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レジストリスクリプトの書き出し 

更新 : 2010/09/12

 


解説:
Windows 操作でレジストリに影響が出る状況では、レジストリのデータを保存しておきたいものです。レジストリデータをファイルに保存するには、Regedit を実行して、レジストリファイルをエクスポートします。

今回は、任意に作成したレジストリデータをファイルに書き出してみます。

ちょっと寄り道
レジストリファイル(REG ファイル)は「レジストリ スクリプト」と呼ばれています。
通常、DOS プロンプトから regedit を実行させます。実行時のコマンドラインオプションが沢山ありますので、調べてみてください。

使用例:
今回の例は、HKEY_CURRENT_USER\SoftWare\reg_test にキー[abc], 文字列値[123], 値のデータ[test] を用意して、エクスポートを行っています。
アプリケーション起動後、Button1 をクリックしてください。指定したレジストリデータが格納された REG ファイルが出力されます。

コンポーネントは、Button を適当に配置するだけです。

流れとしては、任意のレジストリデータを格納するため、コマンドラインオプションを付けた文字列を作成します。
この文字列を ShellExecute で実行させます。
作成された "user.reg" の中身を確認しておいてください。

既存のデータでも試してみるとよいでしょう。なお、レジストリの操作は間違いのないように注意して行ってください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
    // HKEY_CURRENT_USER\SoftWare\reg_test 以下を "user.reg" に保存
    AnsiString regpath = "/E user.reg HKEY_CURRENT_USER\\SoftWare\\reg_test";
    ShellExecute(Handle, "Open", "Regedit.exe", regpath.c_str(), "", SW_SHOW);
}
//-------------------------------------------------------------------



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