−陸上兵器をメインとした趣味書籍情報:書籍・映像−
【陸上・関係書籍】
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《新書》 :1
《洋書》 :0
ーサロンー
《これは読みました》 :3 | 《ビデオ》 《DVD》 :7 |
「砂漠の戦争」 −A・ムーアヘッド・著(¥420・税別):ハヤカワ文庫・NF− ≪拾い読み≫北アフリカの砂漠戦を描いたノン・フィクション(資料写真のサービス無し) |
「ロンメル将軍」 −D・ヤング・著(¥360・税別):ハヤカワ文庫・NF− ≪拾い読み≫捕虜としてロンメルに会った著者が戦後、関係者に取材し実像に迫る。 |
「ドイツ機甲師団:電撃戦の立役者」 −K・マクセイ・著(¥450・税別):サンケイ出版− |
「ドイツ軍の電撃作戦:実録 第二次世界大戦1」 −R・カルチェ・著:日仏共同編集(¥777・税別):小学館− ≪拾い読み≫多くの写真を使った戦史。開戦当初の電撃戦からバトル・オブ・ブリテンまで |
「ドイツ装甲師団」 −加登川幸太郎・著(¥728・税別):朝日ソノラマ− ≪拾い読み≫戦術の革命、ドイツ機械化電撃戦の全貌。(写真と図版が嬉しい) |
「中東戦争全史」 −山崎雅弘・著(¥620・税別):学研M文庫− ≪拾い読み≫ヤット見つけた日本人による中東紛争全史(民族・宗教対立)。(多くの写真と図版が親切) |
「世界の戦車」 −ミリタリー・イラストレイテッド・10(¥408・税別):光文社文庫− |
「THEJEEP」 −ミリタリー・イラストレイテッド・11(¥400・税別):光文社文庫− ≪拾い読み≫世紀の名車。一番普及した軍用品かも?(データ【アメリカ】:項目外ミニカー・プロファイル参照) |
「グリーンベレー:米陸軍・特殊部隊の全貌」 −ミリタリー・イラストレイテッド・3(¥440・税別):光文社文庫− ≪拾い読み≫図版と写真を多用したエンタァテイメント文庫 |
「大砲入門:陸軍兵器徹底研究」 −佐山一郎・著(¥924・税別):光人社NF文庫− |
「拳銃・小銃・機関銃:不滅の歩兵銃」 −J・ウィークス・著(¥450・税別):サンケイ出版− |
「The Longest Day:史上最大の作戦」 −C・ライアン・著(¥660・税別):ハヤカワ文庫− ≪拾い読み≫傑作戦争映画:「史上最大の作戦」の原作本です |
「ライフルから機関銃・対戦車砲まで:世界の軍用銃」 −ミリタリー・イラストレイテッド・14(¥400・税別):光文社文庫− ≪拾い読み≫不思議な魅力を持つ歩兵用小火器のA〜Z |
「世界の重火器:迫撃砲からロケット兵器まで」 −ワールドフォトプレス・編(¥485・税別):光文社文庫− ≪拾い読み≫WWUを中心とした重火器の変遷を南北戦争から現代まで |
「戦場カメラマン 石川文洋」 −石川文洋・著(¥1,600・税別):朝日文庫− ≪拾い読み≫カメラマンの見つめたベトナム戦争(定価の通り膨大な写真と活字の量) |
「ロンギヌスの槍:オカルティスト・ヒトラーの謎」 −T・レヴンズクロフト・著(¥780・税別):学研M文庫− ≪拾い読み≫ヒトラーが執心した”キリストを刺し貫いた槍”をめぐる物語。仏教徒には「本当かよ!」的別世界のお話ですが、もしかしてこれは「インディ・ジョーンズ」の元ネタ? |
「暗号戦争」 −吉田一彦・著(¥648・税別):日経ビジネス人文庫− ≪拾い読み≫暗号戦ウンチク系:WWUからインターネット盗聴システム「エシュロン」までの人間ドラマ・ドキュメント。暗号戦の実態を多くの事例で解説した入門書。※海・空分野込みです※ |
「暗号攻防史」 −R・キャペンハーン・著(¥762・税別):文春文庫− ≪拾い読み≫暗号技術ウンチク系:古代からの暗号技術の変遷と開発を技術的側面を中心に解説。著者は数学を専攻したドイツ人天文学教授(当然、エニグマ解説は詳細)。※海・空分野込みです※ |
「地上最強のアメリカ陸軍特殊部隊」 −三島瑞穂・著(¥880・税別):講談社+α文庫− ≪拾い読み≫軍事解説主体のカタログ本ではなく、著者のベトナム戦争から80年まで特殊作戦インサイド・レポートです。第一部:特殊部隊とは。第二部:実戦インサイドNF(写真多数)。 |
「男の文具図鑑」 −梅沢圧亮・著(¥580・税別):講談社文庫− ≪拾い読み≫文具の魅力満載 |
「ライカはエライ:カメラと写真の原点」 −田中長徳・著(¥590・税別):光文社− ≪拾い読み≫ライカの魅力が分りません(デジタルが初めてのカメラです) |
「文房具の研究:万年筆と鉛筆」 −中公文庫編集部・編(¥680・税別):中公文庫ビジュアル版− ≪拾い読み≫筆記具の歴史と変遷をマニアックに解説 |
(推薦)「文房具」 −ワールドフォトプレス・編(¥520・税別):光文社文庫− ≪拾い読み≫見るだけでも楽しい道具、小物の持つ不思議な魅力 |
「1955→2001・私の電車史:昭和30年代の関西私鉄から最新鉄道事情まで」 −川島令三・著(¥648・税別):PHP文庫− ≪拾い読み≫マニアの濃い世界とディープなウンチク話(部外者には多数の写真と図版が親切です) |
(推薦)「エーテル・デイ:麻酔法発明の日」 −J・フェンスター・著(¥686・税別):文春文庫− ≪拾い読み≫博物学ウンチク系:誰もがこの麻酔法発明後に生まれた事を感謝するはず!(無理を承知で陸上に分類) |
(新・推薦)「特殊部隊とは何か:ニュースでは決して報じられない、その極秘任務」 −柿森秀久・著(¥667・税別):青春出版社− ≪拾い読み≫新書ですが、各国の特殊部隊の歴史、戦術など内容は驚くほど濃いです。 (3軍の特殊部隊を網羅していますが、陸軍に分類しました。) |
「カスター将軍・最期の日」 −W・テイラー・著、G・マーティン・編(¥2,400・税別):青山出版− |
「ドイツ兵の見たニッポン:習志野俘虜収容所1915〜1920」 −習志野市教育委員会・編(¥1,800・税別):MARUZEN BOOKS− ≪拾い読み≫興味深いだけでなく、資料としても大変貴重な本です。 |
(推薦)「地獄から還った男・ベトナム戦闘記録」 −R・グリーン・著(¥1,500・税別):原書房− ≪拾い読み≫「沈黙のベテラン」であるベトナム帰還兵が自らの体験と現実を語った稀有な本です。 著者は朝鮮戦争からベトナム戦争まで第一線戦闘部隊に参加した海兵隊では有名な下級指揮官であり、ベトナム戦後は亡くなる年まで日本で米軍報道官を務めました。 |
「キャパ・その青春:Robert Capa:a biograpy」 −R・ウィーラン・著(¥1,476・税別):文芸春秋− ≪拾い読み≫誕生からWWUまで。ゲルダとの出会い、スペイン内乱と「ライフ」・中国戦線写真取材。 戦争写真に初めて感性と感情を持ち込むまでの軌跡。 誕生からWWU直前まで:(戦前の東欧事情が面白そうです。) |
「キャパ・その死:Robert Capa:a biograpy」 −R・ウィーラン・著(¥1,456・税別):文芸春秋− ≪拾い読み≫戦争カメラマンとして多くの傑作を残した絶頂期からインドシナ従軍中の悲劇的な不慮の死までを描きます。そんな中で彼の人生で「唯一の安らぎの時」だった日本時代(本人・談)に興味津々。 WWU直前から死まで:(掲載写真はキャパのプライベート写真だけです。) |
「原爆を作った科学者たち」 −J・ウィルソン・編(¥874・税別):岩波書店・同時代ライブラリー− ≪拾い読み≫原爆開発に参加した12人の体験記録です。 シラードやオッペンハイマーのような結果に対する心の葛藤など微塵も無い無邪気な気持ちの研究記録集です。残念ながら専門家といえどこれが放射能や原爆に対する認識だったのでしょう。 |
「ミリタリー・ジッポー物語」 −江良達雄・著(¥2,000・税別):光人社− ≪拾い読み≫WWUから現在に至るジッポーの戦争史です。ジッポーマニア以外にも興味深い多くの逸話と実物写真が網羅されています。巻末にコレクター資料として本体刻印変遷イラスト資料が掲載されています。 (表紙の空母「コンステレーション:CV 64」仕様でも分る通り海軍仕様も含まれていますが、陸軍に分類) ※…ジッポーを正式採用していたフランス軍仕様も必見。 |
「地雷撲滅を目指す技術:人道的地雷探知・除去の現状」 −下井信浩・著(¥1,500・税別):森北出版− ≪拾い読み≫現在最悪の無差別対人兵器である対人地雷のメカニズム解説と使用状況そして除去技術、方法を多くの写真と図版などを使い対人地雷を包括的に考察(兵器マニアも満足の内容ですが、趣旨は反対人地雷です)。 |
「GUN具百選:憧れの鉄砲物語」 −ケン野沢・著(¥1,600・税別):三天書房− ≪拾い読み≫何か(水〜BB弾)が飛び出す”GUN具”の歴史を検証するフォトアルバム。 各章の頭を飾る”GUN具と私”的息抜きレトロ・エッセイが傑作! (著者・談:”GUN具”と遊び共に成長した同年代(S・30年代生まれ)の同好の志に贈る。) |
「T 34:無敵!T34戦車」(古本) −D・オージル・著(¥600・税別):サンケイ新聞社出版局− |
「ドイツ戦車隊:キャタピラー軍団、欧州を制圧」(古本) −D・オージル・著(800・税別):サンケイ出版− |
「PANZER VOR!」 (注):コミック −小林源文・劇画(コミック:¥650・税別):ホービージャパン− ≪拾い読み≫下記の同名の本(【地上】戦車・参照)とは内容は一切関係がありません。 ドイツ軍の戦車戦、戦車兵ものというジャンル以外共通点はありません。 |
「鋼鉄の死神:ミヒャエル・ビットマン戦記」 −小林源文・劇画(コミック:¥700・税別):大日本絵画− (注):コミック |
「図解・ソ連戦車軍団」 −上田信・画・斎木伸生・著(¥2,000・税別):並木書房− ≪拾い読み≫戦車における一方の雄であるソ連(ロシア)の分析は外せません。 |
「SCHAWERE JAGDPANZER:重駆逐戦車」 −W・シュピールベルガー・著(¥3,883・税別):大日本絵画− |
「世界最強陸上兵器 BEST100」 −宇垣大成・監修(¥1,700・税別):成美堂出版− |
「兵器最先端C:機甲師団:世界の主力戦車」 −読売新聞社・編(¥1,200・税別):読売新聞社− |
「ナチ・ドイツの特殊兵器:陸軍編」 −小橋良夫・著(¥1,262・税別):銀河出版− ≪拾い読み≫圧巻はロケット兵器とスーパーガン(列車砲)です。しかし、この二つは相反する兵器ですね。「CBSドキュメント」に映し出された錆びだらけの打ち捨てられた研究用スーパーガンの巨大な姿が思い出されます。 |
「Panzer vor!:パンツァー・フォー」 −カール・アルマン・著(¥2,816・税別):大日本絵画− ≪拾い読み≫上記のコミック(【地上】戦車・コミック参照)とは題名以外全くの別物です。 本自体は小振りなのですが、ドイツ人気質丸出しの情報ぎゅう詰めマニア向け戦記です。 (WWUの戦車戦で傑出した戦果を挙げた16名の有名ドイツ戦車兵の記録) |
「戦略・戦術・兵器辞典D:ヨーロッパ城郭編」 −(¥1,900・税別):学研− |
「秀吉の城と戦略:築城と攻城戦の天才」 −(¥1,300・税別):成美堂出版− |
「ヨーロッパの城のはなし」 −東京アド・バンク・編(¥1,700・税別)− |
「図書館のデザインとスペース計画」 −(¥4,200・税別):丸善− |
「JAPAN DESIGN to the new generation」 −(¥2,400・税別):ギャップ出版− |
「近代デザインの歩み:デザイナーのための」 −橋本太久磨・著(¥2,000・税別):理工学社− ≪拾い読み≫産業革命以後のデザインの変遷。B/Wですが、多数の写真が親切 |
「ナスカ 砂の王国:地上絵の謎を追ったマリア・ライへの生涯」 −楠田枝里子・著(¥1,165・税別):文芸春秋− ≪拾い読み≫ナスカの地上絵の調査に生涯を捧げた(過去形でOKか?)M・ライへの足跡。 著者のペルー&南米との触れ合いや風土を描いています。 M・ライへと楠田氏の精神的ティンパシィの結晶です。 |
消しゴム図鑑」 −楠田枝里子・著(¥2,200・税別):光琳社出版− ≪拾い読み≫さすが楠田氏です。あらゆる意味で”使えない消しゴム”オンパレード。 実用的には疑問符が付く役に立たないグッズですが、マニアの世界は魅力的! |
「職人達のジーンズ:若者と職人達が奇跡のジーンズを作り上げるまでのドキュメンタリー」 −市村一・著、中川彰・写真(¥952・税別):光琳社出版− |
「イギリス鈍行列車の旅」 −小池滋・著(¥1,262・税別):NTT出版− |
「冒険図鑑:野外で生活するために」 −さとうち藍・文/松岡達英・絵(¥1,456・税別):福音館書店− ≪拾い読み≫屋外生活に必要な知識:500項目をイラスト付きで解説した初心者から役立つ”How to本”です。 今すぐ役立つ都会派”貧乏”生活の豆知識が満載です。 ※…「BE-PAL」からファッション性を省いたとサバイバル・テクニック集です。 |
「BLITZKRAIEG:電撃戦」 −L・デイトン・著(¥777・税別):ハヤカワ文庫− 戦車の登場からダンケルクまでのドイツを中心とした欧州各国の機械化電撃戦の変遷を図版を使い分析、解説しています。 ☆☆☆(内容はもちろんですが、多くの図版が親切です) |
”夢鉄道BOX:ディオラマ写真集”−松本典久・監修(¥1,980・税別):白泉社− 題名で分かるとおり鉄道模型のディオラマの美しい写真だけ(巻末に鉄道模型と登場車両のプロファイルを掲載)の楽しい本です。 掲載写真はトミーが21年間にわたって製作してきたディオラマを撮ったものです。鉄道模型にのめり込む人の心情が分かる気がします。 ☆☆☆(私の趣味ではありませんが、好きです) |
”ザ・マン盆栽”ーパラダイス山元・著(¥619・税別):文春文庫PLUS− 盆栽とフィギュアのコラボレーション・アート(?)の解説書です。TV番組「タモリ倶楽部」の紹介で知り、この本を読んだ次第です。巻末の解説の真面目な対訳である英訳に感心。 −私だったらー最近ブームである食玩を使って造りたいです。戦車を置き蛾や虫との「怪獣大決戦」生きたジオラマを造りたい。 ☆☆☆☆(作りたいので☆の数は大甘!真面目なおふざけ) |
”NAM: 地獄の突破口” 監:H・ノートン 主:T・ノックス 87年度 T-93min |
これは「もう一本の”プラトゥーン”」です。物語はジャングル・パトロールとトンネル戦などでゲリラ戦と民族戦争の現実を見せつけられるというものです。 しかし、アメリカから見た良いベトコンを登場させるなど一部に未だに”民族戦争”について消化不良な所があります。 いい意味で真面目に作ってしまったB級作品です。 |
−ビデオ:東北新社− |
”シン・レッド・ライン” 監:T・マリック 主:J・カヴィーゼル 98年度 T−171min |
才能ある変人・マリック監督が描く戦場の恐怖と狂気。 平和と戦場に置かれた人間性の日常と狂気の両面を繋ぐ危うい「細い糸」(原題:細く赤い糸)を戦争活劇映画とは180度違う視点で凄まじい映像と音響を駆使して描きます。 この監督だから作れた傑作です(スピルバーグでは絶対無理)。 日米の兵士を公平な視点で描いた画期的作品です。 |
−DVD:パイオニアLDC− |
”グリーンベレー” 監:J・ウェイン /R・ケロッグ 主:J・ウェイン 68年度 T-141min |
アメリカ人のための、アメリカ人による、アメリカ人の「ベトナム戦争映画」です。 国防省全面協力ですからヘリコプターの数など半端ではありません。しかし、他の作品との質の落差には言葉を失います。 しかし、この愚直な人の良さと単純さは「保守派のマスターベーション」と好意的に評価します。 |
−DVD:ワーナー・ホームビデオ− |
”プラトーン” 監:O・ストーン 主:C・シーン 86年度 T−120min |
NHKのドキュメンタリー番組で見た戦闘シーンそのまま(特にジャングルパトロール)再現し映像化したことに驚き評価は☆☆☆☆☆。 特典の監督と軍事アドバイザーの副音声解説は秀逸でこれだけでもDVD購入の価値はあります。 ※「地獄の黙示録」も是非!(積読【海上】:DVD参照) |
−DVD:20世紀フォックス− |
”パットン 大戦車軍団” 監:F・J・シャフナー 主:G・C・スコット 69年度 T−172min |
アメリカの名将:パットン将軍のWWUにおける活躍を描いた名作です。しかし、登場するナチ・ドイツの戦車などはアメリカ製を塗装替えして使うなどあくまでも人物描写に力点が置かれています。 その狙いは達成され、パットンという不思議な変わり者の魅力を存分に描き切っています。 映画としても一級品の演出とG・C・スコットの演技は必見! |
−DVD:20世紀フォックス− |
”アラビアのロレンス” 監:D・リーン 主:P・オトゥール/ O・シャリフ 62年度 T-227min |
イギリス軍中近東カイロ司令部所属情報将校:T・E ロレンスの活躍と挫折を壮大な映像叙事詩として描いた奇跡の傑作です。 特典映像の製作関係者インタビュは面白いのですが、「ロレンス」と「砂漠の戦い」についての解説は少なく少し期待外れでした。 しかし、出陣や比類なき砂漠のシーンはやはり秀逸の出来です。 |
−ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント− |