我が家にやってきたセグロアシナガバチ２

2002年11月　上の画像は昨年の退治とは別の場所に発見した巣である。おそらく、退治後にお引っ越しして出来た巣じゃないかと思われる。寒さのせいか、動きが鈍ってきたようで、巣に集まり固まっていることが多くなった。冬の間どのように過ごすのか様子を見るつもりでいたが、寒さが厳しくなってきた頃いつの間にか姿を消していた。（お留守中に撤去させてもらいましたｖ＿ｖ） 2003年4月　今年もやってきました。暖かくなり気候も良くなってきた頃、何かを確認しているのか、エサを探しているのか、数匹のアシナガバチ（女王蜂？）が庭を巡回し始めた。そして数日後、お気に入りの場所を見つけたようで巣作りを開始。（だいたいいつも同じ場所なんだけど）なんで我が家はこんなに好かれているのかな？　昔ながらの木造住宅なので、巣を作りやすいとか？　蜂が巣を作る家は繁栄するなどと言われ縁起がよいみたいだけど、ちょっと・・・いや、かなり困るな。 2003年4月半ば　う〜ん、どうしよう〜〜。今年は更に巣が増えているし〜〜〜！　と悩むこと数日・・・。４月だというのに暑い日が続いた。暑い日の日中は、アシナガバチも日陰でお休みしている。お休みしているといより、待機をしているという感じ？　まるで城を守る兵隊のようにも見える。だって、人が通ると日陰で休んでいた彼等が一斉に飛び交うんだもの。こちらが何もしなければ攻撃してこないとは知ってはいても、やっぱり無数の蜂が飛び交ったらコワイ。きっと、私以外の人はもっとコワイ思いをしているに違いない・・・。 私の目に飛び込んできたもの　じりじりと暑い日の午後のこと。私は早々に帰宅した。その日は家の周りをやけにアシナガバチ飛び回っているのでおかしいなと思ったら、次の瞬間私の目に飛び込んできたものは・・・隣のおじさんがホウキを振り回し、すごい勢いで走り回っている姿だった。やっばーー！！！　こりゃ、マズイ。苦情を言われるのは時間の問題だ〜。 退治を決意　今年は仕方なく、一度完全に退治をしてしまうことにした。退治の方法は、絶対使いたくなかった殺虫剤・・・。以前、市役所の人が使ったようなスズメバチ用のスプレーが欲しかったのだけれど、私が行ったＨＣには置いてなかった。その代わり、１０ｍ届く蜂用のスプレーがあったので購入し、活動時間ではない夜を待つことにした。 静かな風の吹く夜だった。前回のような完全防備ではなくただの長袖長ズボンで挑んだ。ライトは長時間あてないように気を付け（向かってくるらしい）、位置を確認し、いざスプレーをシュ〜〜〜〜。え？！　やだ！！　３ｍくらいしかスプレーが届かない。威力弱すぎだよ・・・。仕方がないので、１階の屋根にある巣は脚立に乗り、２階の屋根にある巣は１階の屋根に乗り再度スプレーをした。（あ、私じゃないけど）蜂は攻撃してくることもなく、ポトポトと落ちていった・・・。うぅ、ごめんよ・・・。 翌日、そして数日後　翌日の朝は、しとしとと雨が降り寒かった。屋根の上に落ちたアシナガバチは、丸くなり冷たい雨に打たれていた。なんだか切ない朝だった。退治をして１週間くらいはピタッと姿を見せなかったけれど、またどこからともなくやってきて、アシナガバチが巣を作り始めている・・・。しばらくは戦いになるのかな・・・。無農薬で育てている人のお庭で、同じような悩みを持っている人はいないのかな？　みなさんはどのようにしているのかなぁ。

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