no.14
上棟式 6/13
午前中の激しい雨も式が始まる数時間前にはすっかり上がり
絶好の日和になりました。
久しぶりにみた主屋は立派な姿で誇らしげに建っていましたよ。
上棟式とは
工事中の安全と職人さんの労いのための行事です。
@手水の儀(てみずのぎ)
チラッと見えている桶に入った水で
神事に参加する人を清めるために手を洗う
A修祓         神主さんに依るお祓い

B降神(こうしん)   神様を会場にお招きする

C献饌(けんせん)  神様にお供えをする 
              食べ物の他、大工道具も供える

D祝詞奏上      神主さんが工事の無事を神様にお願いする

E切麻散米(きりぬささんまい)            

式の最中に流れる雅楽を演奏する
松澤家の方々
棟木に取り付けられた魔よけの3本の飾り
中央は幣串(へいぐし)と呼ばれる三枚の扇を円形にあわせ真中に鏡をはめ込んだもの
両端は破魔矢でそれぞれ表鬼門、裏鬼門をさす
右が「天の弓」、左が「地の弓」
白い紙を小さく切ったものとお米を撒いて敷地を清める
F玉串奉奠    関係者が玉串を供えて無事を祈願する

G四方餅      四隅に餅を供えてお清めした後、
            職人さんに感謝をこめて   
            表鬼門である丑寅(北東)の隅から順に
            御餅を落とす
下で職人さんが受け取り四隅の御餅を集めて供える
H撤饌(てっせん) お供えしたものを下げる  

I昇神(しょうしん) 神様にお帰りいただく

J祭主退下(さいしゅたいげ) 神主さんがお帰りになる
いよいよ待ちに待った棟上の日です。
各方面の関係者、来賓、そしてご近所の皆さんもたくさん集まりわくわくした雰囲気が会場をつつんでいました。
これにて上棟式は終了です。
続いて棟上げ式典に入ります。