５：００ 起床
６：００ Macで朝食
ススキノ交差点のマックで、朝帰りの若者を眺めながら朝食。
今日の目的地は支笏湖で距離もそれ程はなく、しかも後半のサイクリングロードは昨年逆方向では
あるが走った事があるので余裕で出発。
コンビニでパン・おにぎりなど今晩用の食料とお菓子・煙草を購入後、定番の時計台前で記念写真を
撮ってから国道３６号線を一路千歳に向かう。
９：５５ Ｒ３６からＲ１６への分岐点 ４１．３７㎞
この間は北海道には珍しくずーと家や工場などが続く郊外なのだが、意外と地形に「うねり」があり
歩く程ではないがアップダウンが多い。
１０：５０ 名水ふれあい公園
上記から支笏湖へ向かうＲ１６に入ると、ぐっと交通量が減ってくる。支笏湖から流れ出る「千歳川」
に沿って走っているので当然原則的には登りの道となるが、大した事はない。（支笏湖は標高２４８m、
ちなみに先の洞爺湖は８４m）
昨年の走った記憶ではその途中からサイクリングロードに入れるはずなのだが、見当たらないうちに
名水ふれあい公園に来てしまった。昨年はここをパスした記憶がある。今回は余裕で立ち寄り、例に
よって美味しい湧水でお茶を淹れて寛ぐ。
ここで、水を汲みに来ていた地元の方から、支笏湖のキャンプ場情報を聞く事ができた。昨年はユース
ホステルに泊ったので（あとで知ったのだが、そこはＹＨ協会第一号の由緒あるものだという）キャンプ
場については何も知らない。湖の観光案内所で調べようと思っていたので、この事前情報は大いに
助かった。それによるとＲ１６が終りＴ字路に突き当たるから、そこを左に曲がりしばらく行ってから湖畔
に下っていけばよい、という事だった。「モラップキャンプ場」という。手持ちの大きな地図にも「モラップ」
の地名はあり大体の位置はわかった。
何とかサイクリングロードを見つけて入る。森の中、荒れ野の中を走る気持ちの良い道なのだが、意外
と「登り」が堪える。多分傾斜で言えば１度かその程度なのだろうが、１５㎞近く続くとボディブローの
ように効いてくるのだ。
１２：１５ サイクリングロード終りモラップへの分岐点 ６３．６８㎞
１２：４５ モラップキャンプ場着 ７０．１２㎞
今にして思えば、よくここにたどり着けたと自分でも思う。地図の通りに曲がり、いくら走っても高台を
走っているせいで湖は見えて来ないし、「モラップ」への道標もない。心配になって適当なところで右折
すればそれは温泉街へ行く道だったりで心配になってくる。
やっと、右へ下りてゆく道を見つけ（落ち葉に埋もれた、先行きの自信が持てないような暗い道）半信
半疑のまま下り切ると駐車場があり、右手に湖岸が開け建物がいくつか見えた。
到着だ。
うまい具合に食堂があった。ここでまず、野菜炒め定食の昼食。（１０００円） ７時近くまで営業している
との事で、夕食もここで食べる事にする。手持ちの食料をどのように３食に振り分けようかと考えていた
のだが、一挙に解決だ。
今の時期はほとんどが釣り客でお客は少ないそうだが、夏休みに入ると、ここも賑うという。
サイトを一通り見て回ると草地がない事をのぞけば満足のいくものだ。支笏湖の東岸の小さな入り江に
面した環境は最高、トイレ、炊事棟は完備。有料（５００円）としても異存はないところだ。管理人は
「休暇村支笏湖」と掛け持ちで今は不在だが、夕方には巡回してくるので、その時に申し込みと料金
を払えばよいという事なので設営を始める。
１４：５０ 設営終了
幸いこの頃には天気も良くなり、例によってコーヒーを飲んだり、散策をしたりしてゆったりと過ごす。
定期便の電話をしようとすると、携帯（Soft Bank）が圏外で歩いて数分のライダーズハウス「ラップ
ランド」の公衆電話を使う。ライダーズハウスとは（私は一回も使った事がないが）バイク・自転車
旅行者のための格安（場合によっては無料）の宿泊施設で、自転車旅行業界ではよく話題になる。
夕刻にまた、先の食堂で「刺身定食」の夕食を食べ、主人や先客とひとしきり話をしてテントに戻り就寝
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