銀座６丁目の建物の間の、昼なお暗い細い路地を入った所にあり、何か隠れ家に入って行くような楽しい気分になります。階段を降りて店に入ると、明るくすっきりしており、少し民芸調で、ＢＧＭはジャズ、静かで落ち着ける印象です。テーブルとカウンターで２０人ぐらいでしょうか。「国定」はご主人の名字をそのままお店の名前にされたようです。
お蕎麦は１種類のようで、お昼限定８食の鴨せいろ大をいただきました。お蕎麦は極細で、こしがあり、少しちじれています。星はみえませんが、すこしざらつき感があり、香りを感じます。大にしましたが、量はたっぷりあります。鴨汁は鴨の濃厚な味たっぷりです。８割ぐらいお汁に浸けていただきました。大きな鴨肉、ねぎが入っています。薬味は丁寧にきざんだねぎ。素晴らしく美味しいそばでした。
お昼に行ったのですが、女性客が多いようでした。ご主人の名刺には「利酒師」とあり、「いろいろなお酒がありますので、夜お酒を楽しみにおいで下さい」とのことでした。静かに、ゆっくりとお酒を味わうことができそうです。

せいろ　７００円、地鶏せいろ　１，０００円、つけとろせいろ　１，２００円、鴨せいろ（１０月限定８食）　１，５００円、
手打ち寄せ豆腐　６００円、焼き味噌　５００円、地鶏塩焼き　８００円、
日本酒各種　６００円〜、〆張鶴　９００円

東京メトロ丸の内線の銀座駅Ｃ３出口から東芝ビルに沿って新橋方向（数寄屋橋交番とは反対方向）へ。最初の交差点を右折。また最初の交差点を左折し、数寄屋通りを５０ｍ進んだ左側に花椿ビルがあり、このビルの角の細い路地を左に入ってすぐ左側。駅から約２００ｍ、徒歩３分。