こちらのお蕎麦は、北海道産で、無農薬・有機栽培の玄そばを石臼挽きした蕎麦粉による十割の手打ちでした。普段は太めに切ってらっしゃるそうですが、新そばなので細く切ったとのことでしたが、それでもやや太めに感じました。風味はわずかでしたが、甘みは感じました。
そばの天ぷら（切る前の薄く広げた蕎麦を薄い衣で揚げてあります）やそばピザ、そばのオイル焼きなど珍しいおつまみがあり、他にも自家製チーズや氷下魚の生干しなど、種類はそう多くはありませんが、興味をそそられる肴がありました。（いずれも500円前後〜）天ぷらの海老もご自慢の一品にようです。
６人掛けテーブル（1枚板のテーブルTOP）と４人掛けがそれぞれ１つずつある、小規模なお店ですが、落ち着けました。
蕎麦は、舞茸天のせいろをいただきました。舞茸は産地直送だそうです。舞茸独特の香りがとても良かったです。産地は千葉とのことでしたが、市場を通さず直接仕入れることで、香り高いものが手に入るのだそうです。衣が薄く、こちらの天ぷらはカラっと美味しかったです。天ぷらの海老や、鴨なども店主の方が良いものだと感じられたものを選んで使っておられるようです。
せいろは、風味が薄いものの、コシがあり美味しかったです。つけ汁もやや辛めで好みでした。

せいろ　８００円、鴨せいろ　１，５００円、舞茸天せいろ　１，２００円