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解説: ColorDialog を使うと、アプリケーションで使う諸々の色が簡単に取得・設定できます。一度設定した色は、保持しておけるので、次の場面で再利用する場合に便利です。 Options プロパティを使えば、ダイアログボックスの外観や機能をカスタマイズできるので、いろいろに設定して、慣れておくといいでしょう。 使用例: 今回は、ColorDialog で設定した色をフォームの色に反映させてみます。 コンポーネントは、 ColorDialog, Button を適当に配置して終わりです。プロパティの設定は特にありせん。 OnClick にコードを記述します。 まず ColorDialog1 が表示される前に、ColorDialog1 の Color プロパティに青色を設定しておきます。ColorDialog 表示後、色が選ばれなければ、設定色が使われ、選ばれれば、その色が使われるようになります。ColorDialog が閉じられると、フォームに選択色が反映されます。 今回色は定数で指定していますが、4 バイトの 16 進数でも指定できるようにしておくとよいでしょう。時間のある方は、カスタムカラーの使い方も試しておいてください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { //色を設定 ColorDialog1->Color = clBlue; //ColorDialog を表示 ColorDialog1->Execute(); //取得した色をフォームに反映させる Color = ColorDialog1->Color; } //------------------------------------------------------------------- |