状態とその対策・一例 (介助・介護する側として)
- 但し、あくまで一例です。
- 高次脳機能と一言で言えてもその機能は多々ありますから。
- その組み合わせや程度によって柔軟に考えてみて下さい。
ただ、一朝一夕になんとかなるものではないので、すぐにイライラしたりしないで、根気強くお願いします。
そして、少しでも成功したら誉めて下さい。チェックは誉めた後に軽く付け加えるように言ってみて下さい。
☆すぐに忘れてしまう。
- メモ帳に出来事がある度に書くクセ(習慣)を付けさせてあげて下さい。
- そして、常にわからなくなったら、メモを見るように指示して、
- わからなくなったらメモを見ることを習慣にさせてあげて下さい。
- でも、その前に、メモ帳を常に携帯する、という認識を、もしくは、クセにしてあげて下さい。
☆道順を覚えられない。
- 何度も何度も同じルートで通り、すりこませます。
- ポイントごとに目印を教え、メモをつけさせましょう。
- ※短い距離からすこしづつ距離は伸ばしたほうがいいかな。
- ※ ルートを変えると、わからなくなる可能性は非常に高いです。
☆すぐに行方不明になってしまう。
- 上記のことができない場合は、、、、、
- その当事者をよく観察して、行動パターンを覚えておいてあげましょう。
- また、どういうものに興味を抱くかわかれば、それで誘導指示を与えることができるかもしれません。
- 上記のどれも無理で、行き先を把握したい場合、、、
- セコムのサービスを利用するのも一つの手でしょう。端末を常に携帯する習慣をつける必要がありますが。
☆すぐに物をなくしてしまう。
- 紐やチェーンを付けて、ズボンになり、身体に付随するような形を取ると良いでしょう。
- メモなどはポシェットに入れてる癖を付けてあげましょう。