大型2輪 第二段階



2段階スタート。 (1段階の最後で衝撃的な転倒をしてしまったが性懲りも無く続けている)
4月中に免許を取りたいのだが春休みと卒業シーズンが重なり、なかなか思うよう予約が取れない。
更に新しい教習所のやり方やコースに戸惑う場面が多かった。
しかし、長かった教習所通いもあと一息。




4/5(木)天候 晴れ  
第二段階 1時限目

今回から第2段階。
しかしさっきの転倒の余韻が未だ残っている。
教官は前回と同じ教官で、先ほどの転倒が気になるらしく、いきなり「大丈夫?」と言われた。
「大丈夫です。」と答えたが心の中では「(今のところは・・・)」とつぶやいている。
実際のところ怪我が無いのが不思議なくらいだが、後遺症が心配だ。

今回の教習項目は「安全走行」。Aコースというのを走る。
他の二人の教習生は前回走っているため、2回目ということもあり先頭を走り、 私は3番目を走ってしっかりコースを覚えるよう言われた。
また合図を出すタイミング等について前の人のマネをするようにとのことである。
走ってみるとコースが狭いため結構忙しい。

合図を出したらミラーと目視で確認しなければならないのだが、コースがうろ覚えなので合図のタイミング が遅れてしまうと確認する間もなく曲がるポイントに着いてしまう。 狭すぎる・・・
うろ覚えのコースを走るだけでいっぱいいっぱいで合図や確認の余裕が無い。
さらにウィンカーを戻すのをいつも忘れてしまい、「合図を戻してから、アクセルを開くように」と注意される。
終わり頃にはなんとか形になったような気がするが、合図、確認、戻しが忙しすぎる。
これはコースを覚えないと不利だ。

早くコースを覚えないといけないと気づいたはいいが、前の人に付いて走るだけで精一杯だった。
「次までにはきっちりコース覚えてね」と言われ、今日の教習は終了。



第二段階 2時限目
今回も、前回の続きで安全走行。
今度は2回目ということで、私が先頭を走ることになった。
しかしコースは未だうろ覚えだ。

とりあえずスタートして走り出したはいいが、やはりコースが不安だ。

「次は、あそこで右折だったかな?」とコースにばかりに気を取られ合図と確認を忘れてしまい注意され、 さらにはコースを間違えてしまい注意された。
しかし狭い、合図・確認が忙しすぎる。
終わり頃はなんとか出来るようになったが、のびのびとバイクに乗っている気がしない。
最後に教官から「概ねいいでしょう」と言われ今日は終了。

次は急制動だが、前回の転倒のせいで一寸ビビってしまわないか不安だ。



4/7(土)  
第二段階 3時限目

今回は急制動と波状路走行。
急制動は普通2輪で経験済みだが、波状路走行は体験的にしかやっていない。

まず急制動。コースは短いが40キロは2速で、あっという間に出てしまい、さらに3速にしてアクセルを少しでも 開いてしまうと45〜50キロ出てしまう。そのため3速に入れたらアクセルを開けてはいけないと教官に言われた。
しかし実際やってみると、つい3速でアクセルを開けてしまう。
更に下を見ていて頭が下がっているとの指摘あり。
というわけで今度はスピードメーターを見ないで走ったらスピードが出過ぎて停止線オーバーしてしまった。
加減が難しい。

次に波状路走行。これが難しい・・・・・
普通2輪では体験的に走っただけだったので上手いやり方が分からない。
どうしても真っ直ぐ走れない。
波状路は立ち姿勢で凸凹を膝と肘で吸収し、前輪が凸凹に当たる際にアクセルを開けるのだが、 何度やっても蛇行してしまい、コースアウトしてしまう。
「このままではいかん。ダブってしまう。」と焦ったが、全く出来ずに時間切れ。
終了後、教官から「もう一回やりましょうね」と、案の定ダブってしまった。
とにかく次の教習の時にもっと練習しよう。



第二段階 3時限目
前回と同じく急制動と波状路走行
早速ウォーミングアップ走行を始めると、何かおかしい。エンジンがカリカリ言ってる。
これはもしや・・・と思っていたが、そのまま急制動へ。
しかし上手くいかない。ブレーキの効きが悪かったり効きすぎてロックしたりと不安定だった。
2〜3回やったところで、教官が「このバイクおかしいね」と言ってバイクを交換してくれた。
そのバイクのNoを見ると、なんと前に転倒したときのバイクであった。
バイク交換後の急制動は80%うまくいった。 バイクでこんなにも変わるものなのか?教官ありがとう!

そして「急制動はもう出来るからいいね。次は波状路ね」と前回全くダメだった波状路へ。
しかし今回は前回全く出来なかった訳がわかった。前傾になりすぎていたのが原因だ。
下の凸凹が気になって立ち姿勢で下ばかり見ていて、さらにステップよりもハンドルに体重を乗せてしまったため、 凸凹でバランスを崩していたのだ。

原因が分かればなんとかなるもので、ステップに体重を乗せることを意識するとコンスタントに通過できるようになった。
こんなことが出来なくてダブってしまうとはと思ったが、合わせてUターンの練習も出来たので、よしとしよう。
波状路は5秒以上通過でクリアだそうだが、だいたい6〜7秒で通過出来るようになった。
最後の一本で教官から「今のはアクセルのタイミング一番良かったよ」と言ってもらえた。
チョットしたことでも褒められるのはうれしいものだ。



第二段階 4時限目
今回は危険回避やスピードを変えてのコーナリング、わだちや波状路など体験走行。
最初は危険回避。40キロで走ってきて、教官が白い旗を上げたら右、赤い旗なら左に避けて停止する。
今日の教官は面白い人で、フェイントをかけながら旗を上げる。私を含む3人の教習生は、 そのフェイントにことごとく引っ掛かっていた。
教官はうれしそうだった。

次は20キロ、30キロでのコーナリング。同じコーナーだが30キロで曲がるとやはり外にふくらんでしまう。 なるほどまさに体験走行。

つぎに前回に引き続き波状路走行。前回の感覚で進入したら、重心が高すぎるとの指摘あり。
さらに「タンクにキン○マを押しつけるつもりで」と指導された。
この波状路を何度かやって、続いて一本橋、スラロームで終了。
最後に今日の教習生3人とも一本橋7秒台だったらしく、速すぎると指摘され、今日の教習は終了。
次は気楽なシュミレーターだ。



4/9(月) 
第二段階 5時限目

今日はシミュレーター。
今回の教習も普通2輪の時と同様であったが、今日は実際に乗ったのは各人5分程度だった。
普通2輪の時に受けたモノと全く同じであったので、あらかじめ危険ポイントを知っていた私は全てクリアできた。
今回は、ほとんどがバイクのマナーや交通法規に関する話で終わった。
あまり収穫の多い教習ではなかったが、これでハンコが1個もらえるとは儲けもんだ。



4/11(水) 
第二段階 6時限目

今回は第2段階のみきわめ用のコースを走る。
コースは1段階みきわめ用コースと少しだけ違うようだが、合図・確認が忙しいのは変わらない。
相変わらず合図の戻し忘れが多く、何度か注意された。
しかし、何となく今回は調子がいい。急制動、波状路、一本橋、スラロームは一度もミスることなく通過できた。
これがみきわめでも出来ればいいのだが・・・


第二段階 7時限目
ついにみきわめ。
コースは前回走っているため、教官の先導は無く2人の教習生が交互に前を走ることになった。
今回も相変わらず合図の戻し忘れがあり、「合図出したら戻せ!」と注意された。
教官は口うるさそうな人で、みきわめの1時間をつきあうのは気が重くなった。
その影響ではないと思うが、前回と違ってかなり調子が悪い。

最初の1周目では急制動で、いきなり前輪ロックしてしまい更に停止線をオーバーしてしまった。
速度が速すぎたせいだ。

次の波状路ではコースアウトしてしまい、一本橋では橋から落ちるし、スラロームは慎重になりすぎて、 制限時間をオーバーしてしまった。
前回の教習が嘘のように失敗ばかりだ。みきわめなのに・・・
教官には後ろから罵声を浴びせられ非常に気分が悪かった。もう最悪

このままではヤバイと、2周目は気合いを入れて走った。どうにか教官からは文句を言われることなくクリア。
3周目も同様にクリア。
そして時間も終わり近づき、次の4周目が最後の1周となった。

これをクリアすれば多分みきわめもクリアだろう。
周回コースは何とかクリアし、急制動へ・・・しかしこれが失敗。 速度が速すぎて制動距離が伸びてしまった。
次に波状路。進入は調子良かったのだが途中で速度が落ちたため、アクセルで調整しようとしたのだが失敗し止まって しまった。更にその直後バランスを崩してバイクを倒してしまった。
「やってもうた〜」と思ったが、もう遅い。教官から罵声を浴びせられながらバイクを起こし、 更に「重心が低すぎる」と指導された。
どうやら3速で波状路に進入していたらしい。1速にしたつもりが、ギアは落ちてはいなかったようだ。

このときに知ったのだが、ギアを落としたつもりでも噛んでいて落ちないらしい。
そんなときはクラッチをこねるようにしたり、バイクを少し動かしながらギアを変えれば良いそうだ。
そして一本橋、スラロームを終えて教習終了。

バイクを倒した時点でみきわめはダメだろうと思っていたが、案の上ダメだった。
スラロームも7秒以内にはなっていなかったようだ。 みきわめということで慎重になりすぎてバイクを倒し切れていなかった。
次でもっと練習しよう


第二段階 7時限目+1
2回目のみきわめ。
教官から「急制動、波状路、スラロームが完璧にできないとコース出ないからね」とプレッシャーをかけられる。
とりあえず急制動からスタート、今回はうまくいった。次の波状路はヨタヨタしながらもクリアしたが、 教官から「重心か高すぎる」との指導あり。
さっきは低すぎて今度は高すぎか?ん〜難しい。
そして波状路を連続で3回ほどやって一本橋へ。
一本橋では今までは、乗ってから惰性で進み、止まりそうになったらアクセルを使っていたのだが、 「10秒で渡るから、アクセルは10回使う」さらに「クラッチは引きずるように」と言われた。
ハンドルを小刻みに動かしてバランスを取りながら、アクセルとクラッチ両方を調整するのは難しい。
次のスラロームでは進入の時に遠くに視線を置き、バイクを倒して走ると今度はクリア。 この走りが出来ていなかったらしい。

そしてなんとかコース走行スタートして2回走って教習終了。
ただし波状路だけ4回ほど復習させられた。
教官から「もっと大型らしくメリハリつけてね」と言われた後、「じゃ次、卒検頑張って!」と背中をたたかれた。
みきわめは2回目で無事クリアできた。

卒検は翌々日の13日の金曜日に申し込んだ。
私はキリスト教徒ではないので関係ないと思うが、 はたして吉と出るか凶と出るか・・・。





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