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解説: FontDialog コンポーネントはアプリケーションでフォントを設定する場合に用います。フォント名やスタイル、サイズなどの属性が設定できます。フォントの属性をいろいろと変更したい場合、このダイアログで行うと便利です。任意コンポーネントのフォント属性を FontDialog に反映させることもできます。 使用例: 以下は、フォントダイアログで Memo1 のフォントを変更する例です。 アプリケーション起動後、Button1 をクリックすると、FontDialog が表示されます。文字飾りや色などを変更してみてください。OK をクリックして FontDialog を閉じると、Memo1 の文字が変更されます。 準備としては、Memo と Button 、それから FontDialog を適当に配置します。 コーディングでは、FontDialog のオプションプロパティで TrueType フォントのみをフォントリストに表示するように設定してあります。 FontDialog が閉じられた時点で、Memo1 の Font に FontDialog の Font が反映されます。 FontDialog のオプションプロパティはたくさんあります。いろいろと設定して、試してみるといいでしょう。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { FontDialog1->Options << fdTrueTypeOnly; if (FontDialog1->Execute()) Memo1->Font = FontDialog1->Font; } //------------------------------------------------------------------- |