過去のB.O.D

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Brain of D

05.11.28(月)『スピーカーを入れ替えたい』

 土曜日は七歳の娘の七五三で忙しかった。前日、熱発してしまって七五三の予定がキャンセルになってしまうかと思ったが、どうにか無事に行事を終える事が出来た。
 日曜日、久しぶりにオーディオショップにでかけた。冬期一時金(ボーナス)を前にしたお店のイベントでは、ラックスマンの『C-70F』のプリアンプと『B-1000F』のパワーアンプ、CDプレーヤーはアキュフェーズ、スピーカーは国内メーカーTAOC社の『FC-5000』で手持ちの音楽CDを聴かせてもらう事が出来た。
 以前にもTAOCの『FC-5000』で音楽を聴かせてもらったことがあったが、そのときはアンプがアキュフェーズ社製だった。そのときは高域の音が耳について聴き疲れしてしまう感じであまり良い印象をもっていなかった。が、今回はまったく違った。どうやらラックスマンのアンプと相性がいいらしくボリュームを上げても気持ちよく聴く事ができたし聴き疲れするようなことがなくて好印象のスピーカーとなってしまった。
 ちなみにどんな音楽CDでどの曲を聴いたかというと、レッドツェッペリンの4枚目のアルバムから『Black Dog』、U2のNEWシングルALL BECAUSE OF YOUから『ミス・サラエボ』、邦楽から『ソウルフラワーユニオン』と『ビギン』の計4曲だった。あまり客もいなかったのでもっと大量に音楽CDを持って行けば良かったと思った。
 レッドツェッペリンはリマスタリングされているとはいえ30年も前の作品であったためか、収録されている音が平坦というか、ボーカルも各楽器も横並びといった具合で印象としては薄いものとなってしまった。U2のボノがフルコーラス唄う『ミス・サラエボ』はとても冴え渡っていて良かった。パバロッティにも負けない伸びやかな歌声に鳥肌がたってしまった。ソウルフラワーユニオンは『キャノンボール・コメディ』から7曲目を聴いたが、録音がいいので気持ちよく聴く事ができた。ビギンの『かりゆしの夜』もいい味だしていて満足度の高い音楽を聴く事ができた。
 出せるお金があるなら、TAOC社製スピーカー『FC-5000』を購入したいところ。1本57万円くらいなので購入は無理だけれども、スピーカーの入れ替えをしたらきっとオーディオ熱が蘇ってくるだろうと思う。

ボーナス05.11.18(金)『紙ジャケ仕様が好き』
 やっと、LED ZEPPELIN4枚目のアルバムを手に入れた。しかも紙ジャケ仕様の輸入盤だったりする。自宅および職場周辺の売り場をくまなく漁ったが、紙ジャケ仕様の国内盤が見つからなかった。『U』および『V』もつい先日までは店舗にも置いてあったのを確認しているのだが、再度出向いた時にはすでに売り切れであった。そんな訳でこちらも輸入盤でGETをもくろんでいる。あるときに購入しておくべきだったと今更ながら後悔しているのだが、それもこれも興味の強弱からくるものなので仕方がない。
 U2の来日を記念して紙ジャケ仕様のリマスターCDをアルバム単位で発売して欲しい。廉価盤で発売するのもいいけど、所有する喜びが感じられるパッケージデザインで再発売して欲しいと思う。
05.11.10(木)『祝・U2来日!』
 とうとう、U2が来日する。U2のオフィシャルサイトからの情報なのでまず間違いないだろう。98年2月の東京ドーム公演から7年もの月日がたってしまったが、ついに彼らがここ日本にやってくる。ファンサイトのBBSにも書いてあったが、東京ドーム公演だけはやめて欲しい。自分の経験からも音が良くなかった。同じ年のローリングストーンズの来日公演『ブリッジズ・トゥ・バビロン』ツアーも東京ドームだったが、こちらは凄く音響が良かったのを覚えている。なぜ?そんなに音質が違うのか?
  できれば、武道館あたりでやってほしいなあというのが僕の希望だ。何はともあれ、ファンとしては来日公演が実現しただけで本望だ。以前やってた『U2来日嘆願署名』も一役かったのではと思いたい気分だ。
 12月7日にはDVD『ヴァーティゴ・ツアー・ライブ・フロム・シカゴ』が発売される。このDVDが発売されることを知ったときは、正直なところ『もう来日公演は無いな』と諦めていた。それが一転、ライブに備えての予習DVDになろうとは誰が予想したであろうか。こんなタイミングで発売されるなんて嬉し過ぎる。日程が決まり次第、チケットをとって彼らの来日に備えたい。
05.11.9(水)『EDDIE VEDDER』
 EDDIE VEDER AND THE WALMER HIGH SCHOOL CHOIR『THE Molo SESSIONS』と題したCDを聴いている。ネットで調べたところ素性が判明した。
以下の文章はタワーレコードのサイトに掲載されていたもの。
 『パール・ジャムのフロントであるエディー・ヴェダーのソロアルバムが到着!元々はパール・ジャムのファンクラブである“Ten Club”会員のみを対象にして販売していたアルバムですが、ここ日本でもようやく手に入れることが可能となりました!レコーディングの背景としては、南アフリカの高校生のクワイヤーとのセッションが実現したもので、売り上げは南アの高校に寄付されるというチャリティーCDでもあります。エディとクワイアーの共演を含む全14曲。数量完全限定盤につきファンの方はお早めに!
 そういえば、タワーレコード高崎店で購入したときにそんな感じの内容が掲示してあったのを思い出した。パールジャムの曲に男女のコーラスが加わるとまた違った味わいがあってこれはこれで面白い。デジパック仕様でパールジャムのアルバムと並べても違和感がないようにとの配慮を感じる。紙質は安っぽいがまあ良しとしよう思う。  
05.11.5(土)『Sigur Ros』

 こんな夜中にSIGUR ROS のアルバム『TAKK...』を大音量で聴ける幸せ。アイスランドのロックバンドらしいが、誠にそのジャンルらしからぬ荘厳な響きに心があらわれるような清々しさを覚える。こうなるとは思ってもいなかったから、フジロック05で体験しておけば良かったといまさらながら後悔、後悔、後悔・・・・。
 今回のアルバムが僕にとっての初Sigur Rosになるわけだが、アルバムジャケットがこれまた素晴らしい。厚手の紙でしっかり作られたパッケージは、パッケージというには失礼なほど、アルバムが醸し出す雰囲気をデザイン面で大きくバックアップしているように思う。むしろアルバム=音楽作品そのものと言いたくなるほど、良いアルバムジャケットだ。色使いも清潔感があって作品の質を表しているかのようだ。
 日本先行発売とのことだが、そんなことはどうでも良くて作品の素晴らしさに只ただ圧倒されてしまう。彼らの音楽性の高さがどれほどのものかは聴いてもらえればよく分かる。このアルバム、多くの人に勧めたくなるほど聴いていて気持ちいい。高揚感がたまらない。こういう作品に出会うのは久しぶりかもしれない。荘厳な響きで言えば『ENYA』や『RADIO HEAD』以来かも・・・。
  落ち着いてじっくり聴くことを強く要求してくる作品だけれどもその要求をしっかり受け止めてじっくり聴きたくなる。アルバム『TAKK...』はカーオーディオで聴くのがもったいないほど気持ちいいし心地いい。こういう音楽性の高い作品に出会って、CDに収録されている音をスピーカーを通じて解放してくれるのもオーディオシステムがあればこそ。彼らが精魂込めて作った作品もオーディオ次第で感動のレベルが格段に変化するであろうことは想像にかたくない。満足度の高い作品に出会った時、オーディオが趣味でつくづく良かったと思う。

05.11.4(金)『音楽作品と戯れる』

 LED ZEPPELINの紙ジャケCD『W』が手に入らない。悔しい。
 BOB DYLANのアルバム『THE FREEWHEELIN'』がこんなに良いなんて思いもしなかった。NEIL YOUNGを初めて聴いたときはその唯一無二のボーカルにちょっとひるんだりもしたが、BOB DYLANだったら全然いける。だから他のアルバムも購入しようかと思っているのだが、この年になって彼の洗礼を受けるとは思ってもみなかった。年を重ねるごとに音楽の好みも少しづつ変化していることを自覚せずにはいられない。激し過ぎる洋楽ロックは全く聴かなくなったし、どちらかというと『名盤』的な趣のある作品を好んで購入するようになっているのが最近の特徴のような気がする。最近といってもCDを購入すること自体が久しぶりだったりするから、断定的には言えないけれどもたぶんしばらくはこんな調子で良質な音楽作品を蒐集していくんだろうなと思う。
 職場と自宅の往復にはまだまだ『ソウルフラワーユニオン』のアルバムが大活躍していて、この傾向はもう少し続きそうだ。我がアルパインのCDチェンジャーには音楽CDが6枚収納できるのだが、そのうち5枚が彼らのアルバム。『ウインズ・フェアグラウンド』『スクリューボール・コメディ』『ロロサエ・モナムール』『ゴーストヒッツ95〜99』『極東戦線異状なし』をそのときの気分に合わせて聴いている。まだ手に入れていない作品もあるから順次購入していきたいと思っている。
 今、自分の部屋で『LED ZEPPELIN』のアルバム『プレゼンス』を聴いている。味わい深く聴けるようになるまでにはもう少し時間がかかるかもしれない。

05.11.3(木)『紙ジャケCD&ダウンロード』

 レッドツェッペリンWの紙ジャケCDを探しにあちこちのお店を訪ねている。少なくともネットで購入可能な『アマゾン』や『HMV』『タワーレコード』にはなかった。高崎の『HMV』や『タワーレコード』にもなかった。初回生産限定だから発売時期に購入しておけば良かったのだろうが、自分の興味と好奇心をコントロールできるはずもなく、今更ながら彼らの作品、とりわけ紙ジャケ仕様の音楽CDが欲しくてしようがない。リマスターCDであることも起因しているのだが、今年の5月にリィシューCDとしてプラケース仕様では発売されているし、購入することも容易な状況であることは知っている。ただ、やっぱり紙ジャケで始めた蒐集なわけで、1枚でもプラケースがあるというのはなんともしがたものがある。かつて発売された『リマスターズ』や『BBCライブ』などはプラケース仕様で購入済みなので、あらためて紙ジャケなどの別仕様で購入しようとは思わない。
 U2のアルバムが紙ジャケCDで、しかもリマスタリングされたものが発売されたなら、それは迷わず悩まず購入に踏み切るだろう。iTunesMusicStoreで彼らのデジタルボックスを購入していないことからして、やはり自分のなかにはパッケージ化されたアルバム作品の素晴らしさを目でも楽しみたいし、触れて楽しみたいし、音質も追求したいという欲求があるようだ。どうも128kbpsでダウンロードした音楽は、さほど購入に値しない音楽とみなしている気がする。気がするというのは、iTunesMusicStoreの開店を歓迎しておきながら未だ一度も音楽を購入したことがないからだ。自宅に居ながらにして即好きな音楽を手元に所有できる喜びは素晴らしさに値すると思うが、本当に好きな音楽作品だったらやっぱりパッケージ化された音楽CDを購入するべきだろうと思ってしまう。そういう考え方が根底にあるからなのか、音質不十分で視覚も触覚も楽しめないといった所有欲を満たせないものには手出しができないでいる。音楽作品だから音楽が聴ければそれで良しとするのが一般的なのかもしれないが、紙ジャケ仕様やデジパック仕様、ジュエルケース(プラケース)もまた手元に所有する喜びとともに、新しく出会う音楽作品の顔として存在している。ジュエルケース仕様であっても視覚と触覚を満足させること十分に可能だし、愛蔵書同様にラックに収納できて眺めることもできる。パッケージングされた音楽作品に価値(資料性も含めて)があるから眺めたときの満足感と安心感は生まれるのであって、それが結果的に所有欲を満たすという事になる。音質は少なくとも128kbpsよりは断然高音質であるわけだから、やっぱり音楽作品はパッケージングされたCDなりLPレコードで所有したいというのが音楽ファンを20年以上もしてきている自分の気持ちだ。

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