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ColorDialog の表示時に色を設定 

更新 : 2007/01/06

 



解説:
ColorDialog を使うと、アプリケーションで使う諸々の色が簡単に取得・設定できます。一度設定した色は、保持しておけるので、次の場面で再利用する場合に便利です。
Options プロパティを使えば、ダイアログボックスの外観や機能をカスタマイズできるので、いろいろに設定して、慣れておくといいでしょう。

使用例:
今回は、ColorDialog で設定した色をフォームの色に反映させてみます。

コンポーネントは、 ColorDialog, Button を適当に配置して終わりです。プロパティの設定は特にありせん。

OnClick にコードを記述します。
まず ColorDialog1 が表示される前に、ColorDialog1 の Color プロパティに青色を設定しておきます。ColorDialog 表示後、色が選ばれなければ、設定色が使われ、選ばれれば、その色が使われるようになります。ColorDialog が閉じられると、フォームに選択色が反映されます。

今回色は定数で指定していますが、4 バイトの 16 進数でも指定できるようにしておくとよいでしょう。時間のある方は、カスタムカラーの使い方も試しておいてください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    //色を設定
    ColorDialog1->Color = clBlue;
    //ColorDialog を表示
    ColorDialog1->Execute();

    //取得した色をフォームに反映させる
    Color = ColorDialog1->Color;
}
//-------------------------------------------------------------------



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