ミニカー・プロファイル

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メルセデス・スポーツ:8

《メルセデス300SL》
【メーカー・UK】

《メルセデス300SL》
【HONGWELL】

《メルセデス280SL》
【HONGWELL】

《500SL》
【HONGWELL】

《メルセデス500SL》
【ホットウィール】

《メルセデスSL600》
【メーカー・UK】

《メルセデス CLK320クーペ》
【REALTOY】

《メルセデス SL55》
【YATMING】

以上


《メルセデス300SL》

【メーカー・UK:1/60?・ダイキャスト】

 同じ敗戦国でも日本とドイツの技術力の違いを見せ付ける歴史的クルマです。しかし、同じヨーロッパでもスポーツカーを造ると理詰めのドイツ、感性のイタリアそして技術者の作家性のイギリスなど各国のコンセプトの違いが出て興味深いです。
 このミニカーはフリィ・マーケットで3台セットで¥100(税無し)の現状渡しのユゥズド・カーの1台です。

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《メルセデス300SL》

【HONGWELL:1/43・ダイキャスト】

 戦争では負けたが、技術力では負けてはいないゾ!というゲルマン魂と最先端の技術力を謳いあげた傑作スポーツカーです。
 それにしてもトリスターのシンボルの誇らしいこと、当時これほど大きなシンボルを掲げた車が他にあったでしょうか。
 HONGWELLのモデリングは個体差(部品の接着、塗装などで)が大きくこの300SLも3台を比較して購入しました。(他の2台はライトの透明部品がボンドで濁っていたり、バンパァに少し難がありました)
 ※…サービスでガル・ウイング開放状態の写真を載せました。

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《メルセデス280SL》

【HONGWELL:1/46・ダイキャスト】

 レース活動からの完全撤退後に出した市販スポーツカーにおけるメルセデスの回答がこのSL系です。そこにはメルセデスが完成させた軽快な中にも気品と繊細さが漂うヨーロッパ文化の真髄と豊かさを感じさせます。
 同じスポーツカーでも一方の雄、フェラーリとは違う豊かさと文化を感じさせるコンセプトは未だにメルセデスSLの独壇場です。
※…パゴダ・ルーフのメルセデスSLとヨーロピアン・カーライフが楽しめる映画を紹介しています(ブックランド【自動車】映画:「いつも2人で」参照

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《500SL》

【HONGWELL:1/43・ダイキャスト】

 ”高性能”だけではなく”生活と精神のユトリ”というスポーツカーが担うもう一方の自動車文化面で欧州スポーツカーが世界に君臨していた時代の最期を飾った女性名詞が似合うメルセデスです。
 特に英国とドイツでは”生活と精神のユトリ”として気品と軽快の味付けで独特の雰囲気をスポーツカーに作り上げ大人が楽しめるアイテムとして確立しました。

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《メルセデス500SL》

【ホットウィール:1/64・ダイキャスト】

 SLの名前が泣いてしまう車です。スポーツカーに限らず「ステータスは見てくれと押し出しが一番だ!」のヨーロッパ世紀末思想(19世紀にもありました)の理解不能なSLです。
 メルセデスに限らず大事なのは収益ですから、お金を取るためのクルマ作りとなれば結果はこうなるのでしょうが、心弾まぬSLはファンとしてはとても残念です。
 ホットウィールのモデルカーも実車同様に魅力に乏しい造形となっています。しかし、こうしてモデルカーを持っている私も意味不明。

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《メルセデスSL600》

【メーカー・UK:1/60?・ダイキャスト】

 スポーティなイメージの中にゆとりと気品を漂わすクルマ作りはさすが技術と歴史を誇るメルセデスです。
 官能のラテン・スポーツカーとは違うデータと理論から成り立つ歴代・メルセデスSLは機械好きにとって大変魅力的です。
 このミニカーについては製造メーカーは不明ですが、¥88は拾い物でしょう。モデリングについてもフロントマスクは値段の割には素晴らしいフィニッシュだと思います。

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《メルセデス CLK320クーペ》

【REALTOY:1/72・ダイキャスト】

 メルセデスが作る2ドアクーペの王道です。世界の富裕層と富裕層に見られたい人々が憧れるこのスタイルと雰囲気はライト・ウエィトとは対極をなす力任せのパーフェクト・メルセデス・カルチャーです。
 しかし、モデル期間が長いにもかかわらず時代を外さず、先行し過ぎないメルセデスのデザインセンスとコンセプトはさすが世界最長の歴史を誇る自動車会社です。

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《メルセデス SL55》

【YATMING:1/43・ダイキャスト】

 絶対の自信と誇りに裏打ちされた技術と理論で重武装した歴代メルセデスSLにはベンツ教授の「背広を着て遊ぶ余暇講座」的香りが濃厚ですが、ラテン的魅力とは別の魅力があります。
 妥協のないゲルマン的価値観が作り出すスポーツカーはやはりミニカー趣味のクルマ好きの楽しみを広げてくれる不可欠なスポーツカーです。あの300SL神話を作ったメルセデスが名前だけでない元気なSLを出してくれると嬉しくなります。
 それにしても私だけの感性でしょうか、メルセデスが作るスポーツカーにはこのSL55を始めとして何処か”西洋甲冑”とシンクロするイメージがあります。

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