ミニカー・プロファイル

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スカイライン・GTR:5
※スカイライン・GTRのレース仕様は【ニッサン・レーサー】:ミニカー・プロファイル二掲載

《プリンス・スカイライン2000GT-B》
【TOMICA Lim】

《スカイラインGT-R:KPGC10》
【セガ】

《スカイライン・ターボGT-ES》
【TOMICA ミュージアム館】

《スカイラインGT‐R:R32》
【TOMICA Lim】

《スカイライン・GTR:R34》
【TOMICA】

以上


《プリンス・スカイライン2000GT-B》

【TOMICA Lim:1/60・100万台販売記念ベスト・セレクション】

 日本の自動車会社が未だ”普通の車”作りに四苦八苦している時代に2歩も3歩も先を行くレースを視野に入れたスポーツセダンという新ジャンルを確立した飛行機屋の技術者魂には脱帽です。
 プリンス時代のスカイラインが演じたポルシェとの”伝説のレース”が「日本人の日本車イメージを一変」させた意義と功績は大変大きかったと思います。

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《スカイラインGT-R:KPGC10》

【セガ:1/87?・非売品】

 技術者が”レースの勝利”という明確なビジョンと明確な使命を授けて世に出し見事に日本で初めて”サーキット神話”を作った歴史的名品です。
 このクルマ以前にも以後にもこれほどレースと市販車がリンクしたクルマは未だに生まれていません。プリンスと日産の合併は日本のフェラーリかポルシェとなる芽を摘み取ったのかもしれません。
 セガのモデリングは弁解の余地の無いリア・スタイルに目をつぶれば見事なフィニッシュです。その他大勢の商品に紛れて埋もれていた中古車で全長5aのミニカーにしては良く作りこまれていると思います。

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《スカイライン・ターボGT-ES》

【TOMICA:1/65・ミュージアム館】

 ハイ・パフォーマンスとラグジュアリィ、方向に迷いが見えるスカイラインです。日産としては[メルセデス”SL”化]を狙ったのでしょうが、残念ながらニッサンのDNAである足元が定まらない中途半端なコンセプトにより影の薄い記憶に残らないモデルとなりました。
 オマケ写真のカラーリングが異なりますがフォトファイルの色調が正解です。しかし、オマケ写真の色とアングルがもっとも実車のイメージと重なるようです。
 TOMICAのモデリングも魅力不足は否めません。フロントの造形やドアのチリの合わせなど下の部類に入るクオリティです。

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《スカイラインGT‐R:R32》

【TOMICA Lim:1/59・ダイキャスト】

 長らく断絶していた家名と精神を見事に復活させ、又、多くの人が待ちわびていたモデルです。同時代を凌駕する性能の為に「持てる技術を全て注ぎ込む”スカイラインGT-R・スピリット”」が結実した名車です。
 当時の業績を考えればエンブレム(ブランド)だけでマーケットが期待できるのにR32の登場まで安易な復活をせず「大いなる遺産」に手をつけなかった日産の見識には感心します。
 GT‐Rは開発者とファン、双方に大事にされた幸せ者です。何代もGT‐RのDNAを受け継ぐ素晴らしい相続人が誕生しファンを熱くさせてくれることを期待します。

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《スカイライン・GTR:R34》

【TOMICA:1/61・ダイキャスト】

 スカイラインは国内だけの神話かと思っていたら、外国にもカルト的ファンがいるのは意外でした。彼等はスカイラインがサーキットでの活躍はもちろん知らないでしょうから純粋にスカイラインの魅力を感じ取ったのでしょう。
 GTRの個人的イメージは力づくのパワー本位の唯我独尊的性格のクルマです。このR34型は少しマーケットに媚びたところが見えてしまうところが残念です。

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