この度、オリジナル新聞を発行することにいたしました。発行は月1回で、時事時々の情報や近時雑感を皆様にお届けいたします。少しでも多く発行回数を重ね、この新聞が皆様との有意義なコミュニケーションツールとなるよう努力してまいります。今後ともきくち会計ともども「経堂かわら版」をよろしくお願いします。
15年 14年 12月号 11月号 10月号 9月号 8月号 7月号 創刊号

第7号 平成14年12月(2002年)
今月のご意見板 〜花粉症・・・備えあれば憂いなし?〜
 花粉症にはヨーグルトが効く!なんていう話しを聞いたことはありませんか?なんで今頃花粉症の話なんて、とお思いかもしれませんが、花粉症でお悩みのあなた、花粉症対策は来年になってからではもう遅いのです!毎年2月から5月までの季節は私にとって憂鬱なシーズン。しっとりすべすべの保湿ティッシュを毎年大量に買い込み花粉に備えます。毎年恒例となっているくしゃみ、鼻水、なみだ目にはホトホト困っていました。そんなとき、テレビで見た花粉症対策のあれこれ。まあ、いろいろと対処法があったかと思いますが、覚えているのは、ヨーグルトが効くらしいということ。なんでも、根本的に体質を変えないと花粉症は治らないそうです。理屈は忘れましたけど、そのためには、毎日ヨーグルトを摂るのが効果的なのだそうです。ものは試しと、毎日欠かさずヨーグルトを摂り続けました。そうすると、例年に比べ症状が軽くなったと確かな手ごたえを実感。効果については、人によって個人差があるようですが、体質を変えるには、1ヶ月から2ヶ月くらいはかかるとのこと。年が明けると早くも花粉が舞い降りてきます。というわけで、花粉症にお悩みの方、今から花粉症対策の準備をするのが肝心のようです。
平成13年度不服申し立て概要の公示
 先般、平成十三年度の不服申し立て及び訴訟の概要が発表された。課税庁が行う処分に対して不服がある場合には、処分庁に対しての異議申し立て及び国税不服審判所長に対する審査請求という行政上の救済措置が設けられている。異議申し立ては、処分を行った税務署長などに対して、もう一度処分の妥当性について検証を行うよう申し出るものであり、審査請求とは、処分を行った税務署長等とは別の機関に処分の妥当性を審査してもらう訴えである。昨年度においては、不服申し立ての一部又は全部が認められたケースは、異議申し立てで約十五%、審査請求で約十四%となっている。いずれにしても、課税庁がいったん行った処分を覆すことは相当難しい状況にあるといえる。異議申し立てや審査請求の権利を行使することについては、まったく異論はないが、時間と労力と手間を考えるとちょっと待ってと思ってしまうのが正直、本音のところである
東海道中旅日記 第7話 府中〜焼津(ちょっと寄り道編) 日付:1996年12月27日
 今回は、東海道から少し外れて焼津まで行く。本来は、静岡から峠を越えて島田に抜けるのだが、地図を見ていたら無性に焼津に行きたくなってしまった。というのも焼津には有名なおさかなセンターなるものがあるからだ。マグロ丼が食べたいとの思いで、いざ海沿いのルートで焼津を目指す。このルートには、大崩海岸というなんとも恐ろしい名前が付けられている。まさか、命まではと思いながら進んでいくと、道には歩道もなく、車がものすごいスピードで脇をかすめ通る。ヘアピンカーブでは、車が突進してくるというなんとも恐ろしい道。おまけに、電灯もない真っ暗なトンネルがいくつもあって、まさかこんなところ人が歩いているはずはないだろうという所で、私たちがヘッドライトに照らされて暗がりから急に現れるものだからドライバーもビックリする始末。そんなかんだで、やっとのこと眼下に焼津の町が見えてきた。駅から歩いて二十分ほどのところにおさかなセンターはあった。お目当てのマグロ丼を無事平らげて、お土産を買って、今日はJRで自宅に戻る。次回は、いよいよ大井川を渡ります。
発行元:菊池美菜税理士事務所 〒156-0052 世田谷区経堂1−11−19−204 TEL03−3429−0144

第6号 平成14年11月(2002年)
今月のご意見板 〜好きこそ・・・人を動かすパワーなり〜
 最近また、事務所のホームページ(HP)の更新作業にはまっている。税のお役立ちサイトとして作り始めてはや1年。あれもこれもと欲張っているうちに、今や頁数が60頁を越えるようになった。HPを作るのは楽しいが、これを維持管理するとなると手間と時間がかかる。税法改正による情報の更新、新コーナーの追加、頁の模様替え等と手をかけるときりがない。見た人から良かったよ、なんて言われるとまたまた張り切って夜更かしをしてしまう。HPを持つことは、意外と大変で決して楽なことではない。それでもやめられないのは、やっぱりHPを作るのが楽しいからだ。好きなことは、少々辛くても苦にならない。昔から、好きこそものの・・・、などと言われているが、好きという気持ちこそが、人を動かすパワーになるのだとつくずく実感する。
利子非課税制度〜マル優制度〜の変更
 所得税法の改正により、平成15年1月1日から郵便貯金等の利子非課税制度、いわゆるマル優の取扱いが変更になる。これまで、非課税枠の対象者となっていた老人(65歳以上の者)が除外され、適用対象者が障害者と寡婦年金受給者に限られることになった。したがって、障害者等を除く65歳以上の者については、平成15年1月1日以降、非課税郵便貯金について新たな預入れができなくなり、また国債についても新たな特別マル優枠の設定ができなくなる。しかし、暫定的に、平成15年1月1日現在、非課税郵便貯金や特別マル優枠を有している65歳以上の者については、平成17年までの3年間は、従来どおりの利用ができるという措置がとられている。
 ところで、社会的な保護手段であるこの制度も金利の低下により実質的な恩恵が薄らいだ感がある。マル優枠に対する利息はいくらで、そこから本来引かれる税金は・・・などと考えると気持ちがとても小さくなる。郵便貯金のマル優枠は350万円。こんな大金を預けられる人は、世の中では普通お金持ちと呼ばれる。むしろ、そのお金を国際ボランティア貯金に預け入れて、付いた利息を発展途上国に寄付するというのはどうだろ。もちろん、、寄付した利息は、全額寄付金控除の対象として、税金から引いてもらう。そのほうがスッキリすると思うのだが。
東海道中旅日記 第6話 蒲原〜府中 日付:1996年12月26日
 絶景の富士山を堪能した翌日、東海道19番目の宿場町である府中(現在の静岡)に向かう。12月の下旬ともなると、朝の寒さは堪えるが、キリッと引き締まったいい天気だ。蒲原から1時間ほど歩くと由比という町に出る。ここは、桜海老が特産品だ。軒の前や庭先に小さな桜海老が一面に干されている。朝の光を受けて、まるで桃色の絨毯を敷いたような眺めだ。昼には清水に到着。駅前の食堂でランチタイム。ここから静岡まで国道1号が真っ直ぐに続く。歩くこと15キロ。足の痛みもピークを超え、もう限界。歩きながら記憶を失ったのはこのときが初めてだ。夕方5時、静岡駅付近に到着。今日は、登呂遺跡近くの民宿に泊まる。1泊2食付き6千5百円の格安料金に感激。明日は、東海道か少しはずれて焼津まで行く。
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第5号 平成14年10月(2002年)秋の特大号
今月のご意見板 〜本当?税理士報酬が下落!〜
 先日、日経新聞に税理士報酬が下落―という記事が掲載された。最近の景気低迷の影響を受けて顧問料月額の報酬も下げざるを得ない状況なのだという。
 税理士を使う企業や事業主にとって年間何十万円もの報酬を支払うのは並大抵のことではない。料金に対してシビア―になるのは当たり前だし、報酬料金が経営を圧迫しているとなれば本末転倒である。売り物には当然世間相場というものがある。世間相場とかけ離れた料金設定は論外だが、お客様は価格に見合ったサービスを受けているのか、税理士事務所はお客様に満足していただけるサービスを提供できているのかが何より重要だ。お客様が十分にやってくれたと満足して始めて料金を頂戴するのがサービス業本来の姿である。きめ細かいサービスができているのか、マンネリ化してはいないか、サービスの提供に見合った料金なのか、税理士事務所は常に自問自答しお客様の声に耳を集中すべきだ。
 税理士の顧問料は事務所によってバラツキがあり、不透明感があるのは否定できない。昨年から税理士会が中心となって税理士法の改正を契機にこのような問題を改善する活動も積極的に進められている。現在では価格表を常備しているところや料金体系をホームページ上でオープンにしている事務所も少なくない。
 今回の新聞報道がどれほどの真実を伝えているかは定かではないが、明瞭な料金体系、良質なサービスの提供に今後いっそう努めていかなければならないと今改めて思う。
【注】上記の日経新聞の税理士報酬に関する記事については、平成14年9月30日に訂正記事が掲載されました。全文は、以下のとおりです。
『16日付の「税理士報酬が下落」の記事中、「五年間でおおむね3〜4割程度下落」 「現在の月額顧問料は3万円程度」 「記帳代行の場合、1万円以下」とあるのは全国平均や、すべてが一律に下落したことではありません。税理士報酬は依頼される業務内容により顧客との個別契約で決められています。』

商業登記規則等の一部改正
 先日、商号の登記にローマ字等を用いるための商業登記規則等の一部改正についての概要が発表された。従来,商業・法人登記については、会社の商業登記にローマ字を用いることが認められていなかったが、今回の改正で商号登記についてもローマ字等一定の符号が使えるようになった。社会経済の国際化や日本語表記の多様化に伴い、商売上は商号にローマ字を用い、登記上はカタカナで表記する会社がこれまでも多くあった。そのような会社の実情に即して商号の表記上の取り扱いの一元化をはかったものだ。施行期日は平成14年11月1日から。今後はよりいっそうネーミングの幅が広がるだろう。

ネーミングあれこれ
 会社名といえば、世の中にはなるほどと感心してしまうネーミングがたくさんある。今回はそのいくつかをご紹介しよう。
ソニー】ラテン語で音を表す「SONUS(ソヌス)」と「SONNY(小さい坊や)」との造語
キャノン】発売第一号カメラの名前がカンノンカメラ(観音カメラ)であったことから語感も似ている「CANON」(判定基準)と命名
ブリヂストン】ご存知創業者石橋正二郎氏の名前からブリッジ(橋)ストーン(石)
サントリー】創業者鳥井信治郎氏の名にちなんでサントリー(鳥井さん) 昭和38年に寿屋から社名変更
ロート製薬】目薬処方の提供者ミュンヘン大学ロートムンド博士にちなんで名づけられた
資生堂】中国の古典「至哉坤元 万物資生(ああ素晴らしき大地の徳 すべてはここから生まれる)」から命名
カルピス】カルシウムとサンスクリット語のサルピス(最上の味)を合わせた造語 カルピスの発売は大正8年7月7日 カルピスの水玉模様は七夕の天の川をイメージしたもの
アスクル】オフィス用品デリバリーの大手 今日頼めば「明日来る」から名づけた

東海道中旅日記 第5話 片浜〜蒲原 日付:1996年12月25日
 あなたは歩くのが好きですかと聞かれたら、私は迷わず好きですと答えるだろう。歩くようになったきっかけは山手線一周だった。どこだかの大学の旅行倶楽部が毎年新人歓迎の行事として山手線を一周するという話を聞いた。山手線を一周すると約40キロ。とんでもない距離にはじめはびっくりしたが、話を聞くと12時間くらいで歩けるという。学生にできて私にできないはずはない。やるぞと決めて早速出かけた。朝6時に新宿を出発。池袋、日暮里、鶯谷と右回りに進み新橋、五反田、恵比寿―新宿に戻って来たのは夕方6時であった。きっかり12時間。体はくたくただし、足はガタガタになったが、やったぞという達成感がそこにはあった。それ以来歩くのがおもしろくなった。目的地を決めたらそこまでひたすら歩く。やり遂げたという達成感を求めてひたすら歩く。その一つの大きな目標が東海道五十三次の完全歩破だった。
 東海道の旅をはじめてから約5ヶ月が経過していた。スタート初日は真夏であったが、今は12月。休みを利用して歩いているのと出不精な性格が災いして、第5日目のスタートが5ヵ月後になってしまった。 さて、5日目の今回は沼津の先片浜から富士市を経て安藤広重の絵図でお馴染みの蒲原まで。気温も低く歩くには程よいコンディション。やっぱり歩くのは夏より冬の方が良い。防風のために植えられた千本松原を海岸沿いに真っ直ぐ歩くと富士市の煙突群が目の前に迫ってきた。煙突からは水蒸気がもうもうと上がっている。昼には富士市を通過。天気は快晴でどこからでも大きな富士山が一望できる。江戸時代の人たちも見た絶景の富士を今私も見ているかと思うとなんか妙な連帯感が生まれてくる。富士市を抜けると東海道線沿いに町並みが続く。夕方5時に蒲原に到着。こぢんまりとした小さな駅だった。今夜は電車で富士市まで戻ってビジホテに泊まる。小さな町だと宿が見つからないので、電車で行ったり来たりしながら泊まる場所を確保する。明日は清水経由で静岡まで行く。
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第4号 平成14年9月(2002年)
今月のご意見板 〜百キロマラソンー自分の限界を超える〜 
 日本テレビの24時間テレビで今年は西村知美さんが百キロマラソンに挑戦した。昨年は研ナオコさん、その前はにしきのあきらさんだった。どの人も皆必死の形相で走っている。百キロを走ったことはないが、真夏の炎天下を30キロ位は歩いた経験があるので、百キロマラソンは本当に辛いだろうと思う。途中で休憩ポイントに到着するとすぐにスタッフが足をマッサージしたり、食べ物や飲み物を用意する。おそらく百人以上のスタッフがかかわっているのではないか。
 マラソンに挑戦するタレントさん達が百キロを走れるのは、多くのスタッフ、沿道やテレビで応援している人たちがいるからだろう。自分を支えてくれる人、見守っていてくれる人がいるからこそきっと人は自分の限界を超えられるのだろう。

怪正?証券税制
 最近、証券会社のコマーシャルで「特定口座」という言葉を耳にする。上場株式に関する新しい税制がスタートしているが、最も大きいのは源泉分離課税が平成15年から廃止されることだ。源泉分離が廃止されると原則的には確定申告が必要となるため、簡易な納税方法として設けられた「特定口座」を各証券会社が売り込もうとしているわけだ。
 新しい証券税制は、株価を上げて景気を良くするために考えられたものだ。しかし、その中身は政治家等が思いつきで次々に法律を作ったため非常に複雑怪奇な税制となっている。例えば、平成13年12月1日から平成14年末までに購入した上場株式を平成17年から19年末までの間に売れば1千万円非課税。また、1年以上保有していた上場株式を平成15年から17年末までに売れば税率が低くなる等いろいろな税制が絡み合っている。こんなわけの分からない税制では一般人は株を買ったらいいのかどうか迷ってしまうだろう。
 このような減税政策が景気回復に効果があるのか。無意味な減税で財源を減らし、そのために数年後に増税されたら余計景気が悪くなる。

東海道中旅日記 第4話 箱根〜片浜 日付:1996年8月26日
 旅の4日目は、箱根芦ノ湖からスタート。今回は山下りなので、登りに比べれば楽ができそうだ。ところが、どんどん坂道を下るうちに膝がガクガクになってきた。特に最後の急な下り坂ですっかり膝が痛くなり足に力が入らない。
 山を下ると、三島に到着。流鏑馬で有名な三島大社を横目に見ながらうなぎ屋を探した。事前のリサーチでは三島のうなぎは美味しいとのこと。しかしうなぎ屋はどこも敷居が高く財布の中身と折り合いがつかない。うなぎは浜松までガマンすることになった。
 三島を過ぎると沼津に入った。デパートやビルが立ち並び久しぶりに都会に来た感じだった。海に向かって歩くと、やがて松の木が帯状に植えられた千本松原だ。松並木に沿って砂浜を歩く。夏の終わりの海岸では家族連れや若者が名残惜しげに遊んでいた。 沼津から一駅先の片浜から電車に乗って帰路についた。今日は、前半の膝の痛みが効いて、距離的にあまり進めなかった。
 次回は富士山を堪能します。
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第3号 平成14年8月(2002年)
今月のご意見板 〜水漏れ事故が教えてくれた教訓〜
 先日、うちのマンションの真下の部屋のAさんに、「水の音がするのだが、お宅で何かあったのか」と言われた。うちでは全く水を使用していず、心当たりは無かった。その日はあいにく日曜日だったため管理人さんもお休みだった。Aさんが管理会社に電話したところ、管理会社の若い社員がすぐに来てくれた。水道工事屋さんに調べてもらったところ、うちの台所の給水管に穴があいていて、水が漏れていることが判明した。自分ではなにも悪いことをしたつもりはないのに、うちが加害者だったのは少なからずショックだった。幸い階下の被害はそれほそ大きくはなく、また修理に関しては損害保険が下りるとのことだった。いままでマンションに住んだことがなかったので、なんとなくマンションというと隣人の顔も分からず人間関係が薄いイメージだった。しかし、今回のことでマンションは逆に人間関係が濃くて、周囲の人と問題を起こさないように生活しなければならないことがわかった。

外形標準課税
 外形標準課税といえば東京都の銀行税が裁判等で話題になっている。銀行は儲かっているのだから都税を負担すべきだと思う。
 おそらく来年の税制改正で私たち中小企業にも外形標準課税が導入されるかもしれない。すでに総務省では課税方法についての案がまとまっている。総務省案では、所得割(従来の儲け部分)については現行より税率を下げるが、新たに付加価値割と資本割が設けられる。付加価値割は給与・賞与等と支払利子と支払賃借料の合計額に税率を掛ける。資本割は資本金の額に税率を掛ける。所得割・付加価値割・資本割の合計額が納めるべき法人事業税となる。大概の会社では儲けは少なくても給料や利息の支払や家賃は発生するはずだ。赤字だったとしても税負担は重くなる。一方、儲かっていて社員が少なくて、借入金がなく自社ビルを持っている会社はそれほど税負担は増えない。まさに、弱いものいじめである。
 国や地方の財政が悪化しているのはわかるが、税金はお金を持っている人から取ってほしいものだ。

東海道中旅日記 第3話 開成〜箱根 日付:1996年8月21日
 前回は小田原まで到達できずに暑さでギブアップしてしまった。3日目は、小田急線で開成駅まで行き、酒匂川沿いに歩いた。河原の風が心地よく小田原までは快適。小田原で一休みした後、箱根登山鉄道に沿って箱根湯本まで順調に進んだ。そこから先はヘアピンカーブが続く山道だ。登っても上っても道は続いている。ヘアピン部分をショートカットしたいが、そうするとさらに急な登りになってしまう。そんな時コンビニがあるととってもうれしい。中は涼しいし、冷たい飲み物やアイスがある。水戸黄門の八兵衛ではないが、コンビニがあるとつい休憩したくなる。畑宿からは観光用に昔の東海道の石畳が再現されている。家族連れや年配のグループも大勢歩いていて東海道の情緒を楽しむ余裕があった。やがて箱根神社・芦ノ湖に到着し本日のゴールイン!バスで湯元までおりて、露天風呂で汗を流して帰宅した。次回は沼津です。
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第2号 平成14年7月(2002年)
今月のご意見板 〜他人の振り見て・・・業界の悪しき習慣〜
 暑中お見舞い申し上げます。蒸し暑い日が続きますね。お体には十分お気をつけ下さい。
 先日私のマンションのポストに弁護士事務所のチラシ公告が入っていました。弁護士も税理士もそうですが、今までは広告宣伝に規制がありましたが、今年4月から原則自由になりました。今後は弁護士や税理士のチラシやダイレクトメールが皆様のポストに入ってくることも多くなると思います。
 うちに入ってきた弁護士さんのチラシには、「電話・メール・FAXでのご相談をお気軽にどうぞ」と書いてあるのですが、しかし肝心の値段がどこにも書いてありません。せめて「見積無料」くらいは書いてないと怖くて相談できません。お客様にサービスを提供することにあたり、金額を事前に明らかにしないのはこの業界の悪しき風習のように思います。

来年度税制改正
 先日の政府与党政策懇談会で小泉総理は、デフレ対策として研究開発や投資を促すための法人税の優遇措置や生前贈与を促す贈与税・相続税の見直しを来年1月に前倒しする考えを伝えたそうだ。しかし、この減税案について効果があるのかは、市場や産業界も疑問をもっている。
 今まででも「試験研究費の額が増加した場合」や「電子機器利用設備を購入した場合」その他いろいろの税額控除があった。しかし、要件に適合しないことが多く私たち中小企業者にはほとんど恩恵がなかった。平成13年までの「パソコン減税」のようにわかりやすい減税ならばよいが、、無意味な減税が行われ、その代償として外形標準課税が課されるのであれば増税になってしまう。
 これでは小泉内閣の言う「薄く広く」とは程遠く、一部のお金持ちや儲かっている大企業だけを利する税制と言える。デフレ対策というならば、一番簡単なのは消費税の税率を下げることだ。それも期限付きで下げれば、その間の消費は飛躍的に伸びるのではないか。ただし、その後税率がアップされた場合の反動は大きいと思うが。

東海道中旅日記 第2話 厚木〜開成 日付:1996年8月18日
東海道の旅 第1日目から2週間ほど過ぎ、足の痛みも癒えた頃第2日目に出発しました。その日もやはり、真夏の太陽の照りつける猛暑の日。今日のスタートは本厚木から。途中で見た伊勢原の市役所はすごく立派な建物でした。こんな大きな市役所が必要なのかと思いながらも、鶴巻温泉・東海大学前・秦野と順調に進んで行きました。渋沢・新松田の辺りでは、小田急線と離れて山越えです。キャンプ場にはきれいな川が流れていました。でも、あまりの暑さと疲労で景色を楽しむ余裕はなし。今回は小田原まで行く予定でしたが、酒匂川を渡ったところで本日はギブアップ。小田急線の開成駅から電車で帰りました。次回は難関 箱根峠越えです。
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第1号 平成14年6月(2002年)
今月のご意見板 〜経堂かわら版発行のごあいさつ〜
 こんにちわ、きくち会計です。皆様の暖かいご支援に厚く御礼申し上げます。
 この度、オリジナル新聞を発行することにいたしました。発行は月1回で、時事時々の情報や近時雑感を皆様にお届けいたします。少しでも多く発行回数を重ね、この新聞が皆様との有意義なコミュニケーションツールとなるよう努力してまいります。今後ともきくち会計ともども「経堂かわら版」をよろしくお願いします。

政府税調、将来の消費税アップを打ち出す
 5月の政府税制審議会で将来の消費税の税率引き上げ、免税点の1千万円への引き下げ、簡易課税は1億円までと変更する方針が打ち出されている。高齢化社会に対応するためには、消費税を上げるのも仕方がないとのことである。しかし、現状の消費税のシステムを変えずに税率を上げることは、中小事業者に対するイジメともいえる。
 消費税は消費者が負担し、私達事業者は預かった消費税を国に納めると考えられている。しかし、妙なことに消費税法では、消費税を預かることを義務付けてはいない。実際に消費税分を預かっていても預かっていなくても、売上高に消費税が含まれているとして国に納める税額を計算する。だから、消費税分を価格に上乗せできなければその分利益が減ることになる。
 免税点1千万円といえば、多くの個人事業者が課税事業者となる。更に税率アップとなれば、ますます私達事業者にとっては負担が増えることになろう。

東海道中旅日記 第1話 世田谷〜厚木  日付:1996年8月6日
 大阪までは約500キロ。新幹線で行けば3時間の短い旅です。江戸時代、当時の人たちは江戸と大阪を約2週間で行き来したそうです。この東海道を歩いてみようと計画を立てたのは今から7年前。もともと歩くのは苦にならなかったので、興味津々でいざ東海道の旅をスタートさせました。本来スタート地点はご存知日本橋なのですが、すこし端折って砧の自宅からのスタート。目指すのは京都三条大橋。天気は晴れ。第1日目の目的地は厚木です。厚木までは約35キロ。季節は夏。気温もぐんぐん上がり相模原まで来ると頭はくらくら状態。途中でサロンパスを買って足の応急処置。以後このサロンパスは旅の必需品となりました。痛い足をひきずりながらやっと厚木の町が見えてきました。馬入川を越えるともうすぐ本日のゴール。到着は5時。東海道は甘くはなかった。第1日目というのに先が思いやられます。次回の目的地は小田原です。

月間税理5月号掲載
 月間税理5月20日号、「税理士の休日」のコーナーに当事務所が紹介されました。このコーナーは、趣味や特技をテーマに税理士の横顔を紹介するコーナーです。ちなみに私の趣味は、恥ずかしながらドールハウスの製作です。
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