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解説: 作成したアプリケーション内で、フルパスやカレントディレクトリを変数に保持させたり、省略したパスをユーザーに示したい場面があります。 そのような時、DriveComboBox と DirectoryListBox を組み合わせると、希望のパスが簡単に取得できます。 使用例: DriveComboBox と DirectoryListBox を使って、任意のパスを取得後、省略したパスとフルパスを表示させています。 コンポーネントは、 DriveComboBox と DirectoryListBox を配置し Label を二つ追加するだけです。DriveComboBox の DirList プロパティには DirectoryListBox を設定しておきます。 コーディングは、DirectoryListBox1 の OnChange イベントで DirectoryListBox1 の DirLabel に Label1 を割り当て、省略したパスを表示しています。 Label2 の Caption には、DirectoryListBox1 の Directory プロパティを割り当て、フルパスを表示しています。 アプリケーションを起動後、DriveComboBox1 と DirectoryListBox1 を変更して、パスがどのように表示されるか確認してください。 ※例とは逆に、DirectoryListBox に任意のパスを設定する方はこちらを参照してください。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::DirectoryListBox1Change(TObject *Sender) { // DirLabel プロパティに設定すると省略パスで表示される DirectoryListBox1->DirLabel = Label1; // フルパスで表示 Label2->Caption = DirectoryListBox1->Directory; } //------------------------------------------------------------------- |