追分→岩見沢→美唄→新十津川 | 87.12㎞(124.3㎞) | 5:17 | 16.5㎞/h |
コース | 距離 (道内累計) | 稼働時間 | 平均速度 |
第4日目 6月19日(土) 薄曇り
日本一長い直線と石狩川自転車道
町の中の公園では幼稚園の運動会が始まっていた。何故か、私、子供の運動会が好きで、去年の富良野でもそうだったが、つい立ち止まり眺めてしまう。本当に楽しい。
ここで今回のツーリングで始めた画期的な試みのきっかけが生まれた…、というほどではないが。
そしてもうひとつ、今回のツーリングでは出来るだけ「ツーリングマップル」(昭文社のバイクツーリング用の地図帳:今回は2010年北海道編を新規購入した)に記載されている名物情報・うまいものお勧め情報に従ってみようと考えていて、早速美唄の先にある「しらかば茶屋」で「とりメシ」を食べた。
鶏肉の炊き込み御飯でこの定食で800円。私としてはそれほど騒ぐ事もなかろうといったところ。いや、不味いと言っているわけではないが…。
美唄に入る少し手前に、写真では文字がはっきりと読め取れないが「日本一の直線道路(29.2㎞)」の看板が出ている。(上のルート図で赤いポイントのところ)
話しの種に走ってはみたが、別に何という事はなく、こんな事なら並行する道道、広域農道を走れば良かったと後悔している。まあ、これも国道R12を走ったから言える事か…。
本来の予定では、今日はこの先の「滝川」からさらに北へ進み「碧水」か「沼田」辺りまで行ってキャンプでも…、と考えてもいたが、それは出発地が追分より20㎞以上先の「栗山」からを想定しての事だったのと、もうひとつの理由から予定を変更して「滝川」泊りを考えた。「しらかば茶屋」の店員さんに泊るところがあるかどうか聞いたところ「さあ…」という頼りない返事だったので、去年通って来て気になっていた、すぐ近くの「新十津川」泊りに急遽変更。
砂川を過ぎた辺りでR12から左に折れR275(ここは去年逆方向を走っている)に出ようと石狩川を渡ったところ、右手にズーと堤防の上に狭いが舗装された気持良さそうな道路が続いている。
少なくとも目的地に近付く事は間違いないので、ためらわず走り込んだ。
この数キロはとても快適なサイクリングだった。上の写真は左の地図の赤マークの地点。当夜マップルをよく見たら、見難い緑の活字で「石狩川自転車道」と書いてあった。
新十津川に就いてはいささかの知識があった。司馬遼太郎氏の『「街道をゆく15』の「新十津川町」の項を去年の旅行から帰ってから読み直したものだ。大和の十津川村の郷民が維新後入植して開いた地域なのだ。その辛苦を活字で知ったりして、それなりの思い入れはあったのだが、旅館などの施設が殆んどない事には閉口させられた。そう言えばそれらしい記述があったような記憶もある。とにかく町の眼鏡屋さんから聞き出した一軒の旅館の飛び込んだ時も、その対応から「ひょっとすると断られるかな」と思ったが、結局そこに落ち着く事が出来てホッとしたものだ。
(中村屋旅館 : 左手の車庫に自転車を入れさせてもらう)
(町役場の前に建つ「望郷の碑」)
14:30 旅館チェックイン 町では「焼物市」が開かれていた。
夜は部屋で2010Wカップ、対オランダ戦を観る。惜敗!