かけました。好天に恵まれ、絶好のハイキング日和となりました。山行内容については、山行記録のページをご覧ください。 ◆2時に”Koma Village”に戻り、受付後、夕食の準備。この日のメニューは、餃子、ゴーヤチャンプルー、ツナサラダ、ナスときゅうりと茗荷の浅漬け、茗荷の吸い物、ご飯。男4人にしては、上出来な内容。 ◆入浴後、本館食堂にて、今日のメイン行事である開会式&講演会が行われました。 ◆講師は、有名な作家の椎名誠さんです。私も、学生時代には、はまって、いろいろと読み漁りました。『哀愁の町に霧が降るのだ』、『わしらは怪しい探検隊』、『さらば国分寺書店のオババ』、『ロシアにおけるニタリノフの便座について』、『フグと低気圧』、『岳物語』、『ハーケンと夏みかん』、『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』等々...。 ◆演題は、「辺境の食卓」。最初は、ブスッとした無表情な顔つきで、朴訥とした口調で淡々と語り始めましたが、話題は豊富で面白く、最後は、笑顔を見せながら、時間が足りなくなるくらい、楽しい話を聞かせてくれました。これまでに訪れた世界各地の食文化に始まり、日本の食文化の特異性と問題点、日本の海外における人道支援のあり方とその問題点、水の問題から地球規模の環境問題まで、演題の範疇にとどまらない壮大な話の展開となりました。それにしても、背が高くがっしりとしていて、とても61歳の体躯とは思えなかったです。 ◆9時過ぎに講演会が終了したあとは、テントに戻り、寝袋へ。 9月18日 ◆6時前に起床。赤岳や横岳が、テントサイト後方で朝日に輝いています。 ◆朝食は、ご飯、ジャガイモと玉ねぎの味噌汁、納豆、沢庵、キャベツやニラの野菜炒め。今日も男4人の腕は冴えてます。 ◆9時から12時までは、分科会です。6つの分科会と救助隊の遭難対策講習会が7会場に別れて行われました。 ◆昼食は、テントサイトで素麺。肉や野菜たっぷりの特製麺つゆが美味でした。 ◆14時から16時までは、パネルディスカッションが行われました。テーマは、「21世紀-明日の日本の登山を徹底討論」。パネリストは、日本ヒマラヤ協会理事長、東京学芸大助教授、岳人編集長らの4名。 ◆その後、夕食。今晩は、1名が1日早く帰宅した替わりに、相模労山の女性が1名加わり、具沢山特製豚汁、餃子、ツナサラダ、ご飯という豪華な内容。ワインとビールで乾杯し、にぎやかに食事しました。 ◆十五夜の月が東の空に昇るころ、すでに5時から始まっている大交流会に顔を出しました。 9月19日 ◆5時半起床。今日も朝からいい天気です。 ◆野菜たっぷりのうどん入りおじやの朝食を終え、洋ナシのデザートを食べながらコーヒーで一休みし、後片付け。 ◆8時半より10時半まで昨日の分科会の続きです。 ◆11時からは、屋外で閉会式が行われました。分科会の報告、会誌の優秀賞発表、大交流会アトラクション優秀賞発表、実行委員長挨拶と続き、最後に山の歌の大合唱で終了となりました。参加者数は、五百数十名にのぼったとのことです。実行委員の皆様、お疲れ様でした。全国の会員の皆様、お世話になりました。 |