朱鞠内湖→名寄→(天北峠)→西興部 | 88.55㎞(313.91㎞) | 5:20 | 16.6㎞/h |
コース | 距離 (道内累計) | 稼働時間 | 平均速度 |
第6日目 6月21日(月) 曇り後雨気味
快適ダウンヒルと去年の記憶を辿りながら
(道内での位置関係がわかるように敢えてこんな図に!)
5:00 起床
朝の清清しい湖畔を散策する。 昨日のような出来事が無かったら来る事もなかったであろうと思うと、何かとても得をしたような気分になってくるから不思議だ。リゾート地としては素晴らしい所だ。
ここには設備のよいキャンプ場もあった。覚えておこう。
朝食前には自転車の手入れをした。出発以来6日経ったし、特に昨日の雨で相当泥まみれになっていたし、駆動部分のオイルも流されているので、かなり入念に行った。勿論その為のウェス、オイルは持参してきている。
( 朝の朱鞠内湖畔 : 早朝から釣り人が訪れている )
予定のコースから外れたので、これからのコースを決めなければならない。どうも士別へ出るという選択は無くなり、殆んど名寄に直接行けるほど北上しているので、しばらく朱鞠内湖の南縁を回り、ドーンと風連まで下るルートをとる事にした。
(朱鞠内湖から天北峠までのルート図 )
8:15 出発
厨房にお願いして氷をサーモスに分けてもらう。これで半日は飲料の冷たさが保証されるのだ。朝食+昨日のコーヒーで5000円だった。
朱鞠内湖から風連への数㌔に及ぶ下りは、ツーリングの醍醐味と言えるほど快適なものだった。朱鞠内湖に連れてきてもらって本当に良かった。これを「怪我の功名」という。車が殆んど通らない朝のひんやりとした空気の中を40~50㌔(ちなみに本日の最高速度は51.5㎞/hなのだが、これは多分この時のもの)のスピードで走り下る快感は経験した者しか分からないだろう。こんな時には写真を撮るのも忘れてしまう。
10:30 風連の道の駅「もち米の里☆なよろ」着
ツーリングマップルによると「18種類のアイス大福が人気」とあるので立ち寄って2つも食べた。が、アイス大福というより普通の大福を冷凍したものだと思うのだが、私の食べたのは別物だったのだろうか。
ここから、オホーツク側の興部(オコッペ)までは去年も走ったルートなので、距離を消化するという感覚だ。
名寄の町を抜けR239(下川国道)に入るとグッと車の量が減り、両脇には森が続く街道沿いにポツ・ポツと集落が現れるという典型的な「北海道の道」になってくる。
上の写真は何の変哲もない、天北峠手前の名前の記憶すらない集落の建物なのだが、実は、去年ここで雨に降られ、雨宿りをしたのだ。30分程左の小屋の中に居たのだが降り止まず完全防備をして走り出したのを思い出す。
こういう事があると、走った事のある道を再度走るのも悪くは無いかなと思ってしまう。ああ、去年はこうだったなと記憶が蘇り、懐かしさに浸るといのは存外に楽しいものだ。それともそれは年寄りに特有な事なのだろうか。
14:50 天北峠(300㍍)ピーク 76.17㌔
15:10 道の駅「にしおこっぺ花夢」着 81.60㌔
去年もそうだったが今年も雨になってしまった。これで当てにしていた「西興部森林公園キャンプ場」泊はダメになった。
マップルによると道の駅からものの2~3㌔のところに、「ひなた母校」という面白い名前のとほ宿があるので予約の電話をしてみると、何回かの転送の後繋がった先は主人の携帯で「今日は帯広にトラックの運転手の仕事で来ているので受けられない」との事で、さあ困ったと思ったのだが、道の駅と同じ経営の公共のホテルが7㌔程先にあると教えてくれた。
さっそく道の駅の店員さんに予約をしてもらい小雨の中を出発。
15:50 ホテル「森夢(りむ)」チェックイン
入浴後は、どこで刺されたのだろうか、足首あたりの痒みに耐えかねて持参の薬をせっせと塗り込んだ。