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StringGrid の複数セルをコードで選択する |
更新 : 2009/05/06 |
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解説: StringGrid でアプリを作成しているとマウスで複数のセルを選択したい場面や、コードでそれを行いたい時があります。 今回は、コードで複数のセルを選択する場合を考えてみます。 使用例: 今回は、StringGrid のセルをコードで指定して複数選択してみます。 コンポーネントは、 Button と StringGrid を適当に置くだけです。 StringGrid1 はセルがすべて表示させるようにサイズを少し大きくしておいてください。 コーディングは、Button1 の OnClick イベントで、StringGrid1 の選択範囲を指定します。 StringGrid1 のセルを選択するには、Selection プロパティに TGridRect 型の値を代入します。 TGridRect はセルの範囲を示し、選択したいセルの左上の行列と右下の行列を指定して使います。設定した値を Selection プロパティに代入すれば指定したセルが選択されます。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { // 選択するセルの領域を指定。 TGridRect rect; rect.Left = 2;// 左上の列 rect.Top = 3;// 左上の行 rect.Right = 3;// 右下の列 rect.Bottom = 4;// 右下の行 // 選択したい範囲を Selection プロパティに指定 StringGrid1->Selection = rect;// 3 行 2 列 〜 4 行 3 列 } //------------------------------------------------------------------- |