| 魔界の教団レッドモンクス |
THE RED MONKS (1988) ルチオ・フルチは製作総指揮。ほとんどタッチしていないといえる。 過去の因縁が元での物語。真紅の衣を纏う邪教集団。 大公がジプシー娘と結婚し、娘を悪魔教団の信徒にしたガリーニが暗殺者を送りこんで倒した。 ラモーナは過去の物語を信じ夫ロビー・ガリーニを自分の敵として処断。 悪魔に魅入られていたといえる。「ビヨンド」でも出てるタランチュラのシーンがある。 なんかムードもホラーも中途半端でカルトを扱っただけぬるい感じ。バイオレンス度があればさっぱりしたはず。 |
☆☆ DVD |
|||||||||||||||||||
|
「ホラー・ホテル」 「女子大生悪魔の体験入学」 |
死霊の町 (1960) THE CITY OF THE DEAD HORROR HOTEL 「ホラー・ホテル」 火あぶりにされた魔女の呪い。熱弁する講師の話を聞きそれに纏わる場所に訪れるが・・・。 モノクロ作品。クリストファー・リーが教授をしている。 霧の立ち込めた雰囲気や足元のドライアイス効果等でミステリー・ゾーンに踏み入ってしまったような感じが良い。 捕らわれてさぁブッスリ刺されたと思ったらケーキ切るパーティーの場面になったり。 色々手法を効かせているのが分かる。クド過ぎたり直球が多い魔女物の中ではこういう初期の作品が一番いい。 SATAN'S SCHOOL FOR GIRLS (1973) 「女子大生悪魔の体験入学」 サタンに魅入られた8人目は貴女ですみたいな。 大胆不敵で業火の中に消えていく様はいいのだが、それ以前にお膳立てが足りないのでカタルシスにも及ぶ事が無い。 室内ロケの撮影が無節操で上手くない上にシーンの無駄も多いので役者殺し。 パメラ・フランクリンはここぞという場面で嫌な顔をする力が増している。 ロイ・シネスは年代的に太り始めている時期なのでパっと見はアレ?と思ってしまう。 TV版チャーリーズ・エンジェル2sdを飾ったケイトやリェリルも艶やかでいいが、 中盤の物語の演出が薄く役者のみではいい作品にならないのを露呈している。 監督のデヴィッド・ローウェル・リッチ自体が役者の演技に頼ってきたためホラー作を作る力量も無い馬脚を現した。 ヒット作に恵まれた役者の起用が無かったらお蔵入りになっている。 出演はパメラ・フランクリン、ケイト・ジャクソン、シェリル・ラッド、ロイ・シネス。 |
★ DVD |
|||||||||||||||||||
| 魔女 |
HAXAN (1922) クリティカル・エディション 古典の学術資料、魔女の生活、尋問と拷問、医学と心理学の見地、過去と現在の照合と纏められている。 魔女に纏わる色々分析した事を描き纏めた専門教科書のようなサイレント映画。 宗教的な壁画、印刷物の挿絵、昔に考えられた地球の円周の配置から、 古典的な老婆の魔女の姿から悪魔の関わり現在と何ら代わりが無い所まで問い詰めてる。 釜をかき混ぜ煮詰め、ヘビとカエル、屍骸、軟膏、粉と魔術に用いる材料が様々出てくる。 様々な悪魔も出て、箒に跨り空を飛ぶ魔女達、サバトまで描かれる。 自白の強要、恨み辛み恋と愛まで、200年間に800万人を処刑した魔女狩りの狂気の奥底。 怪しい男の助言で病は魔女のせいだと思い込み一家が滅び行く様。 魔女扱いされ教皇の役人に突き出された老婆が拷問され事実でない事を言わされる様が哀れみを誘う。 尋問のための拷問道具の使用法と効果。 欲求不満、不安感、失った物から端を発する類似も視野にいれる。 全7章まで歴史から社会派まで疑問として思う事を追求。 悪魔を恐れる事も無いし箒で空を飛ぶことも無いとテロップの後に飛行機が飛んでいる。 この映画の監督は悪魔も演じている。 何たるかを知るには魔女の聖典、バイブルと言うに相応しい1本である事を確認できる。 魔女物は人の内なる悪魔の恐怖から出た醜い悲劇なのかもしれない。 謎が残る。悪魔は病気の象徴として説明があるが、魔女の発端の軌跡については触れられていない。 宗教的には悪魔の側に立つ存在は相対的に描かれ忌み嫌われる。 そこから意図的な流布がなければ広まらない。そうしたものは物語で把握できる。 歴史の一端としてはただの風潮として片付けられるが宗教の権威誇示やカルト的な対立のためか定かではない。 火あぶりなどの残虐行為から悪魔祓い。時代が移り変り役目も変る。この事についても触れていない。 肉体的・精神的な違いだけでその双方の処理の仕組は類似している。 1921年、デンマーク/スウェーデン。ベンヤミン・クリステンセン作。HAXAN 日本版はテンポが一定した音楽が付いている。解説書32頁。 観るには予めサイレント作品の特徴に対しての免疫と魔女という題材への熟知がある程度あったほうが良い。 歴史の事実と現実的解釈に結びつけた趣旨の作品と一口に言った方が分かりやすいだろうか。 普通の娯楽映画としてのファンタジー、ホラーではないので魔女分野の奥まった資料内容を求める人向けでもある。 |
★★★★★ DVD |
|||||||||||||||||||
| サイレントヒル |
SILENT HILL (2006) プレミアム・エディション 悪夢にうなされる中に出てくるサイレントヒルという言葉。 ローズは娘のシャロンを連れ実在する街を調べる事に。 女性警官のシビルを振り切り霧の深い街へ気絶から目が覚め居なくなった娘を追った。 サイレンが鳴り響くと鳥が怯え逃げ、そして街が別世界の様に浸食していく。 かつて火災に見舞われた街は今も地下が燃え続けている。 クリストファーはローズとシャロンを探しに。その間ローズは恐ろしい異形の者達に遭遇していた。 アレッサとは誰なのか闇の迷宮を彷徨う。 まず最初、タイトルメニューが出るがゲーム画面のような印象。 物語は1作目を整理してある。ラストが違うが違和感は無い。 演出はカメラ角度がそれらしい位置から写している。覚えのある数々のシーンが蘇ってくる。 母親が娘を追うのに執着するが様々な怪物も待ち構えている。基本的に出会っても逐一バトルはしない。 ローズとシビルが合流してから加速する。 惨死シーンの光景は見るに耐えないがストーリーの核心と世界観が覆っている分で納得する材料になっている。 主人公は強気で所々の流れをなぞって娘を見つける手掛かりを常に優先させている。 さっさと教会に入ればいいのにと心配もさせてくれる手法もある。 何々を探せ、私は誰でしょう、後ろにいる。ダルマさんが転んだ。筋肉番付アトラクション。金網デスマッチ。 閉塞感や圧迫感、そういうのもある。 度々やってくる浸食シーンが不気味で期待と共にその後どうなるのか不安を滲ませる。 クリーチャーは闇の時間に活動できる。 顔が捻じ曲がった異形の小サイズの群れと、内股で腕がない酸を滴らせ吐き出す大きいサイズの異形。 ダンシングベイビーと巨大なコンドーさん。ゼリーのような動きの表現が良い。 異様な形の虫の群れと、大きなナタを引き摺り振り回し突き刺す三角頭の番人。怪力は獲物を容易く引き千切る。 見えにくいですがお尻が出ている。追随するゴキブリは元人間。 闇の訪れと共に現れる苦悶の表情を浮かべ体が反り返り這い続ける異形。触れた辺りから浸食が広がる。 舌なめずりしながらお尻からゴキブリ。 マネキン人形のような看護婦に似た異形の群れが光に反応して一斉に動き出す。群れ同士で自滅。 寄せて上げての胸がセクシー。ウエストサイドストーリーなナース。 繰り返される悪夢。 復讐の権化、ダークアレッサ。僅かな良心もない。罪人を捕らえて裁くように金網の触手技を使う。 佳境のショータイムに最後の審判を下す。 獲物を張り付け大の字で股下から金網が数本貫通していき引き裂く、 妖獣物かヘルレイザーのピンヘッドを少し彷彿とする。 表と裏の世界。 神さえも見放した地で復讐の炎が渦巻いている。 そして狂気と魔女狩り、罪の償い。そこに誕生する者は居ない。 1度、この霧深い迷宮の世界に彷徨い込んだら元の世界には戻れない。 母子は再会を果たしたが、父親とは再会を果たしていない。 続編で新たな登場人物と局面が待っているかもしれない。 この世界の終焉を迎えるかは続編をしないという事を意味する。 続編に派手な中身があっても家族再会で事が片付くのならこれで終わりかと思い収縮も早い。 感想としては雰囲気描写に優れる新しい世界観。 ゲームの世界からそのまま出てきたような登場人物に違和感は感じ無い。 セットについては当たり前の表現でもあるが良く出来ている。そうこの風景だと十分思わせる。 ストーリーを強引になぞり一辺に詰めて見せる。若干物足りなさが残るだろうか。 ミステリーの追跡と余韻、クリーチャーとの白熱と緊迫感の接している時間がまだ足りない。 若干、場面数の多さと小出しで詰めたような気がするので飛び飛び過ぎる。プラス15分増しが妥当か。 ゲームと映画の双方鍛える事も兼ねて其々特徴がある4作超えまで果たすのが好ましい。 実績は出たので監督・製作スタッフは同じ方が安心できる。 ゲームで得た感覚や先入観は数年間経過しようが脳裏から外れない作品だが耐えられる。 登場しないもの。 遊園地、うさぎの人形、体の浸食、古典的な悪魔、この暗黒側の世界の未熟な神の再生等、崇拝的な物、 ゲームシリーズ2.3.4に関する事は無い。 魔物が付近に居ると携帯や無線が作動しノイズ音を発する現象はある。 この映画には暴力シーンや グロテスクな表現が含まれています。PG−12 特典は、ガイドブックレットにキャラクターの相関図やクリーチャー、ストーリーの紹介がある。
|
★★★★★ DVD |
|||||||||||||||||||
| サスペリア |
SUSPIRIA (1977) ダリオ・アルジェント監督 1977年作品 Suspiria プレミアム・エディション 決してひとりでは見ないでください− その夜、爪と毛が伸びた野獣の手が女生徒に襲い掛かり宴が始まる。 ニューヨークからドイツの名門バレエ学院に転向してきたスージーはその日から体調を崩す。 赤い部屋の天井には蛆虫がびっしりと這い蹲り、奇怪な現象の兆候が現れ始めていた。 訓練された犬が豹変して盲目のピアノ講師が噛まれ絶命。 実際は旅行になど行ってないと校長の存在を吹き込まれた後に女生徒が失踪。 スージーは疑いを持ち始め調べ始める。 元々はオカルトに興じていた建物。 創設したヘレナ・マルコスという魔女が1895年から1905年までそこに存在していた。 足音の方向はどこへ向かっているのか。ブルーアイリスの秘密を突き止め。青い部屋へと進入する。 スージーはそこで儀式に耽る学院教師らが自分の抹殺を計画しているのを耳にしてしまった。 雨が降り雷が鳴り響く中、得体の知れない”いびき”のようなものが聞こえて来る。 姿の見えぬ魔女はスージーの愚かさを嘲笑し続ける 懐に入り込んだ背後から死んだはずの女生徒が襲い掛かかろうとしていた。 魔女の輪郭が雷光に照らし出された瞬間に短剣を突き刺し恐ろしい姿が現れる。 ここは呪われている。 真夜中とシーツの印象。冒頭からショックシーンで始まる。新しい環境はお化け屋敷並みの興奮。 高級感モードがありそれが返って悪趣味な装飾になっている。 厳格な教師、奇怪な使用人、盲目の男。子供、ヤブ医者。 個性的名役柄の他に謎解きのようなキーワードがいくつか出てくる。 物の飛散による巻き込まれや、犬、蝙蝠といった動物による突発的なショックシーン。 こういった実際に起こりそうな固定観念を覆すパターンはルチオ・フルチ作品にも取り入られている。 場所がドイツだと思わせるようなビヤホール。 主人公が危機的状況に陥るのは後半のみでそれまでは忍び寄る影もなく、 偏執なショックシーンの羅列で構成されている。 やり取りに無駄なシーンが無く全て物語に含みを持たせている。 続編タイトルにされている作品は実際は別物の作品のため、その内容も知られておらず流通も乏しいものであった。 ビデオショップは仕入れの目利きも厳しく大した内容ではないものや客を騙すようなものは滅多に置かない事情がある。 謎めいた感じや壁の画など一部の内容だけは覚えている。 2と題した作品を含めどのシーンも1つの作品として記憶されてしまっている部分もある。 ある音楽は「8時だヨ!全員集合」のホラーコント金田一シリーズでも使われている。 鳴り出すと幽霊の人形が飛び出てくる感じをさせるので人によっては困ってしまうかもしれない。 DVDが出るまでモノラルやドルビーサラウンドで聞きなれた頃と違い、 サウンド収録のみ別に組み込んでいるようでどれも音は高い。気が散る場合もある。これは数回で慣れる。 オカルトだけに天候と気分次第で暇潰しの印象が変る。 こうしたイタリアンホラーの陰惨な内容や映像感覚は近年のリメイクのセンスではうまく噛合わない。 下手なリメイクで手を出されても困るので評価は少し渋く平均的にしておきたい。 幽霊の話。 テレビでも稀に紹介されている車の箇所があるが監督の意図で映されている。 何度見た所で殆ど気付かないかもしれない。箇所はタクシー運転手の首後。 別角度。 「サスペリア」というピアノの鍵盤の様に波打った題字はホラー映画5本の指に入るほど印象強いものがある。 サスペンスという用語と不可解な事件性とでサスペンス映画の濃い物という安直な連想が付き纏う。 アルジェントの名前の先行とスプラッターやミステリアスが語られる事が多い。 そのため魔女部分のスポットの当て方が意外と少ない。 得体の知れない狂気が漂い、突発した緊張感に雪崩れ込む様相はあまり類を見ない。 魔女としての異様な存在感はホラー映画では理想的な物といえる。これなら幽霊や怪物にも引けを取らない。 ジェシカ・ハーパーの可憐さも際立っているが煙草を吸う場面を用いた事で減滅材料になっている。 名探偵かのように振舞うが唯一的を外している。 黒い女王ヘレナ・マルコス。 物語では説明描写により解説されている。魔女の頂点に君臨し信奉され1度火事で消滅している140年生きた人物。 他の魔女の10倍もの力を持ち同時に他の魔女も存在しえる事を明示している。 姿を隠し幻覚や幻聴を見せる。若さや魂を吸い取る感じも僅かにある。 長年生き続けてきた魔女が姿が見え隠れするトリックを見破られ突き刺されるくらいでこうも簡単に滅ぶだろうか。 衰えていても町中を多い尽くすように邪悪な力は増している。 連鎖して他の邪悪な者達も苦しみだし学院寮は燃える。物語に幕を閉じるための結末。 もし生きていたら、或は別の魔女も棲み付いている似たような建物が他にもあるかもしれない。 その際は、白色、黄色、赤色、青色のアイリスを見たら御用心を・・・。 スージーと合わせ鏡。 災厄をもたらす魔女にとって人間は逆に邪魔な存在になる。魔女はあのアメリカ娘が災厄だと言う。 彼女はその筋では有名な人物のお嬢様。ヘレナ・マルコスの事で何かで聞いた事があると洩らす。 話を膨らませるとスージーの家系に他の魔女に関る部分があっても不思議ではない。 各国のバレエ学校が魔女の棲み家から複雑な関係が憶測できる範囲にある。 ヘレナ・マルコスは生存や所在が明るみになるとそれが命取りになる。 邪魔な者の存在を常に警戒していたのは紛れも無い。 脱出する際で魔女の見えない断末魔が襲う。最後に笑ったのはスージー。 「私を殺すのかい?」 リメイク。 あまり明確な設定を付け足すと超能力の戦いを繰り広げる事が可能な学園物になってしまう。 映画の脚本は別物になってしまうここまでは踏み込まなかった。 リメイクや亜流物を考える連中がこれを仕出かす恐れがある事は十分にある。 それはこの映画にとって邪魔な存在となる。 監督の大いなるネタバレ。 登場人物は8歳から11歳という少女を予定していたが配給から許可が降りるはずも無くその点は変更される。 無邪気さを出したり、ドアノブを頭付近まで高くする事でこの点の表現力をカバーしている。 ちなみにヘレナ・マルコス役は一般の人で当時90歳くらいだという。 色彩感覚についてはディズニー作品から影響を受けている。 顔についてたり落ちてくる蛆虫はお米。見た感じは茹でた物。顔に付いたまま歩き回るのは強引な気がする。 音楽に混ざる囁き声「Three witches」「Wait」は特に意味は無い。 魔女3部作「サスペリア」「インフェルノ」そしてもう1つは脚本のダリア・ニコロディだけが知っている。 魔女、魔術などの話を含めそうした詳しい内容はプレミアム・エディションに入っている。 後に3作目が制作され3部作が完結。 監督:ダリオ・アルジェント 「サスペリア・テルザ 最後の魔女」 (2007) LA TERZA MADRE MOTHER OF TEARS |
★★★? DVD |
|||||||||||||||||||
| インフェルノ |
INFERNO (1980) 監督:ダリオ・アルジェント 三母神という題名の古書から3人の魔女と建物の謎に関心を持ったローズが失踪。 弟のマークが姉の行方を辿るが・・・。 サスペリアとの関連性。3人の魔女の名前も明るみになる。謎めいた筋書きを誇張している。 猫・鼠・蟻の3動物や肉でクドイ描写もあり意図的な残酷描写は多い。ナンセンスに恐がらせようとしている。 主軸を後回しにしてある分、大半が描き様のない部分なのか穴埋めに醜悪なシーンが多い。 脇道に逸れ死に様の山のオンパレードに辟易。ラストは前作同様に派手に終焉を迎える。 構成の流れがアンバランスになっており、完成した映像は脚本で思い描いたものと相違を感じるような出来を受ける。 製作に取り掛かるのが早すぎた感じがする。稚拙な癖が目立ち乱雑なだけで物語が掴めない。 見る限り成功してない。古いTVMにも負けている。少なくとも劇場で金を取れるような内容ほどでは無い。 筋書きからどう描きたかったか把握はできる。 サスペリアというフレーズのテンションの高いミュージックも流れる。 フードを被った者の手が魔女の手のような錬金術師や死神。脈絡の無い感じもする。 1作目と比べるとかなりの噴飯物。当時はまったく耳にも聞こえないタイトル。 登場人物は良いし画になるシーンも若干ある。背景の建物や色彩の根強さは安っぽく空振りしており台無し。 主役が入れ替わってしまう事とミステリーが描ききれてない難点になってしまっている。 お約束のシーンの二番煎じが多い分も同じ物を見てどうするのかと思わせるので損失を招いている。 前半はミステリアスに出来ており印象に残るものはあるが後半は気にも留めない。 愛着が出るほど気に入るわけでもなく馴染むのに年月がいる。 マッチ棒、殺虫剤、針金、ナイフと取り出して色々やるのが変に長い。 魔女の存在も最終的に犯人当てクイズになってしまってる。 結局この魔女達は息巻いているだけでここまで大した力を示せてない。 |
☆☆☆☆? DVD |
|||||||||||||||||||
| キャリー |
(Carrie)2013年 SF Psychicカテゴリーへジャンプ。 | ||||||||||||||||||||
| Come Back |