ヒ ト リ ゴ ト

第6話 不慣れなマークシート
第7話 続)不慣れなマークシート
第8話 ドバイの旅
第9話 興奮持続
第10話 忙しすぎた新潟県競馬場

第6話 不慣れなマークシート

最近、マークシートに印を付け、購入する場所が増えた

券売機にお金を入れて、マークシートを入れれば発券されるシステムだ
今後、人件費・効率を考えればこの方向が定着するであろう

それ以前は窓口にて対面(1-2三枚、1-2三枚ですね、、、)での口答購入である
口答購入の場合は、間違いを少なくする為
口答用の購入カード(メモ用紙のようなもの)を用意している場所も多い

好みのタイプの女性がいる窓口は人気があるかも知れないが
外れれば、すぐ浮気?をする人たちも多い
窓口の上に書かれている数字でゲンをかつぐ人もいるだろう

私が、最初に見た光景は
1-2、1-3、1-4、、、5-6と、それぞれの窓口が用意されている
小松島競輪場である
1-2の窓口に並べば1-2しか販売していない
という具合である

もちろん、はるか昔の話である

この話から私の年齢を想像しないでほしい
単に、ハナタレ小僧の時代に目に焼き付いている光景である
別にハナを垂らしていたわけでもないが
昔の子供を表現するのに最適の言葉である

そのころ違う事に興味をもっていれば、違う大人になっていたかも知れない
意味不明な言葉使いになったのは、どんな人が見ているかも知れないという
作者の最低限の配慮である

人気が高い窓口には長い列、人気薄には、まばらな人たち
その様相で、ある程度の人気、配当もわかっただろう

そんな時代
1-2と5-6を買おうと思うと大変な労力であったと思う
売り場の端から端まで走り回らなければならない
競輪選手よりも足腰が鍛えられていたギャンブラーも多かったかも知れない

こんな人達もいた
払い戻しの窓口で配当金(特に高額)を受け取っている人をじっと見つめている
おいおい、スリの話をしようとしている訳ではない
追っかけ?と言う表現が解り易いだろうか?
よく当てている人の後ろに並んで
次のレースは同じ券を買う人たちである

列に並んでいさえすれば、同じ目が買えるからだ
強い人の後ろには、何人もぞろぞろついていた事であろう
競輪レースが始まる前に、券売り場前で、まさに”ライン”が形成されていた

書いているうちに違う方向に向かい過ぎているので
ここで中断する




第7話 続)不慣れなマークシート

いろんな場所を訪問すると、マークシート方式に切り替えているレース場によく出くわす
中には不慣れなお客様も来場されるので
マークシートの記入を案内する場所を設けたり
場内で記入の仕方を説明する指導員が巡回している場所も多く見受けられる

実に、親切丁寧なサービスである

しかし

私は、その親切が苦手である

マークシートは早い時期から体験しているし、記入も早いほうであろう
アンケート、試験など書くのは人より早い、と思う
もちろん正解、不正解は別の話である
単にマークシートは書き慣れてると言いたいだけの事である

私のコレクションのひとつとして、投票券がある
特にこだわりは、1レースに入ったときの投票券である
あたり券を持ち帰るほどのゆとりは無いので、外れること、これまた嬉しである
始めての場所で、変った絵柄を発見すると何故か笑顔になる

わたしのように場内で、はずれ券を笑顔で見つめている人種も少ないであろう
当然、何を買ったかも周りは知らない
その光景をみると
当然取れたと周りは思うだろう

はずれ券を持ち帰る為には、買い方が変る

当たってはいけないのである
今後、変な目で見られない為に、自己弁護でひとこと付け加える

外れ券よりあたり券のほうが100倍も1000倍も嬉しい
決して変わり者ではない

一点買いでは、外れ券が手に入らない事もある
二点(同着を考え)、三点流して始めて記念券(1Rでのはずれ券)を持ち帰れるのである
その買い方も、一枚の投票券に3〜4通りでは駄目なのである
感の良い方は理解されたと思う(みんな解かってるって)

一点ごと書いた複数のマークシートを窓口に出すと
複数の投票券が購入できる

「一枚で複数投票出来るのですよ」って親切にアドバイスして頂ける事がある

この親切なアドバイスが私は苦手である



第8話 ドバイの旅

ここドバイ(DUBAI)はインドとアフリカの間のアラビア半島に位置する

フランスのロンシャン競馬場を後にして一路
アラブ首長国連邦を形成する7つの首長国の1つDubai(ドバイ)を訪れた
ナドアルシバ(Nad Al Sheba)
アブダビ(Abu Dhabi)
ジェベルアリ(Jebel Ali)
シャルジャ(Sharjah)
ガントゥート(Ghantoot)
などの競馬場がある

ここでは
勝利馬(馬主)に対して
1着賞金 240万USドル
1着賞金 300万USドル
などの高額賞金のレース(ドバイワールドカップなど)が開催されているが
なんと
馬券が販売されてない

賭事はイスラム社会では御法度だからか
掘れば石油が出るからか
賭け事に執着する人が少ないのかも知れない

もし、日本の何処かで
賭け事禁止の公営レース場があったら
私は行かないであろう
こんな事を考えながら
パソコンの電源をおとした
ドバイの天気?
わからない
単なるネット上の旅であるから
ちなみに
明日はアメリカのケンタッキーに行くかも知れない

時間はあるが、資金がなく
何処にも行けない、今日この頃である




第9話 興奮持続

ここ伊勢崎オートレース場
電車での来場は少し不便であり、私は車で行った
オートレース観戦をし始めた当初の頃の訪問である

ほかのジャンルと比較して
メットを持った人
若いカップル
つなぎの皮ジャン
場内、そんな人たちを少し多く目にする

よく言われる話であるが、映画館を出るときに
肩で風を斬ったり
数時間前とはあきらかに違う目付きになったり
その映画の主人公に変身している人たちも多い

オートレース場にバイクで来場した人たちも帰りの運転は変化するのだろうか?

競艇場に舟で来場する人は少ないだろうし
競馬場に馬で来場する人はもっと少ないだろう

オートレース場か競輪場くらいであろう
帰りに選手と同じような行動がとれるのは

ただ

競輪場の帰りに
自転車をフルスピードでとばすライダーより
個人的には、バイクを操るライダーの方が素敵なイメージに映り記載した

伊勢崎はどうなったかって?

いつもの事であるが
まったく関連はない





伊勢崎オートレース場ご関連者様、お世話になり有難うございました

明日はいずこへ



第10話 忙しすぎた新潟県競馬場

am4時前に新潟駅に着いた
その日は第一回ジャパンカップダート(G1)の記念すべき開催日、2000年11月25日(土)
その記念すべき東京競馬場(府中)
なんとその隣町、西国分寺を前夜集合場所として


少ないであろう
近場での記念のG1スタート、その日にわざわざ何時間もかけて

その気持ち、旅打ちにしかわからないであろう

でも
私だけではなかった

今回は久しぶりに一人旅ではなかった
Nさん(独身)運転の二人旅であった
まず新潟駅を目標に、意外と早い時間での到着である
今回は運転を全てお任せしての遠征である
充分な仮眠はとれていた、私は

新潟駅前でNさんの仮眠をとれる場所を探した
駅、県庁と何回往復したことだろう
サウナは駅前に一軒発見したが、駐車場を構え安心して仮眠をとれる場所は
最後まで発見できなかった
駅前の牛丼の吉野家さん(一部上場、ただしビールはなかった)で
これからのスケジュールを確定するまでは、さほど時間はついやしなかった
味噌汁一杯飲む間に決まった

日記を書いている訳では無いので本筋に進める

車の窓口で「お客さん、お客さん」との声で我にかえった
駐車場のゲートを空ける邪魔をしてたみたいだ
本日の第一レーススタートは11:30分
それにしても早い目覚ましであった

私にとっては二回目の新潟競馬場である、しかし、前回はギャンブラーであり単なるコレクターであった
今回は違ってた
今日が最初で、今日が最後の場所
今は、いっぱしの旅打ち人である
ここから、マブタのシャッターでおさえた映像を文字で伝えたい

正面向かって左側(注釈:私の目線がいつも正面である)
左の3階?建てのマッチ箱が県競馬、真ん中のショートホープが今までの中央競馬
そして
一番右の普通のタバコサイズのビルが建設中であった
入り口はマッチ箱の前であった
私は、県競馬を訪ねての訪問である、しかし、何かが違う

新聞どうですか〜
いつも見慣れた予想紙を販売しているし、11:30の第一レースのスタートなのに
中央(JRA)の新聞片手の方が8時頃から開門前に列をつくってるではないか


県競馬と中央の場外も発売していた
そして
忙しすぎた新潟県競馬場」と書いたタイトルのスタートである

まず、人の流れに着いていき、ショートホープのビルの2階の席に落ち着いた
オーロラビジョン?(大きな掲示モニター)のまん前の一番前列である
入場も無料、特観?の場所も無料でのキープである
しかし何かが違う、私の求めているモノとは

マークシートがいつも見慣れている中央もの
場内モニターも、、、、、なんなんだ

これ以上書くと取り留めなくなりそうなので結果から書く

マッチ箱の建物が、県競馬一色、ショートホープはJRA一色
そのショートホープの真ん中での本日観戦である
JRA馬券は1〜6Rまでは単勝、複勝だけの販売で、7〜11?レースは
通常の馬券の販売であった
しかし
目の前のオーロラビジョンと場内放送は中央一色

2Rまでは、中央のレースをやる為に、ここまで来たのではないと思いながら
いつの間にか
3R目の単勝のマークシートに印を付けていた自分がいた

ここからがいけない

TOPの資料館>水上の格闘技競艇>三連単>こだわり>平和島競艇場 初物にも記載したが


二種類のマークシートで7点買いは時間的に厳しいと
マッチ箱の中には
なんと
4種類のマークシートが置いているではないか

新潟県競馬組合 投票カード
@単勝
A複勝
B枠番連復
C馬番連復
新潟県競馬組合 連勝単式投票カード
D枠番連単
E馬番連単
新潟県競馬組合 連復ながし、ボックス投票カード
F枠復
G馬復
新潟県競馬組合 連単ながし/ボックス投票カード
H枠単
I馬単

勝ち馬を選ぶだけで大変っちゅうのに
10種類の買い方を選ばなければならない
ましてや
目の前は中央競馬の映像
一回の訪問では体験できないようなドラマ多き新潟県競馬場

いつのまにか隣のN氏(府中近辺在住)は、時間をかけて来た場所で
中央競馬に没頭していた

日本最長の1000M直線
芝を植える前か、後か知らないですが、真っ赤に(何故か)輝いてました
実際目にすると長いコース

新潟県競馬関連者の皆様、お世話になりました
ちなみに、マッチ箱の(例えの)ビルの一階に管理組合があり

私のコレクションの一つであるマッチ箱を頂けました