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MediaPlayer で指定トラックを再生する |
更新 : 2009/12/17 |
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解説: 英語の学習(ヒヤリング)やギターのフレーズの練習で役立つ、 CD プレーヤーを作成してみます。コンポーネントは、マルチメディア関連のアプリが簡単にできる、MediaPlayer を使います。 簡単というと、つい機能を盛り込みがちになりますが、まず基本性能を抑えて、それから拡張していくようにしてください。 アプリケーションは、必要最低限の機能で、自分にとって使いやすいものが便利です(自分が使いやすいとたいがい他人も使いやすい)。総じて機能を絞ることで、使いかっての良いアプリができます。 使用例: CD ドライブにセットした CD のトラックから任意トラックを指定して再生させています。 本来は考慮しなければならない処理がたくさんありますが、以下のコードは簡易的な処理のみの記述です。 コンポーネントは、 MediaPlayer, Edit, Button を適当に配置します。 流れとしては、アプリケーションの起動後、マルチメディアデバイスの種類を指定して開きます。 Edit にトラック番号を入力して、Button をクリックすると、セットした CD から指定したトラックにポジションが移り再生が始まります。 時間があれば、以下のコードをヒントにもう少し細かく制御するコードを追加してみてください。 //------------------------------------------------------------------- __fastcall TForm1::TForm1(TComponent* Owner) : TForm(Owner) { //Open するマルチメディアデバイスの種類を指定。 MediaPlayer1->DeviceType = dtCDAudio; MediaPlayer1->Open(); } //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { ///指定トラックを再生 MediaPlayer1->StartPos = MediaPlayer1->TrackPosition[StrToInt(Edit1->Text)]; MediaPlayer1->Play(); } //------------------------------------------------------------------- |