このごろのエクリチュール

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の話へ

<` ヘ´>鴻池大臣はクビ  (ー_ー)!!秘書給与疑惑

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鴻池防災大臣は国中引き回しの上クビ
こういうエクリチュールを記載する頁にするつもりではないのですが、あまりにも腹が立ったもので、
ゴマメの歯軋りを書いてみました。もう二度とこのような思いををしないですむ世間を望みます。

 世間には背筋が凍り付いたり暗澹とさせられる事件こそ数あれ、どうし ようもなく腹立たしい思いをさせられる事というのは、案外少ないものです。

 自分に直接関りのないことで世間に腹立たしくなるたいていの場合は、世の中はこうあるべきという自我肥大・自我延長があるからで、巨人は松井がいなくても優勝するはずだ、阪神が優勝するなんて世の中間違っている、というのと同種の腹立たしさであって、それがどんなに深刻な事柄に対してのものだとしてもそれが腹立たしいという感情の限りにおいては、質とか構造的には同じものでしょう。

 そういう意味で、防災大臣の発言(考え方)も、「鴻池という腐れバカ大臣こそ、国中引き回して首にしろ」という私の考えも同じ種類の腹立たしさから出ているものなのですが、罵倒の対象が限定される点に違いがあり、なにより決定的に違うのは立場です。

 テレビの街頭インタビューか何かでスカタン大臣と同じ発言があったとしても、それは、右翼には右翼のナチスにはナチスの阪神ファンには阪神ファンの(私とは相容れない)思想があるものだし、その表明というだけのことなら、嘆かわしいとは思うものの特に腹を立てるほどの暇な感受性は持ち合わせていません。怒りや憎しみを感じたりしたら、そのことの方が危険です。

 しかし、ヘドロ脳ミソと醜悪な精神を持つ鴻池は政治職、しかも防災大臣という要職にあり、発言の場も影響力も殆どない一般人とは違います。たかが歌唄いや河原乞食(差別表現!)程度の職にある者でも、薬や申告モレや交通事故などで、世間への影響力を云々して非難されることを踏まえれば、犯罪的とも言える発言でしょう。

 そしてこれは、あんな発言は許せないということよりも、そのような発言をする元となった拙い精神と幼稚な思考の持ち主は政治職にあってはいけない、少なくとも大臣の要職に着いていてはならないということなのです。私のように幼稚な精神と拙い思考の持ち主なら、ご愛嬌(またはトリック・スター)に一人や二人はいてもいいでしょうけれど。

 醜悪で拙い精神とヘドロ脳ミソの幼稚な思考によるあの発言は、被害者側に同情して加害者の親に向けられた怒りの装いをしているものの、実は幼稚で下劣で醜悪に肥大した自我の吐露に過ぎず、吐露した間抜けさは国民にとって運が良かったのかも知れません。国民は下駄を預けられたようなもので、直ぐに試されるのは選挙区の有権者の精神と良識です。

 小泉首相は「適切な発言ではない」と答弁しました。立場上からは已む終えず「過不足ない答弁」と思いますが、もし、本心は腐れバカ大臣を支持していながら狡猾な思考でその答弁をした、ということが判ったら、その時は腹立たしいよりも、暗澹とすることでしょう。

 加害者の親云々の恨みの発言は、被害者の親だけには許されて良いと思います。許すも許さないも、そうでもする他に遺族は癒されようがありません。事件が起きてしまった以上、第一に考慮すべきは遺族の癒し・メンタルケアなのです。人の死後に関わることは法律も含めて全て生存している人々のためのものなのですから。

 私が触れたメディアの限りでは、被害者の父親は恨みの言葉を加害者本人にしか向けていません。ご本人が立派なのか、なんらかのメディア操作があるのかどうか判りませんが、懸命にそれ以上の感情の迸りを抑えているような印象を受けました。それを、あのヘドロ大臣は…と思うと、腹立たしさは募るばかりです。

  私が被害者の親であったら、苦しみに耐えられず加害者の少年やその家族に復讐をしたかも知れません。法的にも倫理的にも許されないことは承知の上で、そうして罰せられたり非難されたりする方が楽になれるからです。
ただし、それで救われるのは自分一人だけで、さらに多くの人を不幸のどん底に落し入れることになるのは言うまでもありません。

 実際には、子供のいない私がこの事件の全容を知ったときの衝撃は「自分が加害者の親になってしまったら」という怯えでした。子供のいない私でさえそうなのですから、いま現実に思春期の子供を持っている親御さんの戦慄は更なるものでしょう。加害者の親になってしまったら、救うことも救われようもありませんし、あのようなことを絶対にさせない子供の育て方など、具体的には何もないのですから。

 現実に加害者の親になる虞のない気楽な立場からいえば、「鴻池大臣のような精神と思考を持って育てさえしなければ、ああいう事件を起こす少年になったりはしない」ことを信じて、ギクシャクせずに自然な態度で接することが一番だと思います。

 被害者の方に近い年齢の子供を持つ親御さんはやはり、まず被害者になることの心配が先に立つのが普通でしょう。そして次には、加害者側になってしまうことへの虞を感じるようになるのが(妙な言い方ですが)健全な精神なのだと思います。そうなってきた時の子との接し方において、先に経験した「被害者になることの恐怖」が、良い方向に役立つことを願うばかりです。

 高をくくるのは禁物ですが、現実には被害者の親になる確率は殆どないでしょう。しかし、加害者の親になってしまう危険性は誰にでもあるということは、心して置いた方がいいと思います。

                                                 Ecriture by はるおまつみ


秘書給与疑惑
大義のための犠牲的功績と考えればいい

 元国会議員の辻本さんでしたっけ? 逮捕されたそうですね。

 厳し過ぎるという声も聞こえてきますが、一般論としてはそう感じますよね。
 逮捕というシニフィアンの内容であるシニフィエがそれほどのことではないという気はします。

 彼女の場合は取り調べ側を不愉快にさせるような態度をとったことが原因しているらしいですが、
取調官は男性だったのでしょうね。関西弁のおかげで Softspoken されているとはいえ、男の人にとっては、ああいうタイプの女性は「可愛くない」らしい。
 そんなことで差別扱いをするなんてとフェミニストは怒るでしょうけど、公平を心がけているだろう取調官も男である以上、その、無意識の心理が、ねえ…

 秘書給与の法規がどうなっているのやら、また、昔から殆ど変わらない内容なのか近ごろ改定されているのかどうかとか、ぜんぜん知らへんのですが、むかし聞いた情報から想像すると、罪の意識を持つことじたいが難しい気がします。
 たとえば大阪人は合理的だから、まったく車の影さえないのに赤信号で待つなんてことはしないそうですが、その皆様だって交通法規を犯しているという意識を持つことは、そう難しいことではないと思う。そのての 、または赤信号みんなで渡れば…式の慣れとかマヒの次元ではなくて、ワーク・シェアリングじたいが違反行為だとは思い及ばないんじゃないのかなあ。

 むかし、十年くらいは前らしいけど、うちの舎長のチンケな法人(PM0:00舎ではない)の決算をやってもらっていた会計士さんから聞いた話しなんですが、その人(お爺さんといった方が適切)の息子嫁が野党第一党の参議院議員だったんですね。
 マドンナブームとやらで国会議員になっちゃって、六年間なかなかの散財だったと愚痴をこぼしてたので、
議員には本人の給与のほかに何人分かの秘書給与が支給されるから、たいてい身内のだれそれを秘書に据えて受給してるそうだけど、て聞いたら、本人給与だけは丸々貰えるけど秘書の給与は党が管理して振り分けている、というような話しでした。
 そういう話を聞いても、あ〜そうなんだろうなあ、公認とか選挙運動費用の問題もあるし、なにせ労働組合の総元締めみたいな党だし、本人の給与が丸々貰えるだけでも上首尾だなと、胡散臭いところは感じなかったのですが。
 その頃以降に秘書給与関係法の改定かなんかあったのなら、辻本さんの場合は、慣れ・マヒの次元なのでしょう。

 どっちにしろ、デジタル思考しかできないケツのアナ…ルのちっちゃい(~_~;)(フロイトの肛門期に関係あるのかナ)検事さんじゃない限り、彼女の取調べには「内心忸怩たる思い」があるでしょうから、彼女の「不遜な態度」はかえって(心理的に)やりやすくなったのじゃないかしら。そして、彼女の死(政治生命)は無駄にしたくない、という思いも強まるのが、検事官としてのダンディズムというもの。

 やっぱしダンディなら本当にゲッチューしたいのは、巨悪というか真悪みたいなものでしょう。でも、デパートや総合商社をやれるくらいヘマをし散らかしてたムネオちゃんでさえ、なかなか逮捕・罪科までには至れないのが現状。
 法の下の公平を踏まえれば、巨真悪ばかりを厳しく取り締まっていたのでは、そこを突かれていずれ逃げられてしまう。いちおう違反行為だとくらいしか思えないレベルを逮捕することで、その辺が非常にやりやすくなるはずで、巨真悪側は戦々恐々としていると思う。
 しかも彼女は本来そおいう巨悪を討って政治浄化を目指す側。その彼女の政治生命を微々たることで奪っておきながら、巨真悪を取り逃がすわけには行かないですよね。彼女を逮捕したことは、むしろ検察庁が自らにプレッシャーを与えたものと希望的観測します。これで大物を取り逃がしていたら、国民は「なんだ、フセインや金正日の国の検察機関と同じじゃんか」と思いますよ。

 辻本さんもいろいろパフォーマンスの多い人だけど、それがあくまでも政治浄化目的に繋がる手段であるのなら、今度のことでは意気軒昂と逮捕されてほしい。むしろ、計画的だったくらいに。
 なにしろ政治生命との刺し違えですから、検察にがんばってもらうことで、彼女の逮捕がこれまでの政治活動の中で政治浄化に繋がる最大の功績になることを期待しましょう。
 少なくとも、国会で「ソーリ!ソーリ!」と叫んでいるより遥かに功績大くらいには、ネ。  

                                                    Ecriture by すみらん子
                                                           PM0:00舎秘書

               当舎では秘書給与疑惑は一切ありません(舎長)   (・_・;)あたりまえでしょ、お給料出してないんだから。

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