お店の正面に石臼、入り口から2階に行くまでにまた色々な趣向が配置され、なかなか凝った造りです。テーブルと座敷あわせて25席程度の比較的小さなお店ですが、店内も凝った造りです。メニューも立派です。 「せいろ」と1日限定20食という「田舎」をいただきました。いずれもかなり細く、少しざらつき感があります。田舎のほうがより香りがあるようでした。量は2つでちょうどよいぐらいです。お汁は多少甘め、非常に濃く味わい深いものでした。薬味はせいろはねぎとわさび、田舎はねぎと赤みがかった大根下ろしで、これは下條の辛み大根だそうです。そば湯はかなり濃くとろっとしています。これも美味しい。 お店の雰囲気は良く、たいへんおいしいそばでした。遠くまで出かける価値ありでした。 お酒も肴も沢山あるようです。