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米での公開日 日本での公開日 タイトル 解説 ホームページ 予告編
2004/10/8 2005/1/8 TAXI NY
Taxi(原題)
リュック・ベッソン製作・脚本「TAXi」(97年)の米版リメイク。今回スピード狂のタクシー・ドライバーを演じるのは「シカゴ」で女看守を演じたクィーン・ラティファ。銀行強盗団も女性となぜかフランス版より女性陣の露出が目立つ。間抜けな刑事役はラティファと同じTV「サタデー・ナイト・ライブ」出身のジミー・ファロン。


2004/11/24 2005/1/15 ネバーランド
Finding Neverland(原題)
「ピーターパン」の原作者として知られるジェームズ・バリーの伝記映画。ちなみに今年は「ピーターパン」が生誕して100年目にあたり、実写版の「ピーターパン」も既に公開されている。バリーを演ずるのはジョニー・デップ。他にピーターパンの登場人物のモデルともなった子供たちの母親役にケイト・ウィンスレット、舞台女優で娘ダフネが「レベッカ」「鳥」などの原作者となったデュ・モーリア夫人役にジュリー・クリスティ、ブロードウェイの演劇王で後にルシタニア号と運命を共にするチャールズ・フローマン役にダスティン・ホフマンなど。


2004/12/10
2005/1/22 オーシャンズ12
Ocean's Twelve(原題)
「オーシャンズ11」の続編。前回出演のジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツらに加えピーター・フォンダ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、フランスのヴァンサン・カッセルらも出演する。今回はパリ・ローマ・アムステルダムのカジノを同時に襲おうという筋書き。


2004/12/5 2005/1/29 ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方
The Life and Death of Peter Sellers(原題)
多くの名演(迷演?)を残して夭折したピーター・セラーズの伝記ドラマ。セラーズ役を熱演するのは「シャイン」でアカデミー主演男優賞に輝いたジェフリー・ラッシュ。「ピンク・パンサー」シリーズの監督ブレーク・エドワーズ役にジョン・リスゴー、スタンリー・キューブリック監督役にスタンリー・トゥッチ、2番目の妻役にシャーリズ・セロンなど豪華な共演陣。アメリカではケーブルTVでの放送だが、日本では劇場公開される。


2004/12/3
  ↓
2004/12/22
)
2005/1/29 オペラ座の怪人
Andrew Lloyd Webber's The Phantom of the Opera(原題)
推理作家ガストン・ルルーの怪奇小説をミュージカル化したアンドリュー・ロイド・ウェバー版「オペラ座の怪人」の映画化。日本でも劇団四季が上演したのでおなじみである。監督は「バットマン・フォーエヴァー」「8mm」のジョエル・シュマッカー。ヒロインは「デイ・アフター・トゥモロー」にも出演していた若手注目株のエミー・ロッサム。サントラは2枚組のスペシャル・エディションも同時発売されている。


2004/10/29 2005/1/29 レイ
Ray(原題)
今年の6月に亡くなったR&Bの草分けレイ・チャールズの伝記映画。6歳の時に失明するなど不遇な少年時代を過ごすが、「♪I've Got A Woman」「♪A Fool For You」などの曲がヒットし、「♪Georgia On My Mind」で確固たる地位を築いた。レイ・チャールズを演ずるのは「アリ」のジェイミー・フォックス。


2004/6/11 2005/2/5 ステップフォード・ワイフ The Stepford Wives(原題)
ニコール・キッドマンとマシュー・ブロデリックが夫婦を演ずるブラック・コメディ。原作は、「ローズマリーの赤ちゃん」「死の接吻」などが映画化されたスリラー界の奇才アイラ・レヴィンの「ステップフォードの妻たち」。1975年にキャサリン・ロス主演(日本未公開)で製作されているのでリメイクとなる。クリストファー・ウォーケン、グレーン・クロースなど名優が脇を固めている。


2004/6/25 2005/2/5 きみに読む物語
The Notebook(原題)
メッセージ・イン・ア・ボトル」や「奇跡を信じて(映画名:ウォーク・トゥ・リメンバー)」などの作品が映画化されたベストセラー作家=ニコラス・スパークスの処女長編小説「きみに読む物語」の映画化。アルツハイマーとなった妻の記憶を取り戻すべく、夫は思い出が綴られた一冊のノートブックを妻に読み聞かせるのだった。


2004/7/2 2005/2/5 ビフォア・サンセット

Before Sunset(原題)
1995年に日本でも公開された「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編。前作ウィーンで別れた2人がパリで再会する。最近「スクール・オブ・ロック」がヒットした監督のリチャード・リンクレイ、主演のイーサン・ホーク&ジュリー・デルピーは前作と同じ顔ぶれ。


2004/11/24 2005/2/5 アレキサンダー
Alexander(原題)
リチャード・バートン主演の「アレキサンダー大王」からほぼ50年ぶりに製作されるハリウッド製アレキサンダー大王一代記。大王に扮するのはコリン・ファレル、絶世の美女とうたわれた妻ロクサーヌ役に「メン・イン・ブラック2」のロザリオ・ドーソン。監督はオリバー・ストーン。共演はアンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス、バル・キルマーなど。


2004/10/22
2005/2/11 THE JUON/呪怨
The Grudge(原題)
「リング」に続くジャパニーズ・ホラー作品。日本でビデオ版、劇場版で公開された「呪怨」のリメイク。「リング」と違いオリジナル版と同じ日本の清水崇監督がメガホンをとっている。舞台設定も日本だが、主要な配役は「ラスト・サマー」のサラ・ミッシェル・ゲラーや「インディペンデンス・デイ」のビル・プルマンなどのハリウッドスター。(全米興業成績1位を獲得しました。ジャパンホラーのリメイクがますます増えそうです)


2004/8/27) 2005/2/11 サスペクト・ゼロ
Suspect Zero(原題)
不可解な3件の殺人事件。捜査線上には、元FBIを名乗る謎の男オライアンが、浮かび上がってくる。彼はなぜ、無差別殺人犯“サスペクト・ゼロ”ばかりに執着しているのか?。「ガンジー」のベン・キングズレー演ずる謎の男とFBI捜査官の攻防を描くクライム・サスペンス。FBI捜査官役に「ザ・コア」のアーロン・エッカートと「マトリックス」のキャリー=アン・モス。


2004/7/23 2005/2/11 ボーン・スプレマシー
The Bourne Supremacy(原題)
2002年に公開された「ボーン・アイデンティティー」の続編。原作も前作「暗殺者」の続編にあたるロバート・ラドラムの「殺戮のオデッセイ」で、前作に出演したマット・ディモン、フランカ・ポテンテが今回も同じ役で登場する。


2004/10/15 2005/2/12 マシニスト The Machinist(原題)
”新生バットマン”のクリスチャン・ベール主演のサスペンス・スリラー。機械工(machinist)のベールは原因不明の不眠症のため心身共にやつれ、仕事でも不手際で同僚たちと対立。以後もハングマン・ゲームの紙が冷蔵庫に張られるなど不可解なことが彼の身に降りかかる。役作りのため激痩せしたベールの役者根性も見所のひとつ。


2004/12/3 2005/2/19 アイ・アム・デビッド
I Am David(原題)
第二次大戦直後のブルガリア。共産主義体制のもと多くの罪のない人々が強制収容所に隔離されていた。12歳の少年デビッドもその内のひとりだったが収容所を逃げ出し、デンマークまでの大逃避行を開始した。原作は、デンマークで1963年に出版された世界的ベストセラー、アン・ホルム原作の同名小説。「パッション」のキリスト役ジム・カヴィーゼルが自己犠牲的な役柄で出演している。


2004/8/11 2005/2/26 プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング
Princess Diaries 2: Royal Engagement
(原題)
現代版シンデレラ物語「プリティ・プリンセス」の続編。めでたくジェノヴィア国の王位継承権を得た王女(アン・ハサウェイ)の次の試練は、当然ロイヤル・ウェディングということで話が展開。キャスト&スタッフとも前回と同じで、プロデューサーにホイットニー・ヒューストンが名を連ねているのも前回同様。


2004/9/10 2005/2/26 セルラー
Cellular(原題)
監禁されたキム・ベージンガー扮する女性は、壊れた電話でたまたま通じた若者に、家族に迫った危機を訴える。脚本は、電話を使ったサスペンス「フォーン・ブース」と同じラリー・コーエン。


2004/11/24
   ↓
2004/12/29
2005/2/26 ビヨンド the シー
〜夢見るように歌えば〜

Beyond the Sea(原題)
37歳で夭折した伝説的な歌手ボビー・ダーリン(1936〜1973)の伝記映画。監督・主演のケビン・スペイシーが歌・踊り吹き替えなしで熱演している。日本では今ひとつダーリンの知名度は低いが、アメリカでは今でも高い人気を誇っている(スティーブ・マックィーン主演の「突撃隊」にも出演してる)。タイトルの「♪Beyond the Sea」は彼の持ち歌からきている。ベスト盤はこちら


2004/10/22 2005/3/5 サイドウェイ
Sideways(原題)
ワイン好きの教師マイルズ(ポール・ジアマッティ)と結婚をひかえた友人のジャック(トマス・ヘイデン・チャーチ)の中年親父2人が、独身最後に羽目を外そうと車でカリフォルニアのワイナリーを旅して回るロードムービー。地味な配役の小作品ながら、先頃開催されたロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、サンフランシスコ映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞などで作品賞など多くの賞を総なめにしており、今年度のアカデミー賞でも5部門でノミネートされている。また、アカデミー賞効果で全米興行収入ベスト10にも公開3ヶ月目にしてランクインしている。


2004/10/1 2005/3/5 シャーク・テイル
Shark Tale(原題)
「バグズ・ライフ」に「アンツ」、「モンスターズ・インク」に「シュレック」とディズニーの作品とよく競合するドリーム・ワークスが「ファインディング・ニモ」にぶつける(時期は離れているが)お魚映画。声優陣はウィル・スミス、ロバート・デ・ニーロ、レニー・ゼルウィガー、アンジェリーナ・ジョリーなど豪華な顔ぶれ。


2004/11/26 2005/3/12 ロング・エンゲージメント
A Very Long Engagement(原題)
監督ジャン=ピエール・ジュネ&主演オドレイ・トトゥの「アメリ」コンビによる推理じたての恋愛ドラマ。マチルド(オドレイ・トトゥ)の婚約者は第一次世界大戦に出征し激戦地ソンムで戦死したことになっていた。しかし幼い頃から深い絆で結ばれているマチルドは死んだなら霊感でわかるはずとして信じようとせず、真実を探るべく不屈の精神で調査に乗り出す。ジョディ・フォスターやチェッキー・カリョも出演している。


2005/1/14 2005/3/12 レーシング・ストライプ
Racing Stripes(原題)
サーカス団に捨てられたシマウマの子供ストライプは、親切な牧場主に助けられ、自分は偉大な競走馬だと勘違いしながらすくすくと育ち、とうとう競走馬としてデビューする。CGを多用したアニマルアドベンチャー・コメディ。牧場主役に「13デイズ」のブルース・グリーンウッド、ストライプの声を「エージェント・コーディ」のフランキー・ムニッズ、声優陣には他にダスティン・ホフマン、ウーピー・ゴールドバーグ、パトリック・スチュアートらベテラン俳優も参加している。


2004/3/19 2005/3/19 エターナル・サンシャイン
Eternal sunshine of the spotless mind(原題)
ジム・キャリーとケート・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッドが絡むジム得意の不思議コメディー


2004/11/19 2005/3/19 ブリジッド・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12ヶ月
Bridget Jones: The Edge of Reason(原題)
日本を含め世界中の女性の圧倒的な支持を受けて大ヒットした「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編。主要キャストも前回と同じレニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファースらが顔を揃えている。2000年に刊行された「ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月 春夏篇」「ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月 秋冬篇」がベースになっている。



2004/11/19 2005/3/19 ナショナル・トレジャー

National Treasure(原題)
ニコラス・ケイジ主演のアドベンチャー大作。製作は「ザ・ロック」「コン・エアー」でもケイジと組んだジェリー・ブラッカイマー。ケイジの役は伝説の宝を探すトレジャー・ハンター。そのお宝を探す鍵が警備厳重な国立公文書館のアメリカ合衆国独立宣言書(これも十分なお宝だが)にあるためそれをまず手に入れなければならなかった。共演にハーベイ・カイテル、クリストファー・プラマー、ジョン・ボイトなどベテランが顔をそろえている。


2004/7/30 2005/3/26 クライシス・オブ・アメリカ
The Manchurian Candidate(原題)
1962年にフランク・シナトラ主演で公開された「影なき狙撃者(失われた時を求めて)」のリメイク。前作はサイコ・スリラーの傑作として名高い。主演デンゼル・ワシントン、監督ジョナサン・デミの「フィラデルフイア」コンビの作。メリル・ストリープやジョン・ヴォイトなどの名優も共演している。


2004/12/25 2005/3/26 アビエイター

The Aviator(原題)
監督マーチン・スコセッシ&主演レオナルド・デカプリオの「ギャング・オブ・ニューヨーク」のコンビで描く謎の大富豪ハワード・ヒューズの伝記映画。映画プロデューサーとしても有名だったため、共演のジュード・ロウはエロール・フリン、ケイト・ブランシェットはキャサリン・ヘップバーンを演じるなど在りし日のハリウッドも描かれているようだ。ハワード・ヒューズに関してはこちらもご覧ください。


2004/4/30 劇場公開はされず2005/4/2にDVD発売 ボビー・ジョーンズ 球聖とよばれた男
Bobby Jones - Stroke of Genius(原題)
初のグランドスラム達成や毎年「マスターズ」が開かれるオーガスタ・ゴルフコースを設計するなど数々の伝説を残し「球聖」とも呼ばれたゴルフ界の寵児ボビー・ジョーンズの伝記映画。ボビーを演ずるのは「パッション」のジム・カヴィーゼル。


2004/11/24
   ↓
2004/12/17
2005/4/9 フライト・オブ・フェニックス
Flight of the Phoenix(原題)
航空機遭難事故からのサバイバルを描いたロバート・アルドリッチ監督、ジェームズ・スチュアート主演の「飛べ!フェニックス」(65年)のリメイク。今回は舞台がサハラ砂漠からゴビ砂漠に変わり、紅一点として「ロード・オブ・ザ・リング」でエオウィン姫を演じたミランダ・オットーが遭難者に加わっている。似たような状況設定だった「エネミー・ライン」のジョン・ムーア監督がメガホンをとっている。


2004/12/17 2005/4/16 本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞
海を飛ぶ夢

[注:国内盤です]
The Sea Inside(原題)
今年度のゴールデン・グローブ最優秀外国語映画賞・アカデミー外国語映画賞の2冠を制したスペイン映画。海での事故で全身麻痺となり30年間も寝たきりになった男性が、尊厳死を求めて裁判を起こす。実在の人物の手記を基に製作されており、30代の主演俳優が20代から50代まで違和感を感じることなく演じているためアカデミー・メーキャップ賞にもノミネートされている。


2005/2/18 2005/4/16 マスク2
Son of the Mask(原題)
無名のジム・キャリーとキャメロン・ディアスを大ブレークさせた1994年の「マスク」の続編。スーパーパワーをもたらすマスクで変身した男性に出来た赤ちゃんが、マスクなしでもスーパーパワーを発揮して大騒動。前作は画期的なCGが話題になったが、10年経った今作品もより進化した最新CGで観客を魅了する(予定)。


2005/2/18 2005/4/16 コンスタンティン

Constantine(原題)
キアヌ・リーブスが最近流行のアメコミ物に挑戦。SFX大作だが「マトリックス」より「ディアボロス 悪魔の扉」のようなオカルト系に近い。主人公ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は地獄に実際に行き、戻ってきた男。彼は、双子のかたわれを自殺で失い、その真相を探っている警官アンジェラ・ドッドソン(キアヌとは「チェーン・リアクション」でも共演していたレイチェル・ワイズ)と手を組む。調査が進むにつれ、2人は現代ロサンゼルスの地下に存在する悪魔と天使の世界に入り込む。


2004/3/5
劇場公開はされず2005/4/20にDVD発売 スタスキー & ハッチ
Starsky & Hutch(原題)
かつてTVシリーズで大ヒットした「刑事スタスキー&ハッチ」が映画として帰ってきた。2人を演ずるのは「メリーに首ったけ」のベン・スティラーと「シャンハイ・ヌーン」のオーエン・ウィルソン。舞台設定も現代ではなくTVと同じく70年代に設定され、当時のファッションや車も楽しめる。


2004/4/2
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2004/4/30
劇場公開はされず2005/4/20にDVD発売 隣のリッチマン Envy(原題)
「メリーに首ったけ」のベン・スティラーと「愛しのローズマリー」のジャック・ブラックが共演。親友だった2人だが、ブラックの発明したペット用スプレーが大当たりして一方だけ大金持ちに。当然2人の関係も気まずくなって・・・・。ちなみにenvyとは「嫉妬」のこと。監督はファレリー兄弟ではなく、バリー・レヴィンソン。


2004/1/9 劇場公開はされず2005/4/22にDVD発売 チェイシング・リバティ Chasing Liberty(原題)
いつもシークレット・サービスが回りにいるためろくな恋愛経験がないアメリカ大統領の娘の恋のアバンチュール。「ローマの休日」とよく似た設定。


2004/9/17 2005/4/23 ウィンブルドン Wimbledon(原題)
「ウィンブルドン」といえばテニスの全英オープンが開かれる町の名だが、当然この映画もテニスプレイヤーが主役のラブ・コメディ。恋に落ちるプレイヤーを演ずるのは「ビューティフル・マインド」のポール・ベタニーと「スパイダーマン」のキルスティン・ダンスト。落ち目のベタニーと恋に落ちた新進気鋭のダンストが、励ましてベタニーを復活させるストーリー。


2005/1/28 2005/4/23 ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

Hide and Seek(原題)
ロバート・デ・ニーロと「I am Sam アイ・アム・サム」での愛らしい演技が印象深いダコタ・ファニングが父娘を演ずるオカルト映画。原題の「Hide and Seek」とはかくれんぼの意味。母親の自殺をきっかけに娘は想像上の友達を作り上げ、新しい家族を恐怖に陥れる。共演は「X−メン」のファムケ・ヤンセン、「インビンシブル」のエリザベス・シューなど。


2004/8/6
   ↓
2004/10/15
2005/4/23 Shall We ダンス?
Shall We Dance?(原題)
元ネタはご存じ日本で1996年に製作された「Shall We ダンス?」。役所広司の役をミュージカル映画「シカゴ」ではたいして踊っていなかったリチャード・ギア、草刈民代の役をベン・アフレックと破局した(別にこの映画と関係ないけど)ジェニファー・ロペスが演じている。


2004/6/18 2005/4/29 ドッジボール Dodgeball: A True Underdog Story(原題)
日本では子供のお遊びぐらいの扱いしかされていないドッジボールだが、発祥国アメリカではれっきとした大人のスポーツ競技として扱われているようだ。弱小ジムと大手スポーツジムが意地と意地とをぶつけあうスポーツ・コメディ。主演はベン・スティラー。


2004/9/24 2005/4/30 ホワイト・プリンセス
First Daughter(原題)
大統領の娘が主役という2004年1月に全米で公開された「チェイシング・リバティ」と似たような状況設定(企画が重なるのはハリウッド名物か)。大統領の娘にTVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」でアイドルとなったケイティ・ホームズ、大統領にはお久しぶりのマイケル・キートン、キティちゃんも特別出演している。監督は「クライング・ゲーム」「パニック・ルーム」など俳優としても活躍しているフォレスト・ウィッテカー。


2004/12/17 2005/5/3 レモニー・スニケットの 世にも不幸せな物語
Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events(原題)
レモニー・スニケットの児童文学「世にも不幸なできごと」シリーズの映画化。両親を火事で亡くした三姉弟妹は親戚に預けられるが、遺産をねらった伯爵らによって次から次に不幸が襲いかかる。第1後見人のいかれたオラフ伯爵役にジム・キャリー、第2後見人の爬虫類学者モンティ博士役に「クイーン・ヴィクトリア/至上の恋」のビリー・コノリー、第3後見人のジョセフィン叔母さん役にメリル・ストリープ。ナレーターはジュード・ロウが担当している。


2004/12/10
2005/5/7 ブレイド3
Blade: Trinity (原題)
ヴァンパイアと人間との間に生まれた混血のヴァンパイア・ハンター、ブレイドの活躍を描いたアクション・ホラーの第3弾。主演は前2作同様マーシャル・アーツの達人ウェズリー・シュナイプス。


2004/12/24
2005/5/7 ライフ・アクアティック
The Life Aquatic with Steve Zissou(原題)
ビル・マーレーが変わり者(彼が演じれば全部そうなるが)の海洋学者を演ずるコメディ。家族を中心にしたチームを率いているのでジャック・クストーのパロディといったところか。共演はケイト・ブランシェット、オーエン・ウィルソン、アンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラムと多彩な顔ぶれ。監督は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(マーレーやヒューストンも出演していた)のウェス・アンダーソン。


2004/1/23 2005/5/14 バタフライ・エフェクト
The Butterfly effect(原題)
Butterfly effectとは中国の奥地で蝶々が羽ばたくとそれがまわり廻って大嵐を起こすというカオス理論の用語。時間を自由に逆行できる主人公が巻き起こす騒動のお話。


2005/5/6 2005/5/14 キングダム・オブ・ヘブン
Kingdom of Heaven(原題)
「1492:コロンブス」「グラディエーター」のリドリー・スコット監督が再び史劇映画に挑戦。主演は同監督の「ブラックホーク・ダウン」では冴えない役柄だったオーランド・ブルーム(史劇やファンタジーの出演が多い彼の唯一の現代もの)。「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも鍛冶屋の息子だったオーランド演ずるバリアンは、騎士ゴッドフリーの息子であることを知り、十字軍の騎士としてフランスから遠く離れたエルサレムへ戦いの旅に出る。エルサレムで騎士として成長していくバリアンは、絶望的な運命を背負ったエルサレム王を助け、やがて美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)と禁じられた恋に落ちる。共演はリーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、エドワード・ノートンなど。






2004/10/8 2005/5/14 プライド 栄光への絆
Friday Night Lights(原題)
ビリー・ボブ・ソーントン主演の実話を元にしたスポ根ドラマ。1988年、不況にあえぐテキサス州の小さな町オデッサの希望の星は、地元高校のフットボールチームで、毎週金曜日の夜ともなると町中の人々がチームを応援するために試合場に詰めかけるのであった。


2005/3/24 2005/5/21 デンジャラス・ビューティー2
Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous(原題)
サンドラ・ブロック主演のポリス・コメディ「デンジャラス・ビューティー」の続編。前作の活躍でマスコミからちやほやされ、トーク・ショーの出演や自著の宣伝などで大忙しの女性FBI捜査官グレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)は本職も疎かになる一方。しかし、前作にも登場していた友人のミスコンの女王シェリル(ヘザー・バーンズ)とMCのスタン(ウィリアム・シャトナー)がラスベガスで誘拐されたと知り、彼らを救おうと奮闘する。
2005/4/22 2005/5/21 ザ・インタープリター
The Interpreter(原題)
2003年度アカデミー主演男優賞のショーン・ペンと2002年度アカデミー主演女優賞のニコール・キッドマンが共演。監督も「愛と哀しみの果て」でアカデミー監督賞に輝いたシドニー・ポラックと賞づくしの顔ぶれ。国連本部で通訳として働くアフリカ出身の女性(キッドマン)が自国の要人暗殺計画に巻き込まれ命まで狙われるサスペンスもの。ショーン・ペンは調査に乗り出すFBI捜査官役。アナン事務総長の取り計らいで映画史上初めて実際の国連本部での撮影が許可されたとのこと。




2004/12/3 2005/5/21 クローサー Closer(原題)
ジュード・ロウ(小説家)、ナタリー・ポートマン(ストリッパー)、ジュリア・ロバーツ(フォトグラファー)、「キング・アーサー」のクライブ・オーエン(医師)の4人が織りなす恋愛ドラマ。ロンドンを舞台に2組のカップルがくっついたり離れたりの三角関係ならぬ四角関係で話が展開。クライブはこの映画の演技でゴールデン・グローブ助演男優賞に輝き、アカデミー助演男優賞にもノミネートされている。監督は「卒業」「ワーキング・ガール」「バードケージ」と長いキャリアを誇るマイク・ニコルズ。


2004/10/1 2005/5/21 炎のメモリアル

Ladder 49(原題)
ジョン・トラボルタとホアキン・フェニックスが、ボルチモア市のベテラン消防隊長と新米隊員を演ずる、というわけでどうしても「バック・ドラフト」(こちらは兄弟でもあったけど)を思い出してしまうのだが…。ちなみに、Ladder(はしご)とはこの場合、当然はしご車のことで、原題は第49はしご車班といった意味。


2005/1/21 2005/5/28 ミリオンダラー・ベイビー

本年度アカデミー作品賞・監督賞など主要4部門受賞
Million Dollar Baby(原題)

クリント・イーストウッド監督・主演のボクシング映画。長い間休業していた元ボクサーのトレーナー(イーストウッド)が30歳を過ぎてからボクサーを目指す女性(ヒラリー・スワンク)の才能に惚れ込み活動を再開する。「ボーイズ・ドント・クライ」(99年)で性同一性障害に苦しむ女性を演じてアカデミー主演女優賞に輝いたスワンクが、またもや男勝りの役柄に挑戦する。共演は同監督・主演作「許されざる者」にも出演していたモーガン・フリーマン。


2005/4/29 2005/6/4 ラヴェンダーの咲く庭で

Ladies in Lavender(原題)
1936年、イギリス・コーンウォール地方で静かに暮らす独身の老姉妹は、ある夏の朝、海岸に打ち上げられた若い男を見つけ、家へ連れ帰った。彼は、渡米途中に難破したポーランド人でバイオリニストだった。姉妹の看病により次第に回復した青年は、得意のヴァイオリンを通じて、村の生活や人々に溶け込んでいくが…。老姉妹役を演じるのは英国王室より「デイム」の勲章を受けたジュディ・デンチと、2度のアカデミー賞に輝くマギー・スミス。というより007シリーズの女上司”M”とハリー・ポッター・シリーズのミネルバ・マクゴナガル先生といった方が解りやすいかな。青年役を演じるのは「グッバイ、レーニン!」で一躍注目されたドイツ人俳優ダニエル・ブリュール。


2005/1/21
  ↓
2005/3/11
2005/6/4 ホステージ
Hostage(原題)
ブルース・ウィリス
主演のクライム・アクション。人質交渉人として辣腕を振るってきたウィリス演ずる主人公は、引退して田舎の警察署長となっていたが、マフィアが絡んだ人質事件に巻き込まれてしまう。しかも事件の背景にある複雑な事情により、あろうことか自分の妻子までマフィアにより人質とされてしまう。ブルースの娘役は彼とデミー・ムーアとの間に生まれた長女が演じている。


2005/2/11 2005/6/4 最後の恋のはじめ方

Hitch(原題)
ウィル・スミス
がCGやアクションなしのラブコメに挑戦。今回のウィルの役所は、もてない男性に恋愛のアドバイスをしてやるキューピッド役。”デート・ドクター”としてニューヨークに実在するアレックス・ヒッチェンズなる人物がモデルで、100人近くの男性の夢をかなえてやったそうな。監督は「エバーアフター」、「アンナと王様」、「メラニーは行く!」など恋愛ものを得意とするアンディ・テナント。


2005/1/14 2005/6/4 エレクトラ

Elektra(原題)
マーベル・コミックの盲目のヒーローを映画化した「デアデビル」のスピンオフ作品。ヒロイン役は「デアデビル」でもエレクトラを演じていたジェニファー・ガーナー。日本で忍者の修行を積みサイと呼ばれる忍具(ポピュラーな手裏剣や鎖鎌でないところが原作者のこだわりか?)の使い手という設定なので、アメリカ版くの一といったところか?ハリウッド映画デビューのボブ・サップが、ストーンと呼ばれる暗殺者役で出演している。



2004/9/24 2005/6/4 フォーガットン
The Forgotten(原題)
「ハンニバル」のジュリアン・ムーア主演のスリラー。息子を失ったことで悩む彼女は、ゲーリー・シニーズ扮する精神科医から元々息子はいなかったと告げられますます混乱する。しかし、似たような境遇にいる人と出会い疑いを持ち始める。ジェリアンの夫役としてTVシリーズ「緊急救命室ER」でおなじみのアンソニー・エドワーズも出演している。


2004/12/29 2005/6/11 リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
The Assassination of Richard Nixon(原題)
離婚して、商売もうまくいかないセールスマンがニクソン大統領暗殺を企てるという実話を元にした作品。この男は飛行機を乗っ取りホワイトハウスに突っ込もうとした(未遂)ので、同時多発テロと絡めてブッシュ現大統領を暗に批判する内容になっている。セールスマン役に「ミスティック・リバー」でアカデミー主演男優賞に輝いたショーン・ペン、妻役にペンとは「21グラム」でも共演していたナオミ・ワッツ。
2005/4/8 2005/6/11 サハラ−死の砂漠を脱出せよ−

Sahara(原題)
クライブ・カッスラーの冒険小説ダーク・ピットシリーズ「死のサハラを脱出せよ」の映画化。世界保健機構(WHO)の女医(ペネローペ・クルス)がアフリカのマリ軍に拘束された。彼女は謎の伝染病と水質汚染について調査していた。米海洋機関(NUMA)のダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)も調査に乗り出すが、その裏には巨大権力の陰謀や南北戦争時に行方不明になった金塊の行方など壮大な謎が隠されていた。ダーク・ピットシリーズは80年に「レイズ・ザ・タイタニック(原作:タイタニックを引き揚げろ)」が映画化されているので、四半世紀ぶりの再登場となる。


2005/6/15 2005/6/18 バットマン ビギンズ
Batman Begins(原題)
バットマンシリーズの5作目。今回はバットマンことブルース・ウェインの生い立ちやバットマン誕生のいきさつなどを中心としたストーリー。バットマンに「太陽の帝国」で少年役を演じたクリスチャン・ベール。これまで妖艶派(?)が演じてきたヒロインに「ドーソンズ・クリーク」(TVシリーズ)で一躍青春アイドルとなったケイティ・ホームズ渡辺謙が悪役で出演することも話題になっているが、共演はマイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲーリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、ルトガー・ハウアーと豪華そのもので渡辺謙もかすみそうだ。




2005/3/18 2005/6/18 ザ・リング2
The Ring Two(原題)
日本版のリメイクとしては異例の大ヒットとなった「ザ・リング」の続編。今回は日本版の中田秀夫監督がメガホンをとっているが、内容は日本版「リング2」とは異なるようだ。主演は前回と同じでピーター・ジャクソン版「キング・コング」のヒロインにも決まったナオミ・ワッツ。ホラー映画「キャリー」で迫真の演技を見せたシシー・スペイセクも出演している。
(公開週の全米映画興行成績で1位を獲得しました。まだまだ、ジャパンホラーのブームが続いている模様です)


2004/2/13 2005/6/18 50回目のファースト・キス 50 First Dates(原題)
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの「ウェディング・シンガー」コンビが復活。事故のため一日で記憶がなくなるドリューとそんな彼女と根気よく恋する海洋生物学者のアダム。ハワイを舞台にしたラブコメ。


2005/3/18
  ↓
2005/5/13
2005/6/25 ダニー・ザ・ドッグ

Unleashed(原題)
製作・脚本リュック・ベッソン、主演ジェット・リーの「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のコンビが再びタッグを組む。バート(ボブ・ホスキンス)によって現代の剣闘士(グラディエーター)として育てられたダニー(ジェット・リー)は、犬のように首輪を付けられてファイトクラブで戦う殺伐とした日々を送っていたが、ある日、盲目のピアニスト(モーガン・フリーマン)と出会い音楽を通して、人間としての温かさを学ぶ。ジェット・リーも「少林寺」(1982年)から早や23年、青年役をこなすには多少無理があるが、体の切れはまだまだ若い!。




2004/8/6 2005/6/25 オープン・ウォーター
Open Water(原題)
スキューバダイビングを楽しんでいたカップルが、鮫がうようよいる大海原に取り残されるという実話を基にした恐怖のドラマ。オープン・ウォーターとは海で潜るための最低限の知識を習得するダイビング用語
(決してホラー映画ではありません;)


2005/6/29 2005/6/29 宇宙戦争
War of the Worlds(原題)
監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・クルーズの「マイノリティー・リポート」コンビが再びタッグを組みH・G・ウェルズ原作の古典SF映画「宇宙戦争」(53年)をリメイク。「未知との遭遇」「E・T」など友好的な宇宙人を描いてきたスピルバーグ監督がどのような宇宙人を登場させるのか興味深いところ。共演はクルーズ主演の「トップ・ガン」にも出ていたティム・ロビンズ、売れっ子子役のダコタ・ファニング、「ロード・オブ・ザ・リング」のミランダ・オットーなど。






                      

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2005年1月〜6月に日本で公開された作品
↓日本での公開日順に並んでいます