フィリピン国鉄(PNR)コミューター区間乗車
Philippines National Railways commuter section getting on
  フィリピン国鉄(PNR)コミューター区間の新駅が開業したし、ディーゼルカーの車内掲示が駅名変更してるので実際に乗車して確かめた。
 先ずは、私が滞在してるCavite州方面からバスでMagallanesで下車、歩いて2,3分のEDSA駅に行き、列車で新駅のSan Andresまで乗車、暫く電車が来ないのでタクシーでPandacan(Beata)に行き、Espanaまで乗車した。


 
 これがディーゼルカーに表示されてる駅名表だが、かなりいい加減、現状ではCaloocan方面に列車は行っておらず、この掲示のTutubanが終点、Tutubanも各駅の表示ではManilaとなってる。
Tutubanから3つ目のDapitanは元Laon-Laanだが、今回駅名は確認できなかった。
5つ目のBeataは、実際に訪れ旧駅名のPandacanが使用されてるのを確認。EDSAとF.T.Iとの間にNicols 駅が開業。  2010/6

PNR EDSA駅

  2010年1月にも訪れてる。
  以前の時刻表と変わったらしく、時刻表を写してたら9時24分発の114列車が到着。
列車をやり過ごし、写真に写ってる人と一緒に反対側のホームに駆け込み列車の飛び乗る。
列車には、安全確認の車掌が乗ってるが切符は発行せず、「無賃で良い」と言われる。やはり国鉄なのか、NagaのPNRは、乗客一人残らず運賃を徴収してたのと比べると、ここはかなり違う。
2010/6  PNR EDSA

PNR EDSA駅の時刻表

  March 1 2010の時刻表。北行きはManila行き。南行きは101列車がSucat行き、103列車がAlabang行き、以下交互にSucatとAlabang行きになる。
最終の201列車はBinan行き。

2010/6  PNR EDSA

MOTOさんから2010年6月19日から時刻改正が有り、この時刻表と変わったのでご注意下さい。
最新の時刻は、フィリピン国鉄(PNR)南方線列車時刻表を参照して下さい。

San Andres駅

  EDSA駅から10分程度で到着。時刻表からすると少し遅れ気味。
  新駅だが、下車すると同じ様な駅ばかりで、全く代わり映えしない。

2010/6  San Andres

San Andres駅

  駅名表示は、切符売り場とホームの何カ所かの金網に吊下げられたビニールの垂れ幕だけ。

2010/6  San Andres

PNRの切符

  San Andres - Pandacan間の切符。最低運賃が10ペソらしい。
EDSA - San Andres間は無賃乗車だったが、今度は切符を買った、しかしタクシーでPandacanに移動したので切符は使わなかった。
列車番号が116と入ってる。

2010/6  San Andres

San Andres駅Alabang方

  駅の横に踏切が有りBuendiaと似てる。
  線路際の緑のビルは、昔不法占拠者の為に提供した住居。この通りはSan Andres通り。

2010/6  San Andres

San Andres駅Manila方

  こちら側は、ドブ川が流れてる。線路際のビルはPNR敷地内に不法占拠者を住まわせた建物。ドブ川の近くには不法占拠者が住み着き始めてる。

2010/6  San Andres

San Andres駅付近

  駅前は、単に場末の町、日本だと新駅開業で再開発が行われるが、フィリピンでは昔のままらしい。

2010/6  San Andres

Pandacan駅

  車内の表示がBeataになってるので確認に訪れた。駅名は元のPandacanだった。
  各駅と同じ造りになり特徴がない。Paco駅方面から線路を乗り越す高架道路が造られてる。
この付近はパシグ川沿いで沢山の石油工場が在る。

2010/6  Pandacan

Pandacan駅Manila方

  駅の近くに踏切が在る、この通りがBeata通り。
ここには昔同様、パシグ川超えのトロッコ(トロリー)が残ってる。

2010/6  Pandacan

Pandacan駅Alabang方

  昔は右側に引き込み線が有ったので、渡り線が残ってる。
歩道が無いが高架道路から写真を撮りたい。

2010/6  Pandacan

Pandacan駅

  やがて116列車が到着したので乗車し、Espanaまで乗車。

2010/6  Pandacan

Espana駅

  旧駅舎から引き継いだ駅名看板が使われてる。


2010/6  Espana

Espana駅

  この駅は車内表示に赤く記されてるので、主要駅らしく運転掛かりの駅員が居た。到着した116列車が早着したので、時間調整させた。

2010/6  Espana

Espana駅

  運転係が居る駅事務所

2010/6  Espana

Espana駅時刻表

  手書きだが、はっきり書かれてる。休日運休列車も※印で書かれてる。

2010/6  Espana

MOTOさんから2010年6月19日から時刻改正が有り、この時刻表と変わったのでご注意下さい。
最新の時刻は、フィリピン国鉄(PNR)南方線列車時刻表を参照して下さい。

Espana駅

  Espana通りから見た駅、昔は、引き込み線が有ったのか広々してる。渡り線も残ってるが使用してない。

2010/6  Espana

Espana駅踏切

  駅の脇にEspana通りの大きな踏切が有る。
ジプニーは、キアポ - Cubao間と表示されてる。

2010/6  Espana

Espana駅裏

  この地区はバスターミナルの名前でSampalocと呼ばれてる。小さなターミナルや大きなターミナルが有る。駅裏にディンプルスターの小さなターミナルが有った。バスの行き先はミンドロ島サンノゼ。何年か前サンノゼからManilaに戻る方法が分からず困った経験が有った。便利になり当時と隔世の感がある。

2010/6  Espana

続く フィリピン国鉄(PNR)ビコールトレイン復活に向け試運転

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