過去のB.O.D

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Brain of D

05.10.31(月)『バットマン&チャーリー』
 バットマンシリーズはあまり好きな作品ではないが、『バットマン・ビギンズ』は好感のもてるいい作品だった。このバットマン誕生秘話を観たあとに、それぞれの作品をみたらこれまでとは違う感想をいだくような気がしてきた。まさか、バットマンと忍者につながりがあるとは思わなかったなあ。
  主人公ブルース・ウェイン役の俳優は好感がもてるし、彼を起用したバットマンシリーズがあっても面白いだろうと思った。スパイダーマンに通じる悲哀がこの作品にもあって、今まで抱いていた自分の中のアメコミヒーロー像が変化してきている気がする。アメコミヒーローは、想像以上にナイーブで悲しみを背負って生きているんだなと思った。
 映画館で『チャーリーとチョコレート工場』をみた。ティム・バートンが家族愛をテーマにした作品で、劇中では様々な親子が登場しその関係を披露している。こども言いなりの父親をはじめ、この娘にこの母親ありといった具合で数家族が登場する。そのうちの一家族にチョコレート工場の主『ウォンカ』とその父親との関係も物語がすすむ中であらわになる。
 この作品、最後はハッピーエンドで終わるファンタジー映画。『家族愛』と『ウンパルンパ』が最高に生かしてた。
05.10.30(日)『音楽を所有するということ』

 先日、まとめて9枚もCDを購入した。U2の日本特別編集盤『ALL BECAUSE OF YOU』、THE POGUESのアルティメットベスト『THE ULTIMATE COLLECTION』、SIGER ROSの『Takk』、パールジャムのボーカル=エディ・ベダーの『THE MOLO SESSIONS』、BRUCE SPRINGSTEENの『グレイテスト・ヒッツ』、BOB DYLANの『THE FREE WHEELIN'』、LED ZEPPELINの『PRESENCE』『HOUSES OF THE HOLY=聖なる館=』、THE ROLLING STONESの『A BIGGER BANG』。
 U2は2曲目に収録されている『ミス・サラボ』のライブヴァージョンが凄く感動的な唄いっぷりで良かった。THE POGUESはアイリッシュトラッドなバンドで今年のフジロックで2〜3曲聴いただけだったが陽気な演奏とリズムが印象的だったのでこれを機会に所有することにした。SIGER ROSも今年のフジロックに出演していた。個人的にはまるっきりステージを体験していなかったが、タワーレコードでの試聴においてその素晴らしさを感じてしまった。エディー・ベダーは学生とのセッション。たまたま目に留まったので購入した。BRUCE SPRINGSTEENは未聴。1枚くらいアルバムを持っていても良いかなとおもって購入。BOB DYLANは『風にふかれて』が欲しかったのでこのアルバムにした。もしかしたら他にも聴くべき彼の作品があったのかもしれない。LED ZEPPELINは紙ジャケCDを集めようと思っていたのでまだ所有していないものを選んだ。THE ROLLING STONESは今回のアルバムの評判がどうもよさそうなので非CCCDを求めてHMVで購入した。
 今回購入したCDの中には、まだ聴き始めていない作品もあるが、所有欲を満足させるには十分すぎるほどの買い物ができたと思っている。9枚中6枚は紙ジャケCDだった。SIGER ROSなんてしっかりした紙質でプラケースにはない満足度の高いパッケージデザインだと思う。
  紙ジャケCDをあえて購入する理由としては、収納ラックの問題がある。出来る限り自分の手元にアルバム作品は置いておきたいので、限られた空間を上手に使うためにも収納は脱プラケースにする必要があった。
 音楽配信がかなり浸透してきたけれども、パッケージソフトとしてのCDの今後を考える場合、所有欲を十分に満足させる『紙ジャケ』や『デジパック』仕様は有効な手段だと思う。出来る事なら愛蔵書を棚に並べるような気持ちで、音楽CDも脱プラケースで並べる事が出来たら自分が聴いてきた音楽史をみるような思いが湧いてくるんじゃないか。使い勝手は断然プラケースだろうが、多少の手間があっても音楽を聴くときのワクワク感はLPレコードの方がよっぽど高かったと思う。あのワクワク感はプラケースではなかなか感じられない。だから初回限定盤だけでも紙ジャケあるいはデジパック仕様にしてくれると音楽を所有することへの喜びみたいなものがもう少し質の高いものになってくるんじゃないかと思う。音楽だけ聴ければそれで良しというのもあるだろうが、僕はアルバムジャケットに芸術や文化を感じたいと思うし、形のない音楽作品を形あるものに変換してくれるのがパッケージ化だと思うので、所有欲を十分に満たしてくれるデザインを強く要望する。※U2も紙ジャケ&リマスターCDで発売されないだろうか?。5年後のデビュー30周年にはそういった事があるといいなあと思う。そのころにはSACDとのハイブリッドかもしれないが・・・。

05.10.27(木)『BEAT SOUND』
 1年ぶりに発売となったステレオサウンド別冊『BEAT SOUND NO.5』を本日手に入れた。今回は『音楽配信で満足ですか?”音のいい”ロック名盤100選』とだいして特集を組んでいる。取り上げられているアーティストは『ビーチ・ボーイズ』『キング・クリムゾン』『ローリング・ストーンズ』『ザ・フー』『ピンク・フロイド』『マイク・オールド・フィールド』『クイーン』『ジェフ・ベック』『イーグルス』『スティーリー・ダン』『ボブ・ディラン』『キャロル・キング』『ジョン・レノン』『ディープ・パープル』『エリック・クラプトン』『ロキシー・ミュージック』『ピーター・ガブリエル』『レッドツェッペリン』『ニール・ヤング』『デビッド・ボウイ』『リッキー・リー・ジョーンズ』『ニルバーナ』『ナイン・インチ・ネイルズ』『パティ・スミス』『ブルース・スプリングスティーン』『セックスピストルズ』『U2』『ソニックユース』『マッシブアタック』『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』『ニューオーダー』『ベック』などなど。
 第2特集では『2005年型ロックオーディオ』と題してブルース・ロック篇、アメリカン・ロック篇、テーマ別システムプランの紹介をしている。
 そして特集記事としては最後となる第3特集では『アナログレコードでロック魂を体感』ということで、重量盤レコードと高音質4大レーベルの紹介、アナログ再生ビギナー講座などを読む事が出来る。他にも興味深い記事として、でかジャケやリマスターCDなどにみられる「復刻盤製作の舞台裏」や、名盤を支えたギター達を取り上げた「KUNIO KISHIDAのギター名盤特集」がある。
 本誌を読んでいて一番驚いたのはJBLが大好きなオーディオ評論家の細谷信二さんが『ジジイ』になってしまったことだ。凄いショック。びっくり仰天。病気をわずらったかのような風貌で、髪型が大きく変化しあごひげを蓄えたその姿は『高齢者』という言葉が似合ってしまうほどだ。でも元気でよかった。
 『BEAT SOUND』はロックとオーディオの楽しい関係をうたったオーディオ系の専門誌。オーディオ評論家もいるが音楽評論を手がけている『小野島大さん』や『大鷹俊一さん』、『赤岩和美さん』や『ピーター・バラカンさん』、世界の中心で愛をさけぶの『片山恭一さん』などの起用がこの専門誌をより面白いものにしていると思う。またハード志向を強調していないところに凄く共感を覚える。みんな音楽が好きなんだなというのが誌面から伝わってきて好感がもてる。やはり、好きな音楽作品があってのオーディオだと思うし、アーティストが精魂込めて作った作品を語る道具としてのオーディオシステムを誌面の主役にしてはいけないと思うから、本誌の編集方針は正しい方向を向いていると思う。このスタンスで次号もガンバッて発売にこぎつけて欲しいと思う。※しかし、ニール・ヤングの若い頃の写真って、ソウルフラワーユニオンの中川敬にそっくり。
 明日は休みだから『ボブ・ディラン』か『レッドツェッペリン』か『ローリング・ストーンズ』か『ブルース・スプリングスティーン』のCDを買いに行こうと思う。もちろんU2の日本特別編集盤『オール・ビコーズ・オブ・ユー』も手に入れたい。
05.10.26(水)『ドキュメンタリータッチな』
 比較的好きな映画のジャンルは、僕の場合『ドキュメンタリータッチな』が一つのキーワードになる。『裸足の1500マイル』や『ブラッディ・サンデー』、『スーパーサイズミー』や『チョムスキー9.11』『映画 日本国憲法』『シティ・オブ・ゴッド』などなど。また『フルメタルジャケット』や『戦場のピアニスト』などの戦争ものも、僕の中ではキーワードに当てはまる作品だ。マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『華氏911』は観た事がないので好きかどうかわからないが、観たらきっと好きになるだろうと思う。
 これらドキュメンタリータッチな作品のいいところは、カメラファインダーという目を通して歴史や主人公の人生を追体験できるところにある。自分の人生は、不慮の事故にでも合わない限りせいぜいあと40〜50年はあるはず。ドキュメンタリータッチな映像作品は歴史的な教訓を数多く含んでいたり、これからの生き方を考えさせられる場合が多いからいろいろな追体験を映画や映像作品を通じてこれからも味わいたいと思う。
 生き方を学ぶ人生の教科書の一つとして、僕の中には『ドキュメンタリータッチな』作品が存在している。それ以外のさまざまなジャンルの映像作品にも、学ぶべき示唆にとんだ内容の作品が数多く存在するが、過去の歴史において実際にあった出来事を掘り起こして映像化し伝えるべき史実を歪曲や誇張することなく観るものに伝えようとする姿勢に僕は感動を覚えるし心の動揺を抑える事ができない場合が結構ある。学校の教科書で学ぶ歴史は広く浅く断面的で学ぶ楽しさからすると薄いし感動した覚えがないが、映画作品は映像と音声による総合芸術によって映像世界に観るもの誘ってくれるので心のふれ幅がとても大きくなる。
  『ドキュメンタリータッチ』な作品は、ただ観る・聴くという接し方じゃなくて、より作品を理解しようとする気持ちを生みだすために自分の生き方と重ね合わせることが必要だと思う。だから、自分の体力があるときにしか観ない事にしている。リラックスしたときは頭を使わないアクション系の映画がストレス発散にもなるし派手な演出と音撃がなかなか気持ちいい。※『ドキュメンタリータッチな』作品は自分との格闘だなと思った。 
05.10.25(火)『映画作品における吹き替え版の存在』
 映画館で映画を観る時もDVDメディアの時も、僕は極力『吹き替え』でその作品を楽しむようにしている。字幕を読んでいると作品に集中できない。俳優の肉声を楽しみたい人にとっては吹き替え版は邪道な選択なのかもしれないが、字幕を目で追うことのない『吹き替え版』は作品の世界観におもいっきり浸れるという優位性がある。もちろん声優の善し悪しにもよるところもあるだろうが、よほど下手なキャスティングでもない限り作品の世界観を壊す事はないと僕は思う。
 字幕版の良いところはオリジナル音声による音声フォーマットの優位性だと思う。オリジナルの場合の音声出力は『DTS』で収録されている作品であっても、吹き替え版は『ドルビーデジタル』という場合が少なくない。『DTS』は音の圧縮率が低いため、同じシーンでも『ドルビーデジタル』に比べたら音の表現力が高いというのが定説で、作品の雰囲気だけならオリジナル音声収録の字幕版がいい。
 作品の雰囲気は少々劣っても、目で字幕を追うことのない『吹き替え版』は、映像に集中できるという強みがある。俳優の演技を十分に堪能できるだけでなく、台詞は耳から入るので言いたい事がダイレクトに伝わってくる。余計な体力を消耗しないで映画世界を堪能できる『吹き替え版』は素晴らしい。
  DVDというフォーマットが出てきた事によって、1枚で2度おいしい思いが出来るようになった。映画の吹き替えはテレビ放映時の特別なものから、より身近で大衆化したものになってきたように思う。いままで『吹き替え』はどちらかと言うと邪道な存在で『字幕版』こそが作品を理解するための唯一の存在であるような雰囲気を僕は感じていた。それがDVDの登場によって映画作品への見方や接し方が変化してきたように思う。
  『吹き替え版』の普及によって外国映画はますます身近な存在になった。それは吹き替える声優陣がスクリーンやディスプレイを通して違和感なく俳優に日本語をしゃべらせるからだと思う。映画の世界をもっと自分のものにしたい僕は、これからも『吹き替え版』と100インチ大画面で趣味を満喫したいと思う。
05.10.23(日)『ネットでお買い物』
 僕はどちらかというとHMVよりもタワーレコードでCDを購入する事が多い。インターネットで購入する場合は、アマゾンよりもHMVの方が圧倒的に利用頻度が高い。
 自動車を運転してわざわざ店舗まで出向いて音楽ソフトを漁る機会がめっきり減った。ガソリンを消費して、自分の時間をたくさん使うよりも、目の前のパソコンディスプレイを観ながらマウス操作でソフトを購入する方が時間も手間も省けて楽だし、自動車を運転して事故に遭うリスクを考えたら圧倒的にインターネットが便利だと思う。インターネットでの買い物にはそれなりのリスクがあるかもしれないが、限られた自分の時間を有効に使うことを考えた時、やはりインターネットは重宝するし時間の使い方を考えた場合、非常に合理的だと思う。
 もっと自分に時間があれば意外性のある『音楽ソフトとの出会い』を求めて店舗に赴くこともあるだろうが、そんな時間はほとんどない。本当は実際に手に取って商品を確認しながら買い物をするのが好ましいのだが、そんなことを言ってられないし必要なものだけを必要なだけ購入できるインターネットでの買い物にどうしても軍配が上がってしまう。
 だから最近は音楽ソフトの購入で冒険をしたことがない。
05.10.22(土)『ステレオサウンド別冊BEAT SOND NO.5』
 10月26日(水)にステレオサウンド社から『BEAT SOUND NO.5』が発売される。価格は1300円。前号の発売が2004年の冬だったから、実に1年ぶりとなる。ロックとオーディオの楽しい関係を謳った本誌を僕はどれほど待ち望んだ事か。※たまたま立ち読みした『STEREO SOUND最新号』で最新刊の発売を知った次第。
 最近はどちらかというとオーディオ熱は下降気味なので『BEAT SOUND』の発売とともに趣味の本丸であるオーディオ熱が再燃するといいなあと思う。やっぱり音楽あってのオーディオシステムだし、オーディオ専門誌でもっと『音楽』そのものを語って欲しいなあと思う。ハード志向も度が過ぎるとただの販売カタログに成り下がってしまう。専門誌ならではの『夢の語り方』というのがあると思うから、僕は『BEAT SOUND』編集部に『夢』を期待したいと思う。何はともあれ早く本誌を手に入れたい。
05.10.20(木)『iPodにまつわるエトセトラ』
 iPodのおかげでヘッドフォンスピーカーが非常に注目されている。と、僕は思っている。それまではオーディオを趣味としている人たちを中心に、なかなか音量を上げて聴けない環境をどうにかしようというような意味合いが強かったように思う。もちろんそれまでもポータブルMDプレーヤーなどで安価なヘッドフォンが数多く発売されていたし、その手の分野でそれなりに需要もあった。
  iPodに付属しているイヤースピーカーははっきりいて音が悪い。音量を上げると音が割れたりノイズまじりな印象を強くうけた。だから、自分もiPod専用に手頃なヘッドフォンスピーカーを探した。デザインとサイズ、金額と音質のバランスの折り合いがつかず購入するまでに時間がかかった。
 自分で決めた基準をベースによりよい音質を求めていろいろとメーカーのサイトを拝見したり、店舗に赴いて実際に手にふれてみたりしてみたがこだわればこだわるほど求めるものがみつからなかった。音楽との接し方が変われば使用する道具も違うわけだが、ヘッドフォン選びって本当に難しい。まず試聴するチャンスがほとんどない。半ばデザインから音を想像するような選び方をよぎなくされた。
 そんなわけで、安価なものは購入の対象外とし1万円以内で購入できることと、持ち歩きに不便でないサイズ、なおかつ『iPod U2edition』にマッチしたカラーであること、を条件にして選んだ。
 iPod購入初期を除いて、今はほとんど聴いていない。自動車通勤で聴くチャンスがないのもそうだし、難聴になりたくないからあまり聴かないようにしているというのが本当の所だったりする。音楽は頭の中で鳴るものじゃない、自分の目の前に広がるものだ。だからもっと開放的な環境で聴きたいと思う。
05.10.19(水)『ハードとソフト』

 YAMAHAのAVアンプ『DSP−AX1』を使って数年経つ。いろいろな音場を再現できる優れものではあるけれどその機能を使っていない。はっきり言って自分には必要のない機能だったなと思う。映画の音を再生する場合、ソフトに収録されているそのままを再生できればいいわけなので音場再現機能(DSP)を使用する理由がなかったりする。※実際には『MOVIE THEATER1 70mmSci-fi』というプログラムだけ使用している。
 このAVアンプの音だけでは物足りない、と言うか『もっと!』ダイナミズムが欲しいと思ったので、AVアンプをコントロールアンプに用いて音楽用に使用しているモノラルパワーアンプ2台をつなげてDVDソフトを楽しんでいる。やっぱり単体のAVアンプに全てを任せるよりも、パワーアンプ部の負担を外部にゆだねてあげる方が断然ゆとりのある音場が得られて満足のいく結果だった。
 これで100インチ大画面に相応しい音を手に入れることができたわけでだが、アンプを3台も使用しているとその発熱量も膨大で冬場の暖房はそれほど必要なかったりする。約12畳の部屋でこんな調子なので、夏場はエアコンをフル稼働させないと蒸し暑くて映画を楽しむどころではない。ましてやプロジェクターのファンの音が結構鳴るので、作品に集中しているときは全く気にならないが、気になりだすと作品どころではなくなってしまう。
 大画面になると大画面に合った『もっといい音』『もっと迫力のある音』が欲しくなる。音に対する欲求が満たされてくると今度は大画面にあき足らず『映像の質』まで追求したくなってくる。
 趣味の本質がソフト重視かハード志向なのかで投資の仕方や方法は違ってくると思うが、僕の場合はソフト(作品)重視。作品をよりよく聴きたい・感じたいという思いに立つからこそハードにも必要な投資はしようと思う。表現力が大幅にアップしたハードで視聴する作品は想像以上にその作品を豹変させる。もともと『ハードは二の次』だった自分でも、違いが分かってくるとハードにも投資しなくてはという気持ちになったし、比較していくうちにだんだんいろいろな事がわかってくると面白くなってきてますますのめり込んでいった。
 ホントいい趣味だとつくづく思う。もう少し自由に使えるお金があるともっといいんだけれど・・・・・。

05.10.17(月)『音楽と映画の再生における悩める問題』
 オーディオとホームシアターの両方を趣味としている場合、『スピーカー』選びは慎重にならざるを得ない。音楽的に素晴らしい音色で鳴っても、映画再生における音の役割はまた違う意味があるからだ。映画の舞台設定で必要のないエコーがかかったらおかしいし、絵と音の間に時間差があっても気持ちのいい映画鑑賞にはならない。
 音楽再生は、種類によって気持ちのいい残響感があったほうがいい場合もあるし、スピーカーの個性があればこその音色があるから、映画再生との共存共栄は難しいものがある。
  だからと言ってそれぞれ専用にスピーカーを購入し設置するのも大変なのでなんとかしたいと思うのが趣味に生きる人間の悩める諸問題の一つだったりする。では、どうすればこの問題を解決できるのか。それはどちらの趣味を優先するのかということと同時にどこまでなら妥協できるのかということを考えるしかない、と僕は考える。一つの部屋に音楽と映画の両方を押し込むからこういう問題がおこるわけで、音楽は自分の部屋で楽しんで、映画はリビングにもってくるというやり方の方が本当はすっきりしていいと思う。ある意味、これも妥協の産物だが、どちらも中途半端というよりはマシな気がする。それもこれも住環境が許せばの話だが・・・。
 僕の部屋にはプロジェクターが天吊りされている。そもそも音楽鑑賞が趣味の出発点だからスピーカーは映画再生も兼任する。自分の部屋に音楽と映画が共存している場合には、妥協点を見いだすしか方法はない。約12畳(4.5m×4.5m)の部屋でもスピーカーを1セットづつ設置するのは容易ではなく、まして映画再生においては5.1chならぬ4.1ch。現在、部屋には未使用のスピーカーを併せて7本が設置してある。フロントに2.1ch、リアに4chで、オーディオラックと本箱で部屋は手狭になっている。センタースピーカーを置かないのは、フロントにある2chスピーカーとの音のつながりが悪いためで、今は十分に映画を楽しめる状態にあるのであえて導入していない。
 僕の部屋のフロント2chスピーカーは、かれこれ11年くらい使用している。そろそろ新しいものにチャレンジしたい。その時に音楽と映画の再生におけるスピーカーの果たす役割を考えると必ず悩む時期が来る。趣味だから嬉しい悲鳴みたいなものかもしれないが、投資額にも限界がある。『その時』が来たときに果たして音楽鑑賞が趣味の最前線かどうかは自分にもわからないが、新しいスピーカーで趣味の再スタートをきりたいなあって思う今日この頃だったりする。※早く悩める時期に突入したいが、あと何年かかるやら。
05.10.15(土)『U2vs日本』
 10月26日(水)にU2のCDが発売される。4thシングルとなる曲は『オール・ビコーズ・オブ・ユー』を筆頭に『ミス・サラエボ(ライヴ・フロム・ミラノ)』や『ア・マン・アンド・ア・ウーマン(アコーステック)』『シーズ・ア・ミステリー・トゥ・ミー(ライヴ・フロム・ブルックリン)』が収録されているとの事。日本特別編集盤ということでファンにとっては買いだろう。
 先日、iTunesがバージョンアップし『iTunes Music Store』でビデオ映像も購入できるようになった。さっそくU2の映像を20秒ほど無料でみることができた。思った以上に高画質で300円で購入できるなら安いと思ったがまだ購入していない。
 12月にU2『ヴァーティゴ』ツアーを収めたDVDが発売される。今から楽しみなのだが、発売されちゃうってことは結局、来日しないってこと?。熱狂的なファンは海外にまでライブを体験しに言っているようでうらやましい限りであるが、皆がみな海外にいけるわけではないから来日してほしかった。
  U2のボーカル『BONO』の言葉が頭から離れない。『日本はもっとできる』。小泉首相に対して発言した言葉だと思うが。『貧困』にたいしての日本の姿勢いかんによっては、この先ずっと我々U2は来日しないと宣言しているかのよう。こういうのってずっと気になるんだよなあ、考え過ぎか?。
05.10.14(金)『音楽におけるお金の使い方』

 洋楽ロックCDの衝動買いが減った。店舗に出向いて漁るという行為が減ったからかもしれない。かといってネットで購入しているわけでもない。欲しいと思った商品でも『本当に欲しいのか』一度立ち止まって考えてみて購入をやめてしまうケースというのはよくあったりする。セキュアCDをはじめCCCDは積極的に購入拒否をしている。
 別に『iTunes Music Store』でダウンロード購入しているわけでもない。結局、魅力的な作品との出会いが減ったに過ぎないのかもしれない。
  音楽CDの売り上げが落ちているのも『魅力的な』商品に寄る所が大きいと思う。一般的なお金の流れが、音楽CDから単に携帯電話の使用料に化けただけの話なのかもしれない。そうは言ってもまだまだ不況感は拭えない状況にあるから、庶民の懐が温まらないと音楽CDに3000円も支払って購入しないだろう。ファンだから、特定アーティストのNEWアルバムや関連グッズは購入の対象になるが、余計なものまでは購入しない。
 だから、不正なダウンロードによる音楽の購入によってCDの売り上げが減っているんじゃなくて、単にお金の流れ・使い方が変わったに過ぎない。携帯電話でも気に入った音楽が聴けるならそれで十分という人が増えたし、それらの人にとってはその程度の音楽作品だし音楽CDまでは必要ないということだと思う。
 僕の場合は、Macと周辺機器への投資が増えたけれども、欲しい音楽CDは購入している。それでも購入が増えないのは、結局魅力的な商品・作品との出会いが減っているからに過ぎないと考える。

05.10.12(水)『コラボレーション』

 そろそろ一部の音楽ファンに特化したオーディオシステムが発売されてもいいのではないだろうか。例えば『福山雅治』のCDが気持ちよく聴けるコンポとか、クラシックやジャズあるいは洋楽ロックに特化した製品がでてもいいだろうと思う。差別化や個性化をどんどん進めていって商品の付加価値を強く持った方がこんな時代だもの、かえって売れるのではないかと思う。
  『サザン』や『B’Z』『浜崎あゆみ』が最高に気持ちよく聴けるコンポなんて売れると思うんだけど。コンポにそういうアーティストモードがあるだけでも違うと思う。いい曲やいい音楽はラジオで聴いたって、カーステレオで聴いたっていいものは良いわけだから、その製品に個性がなかったら絶対に売れない。まして音がちょっといいくらいのピュアオーディオなんて売れるはずがない。MP3の音質で満足できてしまうような時代に、キラリと光る趣味の一品として、アーティストを巻き込んだアーティスト主導型の製品開発があっていいじゃないかと思う。それが結果的に音響メーカーとアーティストと音楽ファンの利益につながれば、これはもう言うことなし。
 iPodがバカ売れしている時代だもの、音楽のない生活なんて考えられないわけで、これらとの差別化と併せてパッケージソフトである音楽CDが今まで以上に気持ちよく聴ける方法をもっと追求していったらいいと思う。だから、音響メーカーはアーティスト特化型オーディオシステムを真剣に検討してほしいと思う。
 できることならオールインワンでシステムとして音響設計されるのがベストだと思うが、スピーカーだけ『○○モデル』があってもいいと思う。『福山モデル』とか『宇多田モデル』っていうだけでカッコイイと思うし、『陽水モデル』なんて渋くていい音がでそうな感じ。限定品とか受注品として期間限定でやったら面白いだろうと思うし注目度もその方が上がると思う。音響メーカーの個性をスピーカーに反映させるのではなくてアーティストの個性を分析してスピーカー作りに生かすということが特化型には大切なことだと思う。
 アーディストはもっと『こういうオーディオシステムで聴いて欲しい』っていうのがあってもいいと思うんだけど、ファン層を意識してなのかそういう意見を聴いた事がない。一生懸命つくった作品だもの、出来る限りいいシステムと環境で聴いて欲しいと本当は思っているはずだし、製作現場の匂いに近い感覚と音で聴いてもらえた嬉しいだろうと思う。
 音楽ファンは、 アーティストの労に報いる為にも『出来る限りベストな環境』で、その音楽作品を聴くことを心がけてもいいのではないだろうか。そして音響機器製品とアーティストとの夢のコラボレーションも音質追求型で実現したら面白いだろうと思う。
  僕はイギリスのスピーカーメーカーB&W社に『U2モデル』を作ってもらいたい。

05.10.11(火)『いい趣味』
 音楽鑑賞という趣味から始まって、オーディオ機器に力を注ぎ、結果的には映像にまで手を出した。音が良くなると映像も迫力を求めたくなる。こんな音と映像との関係の中で、僕は100インチのスクリーンと4.1chで音楽ものや映画のDVDを楽しんでいる。ビデオデッキを経由すれば普通にテレビとしても使えるし、テレビゲームをつなげばそれこそ大迫力で楽しめる。
 初期投資は少々値が張るかもしれないが、それが過ぎてしまえばたいしてランニングコストもかからない。自分でいうのも何だが『いい趣味』だと思う。この『いい趣味』を20代後半で手に入れて家族みんなで楽しんでいられるなんて幸せだと思う。
 今、スクリーンは2万円くらいから手に入れることができる。プロジェクターも液晶だったら20万円くらいからある。AVアンプだって安いのがあるし、予算として50万円もあればホームシアターが出来上がる。それ専門の雑誌も発売されているからシアター構築も昔に比べたら比較的容易にすませることができる。
 あとは、自分のやる気だけ。やる気と多少の金銭の融通と家族の理解が得られればホームシアターは完成したも同然。一番大切なのは家族を味方につける事。これが一番大事。これができればお金のことなんてどうにかなるものだ。
 身の回りに本格的なホームシアターを展開している仲間がいないのが少々寂しいところではあるが、そろそろ『流行』から『文化』として日本にホームシアターが定着したらいいなあと思う。DVDのフォーマット論争には辟易するものがあるが、ホームシアターで鑑賞する映像作品には感動が倍増する要素があるから構築を迷っている人がいたなら、その人の背中を『ぽんっ!』っておしてあげたなあと思う。  
05.10.10(月)『ソウル・フラワー・ユニオン』
 99年発表の彼らのアルバム『ウインズ・フェアグラウンド』をよく聴いている。元気で騒々しい作品の中にあってじっくり落ち着いて聴く事のできる曲がある。6曲目の『イーチ・リトル・シング』と7曲目『戦火のかなた』。どちらの曲も切ないメロディが心に染みるソウルフラワー流ラブソング。彼らの作品は意外と音の数が多いから、ホームオーディオで身体いっぱいに音楽を浴びる感じで聴くのがいいと思う。
 テレビに出してもらえる訳でもないし、アルバムの売り上げが決していいわけでもないからどれほどの人が彼らの存在を知っているのかは知らないけれども、聴いてもらえるチャンスが少しづつでも増えるといいなあと思う。
  自分が知ったきっかけは、95年の阪神淡路大震災だった。その後『フジロックフェスティバル』への出演をきっかけに聴くようになり、聴きはじめたもののアクが強くて継続的に聴く事が出来なかった。それがどういう訳か、05年発表のNEWアルバム『ロロサエ・モナムール』を機に既発のアルバムもガンガン聴くようになったしまった。これには自分でも驚いている。
05.10.05(水)『iPod in My Life』
 巷では『iPodnano』が大流行り。僕も欲しい。あの薄さとデザインに惚れてしまった。がしかし、所有欲を満たすだけで実際にはさほど使わないだろうと思っている。 
『iPodU2edition』をもっているからわかるんだけど、U2ファンの僕としては持っているだけで満足なわけで、難聴になることを恐れてヘッドフォンではあまりきかないようにしているのがホントのところ。
 音楽を聴くなら開放的な空間で聴きたい。車内でも音楽をきくけれど狭くてあまり好みじゃない。今、毎日通勤帰宅の間中ずっと『ソウルフラワ・ーユニオン』を聴きまくっているけれど、休みの日に自分の家で洗濯物でも干しながら聴く方がもっと気持ち良く聴ける。やっぱり、音楽は空気を伝って聴くほうがいいなあとつくづく思う。
05.10.03(月)『強殖装甲ガイバー再燃!』
 高屋良樹原作の漫画で『強殖装甲ガイバー』というのがある。オリジナルビデオアニメとして2度映像化され、ハリウッドでの実写も製作された。(監督は確かスクリーミング・マッドジョージだったと思う)連載開始から、かれこれ20年くらいたつと思うが現在も連載雑誌の変更(月刊少年キャプテン廃刊)をよぎなくされつつも20数巻まで発売されているらしい。※僕がはじめて原作コミックの1・2巻を手にしたのは中学1年生の時だった。
 で、先日『BIO FIGHTER COLLECTION SERIES 05』である『ガイバーT』をやっと手に入れることができた。発売日に近くのホビーショップにいったら完売で、入荷未定の商品だっただけに目に留まったときは嬉しくてしようがなかった。
  インターネットのテクノラティを使って『ガイバー』と検索するとそれに関するブログを読む事ができる。なかには、様々なポーズをとった写真を閲覧することができたりして、『ガイバーT』の完成度の高さを認識することができた。
 ひとつ注文をつけるとすれば、ボディカラーが濃すぎるということ。パッケージ裏面くらいのカラーだともっと良かったと思う。原作の初期のカラーがグレー調だったのでこれを踏襲するのがいいと僕は思う。オリジナルビデオアニメのシリーズ版くらいからだんだんボディカラーが濃くなっていったように思う。映像が栄えるようにとの配慮からかもしれないが、僕は断然グレーを基調としたボディカラーを望む。
  現在、WOWOWで絶賛放送中の『強殖装甲ガイバー』。チャンスがあったら一度みてみたいものだ。しかし我が家は未加入のためみることができない。そのうちDVDが発売されるだろうからそれまで待つしかない。原作であるコミックも巻数が増えたようなので、この渇きはコミックのコレクションでいやそうと思う。
05.10.02(日)『自分の時間がほしい』
 また忙しい1週間がはじまった。1日(土)なんてその日に帰宅できなくて、タイムカードを押したのが午前1時20分だった。3日(月)の仕事の事を考えた結果がこれなのである。そんな訳で1日(土)の残業時間は8時間ということになる。もちろんしっかり残業手当はつくけれども、この調子で仕事をしてたら身体がもたないのは言うまでもない。
 今日は午前9時に起床して朝食のために近所のパン屋まで出かけた。午前中は洗濯したりこどもの用事にちょっとつきあったりだった。午後もそんな調子で掃除機をかけたり布団を取り込んだり衣類をたたんだりで一日が終わる感じだった。
 自分のために使った時間なんてこどもが就寝するちょっと前の20時30分から。もっと音楽が楽しめる時間に自分の時間がとりたいと思う。WACOMのペンタブレットだってiMacにつないでから2回くらいしか使っていない。購入したソフトをもっと活用したいが出来ない環境にあるのがなんとも残念でならない。やっぱり我が子は2人で十分だなと思う今日この頃である。
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