西興部→興部→紋別→コムケ湖 70.85㎞(384.76㎞) 4:37 15.3㎞/h
コース  距離  (道内累計) 稼働時間 平均速度

第7日目 6月22日(火) 晴れ

     快適キャンプツーリングの日


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5:30 起床
7:30 ホテルレストランにて朝食

今日の天気予報は晴れ。となれば待望のキャンプができる。ここから70㌔程のところに「紋別コムケ国際キャンプ場」がある。持参の「北海道キャンプ場ガイド」によればシャワーも完備し「場内は広葉樹が適度に残されていて、野鳥が多い。運が良ければアカゲラの姿も間近に見られる。木立の多いサイトを選べば。野鳥のさえずりで爽やかにめざめられるかも。」とあり気持の良さそうな写真が添えられている。距離も程好い。本日の目的地決定。

8:45 ホテル出発

西興部からオホーツク側の興部までは去年も走っている。

山間部から平野部の牧場地域へと変わってゆく、基本的に下りという嬉しい道だ。

10:00 興部 着

左の写真は公園内にある列車を利用した無料宿泊施設。私はこの手の施設を一度も利用した事がないのだが、中を覗いてみると意外と清潔そうではあった。右は「マップル」記載のご当地名物「おこっぺアイス」(252円)。確かに濃厚で美味しいが、このツアー中アイスクリーム・ソフトクリームよりはるかにたくさんの「ガリガリ君」(概ね60円)のお世話になった。半分その場で食べて、残り半分はサーモスに、というのが習慣のようになった。
公園でしばし休憩して、出発。

興部からオホーツク沿岸を南に下るのだが、ここからは未知の領域となる。
左は「沙流」付近だが、快晴だ。かなり向かい風がきついのだが、のんびり行く積りなので殆んど苦にならない。ギアを落として鼻歌気分。気持の良いサイクリング。今日の平均速度15.3㎞/hがそれを物語っている。
12:00 オムサロ原生花園
休憩小屋で牛乳を買って食パンランチ。

紋別に差し掛かったので、R238(オホーツク国道)から逸れて町中に下ってみた。大体どこでもそうなのだが、幹線国道はバイパス気味に走っており、町を見るにはそこから外れなければならない。恐らくそこが旧道なのだろう。
坂の多い町だ。港まで下ってみた。冬季にはここから砕氷遊覧船「ガリンコ号」が出航するのだが、以前家人と流氷見物にきた時には流氷が無く、ただの遊覧船になってしまい、料金が一部返却された事があった。
少し先には笑ってしまうほど大きいカニのモニュメントがある道の駅がある。
東屋でサーモスからの嬉しいまでに冷えたアクエリアスを飲みながら寛いでいると、クリーニング屋チェーンの社名が入った車から中年おじさんが降りてきて、「何処からですか」から始まり色々と話し掛けてきたのだが、「羨ましいですね」と言った揚句、「こうもしていられないんだ、仕事中なもので…」と去っていった。面白い。

紋別空港脇を通って、しばらく海岸から離れると程なく今日の目的地コムケ国際キャンプ場へのアプローチだ。

15:30 キャンプ場 着

管理事務所で説明を受けて200円を払う。想像していたとおりのキャンプ場でホッとした。

サイトを一巡りして、設営ポイントを決めて(なにせキャンパーは私ひとりなので選び放題)早速設営。
今回キャンプは2度目なのだが、一回目の追分は、ただ寝るだけのようなもので、とてもキャンプ生活を満喫するものではなかったので、この設営には気合が入った。特に、「ビニールシートターフ」が初使用となるので楽しみと不安との両方があった。

( うまくいったブルーシートターフ : これで実用的なキッチン・居間に使える )

16:45 : 設営終了

思いの外手間取ったが、満足のいくものとなった。持ってきた甲斐があった。これなら多少の雨になっても何とか過ごせるだろう。ポールは以前使っていたのテントのポール。

コーヒーなどで寛いでから、湖畔の散歩行く。管理人も帰り、本当に誰もいなくなった。

                   ( コムケ湖畔 )

シャワーを浴び、髭をそりサッパリしてから夕食の準備。と言っても今日は加熱すればOKのご飯にレトルトカレーそれにスープだけなので実に簡単。それでも本当に美味しい。食後のお茶もゆっくりと味わい、携帯で家人に本日の報告をして、19時にはテントにもぐり、多分20時には寝付いた、と思う。

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