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開発ツールは Delphi
をちょっとかじりましたが、この IDE
の環境には驚きました。なにしろ初めて起動してから二日後にはエディタを作成、インストーラ付きで完成できてしまったのですから(と言うと、私が凄いみたいですが、事実はそうではなく、この開発環境が優れているのです。コーディングをそれほどせずともある程度のものが作成できてしまうのです。自分で作ったソフトにもかかわらず、Delphi
が勝手に作ってくれたような感覚があり、「自分で作った」
と人に言うには、あまりにもおこがましいと言うか、面映ゆい気持ちにさせられました)。 それから、現在の C++Builder に移りました。言語が C/C++(Delphi Language = 旧 Object Pascal よりは馴染みがあった)ということで、いい感じでソフトを作成していけます。自分の中では、最も快適な開発環境と言えます。 C++Builder で、ある程度ソフトを開発してから、VisualC++ もやってみましたが、大変面倒でした。C++Builder では、とりあえず GUI を作って様子を見ながら変更していけます(自分の中にあるイメージを追いかけていける)が、VisualC++ では、そうそう気楽に GUI を作る気にはなりません。GUI と関連付けるイベントを記述して、その変更を繰り返すというのは大変骨が折れます。やっと関連づけたのだから、変更したくない、という気にさせられます。 手順に時間がかかりますから、自分の中のイメージを追いかけて行きづらいところがあります。VisualBasic で軽く動きを見て、仕様がはっきりしたら、それに基づいて VisualC++ で作成する、と言う方法がいいような気がします。 ただ、VisualC++ でイメージを追いかけていける程度に熟練してしまえば、何でも開発可能でしょうから、これはこれでやはり優れた開発ツールだと思います(完成した GUI を大幅に変更するのも、これまたやっかいそうですが)。私もたまには、Delphi をやったり VisualC++ をやったりして遊んでいます。 Java は、SunMicrosystems からダウンロードしてきて DOS の環境からやってみました。しかし、GUI 上でコーディングし、DOS でコンパイルを繰り返すのが面倒になり、GUI 環境でコンパイルできるエディタ(※1)を C++Builder で作成しました。それから、JBuilder などもやっていますが、Java は重たいので今のところあまり乗り気ではありません。ただ、やりたくなったときにある程度わかるように、ちょっとした Tips は作っています(この間は、JDK で画像ビューアを作ってみました)。 (※1)JMaker と言って、C++Maker の元になったソフトです。C++Maker の Java 版というところでしょうか。公開も考えているのですが、今は Eclipse がベストかな、という感じなので、ちょっと見合わせています(そのうち気が変わったら公開するかもしれません)。 【改訂:その後】 Java の書籍を見ると、あいかわらずコマンドプロンプトの説明がしてあります。プログラミング以外で時間が割かれないように、開発が少しでも楽になるように、と思い JMaker を vector に公開しました(2004/02/17)。 |