経堂かわら版の発行は月1回、時事時々の情報や近時雑感を皆様にお届けいたします。
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第149号 平成26年12月(2014年)
今月のコラム〜軽減税率〜
消費税が10%に上がる時期は先送りされそうですが、10%になる時に、食料品などについては、軽減税率にすることが議論されています。
具体的はことはわかりませんが、仮に食料品だけが8%で、他が10%になったとします。
今までスーパーなどは、食品問屋から7560円で仕入れたものを税込み10800円で販売していたとします。
食品問屋は、生産者から仕入れる食品の価格が5400円で、トラックの輸送費や倉庫代で2160円かかっていたので7560円を卸値としていました。(食品卸問屋の利益は考えないものとします。)
食品の消費税が8%で、それ以外が10%になったとしたら、食品問屋では、生産者からの仕入5400円、輸送費や倉庫代は2200円になるので、スーパーへの卸値は、7600円になります。
スーパーでは、仕入れコストが上がった分は値上げしないと利益が確保できないことになります。しかし、食品は軽減税率だからという世間の目があるので、値上げは難しいところです。
スーパーが利益を減らすことになるのか、または食品卸問屋がコスト増加分を価格に転嫁できずに利益を減らすことになるのかわかりませんが、食品を扱う事業者に負担がかかる結果になる可能性は高いと思います。
食料品の軽減税率には、その他にもたくさんの問題点があります。消費税という税の性格を考えると、一部だけ税率を変えるのは難しいと思います。
まめ知識◇滞納税額

平成25年度の滞納税額は約1兆4000億円です。これはとても大きな金額です。例えば、文部科学省で言えば、義務教育費の予算が1兆5000億円です。公共事業費では、道路整備の予算が1兆3000億円です。これらの金額に匹敵する税が滞納されています。 

滞納税額は、平成10年がピークで、2兆8000万円ありましたが、その後、減少を続けています。平成25年度は、新規に5400億円の滞納がありましたが、整理された金額が6700億円でした。 

減ったとはいえ、巨額の税金が滞納されていますし、滞納を整理するためには、督促に多額のコストがかかっていると思います。止むを得ず滞納になるケースもあると思いますが、公平な納税のために、滞納は減らしてもらいたいものです。
山歩日記(唐松岳)

新宿駅を23時56分発のムーンライト信州に乗って、白馬に行き、そこから八方に行き、ゴンドラ・リフトを乗り継いで唐松岳に向かいました。

八方はお花が多いと聞いていましたが、リフトの足元は、色とりどりのお花がいっぱいで、まさにお花畑でした。

白馬三山や五竜岳、鹿島槍ヶ岳、剣岳まで見えるらしいのですが、その日は生憎ガスがかかっていて、ほとんど見られませんでした。しかし、少しガスが切れると、絶景の片鱗が見えます!ちゃんと全体を見てみたい・・やがて、雨まで降って来て、不運を嘆いていましたが、途中まで下山したら晴れ間が出てきました。山の天気は変わりやすい。 

帰りに、日帰り温泉に寄って汗を流してから、新宿まで高速バスで帰りました。

発行元:菊池美菜税理士事務所 〒156-0052 世田谷区経堂1−11−19−204 TEL03−3429−0144
第148号 平成26年11月(2014年)
今月のコラム〜最高税率〜
 平成27年から所得税の最高税率が、上がります。今までは、所得1800万円超で40%でしたが、来年からは、その上に、4000万円超45%という税率の区分ができます。
 昭和の時代には、最高税率が70%で、所得税の税率は15段階に分かれていました。そのため、所得が上がる度に税率が上がるという累進課税の階段が急になっていました。
 平成に入り、消費税が導入されてからは最高税率は50%に下がり、累進課税の階段は5段階になりました。現在は、最高税率40%で、6段階になっています。
 所得税には、所得の再分配機能という性格があります。つまり、所得の多い人からはたくさんの税を集め、所得の少ない人の税負担は軽くします。その結果、所得の高い人が社会的な経費をより多く負担することになり、所得の少ない人に分配していることになります。

平成以降の、累進課税緩和により、再分配機能が低下して、格差拡大がみられるようになりました。そこで、消費税率のアップ等の負担に考慮して、高所得者のみ増税するという考え方で、最高税率がアップされることになりました。

最高税率アップによる、税負担は、課税所得5000万円で所得税1770万円、負担率は35.4%。従来より、税額は50万円増加します。

平成24年の資料ですが、国税庁の民間給与実態調査によると、給与が2500万円以上の人は、男性で0.3%です。自営業などを含めれば、もっと多くなると思います。

まめ知識◇国の財政

 平成26年の国の大まかな予算は、95兆8000億円位。

支出で多いものは、社会保障費関係で30兆5000億円、公共事業が6兆、文教・科学関係が5兆4000億、防衛4兆9000億、その他8兆7000億円。さらに、借金返済(国債費)23兆3000億、地方への交付金16兆1000億円となっています。

この支出を賄う収入は、消費税15兆3000万円、所得税14兆8000万円、法人税10兆、相続税1兆5000万円、その他たばこ税や酒税などが8兆3000億円位です。税収は、約50兆。その他の収入4兆6000億、借金(国債)41兆2000億円です。

平成27年の予算要求は101兆円ですが、消費増税しても借金減額はできそうもありません。

山歩日記(平標山)

 新潟県の平標山は、お花いっぱいの山として知られています。新幹線の越後湯沢からバスで登山口まで行き、松手山コースで登りました。

 標高を上げていくと、苗場スキー場が見えました。以前は、よく苗場にスキーに来ていたのを懐かしく思い出しました。

 尾根に上がると、お花がいっぱい!お花の名前がわかりませんが、いろいろな種類があり、まさにお花畑でした。

 山頂は広々していて、たくさんお人がお昼休憩をしていました。お天気にも恵まれ、とても、のどかで気持ちのいい景色を楽しむことができました。

 しかしこの山は、階段が多い。植生保護のためだと思うのですが、木の階段が続いているので、歩幅が合わなかったり、段差が大きかったりで、膝がガクガク、疲れました。

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第147号 平成26年10月(2014年)
今月のコラム〜御嶽山の噴火〜
9月27日に岐阜県と長野県の境にある御嶽山が噴火しました。亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、安否不明の方々の早期の救出を願うばかりです。
近年、私は、いろいろな山を歩いています。御嶽山が噴火したとき、私が巻き込まれていないかご心配をいただいた方もいらっしゃいました。
普段、山に行くときは、火山の山かどうか、あまり意識していないし、火山だとしても噴火するとは思っていませんでした。
気象庁のサイトを見ると、常時監視している山は、全国で47あります。山好きでなくても名前を聞けば知っている山ばかりです。御嶽山の他に、富士山、箱根山、草津白根山、伊豆大島、浅間山などがあります。全国の活火山は、100以上あり、「この山も活火山だったんだ」と驚きました。
気象庁では、噴火レベルを設けていて、現在の御嶽山は、噴火レベル3「入山規制」です。富士山は噴火レベル1「平常」です。噴火レベル1といっても、噴火の危険性はあります。今回の御嶽山の噴火で、何事にも油断してはいけないと思いました。
普段の生活で、「たぶん大丈夫だろう」とか「自分は大丈夫だろう」とか思いがちです。でも、なにが起こるかわかりません。災害かもしれないし、急な病気やケガかもしれません。用心しすぎても仕方ありませんし、どんなに気を付けても避けられないことはありますが、できることは準備しておくに越したことはないと思いました。
まめ知識◇消費税任意の中間申告

消費税を任意に中間申告、納税ができる制度ができました。従来は、国税部分が48万円以下だと一括で納めないとなりませんでしたが、分割納付できるようにすることにより、今後、税率アップしたときに、計画的な納税資金確保に資する意図だと思います。

例えば、前期の消費税が40万円(国税6.3% 31万5千円、地方税1.7% 8万5千円)ならば、中間で20万円を納めます。

1年間で、40万円の現金を確保して、まとめて納めるのは大変ですが、半年で20万円ならば、多少なりとも資金の融通がつけやすくなるのではないかと思います。

 この制度は、事前に届出書を提出する必要があります。制度の適用を止めるときは、取りやめの届けを出します。
山歩日記(入笠山)

すずらんの季節に入笠山に行きました。入笠山は、富士見パノラマリゾートのゴンドラで途中まで行けるのでお手軽に登ることができます。ゴンドラ山頂駅から、1時間ほどで1955mの入笠山山頂に到着。

山頂は360度の展望で、富士山、南・北・中央アルプスが見渡せます。しかし、残念ながら、私が訪れた時は、ガスがかかってしまい展望はありませんでした。

入笠湿原はスズランが満開で、湿原の中の道を歩くと、いい香りに包まれました。スズランの他にも、たくさんのお花が咲いていました。ゴンドラ乗り場で、お花のパンフレットをくれたので、名前を調べたりしながら、のんびり歩きました。

大阿原湿原にも立ち寄りましたが、こちらは木道があり、広々していました。

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第146号 平成26年9月(2014年)
今月のコラム〜有事立法と知る権利〜

先日、新聞に有事立法に関する記事がありました。有事立法は、10年ほど前に成立した法律で、有事の際には、民間が自衛隊等に協力するものです。記事によれば、「尖閣諸島を含む南西諸島の有事の際、自衛隊員を戦闘地域まで運ぶために民間フェリーの船員を予備自衛官とし、現地まで運航させる方向で防衛省が検討を始めた。すでに先月、2社から高速のフェリー2隻を借りる契約を結んだ。太平洋戦争では軍に徴用された民間船約2500隻が沈められ、6万人以上の船員が犠牲となった歴史があり、議論を呼びそうだ。」とありました。

秘密保護法、集団的自衛権の問題など、日本はとても怖い方向に進んでいると感じます。10年前に成立した有事法制が現実味を帯びて動き出したというニュースは、これから更にこの動きが活発になることを予想させます。

しかし、残念なことに、このニュースは大きく取り上げられていません。

有事法制では、国民の知る権利が侵害される恐れのある条文が含まれています。
「知る権利」が制限されないうちに、テレビ・新聞などのメディアは、積極的に報道をしてもらいたいものです。先の大戦では、「大本営発表」が、国民の判断を誤らせ、結果的に被害を拡大したと言えます。
メディアが積極的に報道すると同時に、私たちは、常に関心を持ち、政府の動きを注視していきたいものです。
まめ知識◇地方法人税

平成26年10月1日以後開始事業年度から、地方法人税が創設されます。地方法人税は、法人税の4.4%の税率で、法人税と一緒に納めます。 

地方法人税が創設されましたが、法人事業税、地方法人特別税、法人都民税(東京23区の場合)の税率が変わるので、結果的に納める税額に大きな変動はありません。 

都民税の税率は、17.3%から12.9%に、事業税は400万円以下の時で、2.7%が3.4%に、地方特別税は、81%が43.2%になります。

10月1日開始事業年度から適用なので、実際の申告は、来年末になります。 

これらの措置は、地域間の税収格差を是正するためのものです。人口一人当たりの税収で、東京と沖縄には大きな差があります。
山歩日記(天城山)

伊豆の天城山は、100名山のひとつで、万二郎岳と万三郎岳など複数の山からなっています。万三郎岳は標高1400mほど、万二郎岳は1300mほどなので、気軽に登ることができます。

しかし、東京からのアクセスは大変で、伊東から天城高原ゴルフ場のシャトルバスに乗りますが、本数が少ないので、乗り遅れに注意です。

シャクナゲの季節は、とても人気があるそうです。私が訪れたときは、シャクナゲは終わっていましたが、ツツジを見ることができました。ヒメシャラ、アセビなどもあります。 

登山道はなだらかで歩きやすく、苔むした石があり、静かでとてもいい雰囲気でした。山頂からは、相模湾方面と大島が見えました。のんびりした登山を楽しみました。
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第145号 平成26年7月(2014年)
今月のコラム〜認知症への取り組み〜

平成22年の厚生労働省統計によると、認知症有病者数は、約439万人であり、その数は今後も増え続ける傾向にあります。

439万人のうち280万人は、介護保険利用自立度U以上で、160万人が自立度T(Uより軽度)の方々です。自立度Uの方々が生活しているのは、半数の140万人が自宅で、残りの半分が施設やグループホームなどです。
厚労省の認知症施策検討プロジェクトチームが提言する、これからの認知症施策の基本的な考え方は、「本人の意思が尊重され、できるだけ住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることのできる社会」です。
しかし、自宅で過ごすことにはリスクがあります。認知症で徘徊し、行方不明になった方は1万人近くいらっしゃいます。家族が「常に見張っている」ことは難しいことです。
認知症の男性が、家族の気がつかない間に外出し、JR東海の列車と事故を起こしてしまいました。裁判の結果、名古屋高裁では、妻に監督責任があったとして、360万円の損害賠償を命じました。今後、ますます高齢化が進み、認知症の方が増えると、このような問題は、深刻になっていくと思います。
まずは、少しでも認知症の予防ができたらいいと思います。東日本大震災で仮設住宅に入ったお年寄りに認知症が進んだという事例があります。今まで地域で活動していたのに、家に閉じこもるようになったからだと思います。できるだけ外にでかけたり、人と関わっていくのが大事だと思います。
まめ知識◇消費税の低減税率

消費税が10%になった時には、食料品の税率を、下げるということで自民党と公明党が合意しています。

消費税1%あたりの減収額は、すべての食料品が対象の場合は6600億円、酒を除くと6300億円、外食も除くと4900億円、菓子も除くと4400億円、飲料も除くと4000億円、生鮮食品のみを対象にすると1800億円、コメ・味噌・醤油だと200億円、精米だけだと200億円になります。 

消費税は1%あたり、国と地方で2.5兆円の税収がありますので、すべての食料品を増税の対象からはずしてしまうと、かなり財政は厳しくなります。

食料品といっても線引きが難しいので、低減税率の導入にはかなりの混乱が起こると思います。
山歩日記(涸沢)

5月中旬に涸沢にいきました。夜行バスで、早朝に上高地に到着し、そこから、河童橋を横目に見ながら歩き始めました。朝の上高地は、寒くて空気が張りつめたようです。穂高連峰が荒々しい岩肌を見せて、とても雄大な景色でした。

横尾から先は、雪道になりました。スキーやスノーボードをしている人も見かけました。雪道を歩くのは、かなり疲れましたが、やがて本日の宿、涸沢小屋に到着。小屋のテラスに座って、ビールを飲みながら、のんびり過ごしました。

翌朝は、モルゲンロートを見ようと夜明けとともに起床しました。奥穂高岳、北穂高岳に朝日が当たって、うっすらピンク色に染まりましたが、残念ながら雲が出てきてしまいました。自然に囲まれたすてきな2日間でした。
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第144号 平成26年6月(2014年)
今月のコラム〜自衛権の行使〜
集団的自衛権行使のために、安倍総理はじめ自民党により、憲法解釈を変更する閣議決定が目論まれています。

この集団的自衛権行使容認とは、日本が他国と戦争できる国になってしまうという、とてもとても恐ろしいものです。

新聞社等の世論調査では、集団的自衛権容認について、賛成が多いものと、反対が多いものと両極端です。その理由について、反対が多いものは、「賛成」か「反対」か二者択一で調査している。賛成が多いものは、「賛成」「反対」、「最低限なら賛成」または「どちらとも言えない」の三者で選択できるように調査しているからだそうです。三者で選択したケースでは、「賛成」は少数で、「最低限」または「どちらともいえない」が多数になっています。
この結果から、多くの人は集団的自衛権行使について、賛否を決めかねているのか、または無関心なのか、または知識が不足して判断できないのか。「最低限」「どちらともいえない」と回答した人たちの意見を聞いてみたいと思います。
この問題は、日本の将来にとって重要です。私たち一人ひとりが、新聞やテレビ等で情報を得て、何が問題なのかをじっくり考えなければなりません。「最低限」という言葉には、何が含まれているのか、含まれていないのか。言葉の解釈はいくらでも変えられます。
なぜ、安倍総理は、そんなに戦争がしたいのかわかりません。軍隊は国民を守りません。それは先の戦争で、沖縄が本土の犠牲になり、多くの悲劇があったことで明らかです。
まめ知識◇実行税率
政府の経済財政諮問会議で、法人税の実効税率を、現在の35.64%から20%台に下げるよう提言されました。実効税率とは、法人の利益に対する法人税・地方税の負担率です。中小企業の場合は、大企業より税率が低いので実効税率は20%台になっているケースが大半だと思います。
海外では、中国25%、韓国24.2%、シンガポール17%、イギリス24%、ドイツ29.55%、フランス33.33%でいづれも日本より低い例が多いです。ちなみにアメリカは、日本より高いです。
日本は税負担が高いので、海外企業が進出しにくい、国内企業が海外に出て行ってしまう。そのために実効税率を下げる提言がなされていますが、法人税を下げることによる税収減などの問題があります。
山歩き日記(武甲山)

秩父の盟主と言われる武甲山に行きました。武甲山は、石灰岩質であるため、明治期からセメントの材料として採掘されて、北側は削られた山肌が痛々しいほどです。しかし、反対側は自然豊かな山容です。

西武秩父線の横瀬駅からタクシーで登山口に向かい、樹林帯の中を登りました。山頂は広々していて、神社があり公園のよう。たくさんの人がお弁当を広げてのんびりしていました。展望台がありましたが、人が多くてゆっくり見学できないほどでした。

武甲山を訪れたのは5月初め頃だったので、下山後は秩父の羊山公園に芝桜を見に行きました。ちょうど見頃を迎えた時期だったので、すごく混雑していましたが、一面の芝桜はとても見ごたえがあり、きれいでした。
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第143号 平成26年5月(2014年)
今月のコラム〜昔テレビ今スマホ〜

先日の朝日新聞の天声人語に作詞家の阿久悠さんがテレビの功罪について語っている文章が載っていました。以下、少し省略して引用します。

『テレビは人格を狂わすことがありますので見方には気をつけてください、と明記しなきゃだめだ』と▼時間の過ごし方に変化をおよぼす。すべてのものが自分と画面との2メートルの距離に見えてしまう――。そうした注意書きが必要だというくだりが『テレビ、このやっかいな同居人』という本にある」天声人語では、この文章に続けて、現在では、この「テレビ」が「スマホ」に置き換わっていると続きます。 

私が子供のころは、テレビを見ていると「テレビばかり見ていてはダメ」「テレビを消しなさい」とよく、親に怒られたものです。

その、私を怒っていた親世代が歳をとり、テレビの前に座っている時間が長くなっているように感じます。仕事を定年になり、時間ができたからでしょうが、親の健康や脳の老化を考えると、こちらが「テレビばかり見ていてはダメ」「テレビを消しなさい」と、言いたくなります。
前述の阿久悠さんは、テレビの功罪では功の方が多いと言っています。テレビは、次々に情報を提供しています。しかし、ただ漫然とテレビを見るのではなく、情報を取捨選択して囚われず、文明の利器として使いこなすことが大切だと思います。それは、テレビに限らず、スマホやパソコンも同様です。
親世代や私たちや、若い人たち全てに当てはまります。
まめ知識◇年齢別賃金

平成25年のデータですが、学歴・性別による賃金です。 

大卒男性、20〜24歳(以下20代)21万4900円、30〜34歳(以下30代)31万2500円、40〜44歳(以下40代)46万3000円、50〜54歳(以下50代)56万7200円。 

大卒女性、20代20万9000円、30代26万7100円、40代36万4900円、50代48万900円 

高卒男性、20代19万7800円、30代27万3600円、40代36万2400円、50代44万7000円。

高卒女性、20代17万8900円、30代21万8600円、40代27万8200円、50代32万6900円 

やはり、学歴や性別による差は大きいと感じました。特に高卒女性が不利です。
山歩き日記(三つ峠)

富士山を見に三つ峠に行きました。登山口までは、駅から車道を歩いて1時間位かかります。時間と体力温存のためにタクシーを利用する人もいるようでした。

登山口からの標高差は1000m以上あるので、かなりの急登で息が切れました。でも、富士山が大きく見えてくると、頑張って登ろうという気持ちになりました。

途中には、屏風岩という大きな岩があり、ロッククライミングをしている人がいました。垂直に登るのだから、すごい!しばらく見学してしまいました。
三つ峠山は、開運山・木無山・御巣鷹山の3つの山の総称です。残念ながら、山頂に登ったら富士山が雲に隠れてしまいました。御巣鷹山にはいかなかったので、二つ峠になりました。
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第142号 平成26年4月(2014年)
今月のコラム〜消費税転嫁への課題〜

3月は確定申告の忙しさにかまけて、かわら版をさぼってしまいました。確定申告が忙しいのは毎年のことなのですが、気が付くと、3月が終わり、春になっていました。 

先日、中小企業庁から「消費税の手引き」という冊子が送られてきました。私が、中小企業庁の経営革新等認定支援機関に登録をしているからだと思います。中小企業庁が発行している冊子なので、消費税の転嫁対策や、転嫁カルテルについて書かれていました。

大規模小売業者等の特定事業者に対し、売上先が、8%の消費税を上乗せして契約しているのに、消費税分を支払わない。新しい税率の消費税分を上乗せした税込み価格より低い税込価格を指定してくる。消費税の上乗せに応じる代わりに、協賛金を要求したり、スタップの派遣を要請する。このような行為は、「消費税転嫁対策措置法」により禁止されています。違法な行為があった場合には、公正取引委員会に通報することができます。 

しかし、公正取引委員会に通報したことにより、取引先と取引停止なる等の報復行為が心配で、現実に申し出ることは難しいと思われます。冊子には、国等に通報した方々の保護等に万全の措置を講ずる。報復行為に対しては、厳正に対処し、勧告及び社名の公表を行うとあります。 

消費税分を転嫁しないと利益が減ってしまいますが、取引先との今後の仕事や、担当者との人間関係を考えると、単純に一律値上げするのは難しいと思います。
まめ知識◇協会健保介護保険値上げ

3月分(4月末引落)から協会けんぽの保険料のうち介護保険が値上げになります。従来標準月額の1.55%だったものが、1.72%になります。月給30万円だったら、255円負担が増えることになります。(労使で510円) 

協会けんぽのホームページによると、財政規模は約8兆8千億円。1万円あたりの支出額は、加入者の医療費給付に5200円、高齢者拠出金に4000円が使われています。収支は赤字になっていて、国庫から補助を受けています。保険料計算の基礎になる給料の伸びに比べ、医療費の伸びが大きいことが要因です。今後は高齢化が進みさらに赤字が拡大する可能性が高いです。現在でも保険料の負担は大きいのにこれ以上値上げしたら、保険料倒産になってしまいます。
山歩き日記(箱根湯坂道)

箱根湯坂道は、東海道ができる前は、箱根越えの街道としてにぎわい、鎌倉古道と言われています。ますは箱根湯本駅から商店街を歩いて15分くらいでハイキング道に入ります。

急坂を登ると湯坂城址に着きます。その後は、広くてのんびりしたハイキングコースになります。4月下旬に訪れたのですが、山桜が満開でとてもきれいでした、足元を見ると、スミレや、その他名前はわかりませんが、かわいいお花がたくさん咲いていました。 

山頂はとても広くて、みんなお弁当を広げていました。そこから、小涌谷分岐を過ぎると、千条の滝です。幅25メートル、落差3メートルでいく条もの糸のように見えることが名前の由来です。 

そこから10分ほどで小涌谷駅に到着しました。
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第141号 平成26年2月(2014年)
今月のコラム〜自転車のルール〜
先日、テレビで放置自転車問題が取り上げられていました。放置自転車ワースト1は、赤羽駅、2位が東京駅だそうです。東京駅がワースト2位だというのに驚いたのですが、湾岸エリアのマンションからだと4キロくらいなので自転車通勤ができる範囲だそうです。

都内だと駅前に土地がないので、駐輪場を作るのが大変です。港区では地下に駐輪場を作ったそうですが、費用が莫大にかかります。駅から遠いところに駐輪寿を作っても利用者が少なければ意味がありません。 

自転車の人身事故も重大な問題です。ネットで少し調べただけでも、自転車とぶつかって頭を打って亡くなったとか、ひき逃げ事件があったなどの事例がたくさんあります。私も自転車によく乗りますが、出会いがしらにぶつかりそうになったことが何回もあります。

自転車は、とてもエコな乗物で環境にやさしいし、自転車を漕ぐことで健康増進にも役立ちます。また、四季折々の風景を楽しみながらサイクリングすることもできます。移動手段としては、時間が読めるし、バスや電車より早い場合も少なからずあります。

放置自転車問題や人身事故問題など、様々な問題がありますが、快適に自転車を利用できる環境つくりができないものでしょうか。専用レーンができればいいのですが、そこまでできなくても、交通ルールをしっかり教育するなどすればだいぶよくなると思います。右に曲がるときは右手を挙げるとか、速度規制をするなどできることはあると思います。
まめ知識◇確定申告の変更点
平成25年から復興所得税が始まりました。そのため、確定申告書に復興所得税を記載する欄ができました。
復興所得税は、配当控除や住宅ローン控除や認定NPO法人税額控除などを差し引いた後に、2.1%を掛けます。記入欄が細かくなっています。
給与所得の記入欄には、「区分」という欄ができました。これは、特定支出の適用を受ける場合に記載する欄です。通常の場合は記載しません。
給与が1500万円以上の場合の給与所得控除は245万円で上限となりましたので、それ以上の給料がある方は、例年と計算が異なります。
電子申告をする場合の特別控除はなくなりました。

今年は、3月15日が土曜日なので、申告・納税期限が3月17日の月曜日になります。

山歩き日記(筑波山)
確定申告の繁忙期が終わった後に、筑波山に行きました。筑波山は女体山と男体山の2つの峰があります。
登山道はいくつかありますが、白雲橋コースから登りました。珍しい巨石がたくさんあり、楽しみながら登れました。女体山山頂は渋滞していましたが、すばらしい眺望でした。
そこから御幸ケ原に行くと、たくさんの茶店があり、観光客がいっぱい。男体山までは15分くらいでしたが、こちらも混んでいましたが、すばらしい眺望でした。
御幸ケ原からケーブルカーで下山して、梅園に行きました。もう梅の時期は終わっているかなと思いましたが、まだまだ紅梅・白梅とも咲いていて楽しめました。ガマの油売りのパフォーマンスをやっていて、ガマの油を買ってしまいました。
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第140号 平成26年1月(2014年)
今月のコラム〜増税による負担額〜
明けましておめでとうございます。皆様のお蔭で、今年も新年を迎えることができました。仕事をさせていただけることに感謝いたします。
今年は消費増税があります。先日、テレビを見ていたら、年収300万円の単身者で、増税により税負担が9万円増えると言っていて耳を疑いました。3%の増税で税額が9万円増えるということは、消費支出が300万円ということです。つまり、支出300万円で消費税は5%で15万円、8%で24万円になり、9万円支出が増えます。年収300万円の人の消費支出が300万円のはずはないので、この数字はあり得ません。
消費税をめぐる報道では、増税により、いかに家庭の負担が増えるかを強調しているように思います。年収300万円の単身者だと、厚生年金と協会けんぽ(東京)で40万円はかかります。所得税・住民税で17万円くらい。手取額は多くても243万円くらい。そこから、生命保険や預貯金、賃貸住宅ならば家賃を差し引くと、消費税がかかる支出は200万円以下になると思います。そうすると、消費税3%アップにより、物の値段が上がったことによる支出増は5万円位になります。
また、消費税はすべてが価格に転嫁されるかどうかわかりません。増税後にセールが行われたり、価格を据え置くお店もあると思います。
消費増税による負担より、景気対策の名のもとに行われるバラマキに目を光らせることが重要だと思います。
まめ知識◇贈与税の対象とならない
平成25年12月に国税庁から贈与税についてのQ&Aが公表されました。内容は新しいことはなく以前と同じですが、わかりやすくなっています。
例えば、父母・祖父母から生活費・教育費の贈与を受けたもので、社会通念上必要なものは贈与税の対象になりません。
結婚にあたり、父母等から家具・電気製品の贈与を受けた場合、または金銭の贈与を受けて家具・電気製品を購入した場合は贈与税の対象になりません。社会通念上常識的な結婚祝金も贈与税の対象になりません。
子が居住するアパートなどの家賃を親が負担した場合も同様に、相当な金額ならば贈与税の対象になりません。
ただ、いずれの場合も、まとめて贈与すると贈与税がかかります。(教育資金贈与は非課税の特例があります)
山歩き日記(箱根駒ケ岳)

以前に箱根駒ヶ岳に行ったときは、天候が悪く眺望がなかったので、再び行ってみました。 

箱根登山電車、ケーブルカーを乗り継いで早雲山に行き、そこから神山を目指しました。 

神山は箱根の中ではもっとも標高が高く1438mです。その日は、天候が崩れてきて、雪がチラチラ降ってきました。登山道も雪で、滑りやすいところもあり、アイゼンを付けている登山者もいました。 

神山に到着しましたが、眺望なし。駒ヶ岳に向かいました。駒ヶ岳はロープーウエイで上がってきた観光客がいましたが、みんな寒そう。 

駒ヶ岳から大涌谷に行き、黒卵を食べてから強羅に戻る予定でしたが、あまりの寒さで歩く気力がなくなり、駒ヶ岳ロープーウエイにのり箱根園に下りました。
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