ミニカー・プロファイル

ホームへ データ・BOX【日本車】へ マップへ

ニッサン・レーサー:14

《プリンスR380:スピード・トライアル》
【EBBRO】

《ニッサンR382》
【TOMICA Lim・CARmagazine Ver】

《ニッサンR390 GT1》
【メーカー:UK】

《サニークーペ1200GXレーシング》
【TOMICAレース館】

《ブルーバードSSSクーペ・モンテカルロラリー》
【TOMICAミュージアム】

−スカイライン・GT−R−

《スカイライン H・T2000GT-Rレーシング》
【TOMICA ミュージアム・レース館】
《2000GT-R・レーシング:KPGC110》
【TOMICA Lim・100万台販売記念ベスト・セレクション】
《スカイライン・シルエット》
【TOMICA Lim Lim:J’s Ver】
《NISMO GT‐R LM》
【TOMICA Lim】
《GT500/ZANAVI スカイライン・レーシング・R34》
【TOMICA】

−フェアレディ・Z−

《フェアレディZ432》
【TOMICA DANDY】
《Zレース仕様》
【TOMICA】
《GT300/ハセミ スポーツ・エンドレス Z》
【TOMICA Lim】
《GT500/G’ZOX・SSR・ハセミZ》
【TOMICA】

以上


《プリンスR380:スピード・トライアル》

【EBBRO:1/43・ダイキャスト】

 60年代中期という市販車技術の確立も怪しく外国車のノックダウン生産の記憶もさめないヨチヨチ歩きの時代にミドシップのレース専用車を開発製作したプリンスの技術陣に大いなる”夢と心意気”を感じます。
 しかしこのR-380のコンセプトとデザインはポルシェ904が当時のプリンスの技術者に強烈な衝撃を与えたことを雄弁にものがたっています(CG・305号参照)。
 産業史的には日本自動車会社は鈴鹿サーキットと日本グランプリを境にレース文化を経験しながら技術的急成長を成し遂げます。
 もし日本の自動車会社がレース文化に触れず生産技術だけの自動車会社として成長したら今頃日本車は「クラウン的無印良品」の”消耗品”となり産業の空洞化が大問題となっていたでしょう。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《ニッサンR382》

【TOMICA Lim:1/59・CARmagazine Ver】

 ”日本GP”という立派な看板とは裏腹に草レース同然で始まった60年代の日本のレーシング界もメーカーとファンの熱気を糧として数年でこの様な立派な姿までに進歩したのですから驚きです。
 それにしてもこの60年代のポップアートを彷彿させるビビッドなカラーリングは現在の計算されたコマーシャル・アートと違い新鮮で魅力的です。
 TOMICAのモデリングは今回も見事なボディラインと特に秀逸のカラーリングで絶対のお薦めモデルです。しかし、タイヤとホイールハウス・クリアランスがとてもルーズでアンバランスに見えるのですが、これでOK?

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《ニッサンR390 GT1》

【タミヤ:1/43・ダイキャスト】

 出店で買ったミニカーです。私としては中々の掘り出し物だと自負しています。値段(¥500・税込みor税無し)の割にはフォルムは巧く表現されていると思います。(その後タミヤ製と判明)
 しかし、R390は多分このまま歴史に埋もれてしまう宿命なのでしょうね。最もニッサンに元気が不足していた時に生まれた悲運なレーサーです。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《サニークーペ1200GXレーシング》

【TOMICA:1/56・レース館】

 ”オレンジのボディカラー”と”レーシング・ストライプ”そしてシンプル・パーツで武装した”ボディワーク”、それら全てが眩しいほど輝いてレトロ趣味では片付けられない魅力を放っています。
 TOMICAのモデリングは造形はもちろん、ホイールハウスとタイヤの取り付けバランスや確認し難いですが、オーバーフェンダァを止めるボルトまで彫刻するなど造形は素晴らしいの一言です。
 その魅力的なフィニッシュはオマケ写真で充分確認できると思います。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《ブルーバードSSSクーペ・モンテカルロラリー》

【TOMICA:1/60・ミュージアム】

 ブルーバードが一つの頂点を極めた時のモデルです。よりスポーティというコンセプトを2ドア、強い傾斜を持ったCピラァというストレートなモチーフで表現した文字通り「格好良い」クルマです。
 TOMYのモデリングは文句無い仕上がりです(コストパフォーマンスから見て)。しかし、クルマのトレッドはこんなに狭いものなのですか、何となくアンバランスで頼りなく見えます。
 このモデルに限らずモデリングは良いのにTOMYのBOXアートの写真はヒド過ぎます。パッケージの写真でお客の5%は逃しています(多分!)。
         TOMYは是非再考を!

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《スカイライン H・T2000GT-Rレーシング》

【TOMICA:1/62・ミュージアム レース館】

 スカイラインは日本の自動車創成期にレースでの伝説がクルマにとって如何に重要であるかを示した名車です。そして、プリンスとスカイラインの大成功は各社のレース熱に火を着けることになりました。
 残念ですね!ホンダと並ぶプリンスのレースのDNAが消滅してしまったのですから。もし”たら・れば”が許されるなら、プリンスという会社はル・マン制覇を最初に成し遂げる可能性が最も大きな日本メーカーだったと思います。
 TOMICAのモデリングは合格点ですが、このレース館・シリーズはカラーリングが寂しいです。このようなシリーズこそ大人趣味の新たな楽しみとして付属シールをお願いします(¥50での別売り・可)。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《2000GT-R・レーシング:KPGC110》

【TOMICA Lim:1/64・100万台販売記念ベスト・セレクション】

 個人的には一番印象が薄いスカイラインGT-Rです。このスカイラインから所得の向上に伴いより豪華な装備を施したアメリカン・テイストの味付けによるスポティカー・デザインになりスポーツカー路線はフェアレディZ一本になりました。
 しかし、スカイラインの足跡を見るとクルマにとって伝説が如何に大切かを思い知らされます。もしスカイラインがサーキット伝説と歴史が無い普通のクルマだったら、今のニッサンにおいてこのクルマと名前はどうなっていたでしょう。
 ところで、この”KPGC110”は本当にレースに出場したのですか、私には全然記憶に無いのですが。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《スカイライン・シルエット》

【TOMICA Lim:1/68・J’s Ver】

 対症療法の空力アクセサリィを纏った外観はまるで「走るフランケンシュタイン」です。しかし、強烈なインパクトを持つ外観は不思議と70年代への郷愁を感じさせます。
 TOMICAのモデリングはスタイリングの個人的好みを超越したコレクタァの琴線に触れる素晴らしいフィニッシュです。あなたの心は既にこの「スカイライン・シルエット」の強烈な存在感とインパクトの強い造形に動かされているでしょう。
 早速、あなたのミニカー・コレクションに加えて下さい。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《NISMO GT‐R LM》

【TOMICA Lim:1/60・ダイキャスト】

 私にはこのクルマがル・マンを走る姿の記憶がないのですが、レース仕様に於いてもスタイルのモディファイはこの程度に留めてくれるとレースとミニカーも身近で本当に楽しめます。
 しかし、現代では市販車のイメージをほとんど残したこの程度の空力処理でまともに戦えたのか心配になってしまいます。
 TOMICAのモデリングは素晴らしいフィニッシュだと思います(もちろん、実車を知らないので評価は当てになりません)。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《GT500/ZANAVI スカイライン・レーシング・R34》

【TOMICA:1/61・付属シール貼付】

 プリンスから日本の自動車メーカーとしてレースに勝つために生まれた初めてのホモロゲェション獲得量産車:プリンス・スカイライン2000GT(データ【日本】ミニカー・プロファイル:スカイライン2000GT-B参照)から続く特異な経歴を継承する名車です。
 しかし、残念な事にスカイラインでのニッサンのレース活動はこれを最期にZへバトンタッチとのことです。レースあってのスカイラインですからこれからのスカイラインがとても心配です
 TOMICAのモデリングはカラーリングの変更だけでなく造形にも手が加えられた本格派で付属シールと共に一段上のフィニッシュです。このミニカーは絶対タバコ一箱より価値有り。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《フェアレディZ 432》

【TOMICA DANDY:1/43・ダイキャスト】

 私としては特にボンネットにライトを並べ戦闘的な顔をしたラリー仕様のZが大好きです。しかし、フェアレディZはサーキットからグラベル(ラリー界)までニッサンと日本のイメージアップの為に大活躍でした。
 この時までのトヨタvsニッサンを海外のレースなどで評価するとこのフェアレディZの功績か結果的にトヨタよりニッサンの方が優っていたような気がします。
 今から思えば、60年代初頭に助走が始まった自動車産業も10年を経ず今にづづくカルト車である”Z”を生み出したのですから驚きです。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《Zレース仕様》

【TOMICA:1/58・ダイキャスト・付属シール未貼付】

 こういう身近なクルマがサーキットで元気だとレースは文句無く面白いですネ!こういうクルマが活躍するレースで「サーキットをもう一度我々の身近な存在」に取り戻し、またスポーツカーが元気な時代が来たら嬉しいです。
 TOMICA製ミニカーのこの値段でこの仕上がりは何処から見ても合格点の素晴らしい仕上がりです。箱から出した時の嬉しさは絶対にプライス以上です。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《GT300/ハセミ スポーツ・エンドレス Z》

【TOMICA Lim:1/54・ダイキャスト】

 モータースポーツも競技ですので記録が大事なのは分っています。ですがTV放送では少しばかりGT500に焦点を当て過ぎる気がします。
 オリンピックと同時に運動会が盛んなのは記録と同時に身近な一体感が大事な証拠です。
 GT選手権も同じだと思います。その魅力と面白さの大きな部分は身近なクルマでしのぎを削るプライベートチームが主役であるGT300クラスにあるように思います(日本で最大の観客動員数を誇るレースは”GT選手権”だそうです。TV-tokyoも編成を再考して下さい)。
 TOMICA Limのモデリングは素晴らしいの一言で私のミニカー趣味を根底から変えてしまいました。今やお店のガラス・ケースの偵察がルーチン・スケジュルに組み込まれてしまいました。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ


《GT500/G’ZOX・SSR・ハセミZ》

【TOMICA・1/59?・付属シール貼付】

 日本レーシング界の活性化のためにも「日産の復活」は嬉しいです。そんな「日産の元気」が輝いているZの勇姿です。
 TOMICAのモデリングはレーシング・スポンサァにも加わっている為か一段と力の入った力作(GT300仕様と比較してください)となっています。特にBOXアートと付属シールは別格の仕様となっています。
※左の写真は付属シール未貼付のベース・カラーリングのスッピン状態を写した物です。

ホームへ データ・BOX【日本車】へ 掲載車リスト マップへ