このページは、思わず泣いちゃったシーンの再現です。・゚゚・(´⌒`)・゚゚・。ワーン

*とうとう・・・
(これは、私が寂しかった出来事)

夕食後、息子と話していると唐突に聞いていた。

「ねぇ、サンタさんて本当にいるの?」

「え?なんで?」

「だって、映画の中ではクリスマスのプレゼントはお父さんが
枕元に置いてくれるんだよ(寂)」


一瞬、まだ信じてるのが可愛らしいのと寂しい気持ちとが私の中で交差する


「もときは毎年貰ってるでしょ? クリスマスの夜はお父さんと一緒にベッドに行くし、
お父さんは下手すると もときより先に寝てるじゃん。」


「うん・・・・。そうだね」


会話はこれでお仕舞いになった。
もときは腑に落ちない何かを飲み込んだ気がする。


あーぁ。そういう歳になっちゃったのかぁ。
サンタさん登場のクリスマスも今年までかなぁ。


H17.6月 もとき8歳
*頭の中
父が入院した後の事。その日はもときの幼稚園でお習字の時間のある日だった。
そして、給食はご飯給食で、お箸も持参の日だった。

父の入院で頭がいっぱいだった私。
もときが帰って来てから、習字道具もお箸も持たせてない事に気付いた。

「もとき、ごめんね。お母さん、じーちゃんの事で頭一杯で忘れちゃった。
本当に、本当にゴメンね。」
「ううん、いいよいいよ。お母さん。
そんなに謝らないでぇ」
「本当にゴメンね。お母さんこれから気をつけるね」

「うん、お母さん、お母さんの頭の中に一つでいいから、
もときのことも、入れておいてね」

本当に可哀想なことをしたと、私は娘でもあるけど、母親なんだと、
反省した瞬間でした。

H14.7 もとき5歳
*赤ちゃん

ある日もときが「お母さん、うちにも赤ちゃんが欲しいなぁ。もときはお兄ちゃんになりたいよ!」
と言ってきた。来た来た、一人っ子が必ず言うセリフだ。


私「そうだね、赤ちゃん欲しいねぇ。でもね、神様にお願いしないとだめなんだぁ」
もとき「お願いしないと、お母さんのお腹に赤ちゃん入らないの?」
私「そうだよ。お願いしている人が沢山いるから順番待ちだね。」
もとき「じゃぁ。もときもお願いするよ。お母さんのを先にして下さいって」
私「お兄ちゃんになるなら、一つ我慢しなくちゃいけない事もあるよ。
お母さんは赤ちゃんを産むと1週間、病院にお泊まりしなくちゃいけないから、
その間、お家にいられないけど、大丈夫?」
もとき「すぐには帰って来られないの?」
私「そうだよ。帰って来られないねぇ。」

そう私が話すと、突然、

。・゚゚・(´⌒`)・゚゚・。ワーン。・゚゚・(´⌒`)・゚゚・。ワーン

大声で泣き始めた。

「お母さんと1週間も会えないなら、もとき、お兄ちゃんにならなくていい!!
お母さんと離れるのいや!絶対いや!」


しばらく泣くのが止まらなかった。そうか、そんなに寂しいのか!とこっちまでジーンとしてしまった昼下がりでした。

H13.6 もとき 4歳

とっぷ