こぼれ話(毎号学館便りに掲載される学館職員の裏話)


平成25年3月号(H.25,3,1発行)
 毎年この時期になると月日が経つのが本当に早いと感じるものです。教育の現場でお仕事をさせて頂いていると、この時期には、入試や卒業や進級のための試験、卒業式などがあり、日々色々な仕事に追われる毎日であります。 2013年もすでに2ヶ月が過ぎ、3ヶ月目に入ったわけですが、皆さんは年頭にたてた目標を実践できていますか。私は10sのダイエットをしようと決めて実践しています。水泳をしたり、恥ずかしくて絶対にムリと思っていたエアロビクスをしていたりでが、最も辛いのは食事制限です。大好きなラーメンを我慢したりするのは辛いのですが、目標達成のために少しずつ頑張っています。           (H.T.)

平成25年2月号(H.25,2,1発行)
 「節分」とは、本来、二十四節気の気候の移り変わる立春、立夏、立秋、立冬の前日の総称で、それがしだいに立春(今年は2月4日)の前日の年越しの夜を指すようになったそうです。新春を迎えるために邪気を退散させるために「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を撒き、歳の数(プラス1という説も)だけ豆を食べることによって翌年の福を祈るようです。
 実家にいる時は、父が大きな声で豆まきをするのを、「なんでかしら?」と思っていましたが、自分が親になると「ありがたい親心だった」と思います(ただ豆まきがしたかったのかもしれませんが)。ここ数年、ほかの家族は豆まきができる時間には帰ってこないので、一人豆まきです。家族の安全を願い習慣となっているので、一家を代表して小さな声で豆を撒きます。
 今年の節分は日曜日。久々に家族と豆まきができると嬉しいです。             (K.T.)
 

平成25年1月号(H.25,1,10発行)
 年越しはどんな風に過ごされましたか? 私は毎年、除夜の鐘を撞くという、決まった年の越し方をしています。昔はあまり深く考えずに行っていましたが、百八の煩悩について少し考えるようになったここ最近、煩悩の中の“他者への怒り”、これは「必ず自分に返ってくる」というお坊さんの言葉を耳にしました。同時に「怒ると叱るは全く違うこと」という、わかっているつもりだった言葉も、なぜか心に染みました。怒って外へあたりたくなることはよくありますが、そこで一呼吸おいて、先を見据えた行動をとれるようにしたいなぁ、という心持ちでいます。                <K.I.>


平成24年12月号(H.24,12,1発行)
    『所沢シティマラソン』
 学館では、12/5に駅伝大会がありますが、その前12/2に所沢シティマラソン(通称とこシティ)があります。今年は久々に、学館勢大挙参加。生徒が7名、職員も5名、その他、保護者の方や卒業生等々、西武ドームに学館関係者がかなり集まりそうです。この大会は、今年で23回目。私は、種目こそ、20kmだったり、5km10km、ハーフだったりと様々ですが、初回大会からずっとエントリーし続けています。(一度だけケガで棄権したことがありましたが。)西武ドーム発着ですので、ライオンズの選手達が躍動する人工芝を同じように走れます。アップダウンの激しい師走の野老(ところ)路に、キラリと光る汗を流して、青春()を満喫したいものです。
                    <M.T.>


平成24年11月号(H.24,11,5発行)
 最近、集めているのが非常用食料。気になる物を通販したりデパートやスーパーの催事で見掛けると買い足したりしています。TVで「関東大震災が起こった時の備えは2週間分」と言っていて焦ったのがきっかけ。「2週間分って結構な量なんだよねえ」と段ボールが届く度に独り言の言い訳。どうせなら美味しい方がいいと思い、調べるうちに何やら楽しくなってきてしまいました。試食会が一番の楽しみ♪ 静岡おでんの缶詰を初めて食べましたし、タイカレーは、いなばの缶詰がツナが大きくて美味しいです。クロワッサンの缶詰もふんわりしてなかなか。JALの機内食のカップヌードルも確保。…書ききれないのでこの辺で(笑)使う機会がない方が良いので、定期的に消費しながら楽しみが続くといいな、と思っています。     <M.H.>


平成24年10月号(H.24,10,5発行)
   『うちの家主さん』
 私が現在、住んでいるアパートは普通の一軒家のお宅の階部分を間借りしています。家主さんが1階に住んでいるのですが、その家主さんがとても心の温かい方なのです。
 この夏、私は右腕を骨折するというアクシデントに見舞われましたが、その際も銭湯まで通うのは大変だろうとお風呂を毎日貸して下さいました。洗濯をするのもその腕ではと、洗濯物まで面倒を見て下さいました。骨折をしてマイナス思考に陥りがちな私の心を救って下さいました。縁あってこのアパートに住んで約2年、私が仕事でどんなに遅く帰ろうとも、毎日必ず玄関の明かりはついています。その細かな心遣いに家主さんの人柄がにじみ出ています。「他者を思いやる気持ち」、昔は当たり前の様に大切にされていたことが今は大切にされていないことの方が多いようです。
 私はどんな高層ビルのマンションより、家主さんの愛情に包まれたこの木造建築の古いアパートを誇りに思います。    <H.K.>


平成24年9月号(H.24,9,1発行)
 私は、毎年お盆に父親の実家である福島県会津坂下町へ家族3人で帰省します。今年で91歳になる祖父がいるのですが、おじいちゃんは孫の中で唯一独身の私に色々な励ましの言葉をくれます。「結婚はせくことねぇ〜(急ぐこと無い)待てば海路の日和あり」「結婚の適齢期は50歳だからまだ早い」等、私を気遣ってくれます。今年のおじいちゃんは「剣道2段を目指したい」と言ってベッドに横になりながら竹刀を振り、「105歳まで生きたい」と食事は誰よりも良く噛んでじっくり時間をかけて食べ、そんなかわいいおじいちゃんを見て、元気でいて欲しいな〜と改めて感じました。お盆は親戚が集まり、先祖の墓参りに行き、とても大切な時間ですね。
       <H.K.>


平成24年夏休み特集号(H.24,7,20発行)
   『案の定』
 先日、ひょんなことから3年生の女子生徒と50メートル競走をすることになり、案の定大敗してしまいました。内心たかをくくっていたとはいえ、いささかショックもあり、早速しばらく中断していた早朝ウォ−キングを再開しました。彼女には再挑戦を申し入れているのですが、さてさてどうなることでしょうか? というのもまだ散歩の段階であって、走るまでには達していないものですから・・・。
 ちなみに自宅近くの公園での散歩なのですが、以前と比べて年齢を問わず人数が増えているようです。誰しも健康には関心が高いことが窺えます。少しずつ顔なじみの人との挨拶もふえてきたり、人だまりの端での世間話にもちょっとばかり意外性も感じたり、また、季節の移り変わりも愉しみたいと思います。                      <T.N.>


平成24年7月号(H.24,7,1発行)
 先日、雨の中を自転車で走っていたときのことです。狭い路地で、前方の歩行者が道をふさいでいます。道をあけてもらうため、「すいません」と声をかけました。その人は、「すいません」と言って脇に寄ってくれました。横を通りながら、こちらがふたたび「すいません」。意味合いはすべて異なりますが、「すいません」だけのやりとりでした。
 ところが、「すいません」を使ってはいけないと主張する人もいます。「すみません」が正しい日本語で、「すいません」では「すみません」というわけです。そもそも「すみません」は「済みませぬ」が元の形で、「み」が「い」に変化した「すいません」は正しくないというのです。
 ですが、言葉は変化するものですし、「すいません」はある程度の市民権を得たと自分は思っています。畏(かしこま)まった場では、本来の「すみません」の方がいいかもしれませんが・・・。みなさんはどう思いますか? どちらを使っていますか?          <S.S>

 

平成24年6月号(H.24,6,1発行)
 新東名開業、金環日食、スカイツリーの開業とこのところ盛り上がる話題が多かったかと思います。その中でも、スカイツリーの開業のニュースを見ながら、「そう言えば、スカイツリーができる前には何があったのか」という疑問を持ちました。そんなことを考えると、ふと自宅周辺やよく使っている道沿いも新しいマンションや新しい店などいつのまにか景色が変わっているなんてことにも気がつきました。
 以前、『弥生時代』の由来となった「弥生土器出土の地」を見るために都内まで足を運びました。石碑の横の説明によると「周辺開発の際に、本来の出土の地がわからくなってしまった」とい記述がありました。歴史的な価値、その地名を有名にしたものもいつのまにか消えてしまうなんてこともあります。記録に残っていても、記憶からは消えてしまったもの多くあるのではないでしょうか。
 さてみなさんの周辺で新しい建物が出来たとき、そこに何があったか覚えていますか?   <T.F>

 

平成24年5月号(H.24,5,1発行)
  以前の卒業生が結婚する。今年32歳の彼女が高校生の頃は、ルーズソックスやガングロが流行してたっけ・・・。勉強に熱心だったとはいえない彼女だったから心配したことも多かったけど、結構、話をしてくれたので、よく覚えている。親の不満や学校への不満など、いろいろ・・・。でも乱暴な言い方は何故か絶対しなかったから、優しい子だと思っていた。
 ちょっと遠回りはしたけれど卒業後、彼女は歯科衛生士になり、現在、障害者歯科という分野で頑張っている。きっと、患者さんに優しい言葉をかけていることだろう。言葉は不思議な力を持っている。乱暴な言葉は、ときに人間関係を悪化させる。優しい言葉は、人に力を与える。温かい気持ちにもなる。 きれいな言葉を使うことは、人生の財産になるはずだ。「親しき仲にも礼儀あり」 親に対しても、友達に対してもである。
     <M.Y>

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