4:30 起床
パンとコーヒーの朝食
5:30 出発
松前の町まで下り、街中を少し走り回り数キロ先でR228に戻る。今日の目標は函館
7:00 17.42q地点
コンビニでおにぎり、パン、チョコレート、お茶ペットボトルなどを補給し、トイレを使う。
北海道最南端の白神岬付近からはうっすらと竜飛岬を見ることができた。
ここまでは海岸沿いの道なのだが、去年走った道東の黄金道路を思い出させるトンネル、覆道が続く。
風が涼しく気持ちが良い。
7:20 道の駅「横綱の里ふくしま」着 21.17q
福島は横綱千代の山、千代の富士の出身地だそうで記念の博物館まであり、まるで場所中の国技
館のようだ。
コンビニで朝食用に「牛丼弁当」を買って軒下で食べていると、若いチャリーダーが逆方向から到着。
昨日函館に上陸し、ここから20qほど先の道の駅しりうちに一泊してきたとのこと。さっそく荷物から
パンを取り出し食べ始めた。なんでも関西方面から自走で函館まで来てこれから北海道一週だという。
MTBに荷物を積み野宿が原則で、感心なことに観光地を始め名所・旧跡をゆっくり見て回っていると
いう。「走り屋」ではない。私がこれから向かう先にある「福島峠」の情報をもらったり、逆に私から
松前の情報を教えてあげたりしているうちに雨が降り出してきた。彼も雨の時は余り走らない主義
らしく、そんな時の雨宿りのための「屋根」があるかどうかが大きな関心事・心配事だという。
今日の予報も雨模様なので、今軒下を借りている博物館の開館を待って見学してから松前まで行き
そこで今日の時間を過ごす積りだと言う。
私はもう出発してきてしまったので、余程のことがない限り函館まで行く積りだ。折りしも小降りになって
きたので話を打ち切り、お互いの道中安全を願いつつ私だけ出発する。 8:15分出発
10:05 道の駅しりうち着 40.77q
福島を出てからしばらくすると雨がまた激しくなり始め、堪らず雨具上下を着込む。そして160m高の
福島峠に向かう。最後の登りの途中で歩いていると、反対から羨ましいスピードで下りて来るチャリ
ダーに挨拶をされて少し気恥ずかしい思いをしたが止むを得ない。
ピークにはトンネルがある。そんなに長くはないのだが車の往来が激しく側道はない。入り口で息を
整え、前後のライトを点検し、両車線の車が通った直後に天佑を信じ突入。
いつもの事だが通過後はほっとして、溜めていた息を一気に吐き出しまた大きく吸い込む。
道の駅しりうちに着く頃には雨は上がっていた。今度は「北島三郎」の町だ。ひと休みしてコーヒー
でもと思ったが開店は11時でまだ閉まっていた。軒先で一服していると扉が開いて、「中で休ん
でください」と言われ喜んでそれに従う。
店内で地図などを眺めていると「ラーメンくらいなら今でもできる」といわれ、まだ早いと思いつつも、
つい注文してしまう。「海鮮ラーメン」と云いながら、それらしいのは小さい帆立が1ケあったくらいだ。
別に文句をいう積りはないが…。 10:45 出発
走り始めて直ぐにまた降り始める。中学校の軒下で雨具を着込む。
大分以前からなのだが、平地でも何故かスピードにのれないのだ。原因はわからず、結局、わずか
ながら登りなのだろうかなどと考える。
12:00 木古内着
町に入ったとたんに12時を告げる音楽(曲名は不明)が町じゅうに響き渡ったので、この時刻は
正確だ。
12:25 62.74q地点
小降りになったので雨具の下だけ脱ぐ。ずーっとJR江差線を左に見ながら並走している。あと30q
くらいだが少しペースが早すぎるようだ。
13:00 サラキ岬 咸臨丸終焉の地
巨大なプラモデルのような模型が置いてある。乗組員の子孫達が造営したと説明書きにある。
当別、茂辺地川と、右に函館湾を見ながら進むと、徐々に「都会」らしくなってくる。対岸には
(恐らく)函館ドックの巨大なガントリークレーンが見えてくる頃には陽が差してくるが、まだ信用
出来ないので雨具は脱がず、一段高い歩道をのんびりと走る。途中の空き地でおにぎりの間食
をする。走っているときは始終腹が減るのだ。
15:30 函館駅着 96.00q
以前来た時とは様変わりでまごついてしまう。カンカン照りとなりさすがに雨具は脱いで、駅前で一服。
写真を撮り
16:00 駅前の「コンフォートホテル」チェックイン 二泊分の予約をする。
汗を流してからホテル備え付けのPCでメールを書いたり、チェックをしたりしてから(これができる事が
ホテルのありがたさだ)
大門横丁で、てんぷらなどの夕食を食べてから就寝
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