▲2024年10月〜12月の駄文

2024年9月29日(日)  TGS2024

 去年のTGS以来の幕張だが、やはり遠い。2時間近くかかったかもしれない。
 今回は、初めて閉館間際までいた。

 といっても、特に注目していた作品はない。
 最新の機種もニンテンドー3DSだし、近頃はレトロゲームをたまに遊ぶ程度。
 ただ、ゲームは総合芸術であり、作画、音楽、そして宣伝ブースの力の入った展示物などの雰囲気が 好きだ。
 各メーカーやクリエイターが心血を注いでいるのがよく分かる。
 ロックマンも悪魔城シリーズも出ないので、興味あるのは11月発売のドラクエVくらいだが、試遊するにも 整理券がないとだめらしいので、眺めるだけだった。
 本日知ったが、職業の性別は、男女ではなくルックスA/ルックスBとするらしい。
 ここでもポリコレの波が来ているのか。  シリーズ初期から骨組みを作った、、すぎやまこういち、鳥山明の両名がもうおらず、 今後の動向が少し心配ではある。
 今後はリメイクの発表が中心になるのかもしれない。

 そして念願のモンエナ無料配布。
 半分はこれをもらうために来ているようなものだ。
 黒と白があり、白は糖質ゼロだったので白の方をもらった。
 一応、一人一本までだが、セコい人なら知らん顔してもう一周並びそうだ。
 以前は配布済みの人には手にスタンプを押したりする運用もしているが、今回は省略していた。

 16時過ぎには物販ホールに行ったが、ここでは、去年よりもゲーミング家電の展示が多かったように思う。
 ゲーミングチェアなどは、長時間座るために企業の調達部門が見に来ることもあるらしい。
 一度でよいのでああいう椅子とデスクでテレワークなどしてみたいものだ。
 他には、大森山王にオープン予定のゲーミングマンションなど。こちらは防音設備やネット環境が充実しており、 動画配信者などをターゲットにしているらしい。ユーチューバーらのトキワ荘なんて面白そうだが、家賃も高そうで、 チャンネル登録数かなり稼がねばならなそう。
 他にも、二段ベッドの下部にゲーム部屋を配置するベッドという、引きこもりご用達な物件など、これはこれで 見て楽しかった。

 暑さはおさまってきているものの、時折汗びっしょりになる日もあるが、このイベントを過ぎると、 いよいよ名実ともに秋に入る気がする。


2024年9月23日(月)  サンクリ2024Autumn

 昨夜はよく眠れなかった。
 連休最終日なので、珍しい月曜日開催だ。
 今回は、今まで行ったことのない、サンシャインのCホールだった。どことなく 倉庫のようなホールだった。
 売り上げが少なめなサンクリだが、野良之介7巻が3冊売れた。
 14時頃に無料配布を配布完了したので、あとはらくがきボードに絵を描いたりして終了まで 過ごした。
 次回は来年2月だという。

 会場を出た後は西武線で東村山駅の工事状況を見てから帰宅した。
 切り替えは新宿線下りの切り替えは、来年3月のダイヤ改正で実現できるだろうか。

 さて、各イベントで配ってきた無料配布『狐編』だが、次回のコミティアでは新作を 出したいところだが、まだアイデアは決まっていない状態だ。
 資格試験の方も追い込みに来ているので、そちらにも注力しなければならないが、 ディーヴァシリーズが完売してからは品揃えが少なくなってきたので、ここいらで何かだしたいところ。

 コミティアの応募数が多いらしくホール構成が変更になったので、こちらも修正しておいた。


2024年9月22日(日)  停止位置変更

 来月13日の中央線12両化を控え、各駅でもホーム延長部解放と停止位置の先頭車両の12両編成と画一化が 進んでいる。
 未完成の駅は、神田と御茶ノ水の2駅だけのようだ。
 来年まではお試し期間とのことで、無料でグリーン車を利用できるので、グリーン券の券売機の普及は まだ少し先のようだ。

 明日はサンクリなので、今日は早めに寝ようかとも思う。


2024年9月20日(金)  機動警察パトレイバー 劇場版(ネタバレ有り)

 ちょうど上映開始日の今日、パトレイバーの新作の発表があった。
 2026年公開と少し先だが、楽しみにしている。
 劇場に着いたら、予告編映像も始まっており、数秒後に本編も始まった。もう少し遅かったら 本編開始にも間に合わないところだった。

 以下ネタバレ。

 記念すべき劇場版第1作目。
 このシリーズの劇場版は2作目をDVDで観ただけだ。そのうち3作目も観てみたい。
 公開は1989年というから、まだ昭和の頃だ。
 2作目ほど劇画っぽさはないが、押井守監督作品だけにセル画の作画レベルは高く、 メカはみんな生き物のように動く。
 野明よりも遊馬がメインの物語だった。
 OSやコンピュータウィルスをメインに扱っており、当時としてはかなり未来を先取りしている。
 あまりに先取りしすぎて、当時の視聴者は受け入れられたのだろうか。
 方舟の頂上にいた男は何者だったのだろうか。
 帆場が生きていたのかとも思ったが、代わりにいた大量の鳥とは何を意味するのか?
 など明示されなかった部分もあった。

 発表された新作では、生成AIや仮想空間あたりが扱われそうだ。


2024年9月8日(日)  MGM2-43

 6月がコロナで欠席したので、1月以来の久々のMGM2となった。
 その間にずいぶん参加サークルが増えていた。優に2倍はあったかもしれない。
 無料頒布は、すでに過去のコミティアなどで頒布済みの人も多く、15分ほど残ってしまったので、 サンクリに回すことにする。
 サンクリの頒布物は今回と同じものとなる。
 そんな中、野良之介2冊、ラスファン1冊が売れた。

 懇親会でも、マニアックな動画を付けていた人がいたので端っこで観たりと、ゆっくりとした時間を 過ごした。
 帰りは目黒まではしっかりしていたが、降りる直後で寝てしまい、少し降り過ごしてしまった。
 最悪の場合は海老名まで行くところだった。


2024年9月7日(土)  歩行イベント(抽選落ち)、夏祭り

 体調も戻ってきたので、京成立石駅の仮設ホームへの切り替えに先立ち、仮設の線路とホームを歩けるという 貴重なイベントがあるというので、行ってきたが……
 一応、主催に電話で確認して、抽選なし、事前予約なし、子連れ条件なしで気軽に来て良いとの情報を得ていたが、 希望者が想定を大きく上回ったようで、ジャンケンによる抽選で歩行できる人が決まることになったらしい。
 確かに、地元の人以外にも鉄道ファンも多そうで、暑い日差しの中、長蛇の列を1時間近く並ぶことになった。
 そしてついにジャンケンして、なんと勝利。
 これでホームに行ける!と思った途端、スタッフによる「勝者多数のため再度ジャンケン」というアナウンス。
 ここであいことなった。勝ち以外はあいこでも負けと同じ扱いで、ホームには上がれずに退場となった。
 暑い中並んでこの仕打ちは少しどうだろうと思う。これならはじめから抽選や事前予約制にしたほうがいい。
 遠路はるばる着て目的を果たせずにすごすご帰宅した人は何人いただろうか。
 もし線路歩ければ、旅行記レポートでも作成したが、抽選落ちだったので、ここで触れるだけで作成しない。
 仮設線路もホームもかなり完成に近付いているので、切り替え日はいつかを駅員に効いたものの、「まだ先」としか 帰ってこなかった。来月には切り替えできるだろうか。

 話は変わるが、中央線12両編成化工事の進みが早くなっている。
 9/12に長い間完成してそのまま柵があったが、ついに柵が撤去されて使用開始されるとのこと。
 これで残るは御茶ノ水と神田の2駅のみが建設中で残ることになる。

 立石から帰ったら、地元の夏祭りに行ったが、祭りの規模は神社の境内付近だけで、狭く感じる。
 チューハイと鮎の塩焼きだけ食べた。
 例年なら、土曜日はこちらに行き、日曜日は西小山に行くけれど、今年は日曜がMGM2なので、そちらは来年とする ことにする。
 それにしても、出店のおばさんって、どうして「前にも来てたでしょ」といちいち指摘してくるのだろう。


2024年9月6日(金)  MGM2配置場所確定、夏バテ

 直前まで発表されないMGM2の配置場所がもう決定したので連携する。
 今回は「63」と思ったよりも大きな番号だ。前回が休みだったので、自分のサークル位置はゼロベースで 配置したのかもしれない。

 今週半ばまで、微熱で頭が朦朧とする状態だったので、昨日は病院に行って、テレワークだけど大事を取って 一日休みを取った。
 6月以来のPCR検査もして、結果次第ではMGM2は2度目の欠席も覚悟したが、運よくコロナ、インフルいずれも 陰性だった。
 症状は発熱くらいだったから、夏バテのようなものと思われる。
 家にある3台の体温計のうち、1台37度越え、他の2台はずっと平熱というもの。
 どうやらなんとか熱も引いたものと思われる。

 土曜は土曜で行く場所もあるので、何とか外に出られそうだ。


2024年9月1日(日)_2  きみの色(ネタバレ有)

 山田尚子監督は、一世を風靡した『けいおん!』が有名なので、ジャンルは興味ではないが楽しみにしていた。

 以下ネタバレ。

 ミッションスクール版けいおんとでも言えばいいだろうか。
 人の本質が色で見えるという、絶対音感ならぬ絶対色感の少女と学校をやめた憧れの少女と他校の男子生徒と みんなでバンドを組む。
 予想の通りに学園祭のバンド演奏でクライマックスを迎える。
 京アニ出身だけあり、作画レベルと色彩感覚は高い。専ら映像美で見せていく作品だ。

 厳しいことを言うとストーリー構成はもう少しひねりがあっても良かったのではないかと思う。
 作品のキーである、それぞれの「秘密」に関しては、高校中退やバンド活動など、バレたらバンド活動が難しくなる 内容だが、自分としては最後まで隠し続けてほしかった。
 秘密の共有はバンドの仲間の絆でもあったけど、秘密が外部に知れた後は、バンド活動を続けられるのだろうか。
 また、ロックバンドのテーマにありがちな体制への反逆についても弱かった。
 周囲の大人たちが、妙に物分かりがよく、彼らの理解の上の中でバンド活動を続けている格好になるので、 どちらかというとお遊戯会のような印象を受ける。
 『ハルヒ』、『けいおん!』の学園祭回と比べると、素人っぽさを出したかったのかも しれないが、作画で魅せる作品にしては少々3人とも雰囲気が硬かった。
学園祭終了後のバンドの今後はどうなるのかは特に語られていなかった。
 主人公はバレエ踊っていたし、黒髪の子は高校中退したし、男子生徒は医学部受験して、このままフェードアウト しそうにも思うが、どうなんだろう。
 それにしても、消化されない伏線も残った。
 黒髪の子の祖母以外の家族と中退後の古本屋を経営するまでの経緯。主人公のバレエ教室をやめた経緯。
 男子生徒の兄弟について、など。
 それぞれ3人の作った歌を全て学園祭で披露していたが、主題歌は3人ではなくミスチルだったが、 メインテーマもこの3人『しろねこ堂』が担当してほしかった。


2024年9月1日(日)_1  仮面ライダー新旧2024

・仮面ライダーガッチャード
 錬金術を扱った内容だけに、最終回時点では人が黄金に変えたり変えられたりになっていた。
 ラスボスのライダーも金。
 ここ最近の傾向の通りに、最後はガッチャード基本フォームで決着を付けていた。
 劇場版とのすり合わせはどうなのだろうか。
 いつの間にか、もう一つの地球が錬成されているという展開だったが、このケミーも存在する 地球も、今後のスピンオフや劇場版で舞台となるかもしれない。

・仮面ライダーガヴ
 劇場版で初めて観た。今回のキーアイテムはお菓子。
 自分くらいの年齢としては、お菓子の食べ過ぎは糖分取りすぎにならないか心配なのだが、 主人公が思いのほか世間知らずだった。
 最近は珍しく、1話目でフォームは一種類しかお披露目しなかった。
 お煎餅など甘いお菓子以外も出てくるのだろうか。


2024年8月28日(水)  サンクリ2024Autumn当選、MGM2-43頒布物確定

 MGM2よりも先にサンクリの方が当選発表された。
 MGM2はまだ発表されていないけど、多分受かっていると思うので、頒布物を確定させようと思う。
 いつも通りに配置場所の発表は直前だろうから、スケブには配置場所以外を描いておいてある。
 コミティアで野良之介総集編二とディーヴァ上中下の4種類も完売となったので、今回はかなり少な目だ。
 既刊ではあるものの、ラスファンを推していこうと考えているが、MGM2なので非展示扱いなので、 どんなものだろう。
 サンクリも基本品揃えで行く予定。
 資格試験のこともあるので、発表頻度はいつも以上に低くなるだろう。
 サンクリは、9月の次は来年2月なので、今年はこれが最後となる。


2024年8月25日(日)  コミティア149見本誌読書会

 今回の読書会は、王子の北とぴあだったので、少し遠い。
 会場入りしたのが15時半を過ぎていたので、少し急いで、自分のブースの配置場所を中心に読んでいく。

 今回レビューしたサークルは以下。(敬称略)
・どーにもならん!
・ネコのナントカ
・ヒマラヤ海溝
・棚COLOR
・タンジェントエイブ
・自転車製スター

 以前にも書いた覚えがあるが、レビューを書いてもらえる本というのは、やはりタイトルが短めで適度な 厚さで、そして読みやすい本だろう。
 ときどき、コミティアのP&Rのフォームだけを投稿できるPC端末でも用意してくれればとも思う。
 さすがに難しいかな。
 ただ、手書きのレビューだと文字起こし作業の時、字がよく読めないのでただしく文字起こしができない場合があるので。
 あと、レビューのフォーマットで、
 ・誌名
 ・サークル名
 となっているが、先にサークル名をチェックするので、誌名の方にサークル名を誤って書いてしまうことがある。
 そろそろ順番を逆にしてもいいかもしれない。


2024年8月24日(土)  旅行記作成(ザ・ヒロサワ・シティ ユメノバ)

 先週は台風で行けなかったが、行きたかった『ザ・ヒロサワ・シティ ユメノバ』に行ってきた。
 特に北斗星の車内が充実していたが、バスの本数が少なくて、仕方なくタクシーを使ったので、 去年の宇都宮LRT乗りに行った時よりも長旅になったし、交通費も多額になった気がする。
 あと、周辺はほとんどICカード非対応で、現金がないと大変なことになっただろう。

 旅行記にも少し触れたが、帰りのバス停で少しアクシデントがあった。
 もう一人も乗客といっしょに、道の駅の施設の管理人さんの厚意で冷房の効いた館内でバスを待たせてもらい、 バスが見えたらバス停の前に行けばよいと言われた。
 しかし、来たバスは私たち2人がバス停に走って行ったにもかかわらず、バスは速度も落とさずに行ってしまった。
 管理人さんは責任を感じたのか、トラックで追いかけて行ったが追い付けなかったらしい。
 私たちをトラックの上で乗せていくとまで言ったが、さすがに辞退した。
 管理人さんには責任はなく、どちらかというとバスの運転手にあると思う。
 先述の通り、こちらが見えていたのに速度を落とそうともしていなかった。
 その後は2時間来ないバスなので、ダイヤがひっ迫していたとも思えないのに。

 まあ、そんなこんなで非常に帰るのには時間がかかった。


2024年8月20日(火)  ゼーガペインSTA(ネタバレ有)

 上映時間前に入ったラーメン屋で、ラーメン来るのが妙に遅くて、ギリギリだった。

 以下ネタバレ。

 TVシリーズが2006年らしいので、それから約18年もの月日が流れていることに驚いている。
 他のサンライズ作品と比べると、ガンダムSEEDシリーズは一段落しており、ガンダム00はまだ始まって いなかったと思う。
 このすぐ後に、長寿シリーズとなるコードギアスが始まるので、話題性は今一つだったように思う。

 TVシリーズはよく覚えていないけど、舞台は舞浜、だけど当然ながら、例の遊園地は全く登場しない。
 実は世界は滅んでおり、舞浜のバーチャル世界で人間はデータのみとなって、ループする日常の中で生きており、 主人公ソゴル・キョウはガルズオルムという敵相手に、エンタングルとか叫んで、 当時からしばしばロボット作品に見られ始めたフルCGロボットで戦う。この辺りまでは何とか記憶ある。
 全26話の最終回は思い出せない。

 前半はTVシリーズの総集編らしく、後半から新作『STA』が始まる。
 データの欠損した片割れであるもう一人のキョウらが、新たな敵・オルダモータと戦う。
 電車のデザインも現代風になり、当時はなかったスカイツリーまで登場していた。
 なんと途中は、キョウの右拳がメカ化して戦うという、スクライドみたいな肉弾バトル 展開となって、ロボットアニメですらなくなっていた。
 オルダモータはカラーリングされており、何人も登場するが、出番はそれほど多くはなく、少々持て余し気味だった。
 ヘッドフォンの少女は目的は何だったのか最後まで分からなかった。

 90年代後半から2000年代前半では売れっ子だったが、最近のアニメでは見なくなった新居昭乃氏の声を久々に 聞いた。
 あと、作画には携わらず、原作者のみに名を連ねている伊藤岳彦氏だが、現在は何をしているのだろう。
 『アウトロースター』は良かったので、知りたいのだが、近年の活動がネットで調べても出てこない。


2024年8月18日(日)  コミティア149

 明日まで休暇取っているので、3連休で、金曜は映画、土曜は日帰り旅行を計画していたが、台風で中止を 余儀なくされた。
 日帰り旅行については、明日月曜は目的地が休館日だった。

 先週のコミケ同様に暑い一日だった。
 野良之介7巻が2冊、そして持ち込み分のディーヴァ上・中・下が1セット売れて、全て完売した。
 来月のMGM2に向けて、また少部数ずつ刷りに行ってくることもできるけど、残った野良之介7巻とラスファンだけで 勝負してみるのもありかもしれないと思う。
 売り上げゼロもありうるけど、それもいいかもしれない。
 資格試験の勉強もしなければならず、新作はなかなか出しにくいが、視覚の優位性が切れる11月頃までは合否も決まるので、 次回のコミティアでは、何か1作出したいところ。
 ディーヴァもまた完全版を出す予定だ。

 昼頃にチェックしているサークルさんを回ったり本を買ったりしたが、今回は新刊完売にあったので、 過去に比べると戦利品は少なめだ。
 15時頃に無料配布を配り終えた後は、ブースで終了までのんびりと過ごす。
 搬出では、ヤマトに加えてSGムービングもあるので、少し分散されて早く本を送れた。

 ビッグサイトの前ではイベントもやっていたらしく、終了間際だがオレンジ風味ビールを飲んだ。
 なお、パイン味の台湾ビールとは違い、オレンジは風味だけでビールはおいしかったけど普通のビールだ。


2024年8月12日(月)  C104

 南海トラフ地震の影もチラつきつつ、3連休の最終日のコミケも無事に終わった。
 無用配布の配布終了は終了時間間近で、足を止めてくれる人は少なめだったが、売り上げはそれなりにあった。
 ディーヴァ上・中・下と野良之介7巻、総集編二がそれぞれ1冊ずつ。
 総集編二は最後の1冊が売れて完売になった。
 ディーヴァ下巻は、コミケ未提出だったので、今回1部提出したので、持ち込み数がなくなって下巻だけない状態なので、 次回のコミティアに向けてもう1冊印刷してくる。

 終了後は来週のコミティアに向けて、本は自宅ではなく直接会場に送る。
 ヤマトは西館だけでやっているようだが、コミケでも別イベント輸送は元払いでも受け付けてくれるようだ。

 去年の夏は落選したので、今年は暑さ対策として、凍らせたペットボトルのお茶を持って行った。
 思ったより解けずに飲み干すのは夕方になってしまった。

 コミティアの頒布物は野良之介総集編二以外は今回のコミケと同じ。


2024年8月8日(木)  コードギアス 奪還のロゼ 最終幕(ネタバレ有)

 昨日観に行く予定だったが、大雨からの落雷で電車が動かず、やむなく行くのを断念し、 本日にリスケとなった。

 以下ネタバレ。

 本来、これくらいのスケールの作品は、2クール相当必要ではなかっただろうか。
 面白い作品だっただけに、最終幕にもかかわらず消化不良な部分が多かった。
 結局、ノーランドが人類殲滅を目論んだ動機は何だったのだろう。
 ノーランドの正体が、皇帝シャルルのクローンであるにもかからわず、シャルル役で あれほど存在感のあった若本規夫氏の台詞はなし。
 最近の彼の露出が減っているようで心配だ。
 サクヤにギアス能力を与えたルルーシュの真意も今一つ明確には描かれなかった。
 今回3話は、ラスボスの典型となったノーランド対ロゼとアッシュ、そして今までシリーズの登場人物たち、 という単純なロボット戦の迫力で勝負した感じがある。
 消化不良気味だっただけに、もう新作1シリーズだけ楽しみなところだ。
 とはいえ、作品の屋台骨を支えてきた、CLAMPの絵を骨太にアレンジしてくれる キャラデザ担当の木村貴弘氏はもうおらず、シリーズの存続が危ういところでもある。
 長いシリーズだけに、今後も何らかの形で続いてほしい。


2024年8月6日(火)  C105申し込み

 もう冬の申し込みが始まったので、カットを作成して申し込んできた。


2024年8月3日(土)  クラフトビレッジ西小山

 また西小山のクラフトビレッジに一人で繰り出して夕食をとってきた。
 いつ行っても飲み物ばかりで食べ物が切らしている店があるのはなぜだろうか。
 先月よりも少しだけ店が入っていた。
 サワー系2杯、日本酒小瓶3本。食事は生ハムチーズ巻き、おつまみケバブ、塩辛、豚串焼き、タコ焼き、 牛筋ぶっかけ丼など。
 日本酒は2杯でお腹いっぱいになることもあるが、3本いけなのは喉が渇いていたからだろうか。


2024年8月2日(金)  ガッチャード&ブンブンジャー(ネタバレ有)/MGM2-43申し込み

 新宿バルト9は、レイトショーあるかと思って仕事後に行ったが、当てが外れて通常料金 2000円かかった。

 以下ネタバレ。

・ブンブンジャー
 ゲストはヒカキンだったが、すぐに退場した。
 他の星の王女様が逃げてくるという、宇宙レベルの規模が大きい内容だったにもかかわらず、 宇宙での活躍シーンも、王女様の星のシーンもなく、そして巨大ロボ戦もなかった。
 最後にピンクから王女様に変身アイテムまであげてしまって、新メンバー(水色)として再会するのか。

・ガッチャード
 ブンブンジャーとはうって変わってボリュームたっぷりの豪華な内容だった。
 大人になった宝太郎役のDAIGOが熱演。準主人公のような立ち位置だった。
 他にも小島よしおなどゲストも盛りだくさんで、ディケイドまでカメオ出演していたし、 9月からの新ライダーのガブも、だいぶメディアの露出していたこともあり、変身前の顔出し 演技も見られた。
 お腹いっぱいの内容だったが、ここ近年は夏特撮映画は時期的にも大団円が近い 仮面ライダーに比重を置いているので、もう少しスーパー戦隊にも頑張ってほしいところ。

 気が付けば、9月のMGM2の申し込みも始まっていたので、エントリーしておいた。
 前回はコロナのために欠席したので久しぶりだ。

2024年8月1日(木)  めくらやなぎと眠る女(ネタバレ有)

 7月までの仕事が、とりあえず一段落したので、テレワーク後に映画を観に行ってきた。
 今年は仕事ばかりしているうちに8月になってしまった。資格の勉強もしなければならないし、 何しろもうすぐコミケだ。明日はSGムービングが本を取りに来る。

 上映している劇場がマイナーなところばかりな上に少ないので探すのが大変だった。
 渋谷の路地を入ったところにあるユーロスペースという劇場で、初めて行く場所かと思ったが、 受け付けフロアを見ると見覚えがある。帰宅してから駄文を確認すると、18年前(2006年)に 川本喜八郎氏の幻の作品『蓮如とその母』を観に来ていた。

 以下ネタバレ。

 この名前の植物は実在しない創作らしいので、このタイトルは問題ないのだろうか。
 村上春樹作品で初のアニメ化とのことだった。
 原作者も舞台も日本だが、海外で制作された作品なので、どこか雰囲気が違う。
 日本の描写は外国人が描いたものとは思えないくらいの再現性だが、鉄道車両だけはどこか欧風の通勤車両だった。
 ロトスコープらしい撮影方法だが、劇画調の絵柄ながら、どこか日本人の役者の誰々を彷彿とさせる。
 製作スタッフはみんな日本好きなのだろう。

 とはいえ、村上作品は難解だとは思っていたが、表題作をはじめとして複数の短編を原作として再構成 しているせいか、起承転結は明確ではなく、脈絡がないと感じた。
 数々の伏線も回収されないまま。
 主人公の妻は、なぜ震災の映像を観た後に失踪したのか。同じ銀行に勤務している中年男とカエルくんについても ミミズとの対決もいつの間にか終わり、正体も不明のまま(実在性も含めて)。
 上記の2人は、同じ銀行に勤務していながらほとんど接点もなかった。
 主人公が別の同僚から北海道に運んでほしいと頼まれた黒い箱は何だったのか。
 レストランのオーナーの正体及び叶えた願いは何か。
 主人公を誘惑した女や、自宅近所に住んでいる16歳の少女(喫煙上等)の意図は。
 なぜ最後の最後で猫は元妻の荷物に紛れていたのか。
 回収された伏線は一つもなく、投げっぱなしでよく分からなかった。


2024年7月28日(日)  ティアズマガジン

 ティアズマガジンの発売日なので、久々に神保町の書泉グランデで購入した。
 特にP&Rはないようだ。
 これからサークルチェックする。


2024年7月27日(土)  化け猫あんずちゃん(ネタバレ有)/渋谷駅新南口

 本日は、色々なものを勧められた一日だった。
 図書館に寄って本を受け取った後、飲むヨーグルトを無料配布していて、飲もうと思ったら、 携帯ショップに入るように言われたので、固辞して先へと急いだ。
 渋谷では、インスタでフォローするとエナドリをくれるというが、インスタやっていないので もらえなかった。
 映画を観た後にはミントタブレットを2個配布していたので、それだけはもらってきた。

 以下ネタバレ。

 今週も仕事が忙しくて観に行けなかったので休日を利用して渋谷で観てきた。
 サラ金に追われている父によって寺に置き去りにされた女の子と化け猫のあんずちゃんの 、亡き母を探して地獄を旅する心温まる(?)物語。

 化け猫でありながら、普通に町にとけこんで暮らしている現実味の薄い世界だ。(だけど 化け猫だから運転免許取れずに無免でバイク運転して逮捕されたりする)
 あんずちゃんの性格も、バイト代をパチンコで溶かしたりと、父に近いものとなっている。
 前半は女の子よりもあんずちゃんの普段の生活に焦点が置かれている。
 あんずちゃんはガラケー持っているけど、電話している様子はほとんどなかったけど、 誰の番号が登録されていたのだろう。
 地獄巡りは後半になるが、母と再会してこの世に戻るが、地獄の鬼たちも閻魔大王本人が 自分の業務も棚上げして鬼を引き連れて普通にこの世の人間の車(霊柩車等)を盗んで追いかける。
 地獄の入り口が汚れた便所の便器に飛び込むというのは、さすがに抵抗がありすぎるぞ。

 結局逃避行は母が地獄に戻ることで終わったが、あの後逃げた母の処分はどうなったのかも不明。
 思ったより退屈だった。

 いわゆるロトスコープの手法で制作されていて、キャストはどこか素人っぽい。
 ただ、父親役の青木崇高はアニメ作画でもそっくりだった。

 終わった後は、21日に切り替わったJRの新南口のコンコースを見てきた。
 けっこう完成しているが、廃止となった旧改札は建物はどうなるのだろう。
 まだ築30年も経っていないので、取り壊すならそれはもったいない気もする。

 ティアズマガジン売ってたら買おうかとも思ったが、渋谷のTSUTAYAの書店は閉店してなくなっていた のが残念だ。

 あと、SGムービングに搬入の手配もしたので、コミケの頒布物を確定した。
 今回は、野良之介新作『狐編』を持っていく他は6月のサンクリと同じ。


2024年7月20日(土)  暑中お見舞い2024

 梅雨明けするかどうかという、ここ数年では異例の作成の早さで描いた。
 今回はプールが舞台。
 例によってPixiv(文字入り)と裏ページ(水着なし)もアップした。


2024年7月18日(木)  コミティア150申込み

 昨日はまたほとんど眠れなかった。また眠りにくくなってきた。
 気が付けば、秋のコミティアも募集が始まっていたので、申し込んでおいた。
 最近は相変わらず仕事が忙しく、日中はテレワークで夜に出勤する生活だが、昨日から今日と 夕方の仕事がなくなっているので、夏の原稿制作や準備が進んだ。
 気のせいか、漫画描きが捗った夜には眠れなくなる傾向があるのではないだろうか。
 アドレナリンが分泌されているからなのかもしれない。

 あと今さらながらにコンテンツ名「Twitter」を「X(Twitter)」に修正した。


2024年7月17日(水)  2024年夏アニメ・ドラマ開始その3

 今季は金・土・日に観たいものが集中しており、録画時間の重複のするため、 観るものを絞らねばならなかった。


・神之塔 -Tower of God- 王子の帰還
 1期は2020年だったと思うので、4年ほども経っているので、話の内容はあまり覚えていない。
 2期の主人公が1期と同一人物のようだが、金髪の子がラヘルとつながりがあるようにも思うが、 長編作品なので、2期のアニメで明らかになるだろうか。

・しかのこのこのここしたんたん
 放送開始前から話題性があったが、特にOPについてはネタバレになるので聴いていなかった。
 リアルなCG鹿描写はなんだろう。
 ヒロインの鹿角はアイデンティティーなので、もう少し描き込みしてもいいと思う。
 ただひたすら作者の鹿に対する愛が感じられる。
 鹿せんべいは、鹿の餌なので、人間が食べて有害ではないのだろうか。
 ウマ娘とコラボしたら面白いかもしれない。

・VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
 廣井きくりのVTuber版みたいな女が主人公で、健康が心配なくらい飲みまくっている。
 ソーセージ動画の子も気になるが、本性のセクハラ全開の発言といい、正体が気になる。
 リアルでも同じビジュアルなので、どんな人間かは不明だが、正体は男という可能性も あることを考えると、かなりの食わせ者だ。
 VTuberの活動実態は知らないが、芸能事務所に所属して活動しているものなのだろうか。
 また、女性でも若くなくともできる可能性あるのだろうか。

・真夜中ぱんチ
 『VTuberなんだが〜』と同じく、動画投稿者が主人公の作品が続く。
 今後アイドル物と並んで増えるかもしれない。
 暴力沙汰で追放された主人公が、パンパイアたちとチームを組んで巻き返しをはかるが、 チャンネル登録の夢を果たしたら自分を喰わせるという自爆的な約束をしてしまうが、あのパンパイア の夢に出たのはなぜだろう。20年前から眠っていたという彼女の夢に出たということは、 母親か何かだろうか。
 キャラ原案は、ことぶきつかさ氏だが、極端に目が大きいデザインで有名な氏の画風から ずいぶん変わった気がする。

・異世界失格
 ついに某「センセー」までが異世界転生したという話だが、心中する直前でもしっかりとトラック(バス?)が 飛び込んでくる。
 お薬を駄菓子のようにポリポリ食っている様が、まるで木の実を食うリスだ。
 最弱ステータスながら、レベル1だけにどんどん経験値が上がっていく。
 彼のチート能力は、体内の猛毒と死亡リスクの異常なほどの低さといったところか。
 目的であるさっちゃん探しだが、別の男作られたら彼は精神崩壊するかもしれないが、 早くも異世界物のお作法通りにハーレムができかかっている。

・ばいばい、アース
 WOWOWで放送していたので、観るのは無理かと思ったが、BS日テレでもやっているのを知ったので 観てみたが、異世界転生要素なしの異世界物は久々観た気がする。
 亜人だらけの世界で唯一の人間である主人公が、社会に適応できないことに苦悩し、ルーツを探す旅に出る。
 冲方丁作品はいくつか読んだことがあるが、少し難しそうな気もするけれど、ファンタジーも独特だ。

・ATRI-My Dear Moments-
 『僕の妻は感情がない』と同じく、アンドロイドを扱った内容のようだ。
 原作はゲームのようだ。
 海洋冒険という要素もあるが、アトリの帯びているマスターからの最後の命令とやらは、 多分忘れたふりをしているだけと思う。
 幼馴染とも三角関係やら、アトリを巡っての叔母とは確執も起きそうで、 青く澄んだ海のきれいな風景とは裏腹に、こじれた展開になりそうだ。

・戦国妖狐 千魔混沌編
 第2部は2クールなので、少し長丁場になる。
 行方不明となったたまと迅火の代わりに、1部ですでに登場した千夜に主人公にバトンタッチしたが、 どれくらいの月日が流れているのかはよく分からず、旅も目的も人探しというよりも、 村が焼けて、それ以上住めなくなったからという後ろ向きな門出なので、2クールという長めの尺もあり、 急展開はそれほどないのではないだろうか。
 水上作品は、ここ数年で急に複数アニメ化されているが、絵もどことなく地味なので、 面白いけどそれほど覇権を取るほどでもない。


2024年7月15日(月)  創作同人電子書籍いっせい配信(2024年7月)

 本日の電子書籍いっせい配信の時期がやってきた。
 ぼちぼちだが、売れ始めてもいる。
 みどりの日で休みなので逐一サイトを確認している。


2024年7月14日(日)  コミケカタログ

 昨日は夏のコミケカタログの発売日だったので、買いに行った。
 前回は発売日を失念しており、危うく売り切れるところだったので、今回は気にしていた。
 久々に秋葉原に行ったけれど、いつもより客引きの女性が多かったように思う。
 また、駅ガード下のBeck'sはいつの間にかなくなっていたりと少し様変わりしていた。
 その夜にサークルチェックもしてみた。


2024年7月10日(水)  コミティア149当選/コードギアス 奪還のロゼ 第3幕(ネタバレ有)

 コミティアの当選も発表された。
 今回はコミケの終了時に直接本を送ることになりそうだ。

 最近はテレワーク後に夕方仕事に出るので、帰りは遅くなってしまうので、なかなか映画に間に合わなかったが、 今回はギリギリ(正確には前回のダイジェスト始まっていた)観に行けた。

 以下ネタバレ。

 ついに、ロゼの正体がバレたが、ロゼの存在が必要として、アッシュは正体を知りながらも今まで通りの ロゼを演じることになるが、3幕目で正体バレるのは少し早い。
 9話目では、前作までの登場人物が次々とカメオ出演していて、今まで北海道地区だけが舞台だったのに、 急に話のスケールがでかくなってきた。
 ノーランドは独裁者以外の真の目的も垣間見えるような、巨大なヤドカリ(?)みたいなメカまで登場。
 コードギアス正統な続編と銘打つだけあり、12話構成だがバリエーション多彩なメカを惜しげもなく登場させては 退場していく。
 4部構成なので、ストーリーがうまく起承転結で分けられていると思う。


2024年7月7日(土)_2  東京都知事選挙

 話題性があったけど、結局小池百合子の当選確実で終わりそうだ。大山鳴動して鼠一匹だ。
 一地方選挙ながらNHK大河すら休止したが、開票速報は一瞬で終わっても良い感じだ。
 今回は出口調査は受けなかったのだが、どこでやていたのだろう。

 蓮舫氏は、旧民主党時代の「2位じゃダメなんでしょうか」とかがずっと尾を引いて、 トップに立つのは今後も難しいかもしれない。
 石丸(伸)氏は、色々と市長時代のことが出てきているようだし。
 ひまそら氏は、諸事情で顔を伏せているが、リモートでもよいから顔を出して欲しかったところ。
 ドクター中松氏は、今回は発明家色が少なかった。
 そして、N国のポスター掲載。
 少し物を知らない人から見れば、N国が大勢力に見える。ああいうのは改善できないのだろうか。


 投票率はどんなだったのだろう。
 いつも思うのだが、選挙はもっとお祭りのような位置づけで良いと思う。
 有権者が政治に物申す権利を行使できる晴れの日。
 駅までロータリーなどで出店を出してイベントなどをやるべき。


2024年7月7日(土)_1  2024年夏アニメ・ドラマ開始その2

・NieR:Automata Ver1.1a 第2クール
 9Sのハッキングが結構早くにバレていた。
 1期最終回に登場した赤い双子の少女はまだ登場していない。
 人形劇も健在だけど、これだけで1エピソード分ありそうだ。

・異世界スーサイド・スクワッド
 アメコミ原作に異世界転生要素を加えたオリジナル作品らしい。
 どうりで雰囲気がアメコミだと思ったら、キャラ原案は天野明氏だった。
 自分は異世界転生物はそれほど好きではないが、これは結構面白そうだ。
 あのジョーカーはどこ行ったのだろう。
 今このタイミングで来ていないところ見ると、再登場した時には敵側になるのかな。

・グレンダイザーU
 キャラデザ担当は貞本義行氏ということで結構前から話題を集めていた。
 確かに、キャラ造形は永井豪キャラだが、線の細さは貞本の作画だ。
 永井豪作品のロボット物は数えるしか観たことがないが、冒頭でいきなりマジンガーZも 登場する。
 水木一郎氏が存命であれば必ず一枚かんだだろう。

・ダンジョンの中のひと
 ダンジョンの運営者側という変わった立場で働く主人公だが、ダンジョンという、 世界を改編する能力を持つということは、ある意味この魔導士は、ダンジョン内では 神といってもよいだろう。
 ダンジョンで働くということは、冒険者側に立ちはだかる側になるということでもあるのだろう。
 それについての葛藤はどう描かれるのだろう。

・天穂のサクナヒメ
 農水省とコラボしているらしいことで知っていた。
 典型的な、いわゆるロリババア風の神様が、鬼島への探索を命じられるという、 桃太郎のような展開だ。

・逃げ上手の若君
 NHK大河『太平記』以来、この時代を描いた映像作品を知らない。
 特に執権北条氏側から描いた作品は初めてかもしれない。
 暗殺教室以来の松井優征氏の作品だが、原作の不安定な作画とはうって変わってしっかりとした レベルの高いものとなっている。
 基本バトル漫画らしいので、武将たちの戦闘力は人間離れしている。
 1話目で鎌倉幕府滅亡までやる展開の早さ。
 諏訪頼重の怪しさが、松井作品らしい。
 南北朝時代を扱うが、皇室はあまり扱わない方向となるだろうな。

・小市民シリーズ
 『氷菓』(古典部シリーズ)と同じ、原作は米澤穂信氏だ。
 こちらの主役たちも学園で起こる事件(凶悪なものではなく)を解決していくが、 ヒロインの小山内は、千反田えるを単髪にしておとなしくしたような感じだ。
 喫茶店の場面も氷菓と似ているが、氷菓と小市民の2シリーズはどう住み分けされて いるのだろう。
 犯行の再現場面を小鳩自身で再現する描写は少し慣れるまで時間がかかるかもしれない。


2024年7月6日(土)  ゆっくりゴシップちゃんねる

 最近はまっているYoutubeの、いわゆるゆっくり実況ジャンルで、『ゆっくりゴシップちゃんねる』という 動画チャンネルがある。
 今は活動終了しているが、秀逸な動画が多い。

https://www.youtube.com/@Gossip_Channel/videos

 内容は、マスコミ批判、ネット上のデマやトラブル、政治や国防ネタなど。
 特に日本住血吸虫を取り上げた動画は聴きごたえがある。

 タイトル通りにネットの記事に関する批評が多いのだが、動画作者のコメントや私見が聡明で共感するものがある。
 中には異論があるものも一部あるけど、基本聴きごたえがある。
 ゴシップを扱っているだけに、「過信と鵜呑みは禁物」と警告している通り、話半分に聴いてはいるが、 作者の考察が面白い。
 本人の人柄がよく分かる内容なのだ。
 持病の再発や失業など、リアルでの本人の置かれている状況や、Youtubeというプラットフォームへで活動する 上での運営の判定への苦慮など、生々しいものもある。
 また、東方キャラを使用しているので、東方作者への敬意あふれる姿勢も見て取れる。

 ゲームプレイ動画を背景に、魔理沙と霊夢のゆっくりコンビが会話するスタイルが大半だが、背景動画は無関係なので、 ラジオドラマと同じで二人の会話を聞きながら、他のことをしながら聴くことができる。
 作者もこういう視聴方法を想定しているようだ。


 次回のサンクリの参加募集が始まっていたので、申し込んできた。


2024年7月4日(木)  2024年夏アニメ・ドラマ開始その1

・NINJA KAMUI
 抜け忍として追われている男が妻子を殺されて、復讐の鬼となる。
 いわゆる忍者バトル物だが、チャンバラとも違うハードなアクションで、 外国人が印象しそうな、「忍者」というより「ニンジャ」だ。
 海外向けを念頭に入れているのだろうか。
 ただの現代物ではなく、変装に超科学のテクノロジーが使われているなど、 主人公が使う黒い霧のような忍術(?)にも何らかのテクノロジーらしく、 近未来SFバトルアクションと言える。

・SHY 第2期
 1期が敵幹部が勢ぞろいしたところで終わったけど、ヒーローもどんどん 数が増えてきた。
 『NINJA KAMUI』と放送時間もかぶり、こちらにも忍者キャラが登場するらしい。
 ペペシャ以外のヒーローの過去も描くとなると、なかなかの大風呂敷になるかもしれない。

・僕の妻は感情がない
 『BEATLESS』など、家庭用女子アンドロイドというテーマは手垢が付いていて真新しさが それほど感じられないが、こちらは完全にモチーフが昭和時代の嫁さんだ。
 女の子の恰好はまだしもなぜ割烹着なのだろうか。このデザイン一部の層から色々と騒がれそうだ。
 目が怖いと言われてからのゴミを見るような目は、1話以来しないのかな。

・多数欠
 一風変わったデスゲーム物なのだろう。
 色々とルールや設問などが提示されるが、文字で出されるのですぐに消えてしまう。
 無回答の場合も多数派と同じで死んでしまうのか?
 原作漫画ならともかくアニメ版は少し考えてほしいところ。
 1話から色々と突っ込みどころが多い。
 舞台は東京23区だけなので、その他の地域や国はどうなるのだろう。
 いきなり支援アイテム「権利」封筒、そしてさらに当たり前に置いてある拳銃!
 素人に簡単に撃てるものでないだろ。
 しかも1話目で主人公が早速死亡。面白さ以外で2話以降が気になる作品だ。

・疑似ハーレム
 演劇部に入ったヒロインが、好きな先輩に求められるままに色々な女の子を演じる。
 だけど、この子は女優というよりは、完全にアニメヒロイン芸人となっている。
 ツンデレでツインテールにするセンスのバックボーンも気になる。
 そのうちエロ顔してくれとか言われそう。
 ツンデレ、クール、甘えんぼ等以外にもレパートリーは増えるのだろうか。
 「ハーレム」とは銘打ってはいるものの、所詮1人なので、ヒロイン並列には タイムスリップでもしないといけないのが不完全なところだ。

・先輩はおとこのこ
 主人公に告白した後輩女子は、女の子としての主人公が、そして幼馴染は男の子としての 主人公が好きというように、微妙に三角関係で対立してはいない。
 男の娘だけでなくBL要素まである作品だ。
 ただ、いわゆるLGBTとは少し異にするようだ。
 まず、主人公の性自認はやはり男子らしい。
 あくまで「女装した男子」なのでそのあたりの本人の意識がよく分からない。


2024年7月1日(月)  2024年春アニメ・ドラマ終了

 今季は観ていた作品数はそれほど多くない。
 NHK大河、コナン以外の続投作品は、ザ・ファブルのみ。


・この素晴らしい世界に祝福を!3
 今回は、ダクネスに焦点を当てた、人間ドラマ食の強いシリーズだったと思う。
 アクアの育てていた卵はいまだかえっていないので、第4期の制作発表があるのだろうか。
 いい加減カズマの転生前の話も見てみたいものだ。

・ゆるキャン△ SEASON3
 今回から特に変わった志摩リンの顔も、少し見るとそれほど気にならない。
 また、背景もますます写真っぽく精緻になってきた。
 終盤では碓井の鉄道施設や、関東地方の埼玉県の地名まで出てきた。
 少しだけニアミスした新1年生との接点はまだなかったので、4期の制作も進んでいるのかもしれない。

・うる星やつら 第2期
 分割2クールで、たっぷりとリメイクした方だと思う。
 終盤で急に登場した異星人の男女も含め、キャラがどんどん多くなり ラムの出番は少なくなったが、最後は1話とじように鬼ごっこで締めたのは、 原作準拠なのかな。
 名作と名高い押井守監督の出世作の劇場版も観たかったが、 3月頃に衛星放送でやっていたらしいが遅かった。

・死神坊ちゃんと黒メイド 第3期
 3期目にして大団円となった。
 最終回一つ前で、早々に呪いが解けて、坊ちゃんの名前がヴィクターとも判明した。
 最終回は少し冗長かと思ったが、各人物同士がそれぞれわだかまりを解消して 坊ちゃんとアリスの結婚だけで尺を使っていた。
 3期になってからはシャーデーとの戦いが中心になっていたので、気が付けば アリスの逆セクハラは減ってきた。
 1期は2020年頃だったので、異例のソーシャルディスタンスラブコメだった。

・ブルーアーカイブ The Animation
 最終話は鬼滅が拡大したため一部時間がかぶっていたので、BSで録画した。
 サバゲーや戦争ごっこのような独特の雰囲気が嫌いではなかった。
 ホシノとシロコに主に焦点を当てたシリーズだったので、他のキャラも掘り下げてほしかった。
 特に先生の足舐めエピソードや検索OSの子とかももっとあればいいと思う。

・終末トレインどこへいく?
 1クールで世界を救うまでやる作品は少ないが、いくつか謎が残ったままだった。
 葉香が7Gを起動できた理由や、ポン太郎らの正体など。
 1クールの尺では限界もあっただろうけど、西武の車両をもう少しうまく使えば 面白かったと思う。
 特に、練馬からの地下鉄との直通での分岐や、特急車両など、色々バリエーション 付けられたのではないだろうか。
 吾野へ帰る電車での並走していた車両には誰が乗っていたのか。
 続編を作る余地も少しだけ残っていたのがありがたい。

・怪異と乙女と神隠し
 ホラー系作品としてはオーソドックスだった気がする。
 きさらぎ駅の駅員の声が聞き覚えがあったが、なんとレジェンド野沢雅子氏だった。
 乙は本物の蓮兄に会えたのだろうか。
 また、復活した蓮兄に乙は再会できたのだろうか。
 色々と未消化な部分も多かったかと思う。

・時光代理人 -LINK CLICK- II
 1期とは違い、時間を操るバトルと激しい肉弾戦が描かれていた。
 中国のアニメのクオリティはどんどん高くなる。
 最終話で禁忌を犯して時の命を救いに行く光のその後や並行世界の存在など、 まだまだ続く予感がする。

・鬼滅の刃 柱稽古編
 回を重ねるごとに、映像美で見せるようになった作品に成長している。
 無惨が産屋敷邸を歩かせるだけで数分拡大したりと、とにかく長編のプロモ映像のようだった。
 今回は、柱稽古編ということなので、タイトル通りに柱たちとの修行に尺が割かれおり、 太陽を克服した禰豆子はあまり出番がなく、今期の主人公は柱たちだった。
 無限城編が劇場3部作で制作とのことだが、柱稽古編から強制突入することになるとは思わなかった。
 このまますぐに続きエピソードに行く感じなのか。
 公開は来年あたりになることだろう。
 長編少年ジャンプ作品では数少ないほぼ原作通りの円満完結作品の一つとなるかもしれない。


 早いもので、今年も後半に入ってしまった。
 前半は仕事が信じられないくらいに忙しかったが、まだまだ少しこの状態は続きそうだ。


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