|
||
解説: データベース内の項目の表示や編集に関連して、DBMemo に現在何行のテキストがあるのか知りたいときがあります。 データベースに不慣れな方でも TMemo はよくご存知でしょうから、コーディングはおよそ見当がつくと思います。 DBMemo の Lines プロパティは、TStrings オブジェクトですので、テキストを行単位で操作でlき、Count プロパティ を使えば行のカウントが可能です。 使用例: アプリケーションを起動して、Button1 をクリックしてください。 DBMemo に表示されているテキストの行数が、Label1 の Caption に表示されます。 DBNavigator1 でレコードを移動させてから、Button1 を押すとその都度、テキストの行数が、取得できます。 準備として、Table、DataSource、DBNavigator、DBMemo、Button、Label を適当に配置してください。 プロパティを以下のように設定しておきます。 Table1 の DatabaseName は BCDEMOS。TableName は BIOLIFE.DB。 DataSource1 の DataSet は Table1。 DBNavigator1 の DataSource は DataSource1。 設定が済んだら、Table1 の Active を true にしておいてください。 アプリケーションを起動して、Button1 をクリックすると Label1 に行数が表示されます。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { Label1->Caption = IntToStr(DBMemo1->Lines->Count); } //------------------------------------------------------------------- |