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解説: 設計時のコンポーネント位置は、オブジェクトインスペクタで設定できます。 実行時、ユーザーがフォームサイズを変更した場合、任意の指定を保つには、少し工夫が必要です。 今回は、Button を任意の位置に配置し、 フォームサイズの変更に合わせて、その位置をキープできるようにしてみます。 やっていることは簡単なのですが、覚えておくといろいろ使えるでしょう。 使用例: 以下の例では、アプリケーション起動後、Button1 をクリックすると、Button1 がフォームの右隅にくっつきます。 フォームサイズが変更されてもその位置を保持します。 準備としては Button を適当に配置するだけです。 OnResize イベントハンドラで常に Button1 がフォームの右隅にくっついたままになります。 他の位置をして、同じような動きをするように試してみてください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::FormResize(TObject *Sender) { // 次のコードは Form1 のサイズ変更時に Button1 を Form1 の右隅に移動させます。 Button1->Left = ClientWidth - Button1->Width; Button1->Top = ClientHeight - Button1->Height; } //------------------------------------------------------------------- |