本文へスキップ

つくりっこの家のドアはいつでも開いています

つくりっこの家へようこそ

つくりっこの家のあゆみ

つくりっこの家のあゆみ

1978年4月
つくりっこの前身となる心身障害者と協働の場をつくる会「ぜろの会」の、
「ともに働き、ともに生きる」という考え方を言葉のレベルでなく日常生活の中で
実感できる場をつくっていきたいという願いをもって、個人宅で週1回(火曜)の
集まりがスタート。
参加メンバーは知的障害の女性・主婦・こども等9名。

1982年9月
参加メンバーが増え、また回数を増やして欲しいという希望が多くなり、
大泉学園町4丁目にある一軒家を改装して、
リサイクルショップがオープン。
障害のある人もない人も店という気軽な形で交流する場となる。

1984年7月
近隣にある、障害者入所施設
「練馬福祉園」の、電話交換・受付業務を受託する。
人件費を、複数の人数で分け合い、障害のあるメンバーと地域の主婦メンバーが、
それぞれの持ち味を生かして組んで働くスタイルができる(2009年5月まで受託)。

1992年4月
これまでの14年間、行政からの補助を受けずに活動したが、
精神障害者通所訓練事業として、初めて東京都と練馬区から補助を受け、
大泉学園町1丁目で
「クラブハウス」がスタート。
専従スタッフを置き、つくりっこの家の新たな拠点となる。

リサイクルショップについては、現在でも自己資金で運営、公的制度と
ボランタリーな部分を組合わせるスタイルができる。
クラブハウスでは、クッキー やさき織りを作り、販売を始めたほか、
毎日の昼食づくりも行っている。

1993年3月
地元の加藤農園から委託を受け、朝採れたばかりの新鮮な有機野菜を車で
販売してまわる
「行商」を開始する。

1995年2月
近くの精神科病院「陽和病院」内で喫茶
「ぶどうや」をオープンする。
他の作業所と協働で、つくりっこの家は週一回の運営を担当(現在では週5回)。
地域住民であるCメンバーにとっては、普段なじみのない精神科病院の中で
仕事をし、入院患者さんにとっては、地域の主婦たちと触れ合う場となる。

1997年10月
加藤農園と㈱東京海上火災(当時)の協力で、有機野菜と自主製品の販売店、
「みのりや」誕生。野菜やクッキーだけでなく、みそやそば、はちみつなど、
以前から扱っていた根強い人気の商品も、併せて販売する。

1999年6月
近隣の精神障害者作業所「べるはうす」(社福 江古田明和会)をお借りして、
毎週土曜日に憩いの場を兼ねた定食屋
「土曜倶楽部」を開く。
(その後、生活支援センターなど練馬区内に他の社会資源ができたこともあり、
2007年に終了)

2002年3月
家具や電化製品などのリサイクルショップ
「きらくや」をオープン。
近隣のお宅で不要になった家具などを引き取り、福祉事務所や病院の
ケースワーカーと連携し、退院して一人暮らしをはじめる患者さんの
生活用品一式などを揃えたり、生活支援もあわせて行う。

2003年11月
「つくりっこの家25周年を祝う会」を練馬区勤労福祉会館で開催、
みずほ福祉助成財団からの補助を受けて、紹介VTRを作成するとともに、
やどかり出版より、初めての書籍
『わけるとふえる』を出版する。

2004年9月
社会福祉法人つくりっこの家を設立、東京都より認可を受ける。
クラブハウスは精神障害者小規模通所授産施設として、初めて法内化事業に移行。

将来に向けて、運営の基盤を整える一方で、制度にたよらない自前の精神を大切に
したいと、すべての活動を法人化せず、従来の
「つくりっこの家運営委員会」
というボランティア団体と並立しながら、つくりっこの家を運営する形になる。

2005年4月
NPO法人練馬区障害者事業所を通して、
「練馬区立大泉学園町体育館売店」を受託。
週7日の開店だが、Cメンバーとシフトを組むことで、土曜日曜、祝日も、店を
オープンしている。
2006年からは練馬区立光が丘体育館売店の一部も受託した。(現在は終了)

2007年10月
障害者自立支援法の制度に移行し、クラブハウスが
「就労継続支援B型」事業に。

2009年5月
近所の方からお話をいただき、クラブハウスで行っていたさき織りづくりを、
近くの空いていた民家へ移転し、
「さき織り工房」をオープン。

2010年7月
福祉施設ではなく、様々な立場の人がともに暮らせる住まいづくりに
取り組んでいた、「大泉学園にコレクティブハウスを作る会」
(つくりっこのメンバー有志が参加)の3年越しの活動が実り、

「コレクティブハウス大泉学園」
が始動する。
つくりっこの家の直接の事業ではないが、NPOコレクティブハウジング社と
協力して、現在もサポートを行っている。

2011年2月
2008年以降、りんご販売などで交流のあった、
長野県高山村でりんご栽培を始める

毎月1回ほど、メンバーとスタッフが現地で作業を行い、秋には収穫した
りんごをみのりやなどで販売している。

社会福祉法人つくりっこの家

〒178-0061
東京都練馬区大泉学園町4-20-14

TEL 03-5387-2477