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解説: 画像ファイルを読み込んだものの大きすぎてすべて表示しきれない場合があります。 そのようなとき、ScrollBar コンポーネントはフォームに単独のスクロールバーを追加してくれるので、内容がスクロールできるようになります。 多くのコントロールには、スクロールバーを追加するプロパティがあります。 ここでは、スクロールバーのどの矢印(左向き、右向きなどのキー)をユーザーがクリックしたかを調べてみます。 使用例: ScrollBar の左右の矢印キーをクリックして、どちらがクリックされたか判定しています。 コンポーネントは、Label, ScrollBar をひとつずつ適当に置くだけです。 コードは、スクロールバーがスクロールされると発生する OnScroll イベントに記述します。 引数の ScrollCode パラメータを調べると、どのスクロール矢印がクリックされたか分かります。 他にもユーザーアクションの型でスクロールバーの一番上に移動した、などが分かりますので、調べてみるといいでしょう。 ScrollPos パラメータに入っている値を使って、Position 調整もできますので、コードを追加して試してください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::ScrollBar1Scroll(TObject *Sender TScrollCode ScrollCode, int &ScrollPos) { if (ScrollCode == scLineUp) Label1->Caption = "左矢印クリック"; if (ScrollCode == scLineDown) Label1->Caption = "右矢印クリック"; } //------------------------------------------------------------------- |