第11号 平成15年4月(2003年) |
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今月のご意見板 〜古きを時々温め、未来を思う〜 |
我が家のリフォームもなんとか終了し、いつもの生活がもどって来たが、リフォームに入る前の片付けが大変だった。普段はしまいっぱなしで使うこともないバックや書籍やガラクタが押し入れなどから結構出てくる。中身など見ないで捨ててしまえば良いのだが、何が入っているのか見たくなるのが人の本性。いちいち確認するものだから時間ばかりかかってしまう。おまけに二度と使わないとわかっていてもこれがなかなか捨てられない。エイッとばかりになんとか不必要なものを整理したが、それでも捨てられずに多くのガラクタが残ってしまった。 |
人には捨てられない思い出や品々が沢山ある。それを大切に守りながら生活することで、心の安らぎや潤いが得られることもある。しかし、古きものだけを温めていては、前進は止まってしまう。過去を時折振り返りながら、未来に向けての思案を練る。過去に対する思いやりと未来に向けての冷静さが大事だと思う。新旧のバランスを保ちながら仕事や生活が送れれば素晴らしいと思う。 |
消費税総額表示の義務付け |
平成16年4月1日から、消費者に対する消費税の総額表示が義務付けられる。ただし罰則はない。表示方法としては@1,050円(本体価格1,000円、消費税50円) A1,050円(内消費税等50円) B1,050円(本体価格1,000円) C1,050円(税込み) D1,050円 E1,000円(税込み1,050円)等がある。これらのうち、税務通信社によるアンケートでは、@の1,050円(本体価格1,000円、消費税50円)という表示が一番人気があったようだ。
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消費税は事業者が納めるもので、商品の価格の一部である。私達は商店で1,000円の物を買いレジで1,050円を支払う時に、50円は消費税だと思ってしまいがちだ。だから消費税が業者の手元に残る「益税」という発想が生まれる。しかし50円は消費税相当額にすぎず、商品の価格は1,050円なのである。
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私達が買い物をするとき、一番目に入るのはプライスカードに最初に書いてある金額だ。総額表示義務付けの背景には、将来消費税率を上げたときに「消費税相当額」として消費者が支払う金額を見えにくくするという意図があるのではないかと思う。 |
東海道中旅日記 第11話 浜松〜新井関(うなぎ三昧編) 日付:2000年8月13日 |
前回浜松で宿がとれなかったため、電車で浜名湖まで来てしまった。今回はまず電車で浜松まで戻ってから、浜名湖めざして出発だ。往時の東海道を再現した松並木が続いていた。暑い日だったが、松並木が暑さを和らげてくれる。旅人にとって松並木は重要だったんだなと感慨にふけった。
浜名湖の手前には当時の本陣が資料館として残されていた。内部は現在の旅館とさほど変わらないように思ったが、お風呂がドラム缶ほどの大きさしかなかった。これでは、旅の疲れもとれないだろう。
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昼食は、昨日から見つけておいた鰻屋に行っておいしい鰻を食べた。元気を取り戻して、浜名湖の対岸 新井の関所に到着。関所資料館を見学して、今日のスケジュールは終了。今日の宿も浜名湖近くの民宿だったが、またまた夕食に鰻がでて鰻三昧の一日だった。 |
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