Brain of D

　最近、ラジコンカーが欲しい。小学生の頃タミヤの『ホーネット』というオフロードカーを持っていた。その頃ファミコンを買ったばかりの頃だったのだが、ラジコン欲しさに売ってしまった。近頃は無線の感度も良くなったらしくラジコンをコントロールするための『水晶』の種類がその当時の倍くらいに増えているという話を友達から聞いたことがある。僕が持っていたのはサンワのプロポで５番の緑の水晶だった。『ホーネット』のモーターは５４０だった。３２０では非力だし、６３０だとコントロールが難しかった。
　先日、久しぶりに『ＲＣマガジン』を立ち読みしたら、タミヤのラジコンカー『マイティフロッグ』が復刻するとの記事を見つけてしまった。『ホーネット』の記事も掲載されていてちょっと嬉しかった。いつのまにかラジコンカーもガソリンを使用したエンジンカーが主流になっていて驚いた。
　 昔はテレビ東京で『ＲＣカーグランプリ』をよく観ていたのを思い出す。地元のショップ主催のラジコンカーのレースなどにも出たりして楽しい思い出だ。僕の奥さんもラジコンカーが欲しいらしいので、そのうち一緒に購入して公園で走らせたいなあと思う。

　あと２ヶ月もすればフジロックフェスティバル05が開幕する。出演者の発表も第６弾まできた。ここ２〜３日は過去のフジロックを思い出す事が多かったが、そろそろ真剣に３日間の予定について考えようと思う。

　シンコーミュージック刊『 U2ファイル』が面白い。パッセンジャーズに参加した歌手の小林明子さんや俳優の別所哲也さんの話しが読める。それに加えて柴田英里さん（プロデューサー・作家）の話は彼ら４人のそれぞれの人柄を身近に感じさせてくれる内容でますます彼らのファンになってしまう。この本、読みのもとしても面白いし資料性も非常に高い。また、様々な筆者によって多角的にＵ２を論じているところがこれまた素晴らしい。３０００円もするので購入に躊躇するファンもいるだろうが、ファンならば是非購入して来日に一役かって欲しいと思う。

　本日、ＰＩＯＮＥＥＲのDVD/LDコンパチブルプレーヤー『DVL-909』が修理から戻ってきた。修理代は基本料1500円、部品代3000円、技術料10000円、これに消費税がかかった。故障内容は『DVD再生時DVDピックが前に出て電源入らず。トレー出ず』であった。処置としては『DVDピックアップ自走不良交換、他メカコード、スイッチ、ベルト等の交換調整を行った』そうだ。なにはともあれ使用できるようになってよかった。
　ｉＢｏｏｋのバッテリーの件で無償交換プログラムが発動されている。さっそく我が家も確認したところしっかり該当していたのでインターネットで申し込みを済ませた。どうやら発火の恐れがあるらしい。

　NINE INCH NAILSのＮＥＷアルバム『WITH TEETH』をやっと聴き始めることができた。こういう感じの音楽は久しぶりな気がする。そんな訳で感想という感想がなかなか出てこない。前作『フラジャイル』から５年半というインターバルを経ての新作なわけだけれども、トレント・レズナーの成長というか進化というか、そういった視点から聴いた場合、この作品は彼にとってどういう位置づけなのか。またリスナーである俺にとってどれほど重要なアルバムになるのだろう。
　俺にとっての善し悪しはやはり聴く回数、聴き続ける期間だと思う。世の洋楽雑誌がこぞって絶賛しようとも、俺にとって価値がなければＣＤラックの肥やしになるだけだから。
　そうは言っても、今回のアルバム『WITH TEETH』は結構聴きやすい。耳障りじゃない。だけど、新作ラッシュの洋楽ロックの中で、アルバムジャケットを手に取ってＣＤをトレイにのせる行為がどれほどあるのだろう。俺自身「SUMMER SONIC」には行かないし、もしかしたら不利な立場にあるのかなあなんて思う。『BECK』も『FOO FIGHTERS』もフジロックにくることを考えると、よっぽど心に「グッ！」とこないとリスニング回数は増えないだろうと思う。いい所が見つかっていつまでも聴き続けられる作品になるといいなあ。