中富良野→美瑛→旭川 54.28㎞(689.95㎞) 3:15 16.6㎞/h
コース 距離    (累計) 稼働時間 平均速度

第11日目 6月03日(水)  晴れ

    富良野・美瑛に何がある?

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( 「ふらのユースホステル」の食堂 )

富良野に着く前は漠然と、この辺りの「観光」をして…と考えていたけれど、具体的に行きたい所があった訳ではない。観光地図で当たってみると、特定のスポットとしては「ラベンダー畑」と「ワイナリー」とチーズなどが売りの「~ファーム」と呼ばれる農場があるだけだ。その他にはテレビドラマで田中邦衛が作った「五郎の石の家」などもあるが、それほど食指が動かない。
それで、ここ富良野に2泊という当初の計画は反故にして、今日は美瑛経由で旭川に行く事にした。60㎞足らずの行程だ。

気持ちの良い食堂でトーストの朝食をいただき、PCでメールのチェックやブログを覗いたりしてから、十勝岳を走りに行くという同部屋のN君と別れを告げ

08:15 出発

10㎞程のところにある「フラノーブル マツオ」に立ちより、開店(9:00)を待って横浜の自宅にワインなどの名産品を送る。

待ち時間に家人に電話をしてみると、まだ「入れ歯が届いていない」というので、水戸のホテルに連絡してみた。すると、宿泊カードにお茶をこぼし字が読めなくなってしまい、まだ送っていないというミエミエの嘘の言い訳だった。しかし、元はと言えば自分のドジから始まった事なので、飽くまでも丁重に住所を告げ再度送付を依頼しておいた。

09:40 深山峠パーキングエリア 途中、自衛隊が演習をしているのだろう重砲の砲撃音が響く。

ツーリングマップル上にも「峠」と記され標高288mの記載があるが、何とか私にもこぎ上がれるくらいの峠だ。それでも20分程の休憩をとっているところを見ると、かなり疲れたのも事実だ。

   ( 美瑛への途中 : 丘がうねっている )

       (JR富良野線 美瑛駅 )

10:30 25㎞ 美瑛駅着

駅自体はうらぶれた感じを残しているが、線路の反対側には「道の駅」風の施設があるので覗いてみる。が、別にどうという事はない。観光地図を広げて、改めて周囲の観光スポットを調べると「セブンスターの木」とか「マイルドセブンの丘」とか専売公社がらみのスポットが多く、その中に「ケン&メリーの木」というのがある。とにかく行ってみよう。

11:30 ケン&メリーの木 着

驚きました。これを観光スポットに仕立てたのはいかにも苦しい。相当強引だし何の工夫もない。

「ケンメリ」で売りたいのなら、そこには当然日産スカイラインが登場しなければ何の意味も、オーバーに言えば歴史的意義?も無い。
(因みに1972年4代目スカイラインC110のイメージキャラクターとして採用されたのが「ケンとメリー」の二人の若い男女なのだ。そしてこの木がCFに出てきた。)
それなのに、このポプラの木及びその周辺には、それが何も語られていない。ただ、この木の持ち主が祖父から遺産として受け継ぎ、老木なので大事にしている、という我々にはどうでも良い、愚にもつかない説明があるだけだ。最近では中高年の旅行者が多いのに、その人達の懐かしさ・青春の思い出をくすぐらないでどうする!と憎まれ口のひとつも言いたくなる。

そんな事があったので、早々に美瑛観光に見切りをつけて旭川に向かった。

13:45 旭川駅 着

  ( JR旭川駅前 )

大きな都会だ。

雨が降り出したので駅前のコンコースに避難していると警備員?にここは駐輪禁止だと追い出された。そう言えば街中至る所に「駐輪禁止」のステッカーが張ってある。
これでは腹が減っているのに飯も食えない。

仕方なく駅前のなるべく安そうなビジネスホテルに飛び込んでみるとチェックインできるというので即決。しかも安かった。3500円

14:00 ホテル富士チェックイン

直ぐ街へ出てご当地グルメの旭川ラーメンの昼食。街中をブラついてコーヒーショップに立ち寄ったり映画館を調べたり(1館しかなくつまらない映画しかやっていない)してホテルに戻り、コインランドリーで洗濯。再度夜の街に出かけ夕食。

   ( ホッケフライの定食 : お吸い物が美味 )

 ( ホテル富士 : 縦の赤ネオン )