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2004/9/24 劇場公開はされず2005/7/6にDVD発売
ラスト・ショット
The Last Shot(原題)
マシュー・ブロデリック演ずる冴えない映画監督に初監督作を持ちかけたプロデューサー(アレック・ボードウィン)は、実はおとり捜査のFBI捜査官だったというフィクションのようだが実話ベースの作品。共演は「ハンニバル」のレイ・リオッタ、TVシリーズ「モンク」のトニー・シャルーブなど。脚本家のジェフ・ナサンソンの初監督作という落ちも付いている。
2005/5/19 2005/7/9 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith(原題)
2005年に公開される映画の内で最大の注目作。9部構成の内、27年前に公開された第1作目に繋がるスターウォーズシリーズの第3話にあたる。ジェダイ騎士のアナキン・スカイウォーカーが悪の親玉ダース・ベイダーへといかに変身するのかが見所。’シス’とは、ダークサイドに身を捧げて、ジェダイを滅ぼそうとする古代からのフォースを実践する集団とのこと。


2005/2/18 2005/7/9 ヒトラー 〜最期の12日間〜 The Downfall(原題)
20世紀最大の悪役アドルフ=ヒトラーと彼が夢描いた第三帝国が滅び去る様をドキュメンタリー・タッチで描いたドイツ映画。同作品は目撃者の話と歴史学者ヨアキム・フェストの著書を元に、ヒトラーが自殺するまでの12日間を女性秘書の視点で描いている。




2004/11/5 2005/7/9 アルフィー
Alfie(原題)
マイケル・ケインが次々と女性をかえていく色事師アルフィーを演じた「アルフィー」(1966年)のリメイク。今回、アルフィーを演じるのは同じイギリス出身のジュード・ロウ。共演はマリッサ・トメイ、スーザン・サランドン。音楽はローリング・ストーンズのミック・ジャガーとユーリズミックスのデイヴ・スティアートが担当という豪華な顔合わせ。セッションの模様はこちら


2004/10/10 2005/7/9 ヴェラ・ドレイク
Vera Drake(原題)
本年度のヴェネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)を受賞したマイク・リー監督の作品。1950年代のロンドンの下町でけなげに暮らしている主婦ベラ・ドレイクのもとに、ある日突然警察がやってきて、家族が驚くなかベラは連行されていく。ベラは家族にも内緒で当時不法だった妊娠中絶を、子供を望まない女性に行っていたのであった。リー監督は「秘密と嘘」(96年)でカンヌ映画祭のパルムドールを獲得しており、これで世界3大映画祭のうち2つを制覇したことになる。


2004/2/27 2005/7/9 ダンシング・ハバナ
Dirty Dancing: Havana Nights(原題)
87年公開の「ダーティ・ダンシング」の続編。舞台はキューバでダンスもラテン系と前作と大きく変わっているが、前作主演のパトリック・スウェイジが同名役で出演する。


2005/7/22 2005/7/23 アイランド
The Island(原題)
21世紀の中頃を舞台にした「2300年未来への旅」(1976年)を髣髴とさせるSFアクションスリラー。閉ざされた生態圏で何不自由なく暮らす人々。しかし、彼らはクローンで有り、元の人物の補完用肉体パーツとして使われる運命なのだ。その驚愕の事実を知った2人の恋人は脱出を試みるが、政府のエージョントが必死になって追跡してきた。恋人役にユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソン。監督は「アルマゲドン」「パールハーバー」のマイケル・ベイ。「アルマゲドン」に出演していたマイケル・クラーク・ダンカンスティーブン・ブシェミも出演している。




2004/10/15 2005/7/23 ライディング・ザ・ブレット Stephen King's Riding the Bullet(原題)
大学生のアランは、母親が倒れたという知らせを受けヒッチハイクで病院に向かうことにした。しかし、ちょうどその日はハローウィンであり、月明かりの下たまたま拾った車に乗り込んだ彼を、世にも恐ろしい恐怖の体験が待ち受けていた。スティーブン・キングの短編小説「ライディング・ザ・ブレット」を映画化。この小説は米では電子書籍として売り出され48時間で50万部もダウンロードされたそうだ。


2005/6/22 2005/7/30 ハービー/機械じかけのキューピッド Herbie: Fully Loaded(原題)
アメリカでヒラリー・ダフと人気を2分するリンジー・ローハン主演のコメディ・カーアクション。1968年製作の「ラブバック」(詳しくはこちら)のリメイクで、意思を持ったフォルクスワーゲン=ビートル(ニュービートルではない)が今回も主役。かなり年季が入った車種だが、無謀にもデイトナ500で有名なNASCARレース(詳しくはこちら)に挑戦する。共演は「バットマン」のマイケル・キートン、「メリーに首ったけ」のマット・ディロン


2005/3/11 2005/7/30 ロボッツ

Robots(原題)
「アイ,ロボット」の20世紀フォックスが再びロボットものを製作。今回は「アイス・エイジ」のスタッフによるフルCGアニメのロボットもので、声優陣はユアン・マクレガー、ロビン・ウィリアムズ、グレッグ・キニア、ハル・ベリーと豪華な顔ぶれ。発明の才能に恵まれたロドニー(声:ユアン・マグレガー)は成功を夢見て大都会ロボット・シティに旅立ち、そこで様々なロボットと出会う。


2004/10/15 2005/7/30 チーム★アメリカ/ワールドポリス Team America: World Police(原題)
WOWOWで放送中のアニメ「サウスパーク」のスタッフが放つ政治色の強い作品。しかも、時代に逆行するようにマリオネット(操り人形)を使っているのが特色。ジョージ=ブッシュ、ビン=ラディン、彼の国の首領様などの人形たちが繰り広げるパロディは「華氏911」より毒がありそうだ。


2005/1/14 2005年/8/6 コーチ・カーター

Coach Carter(原題)
実話を基にしたバスケットボール映画。荒れた高校のバスケットボール部に型破りなコーチが赴任してきた。最初は反発していた生徒たちも、次第に彼の指導で実力をつけていく(この流れはスポコンドラマの定番か?)。コーチのカーター役に個性派俳優のサミュエル・L・ジャクソン。サントラは今が旬のチンギー、ファボラス、シアラ、トゥイスタ、フェイス・エヴァンスなどのヒップホップ系やR&B系のアーティストが楽曲を提供している(試聴は英語サイトで出来ます)。


2005/5/27 2005/8/13 マダガスカル
Madagascar(原題)
ドリーム・ワークス製作のフルCGアニメ。ニューヨークのセントラルパーク動物園で悠々自適の人生(獣生?)を送ってきた4匹の動物(ライオン、シマウマ、カバ、キリン)が、突然アフリカに帰されることに。しかも、送還の船がマダガスカルで難破して、都会育ちの動物たちは本物の野生に放り出されてしまう。声優陣はベン・スティラー、クリス・ロックなど。




2004/11/12 2005/8/13 チャイルド・プレイ/チャッキーの種 Seed of Chucky(原題)
凶悪犯の魂が乗り移った人形チャッキーが次々に人を襲う「チャイルド・プレイ」シリーズの第5弾。今回は前作で結婚したチャッキーとティファニーの息子グレンが登場(人形に子供?)。声を担当するのは「ロード・オブ・ザ・リング」のピピン役ビリー・ボイド。悪趣味カルト映画のジョン・ウォーターズ監督も特別出演している。


2004/10/1 2005/8/20 ハッカビーズ
I love Heart Huckabees(原題)
ダスティン・ホフマンにジュード・ロウ、マーク・ウォルバーグ、ナオミ・ワッツ、ジェイソン・シュワルツマン(ソフィア・コッポラ、ニコラス・ゲイジと従兄弟)など多彩な顔ぶれがそろったスーパーマーケット(Huckabees corporation)を舞台にした群像コメディ。企業サイトを真似たHPではキャンペンガール役のナオミ・ワッツの企業CMまで流す凝りよう。監督は「スリー・キングス」のデヴィッド・O・ラッセル。


2005/6/24 2005/8/27 奥さまは魔女
Bewitched(原題)
かつて日本でも放映されていたTVシリーズ「奥様は魔女」の映画版。売れない俳優(アメリカで有名、日本で無名のウィル・フェレル)が「奥様は魔女」の映画化を企画、自分はダーリン役を演じるので、サマンサ役の女性を探していたら本物の魔女(ニコール・キッドマン)と出会ったというかなりこったストーリー。共演にマイケル・ケインシャーリー・マクレーンのベテランが顔を揃えている。監督は「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」の女流監督ノラ・エフロン。


2005/6/24 2005/8/27 ランド・オブ・ザ・デッド
George A. Romero's Land of the Dead(原題)
これまで何十本ものゾンビ映画が製作されてきたが、その元をたどればジョージ・A・ロメオ監督の「ゾンビ」(1978年)が元祖。そのゾンビ映画の教祖的存在であるロメオ監督の最新作。今回は近未来を舞台に、不気味にうごめくゾンビ軍団(?)と人間との攻防が描かれている。出演は「エグゼクティブ・デシジョン」のジョン・レグイザモ、芸暦50年(!)で100本以上の出演作があるデニス・ホッパーなど。


2004/11/12 2005/8/27 愛についてのキンゼイ・レポート Kinsey(原題)
人間の性行動を科学的にとらえた「キンゼー報告」で名高いキンゼー博士の伝記映画。内容が内容だけに当然R指定映画となる模様。キンゼー博士を演ずるのは「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン。共演は「トゥルーマン・ショー」のローラ・リニー、「バーティカル・リミット」のクリス・オドネルなど。


2004/10/8 劇場公開はされず2005/9/2にDVD発売 ラスト・マップ / 真実を探して
Around the Bend(原題)
男ばかりの4世代家族の物語。死期が迫った元考古学者の曾祖父にマイケル・ケイン、疎遠になっていた祖父にクリストファー・ウォーケン、その息子で離婚して子供を引き取っている父に「メラニーは行く!」「ハルク」などのジョシュ・ルーカスといった顔ぶれ。
2005/3/4 2005/9/3 ビー・クール

Be Cool(原題)
映画好きの取り立て屋「ゲット・ショーティ」(95年)のチリ・パーマー(ジョン・トラボルタ)が帰ってきた。今度はレコード業界に乗り出そうとするがパートナー役に「パルプ・フィクション」のユマ・サーマンという楽しい顔合わせ。共演は同映画にも出演していたハーベイ・カイテル、他ダニー・デビート、ザ・ロック、ヴィンス・ボーンなどユニークな顔ぶれ。音楽業界が舞台と言うことで「エアロスミス」のスティーブン・タイラーやヒップホップ系の有名スターも出演している。


2005/9/16
   ↓
2006/2/3
2005/9/10 理想の女(ひと)
A Good Woman(原題)
オスカー・ワイルドの「ウィンダミア卿夫人の扇」の映画化。ワイルドは19世紀のアイルランド出身の小説家、劇作家、詩人、批評家でホモセクシャルだったことでも知られ、彼の生涯を描いた「オスカー・ワイルド」(1997年)も製作されるなど欧米での人気は高い。この作品は1925年に名匠エルンスト・ルビッチ監督が映画化したのを始め、たびたび映画、TV化されている。出演はウィンダミア卿夫人役に最近出演作が目白押しのスカーレット・ヨハンソン、その実母役に「恋愛小説家」でオスカーに輝いたヘレン・ハントなど。(イギリスでは2005/5/13の公開)


2005/7/15 2005/9/10 チャーリーとチョコレート工場
Charlie and the Chocolate Factory(原題)
監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの名コンビでロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」を映画化。子供たちに大人気のワンカ(ジョニー・デップ)のチョコレートは誰も入れない工場で作られていた。その彼が、どういうわけか秘密の工場を見学させてくれることになった。ただし、招待客はたったの5人だけ。ワンカ社特製チョコバーの包装紙の中に、金色の招待券を見つけた幸運な者だけが工場見学に参加できる。しかも、案内するのはワンカ自身だというのだ。以前、同じ原作のミュージカル映画「夢のチョコレート工場」(71年・未公開)も作られている。


2005/4/29 2005/9/10 銀河ヒッチハイク・ガイド
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy(原題)
イギリスで1978年に放送されたラジオ・ドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」が原作のナンセンスSF。根強い人気を保っておりこれまでにも本・コンピュータゲーム・舞台などで取り上げられてきた。亜空間高速バイパスを建設するため地球はあっさり破壊され、たった1人だけ生き残った地球人アーサー・デントはベテルギウス人らと共に銀河系をヒッチハイクする破目に(かなりなナンセンスぶり…)。「ギャラクシー・クエスト」のサム・ロックウェルや「マルコビッチの穴」のジョン・マルコビッチも出演している。




2005/7/8 2005/9/17 ファンタスティック・フォー
Fantastic Four(原題)
「スパイダーマン」「ハルク」「Xメン」など、もはや一つのジャンルを形成しつつあるマーベル・コミックからの映画化。宇宙ステーションで謎の放射線を浴び怪力や透明化などの特殊能力を発揮するようになった4人の宇宙飛行士が、地球の悪と戦う。かつて日本でも「宇宙忍者ゴームズ」のタイトルでアニメが放映された(らしい)。出演者はTV「ホーンブロワー」シリーズのヨアン・グリフィズ、TV「ダーク・エンジェル」シリーズのジェシカ・アルバなど日本では今ひとつなじみが薄いのが難点。






2005/6/3 2005/9/17 シンデレラマン
Cinderella Man(原題)
監督ロン・ハワード、主演ラッセル・クロウの「ビューティフル・マインド」のコンビで、再び実在の人物の半生を映画化。ライトヘビー級のボクサーだったジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)は挫折し、一度はボクサーをやめるが、時は大恐慌時代で職もなく家族を養うのも大変だった。妻(レニー・ゼルウィガー)の励ましで、1階級上げて再チャレンジすると順調に勝ち続け、いつしか「シンデレラマン」と呼ばれるようになった。しかし、ヘビー級王座にはリング上で2人も殺しているマックス・ベアという強敵が君臨していた。






2005/3/25 2005/9/24 ゲス・フー/招かれざる恋人 GUESS WHO(原題)
1967年にスペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン、シドニー・ポワチエの顔ぶれで製作された「招かれざる客」を、立場を逆にしてリメイク。黒人のガールフレンド・テレサのもとに白人のボーイフレンド・サイモンが赴き父親と対面するが、何も知らされていなかった父親は唖然。サイモンは何とか父親に気に入られようと悪戦苦闘するが、そのどれもがことごとく裏目に出てしまい、かえって怒らせてしまう。サイモン役に「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・キャッチャー、父親役に「オーシャンズ11」のバーニー・マック


2005/6/10
   ↓
2005/7/22
2005/9/23 がんばれ!ベアーズ
The Bad News Bears(原題)
1976年にテイタム・オニール主演で製作された「がんばれ!ベアーズ」のリメイク。前作はシリーズ化(3作目の舞台は日本で、アントニオ猪木も出演している!)やTV化されるなどの人気を誇った。前作でウォルター・マッソーが演じた元プロ野球選手で問題チーム”ベアーズ”の新任コーチ役に「アルマゲドン」「バッドサンタ」のビリー・ボブ・ソーントン。共演は「ふたりにクギづけ」のグレッグ・キニア、「ミスティック・リバー」のマーシャ・ゲイ・ハーデン。監督は「ビフォア・サンセット」「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター。




2004/8/6 劇場公開はされず2005/9/28にDVD発売 カレの嘘と彼女のヒミツ
Little Black Book(原題)
ブリタニー・マーフィ、ロン・リヴィングストンの新進スター起用のラブ・コメディ。恋のアイテムとしてPDA(携帯情報端末)のPalmが使われているが、日本でPalmOS搭載の「クリエ」を展開してるコロンビア(ソニー)が配給なのでPDA市場拡大をねらった映画か?。アカデミー女優のホリー・ハンターとキャシー・ベイツが共演している。
2005/4/1 2005/10/1 Sin City(原題)

「デアデビル」の原作者フランク・ミラーのアメコミ作品を映画化。監督は「スパイ・キッズ」のロバート・ロドリゲスだが、ミラーも共同監督として名を連ねている。出演はブルース・ウィリス、ジョシュ・ハートネット、イライジャ・ウッド、ベニチオ・デル・トロ、クライブ・オーエンなど米では名高いコミックなため豪華な顔ぶれ。お久しぶりのミッキー・ロークや、「デアデビル」のエレクトラを彷彿させる女忍者役として「ワイルドスピード2」のデボン青木も出演している。



2005/7/29 2005/10/1 理想の恋人.com
Must Love Dogs(原題)
「リトル・ロマンス」(古い?)のダイアン・レイン主演作。天才子役、青春スターとして脚光を浴びた後、長らく低迷していたが、「運命の女」「トスカーナの休日」で演技派女優として復活。日本でも人気が高い彼女の新作ラブ・コメ。幼稚園の先生をしているサラ(レイン)は、離婚してしばらく経つが恋の噂がない。世話好きの姉妹は一計を案じ、彼女の名でネットに恋人募集中とプロフィールを公開。お付き合いの条件に「犬好きであること」と付け加えたところ、ちょっと変わり者のジェイク(「マルコヴィッチの穴」のジョン・キューザック)とハンサムでサラの教え子のシングル・ファーザーでもあるボブ(「ベスト・フレンズ・ウェディング」のダーモット・マローニー)の2人が有力候補者となるが、サラはどちらか決めかねてしまう。




2005/6/1 2005/10/1 旅するジーンズと16歳の夏
The Sisterhood of the Traveling Pants
(原題)
日本でも2002年に発売された全米ベストセラー「トラベリング・パンツ」の映画化。原作は「セカンドサマー」「ラストサマー」の3部作構成。ワシントンに住む4人の女子高生は生まれた時からの友だちどうし。家庭環境や通う学校も違うが、母親たちが妊婦教室で知り合ったのがきっかけなので、生まれる前からのつきあいと言っても過言ではない。4人は週末や長期休暇は必ずいっしょに過ごしてきた。ところが、今年の夏休みは、生まれてはじめて4人がまったくばらばらに過ごすことに。そこで友情の証しとして1本のジーンズを1週間づつかわりばんこに穿くことにした。


2005/7/29 2005/10/8 ステルス
Stealth(原題)
ステルス戦闘機が主役の航空アクション。といっても米空軍の現役ステルス機F117ナイトホークではなく、人工知能を搭載した近未来型の戦闘機が主役(当然ほとんどのシーンがCG)。だいたい映画の人工知能は暴走するのがお定まりだが、この人工知能も落雷で制御を失い人々を恐怖に陥れる。出演は「Ray/レイ」で今年度のアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス、「ハルク」のジョシュ・ルーカスや「ヴァン・ヘルシング」のドラキュラ役リチャード・ロクスバーグなど。監督は「デイライト」「ワイルド・スピード」のロブ・コーエン。






2004/7/16 2005/10/15 そして、ひと粒のひかり Maria Full of Grace(原題)
南米コロンビアで貧しいなか懸命に働いてきた17歳の少女マリア(カタリーナ・サンディノ・モレノ)は、大金欲しさにコカインの運び屋を引き受ける。その方法はコカインが入ったカプセルを大量に飲み込み、飛行機の乗客としてアメリカまで運ぶという体を張った壮絶なやり方。この「ミュール(運び屋)」とも呼ばれる密輸の手段は実際にもよく使われているそうだ。主演した24歳のカテリーナ・サンディーノ・モレノは、映画初出演でアカデミー主演女優賞ノミネートというビッグな栄冠を手にしている。




2005/8/12
   ↓
2005/10/14
2005/10/22 ドミノ Domino(原題)
映画スターローレンス・ハーヴェイの娘で、一時は大手モデル・エージェンシー“フォード”でモデルとして活躍しながら、その後賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)に転じたという実在の女性ドミノ・ハーヴェイの半生を映画化したアクション・スリラー。当の本人は映画の公開を待たず、先頃亡くなったとのこと。ドミノを演じるのは「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のキーラ・ナイトレイ。共演はクリストファー・ウォーケン、「チャーリーズ・エンジェル」のルーシー・リュー、「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリなど。監督は「トップガン」、「クリムゾン・タイド」のトニー・スコット。




2005/9/23 2005/10/22 ティム・バートンのコープスブライド
Tim Burton's Corpse Bride(原題)
「チャーリーとチョコレート工場」に続き監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップ(声)のコンビによるストップモーション風に作られたCGアニメ。19世紀のヨーロッパの村で、結婚を目前にした若者ビクター(ジョニー・デップ)は、本物の花嫁ビクトリア(エミリー・ワトソン)を待たせたまま、地下の世界に連れ去られ、ミステリアスな死体の花嫁(ヘレナ・ボナム=カーター)と結婚させられる。




2005/5/6 2005/10/22 蝋人形の館
House of Wax(原題)
1933年と1953年に製作された「肉の蝋人形」の再々映画化(いずれもワーナーブラザーズが製作)。53年製作版は世界初の立体怪奇映画としても知られている。よく出来た蝋人形、それもそのはず中身は…といった話は映画でなくてもよくあるパターン。出演はTVシリーズ「24:TWENTY FOUR」のエリシャ・カスバートなどの青春スター。監督は新人だが、プロデューサーにロバート・ゼメキスや「マトリックス」のジョエル・シルバーが名を連ねている。



2004/7/14 2005/10/22 ドア・イン・ザ・フロア

The Door in the Floor(原題)

「ガープの世界」や「サイダーハウス・ルール」などの作者ジョン・アーヴィングの小説「未亡人の一生(上下)」の映画化。原作は37年間に及ぶ長い年月を描いているが、映画は主人公の少女期を中心に描かれている。出演はジェフ・ブリッジス、キム・ベージンガー。


2004/4/23 劇場公開はされず2005/10/26にDVD発売 13 LOVE 30
13 Going on 30(原題)
早く大人になりたい13歳の女の子が魔法によっていきなり30歳の女性(社会的に成功し男もいる)になってしまうというシュチエーション・コメディ。主演は「デアデビル」「エレクトラ」のジェニファー・ガーナー。トム・ハンクス主演の「ビッグ」と違い時代まで飛び越えてしまうので、30歳に至るまでの記憶も存在しない設定。
2004/9/1 劇場公開はされず2005/10/28にDVD発売 悪女 Vanity Fair(原題)
日本では今一つ知名度が低いリース・ウィザースプーン主演の歴史大作。原作はサッカレーの「虚栄の市」で、これまでにもたびたび映画やTVドラマ化されてきた大河小説。監督がインド出身の女流ミーラー・ナイールなので、この作品にもインド的なシーンが盛り込まれている。英文学映画とあってアカデミー助演男優賞を受賞したジム・ブロードベンドや「スーパー・マリオ」のボブ・ホスキンスなど共演者は英系俳優が多い。
2005/10/28 2005/10/29 ソウ2
Saw 2(原題)
オーストラリア出身の2人の新鋭が作り上げた低予算サイコ・ホラー「ソウ」の続編。前作は不気味な密室で目覚めた2人の男が遭遇する不条理な恐怖と、彼らを監禁した謎の犯罪者“ジグソウ”が繰り出す謎解きと過酷な状況設定を描き、日本でも大きな話題を集めた。今回”ジグソウ”によって囚われの身になるのは4倍増の8人。再び過酷な試練が彼らを襲う。


2005/3/4 2005/10/29 キャプテン・ウルフ
The Pacifier(原題)
こわもてのネービー・シールズ(米海軍特殊作戦部隊)のエリート隊員が、命をねらわれた政府要人の家族護衛任務のため慣れない子守りに四苦八苦するコメディ。主演はスキンヘッドのヴィン・ディーゼル(そういえば「プライベート・ライアン」でも子供を助けようとして狙撃される役だった)。次期シュワちゃんと目されているだけにコメディでの力量が試される作品。


2004/12/29 2005/10/29 ヴェニスの商人
William Shakespeare's The Merchant of Venice(原題)
シェークスピアの戯曲「ヴェニスの商人」の映画化。ユダヤ人の金貸しシャイロック役にアル・パチーノ、彼に自分の肉を担保に金を借りるアントーニオ役にジェレミー・アイアンズ、彼の友人バサーニオ役に「恋に落ちたシェークスピア」でシェースクピア本人を演じたジョゼフ・ファインズといった顔ぶれ。原作は反ユダヤ的な内容なだけに今後の成り行きが注目される。


2005/8/26 2005/11/3 ブラザーズ・グリム
The Brothers Grimm(原題)
アンデルセン、イソップと並ぶ世界3大童話作家のグリム兄弟が活躍するダーク・ファンタジー。監督は元モンティ・パイソンで「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」などの作品があるテリー・ギリアム。欧州の各地を民間伝承収集の目的で旅するグリム兄弟は、フランス政府から人々を欺いた罰として、村の女性たちが次々と行方不明になっている謎に満ちた怪奇の森を調査するように命じられる。グリム兄弟役に「ボーン・アイデンティティー」のマット・デイモンと「サハラに舞う羽根」のヒース・レジャー、森に棲む魔女役に「マトリックス リローデッド」のモニカ・ベルッチ


2005/3/11 2005/11/5 ミリオンズ

Millions(原題)
「トレインスポッティング」「28日後…」などの斬新な映像作りで日本でも人気の高いイギリスの鬼才ダニー・ボイル監督の新作。母を亡くし郊外に引っ越した幼い兄弟2人が線路脇で遊んでいると、ポンド紙幣が詰まったボストンバックが列車から落ちてきた。実はその金は銀行強盗のもので、しかも、まもなくポンドからユーロに通貨が切り替わるため、それまでに使い切らないと紙くずになってしまうやっかいな代物だった。


2005/7/15
   ↓
2005/9/30
2005/11/5 イントゥ・ザ・ブルー Into the Blue(原題)
サメがうようよいるバハマの海。そんなことも気にせず若いダイバーたちがダイビングを楽しんでいると、歴史的に価値のあるお宝を満載した沈没船を発見。しかし、喜びもつかの間、近くに墜落していた麻薬密輸の輸送機も発見したため、マフィアから命を狙われる羽目に。出演は「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー、TVシリーズ「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルバなど。監督は「ブルークラッシュ」のジョン・ストックウェル。




2004/8/18 2005/11/5 トレジャー・ハンターズ Without a Paddle(原題)
失われた宝を探して3人の若者がカヌーで川を遡るが、変な奴らとばかり出会うアドベンチャー・コメディ。明らかにアドベンチャー・サスペンス「脱出」(72年)のパロディだが、その「脱出」に出演していたバート・レイノルズが頭の変な山男役で特別出演している。


2005/7/8 2005/11/12 ダーク・ウォーター
Dark Water(原題)
「リング」「リング2」に続く鈴木光司原作&中田秀夫監督作品のハリウッド版。黒木瞳主演の「仄暗い水の底から」(2001年)を、「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演女優賞に輝いたジェニファー・コネリー主演でリメイク。共演は「海の上のピアニスト」のティム・ロス、「シカゴ」「アビエイター」のジョン・C・ライリー、「ユージュアル・サスペクツ」のピート・ポスルスウェイトなどの個性派俳優。監督は「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」などの作品で国際的に高い評価を得ているブラジル出身のウォルター・サレス。


2005/10/14 2005/11/12 エリザベスタウン
Elizabethtown(原題)
「ロード・オブ・ザ・リング」のオーランド・ブルームと「スパイダーマン」のキルステン・ダンスト共演のロマンスもの。監督/製作/脚本は「あの頃ペニー・レインと」「ザ・エージョント」のキャメロン・クロウ。ミスを犯し、莫大な損失を会社に与えてしまったドリュー(ブルーム)は責任を取らされてクビになり、彼女にもふられる。失意のどん底の彼に追い討ちをかけるように、父親が亡くなったという知らせが入る。飛行機で故郷のケンタッキー州エリザベスタウンに向かうが、魅力的な客室乗務員のクレア(ダンスト)と出会い恋に落ちる。共演はスーザン・サランドンアレック・ボードウィンなど。


2005/10/7 2005/11/12 イン・ハー・シューズ In Her Shoes(原題)
キャメロン・ディアス
主演の恋愛コメディ。姉ローズは容姿に自信がもてない弁護士。妹マギーは難読症で読み書きも出来ないがキュートな顔だちとナイスバディ(もちろんキャメロンが演じるのは妹役)。2人は同居してたものの姉の恋人を寝取ったことで妹は追い出されてしまう。ゆく当てのないマギーは、マイアミにいる会ったこともない祖母の元に身を寄せることに。共演は姉役に「シックス・センス」のトニー・コレット、祖母役にシャーリー・マクレーン。監督は「L.A.コンフィデンシャル」「激流」のカーチス・ハンソン。原作本は→こちら




2005/8/5 2005/11/12 ドゥーマ
Duma(原題)
地上最速の動物チータと人間の少年との友情と別離を描いたアドベンチャーファミリー作品。南アフリカに住む少年キサンの一家は、母親とはぐれた子供のチータを見つけ保護すると、ドゥーマと名づけ家族のようにかわいがる。しかし、成長するにつれ周囲に迷惑がかかるようになったため、野性に戻すことに。キサンはドゥーマを連れ、大陸縦断の旅に出る。
2005/8/12 2005/11/19 フォー・ブラザーズ/ 狼たちの誓い
Four Brothers(原題)
ある晩、一人の老婦人がたまたま居合わせたばかりに、コンビニに押し入った強盗に殺された。彼女の息子4人が葬儀に駆けつけ、悲しみに暮れるが、なぜか肌の色がバラバラ。老婦人は、不幸な境遇に生まれた彼らを引き取り育ててくれたのだ。年長のボビーは復讐を誓い、他の兄弟も賛同するが、満ち足りた生活を送っていたジェレマイアだけは失うものが大きいからか気乗りしなかった。ボビー役に「パーフェクト ストーム」「PLANET OF THE APES 猿の惑星」のマーク・ウォールバーグ、監督は「シャフト」「ワイルド・スピードX2」のジョン・シングルトン。


2004/10/29 2005/11/19 Jの悲劇
Enduring Love(原題)
6代目ジェームズ・ボンドに起用されることになり、俄然注目を浴び始めたダニエル・クレイグの最新主演作。原作はイアン・マキューリアンの小説「愛の続き」で、たまたま気球事故に遭遇したのをきっかけに「恋愛の精神病」と呼ばれるド・クレランボー症候群の男に付きまとわれることとなった作家で大学教授のジョーをクレイグが演じている。共演は彫刻家でジョーの恋人クレア役に「マイノリティ・リポート」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のサマンサー・モートン、ジョーへのストーキングをエスカレートさせていくジェッド役に「シッピング・ニュース」のリス・エバンス。監督は「ノッティングヒルの恋人」「チェンジング・レーン」のロジャー・ミッシェル。




2005/1/14 劇場公開はされず2005/11/25にDVD発売 イン・グッド・カンパニー
In Good Company(原題)
企業合併による悲喜劇を「アメリカン・パイ」のポール・ワイツ監督が描く。51歳のダン・フォアマン(デニス・クエイド)は企業合併で降格され、ビジネススクール出のトムが上司となるが、自分の半分の歳と聞いてショックを受ける。会社を辞めようとも思ったが家のローンや娘の大学授業料、妻の妊娠など入り用で断念。そのうち、自分の娘(「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソン)とトムが恋に落ち、娘の恋人が会社の上司というややこしい関係に。
2004/10/22 劇場公開はされず2005/11/25にDVD発売 恋のクリスマス大作戦
Surviving Christmas(原題)
恋人にふられ一人でクリスマスを過ごすことになりそうな男性(ベン・アフレック)が、傷心を癒すためもっとも楽しい思い出がある幼少期を過ごした家に向かう。すでに他人が住んでいるが、金持ちの彼は一家を買収して家族にしてもらう。これで楽しいクリスマスが過ごせるはずだったが、この一家は普通じゃなかったというブラックコメディ。

2005/11/18 2005/11/26 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE(原題)
ハリー・ポッター・シリーズの第4弾。14歳になったハリーたちは、魔法学校が始まる前にクィディッチのワールドカップを観戦。その決勝戦のあと、恐ろしい事件が起こる。そして、百年ぶりに開かれる三大魔法学校対抗試合に、ヴォルデモートが仕掛けた罠はハリーを絶体絶命の危機に陥れる。しかも、味方になってくれるはずのロンに、思いもかけない異変が…。ハリー・ポッターの宿敵ヴォルデモート卿が今回初めて登場。演ずるのは「イングリッシュ・ペイシェント」「レッドドラゴン」などのレイフ・ファインズ。前回に引き続きエマ・トンプソンゲーリー・オールドマンも出演している。






2004/12/22 2005/11/26 ミート・ザ・ペアレンツ2
Meet the Fockers(原題)
ベン・スティラーがフィアンセの父で元諜報部員のロバート・デ・ニーロの家を訪れドジをしまくるコメディ「ミート・ザ・ペアレンツ」の続編。今度はスティラーの両親役に、父親ダスティン・ホフマン(ここにきてベン・スティラーなみに多忙。彼ほどのベテランがなぜ?)、母親バーブラ・ストライサンドと心強い布陣。デ・ニーロ危うし。


2005/6/10 2005/12/3 Mr.&Mrs. スミス
Mr. and Mrs. Smith(原題)
豪邸に住むセレブのカップルが、実はお互い敵同士の暗殺者だったという、かなり設定に無理があるアクション・コメディ。ただ、夫婦役がブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーという顔合わせなので「デビル」のフランキーVS「トゥーム・レイダー」のララ・クラフトとおもえば楽しめるかも。同様の暗殺者を扱った映画ながらシリアス・タッチの作りだった「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマンが監督を務めている。




2004/11/24 劇場公開はされず2005/12/7にDVD発売 クランク家のちょっと素敵なクリスマス
Christmas with the Kranks(原題)
「今年のクリスマスは無しにしよう」と決めた夫婦のドタバタ・コメディ。夫婦(ティム・アレンとジェイミー・リー・カーチス)は娘がいない今年のクリスマスをカリブ海クルーズで過ごそうとするが、クリスマスには家々をきらびやかなデコレーションで飾るのが習わしだった近所の人々がこの計画を知り猛反発。しかし、突然娘が帰ってくることになり大急ぎでクリスマスの準備を整えるはめに。クリスマスが特別な意味を持つアメリカらしいお話。原作の「スキッピング・クリスマス」の著者は、「法律事務所」「依頼人」などの法廷サスペンスもので有名なジョン・グリシャム。
2005/12/9 2005/12/10 SAYURI
Memoirs of a Geisha(原題)
京都祇園の芸者の一生を描いた全米ベストセラー「さゆり(上)」「さゆり(下)」(アーサー・ゴールデン著)の映画化。貧しい漁村に生まれた千代(さゆり)は、借金のかたに9歳で祇園の置屋に売られる。親や兄弟との別離、先輩芸者のいじめなど過酷な運命に翻弄されながらも、持ち前の美貌と器量で祇園一の芸者へと成長していく。さゆり役は「グリーン・ディスティニー」のチャン・ツィイー、さゆりを育てる豆葉役に「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のミシェール・ヨー、ライバルの先輩芸者初桃役に「2046」のコン・リーと、セリフが英語のためかメインキャストは国際的に活躍しているアジアン女優が占めている。日本からは渡辺謙、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、少女時代のさゆり役に大後寿々花などが出演している。製作はスティーブン・スピルバーグで、監督は初監督作「シカゴ」がアカデミー作品賞など6部門に輝いたロブ・マーシャル。




2005/11/11 2005/12/10 ザスーラ

Zathura(原題)
偶然見つけたボードゲーム。何気にゲームを始めたら現実の世界でも…と何か前にもこんな映画があったようなと思ったら、それもそのはず「ジュマンジ」と同じクリス・ヴァン・オールズバーグが原作者(去年公開された「ポーラ・エキスプレス」の原作も)で、原作本の「ザスーラ」はその続編として書かれたもの。今回のゲームは宇宙探検で、流星雨、ブラック・ホール、宇宙人などの障害を乗り越えて地球まで戻らなければならない。ゲームを始める兄弟の父親役をティム・ロビンズが演じている。


2004/11/12 2005/12/10 NOEL(ノエル) Noel(原題)
クリスマス、ニューヨーク、奇跡といえばリメイクもされた「三十四丁目の奇蹟」(1947年)が有名だが、この作品も同じ路線の群像ドラマ。出演はスーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカーなど。


2005/12/14 2005/12/14 キング・コング
King Kong(原題)
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の監督ピーター・ジャクソンが念願だった「キング・コング」(1933年、1976年)をリメイク。今回は初回作と同じ1930年代が舞台になっている。興行師カール・デンハムは怪獣伝説があるスカル(髑髏)島を苦難の末発見し、さっそく、撮影を始めるが、原住民に同伴の美女アンがキングコングのいけにえとして連れ去られてしまう。一行らは苦難の末、なんとかアンを救出すると共にキング・コングも生け捕ることに成功。さっそく、ニューヨークに連れ帰り見世物にするが…。出演はデンハム役に「愛しのローズマリー」のジャック・ブラック、アン役に「リング」のナオミ・ワッツ、アンに恋する探検家のドリスコル役に「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、また、キング・コングは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役アンディ・サーキスが演じている。




2005/4/29 劇場公開はされず2005/12/16にDVD発売 トリプルX ネクスト・レベル

XXX: State of the Union(原題)
ヴィン・ディーゼル主演の「トリプルX」(2002年)の続編。今回、NSA(国家安全保障局)のエージェント=ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)によって新たにコードネーム’XXX’としてスカウトされるのは元ラッパーのアイス・キューブ。クーデターを起こした陸軍の叛乱分子が首都ワシントンを制圧しようとするのを阻止する。反乱軍を率いるのは「スパイダーマン」でも悪役を演じたウィレム・デフォー。監督は「スパイダー」「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリ。
2005/7/1
  ↓
2005/11/4
2005/12/17 チキン・リトル
Chicken Little(原題)
何をやってもドジばかりのチキン・リトル。良かれと思ってやったことまで、大迷惑になる始末。友達もリトルに輪をかけたようなさえない連中ばかり。しかし、リトルの父親は母親がいないこともあり、あたたかい目でリトルを見守ってくれていた。そんなリトルだったが地球規模の大異変が発生するといち早く気づきヒーローへと変貌する。空からどんぐりが落ちてきたのを”空が落ちる”と勘違いして騒ぎ立てたにわとりの寓話を元にした話。1943年に短編アニメとして製作しているのでリメイクとなる。


2005/9/16 2005/12/17 ロード・オブ・ウォー
Lord of War(原題)
良心の呵責もなく世界の紛争地帯に武器を売り込む”武器商人”と彼を追う国際警察(インターポール)捜査官との攻防を描いた作品。ウクライナ出身でアメリカに移民したものの貧困からいつしか武器の密輸にかかわるようになり、今では世界中の紛争国家を相手にするまで昇りつめた武器商人ユーリー・オーロフ役にニコラス・ケイジ、捜査官役にイーサン・ホーク。監督はイーサンが主演した「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督。


2005/11/11 2005/12/23 綴り字のシーズン
Bee Season(原題)
冴えない11歳の少女が綴り字コンテスト(難解な英語のスペルを正確に答える競技)で才能を発揮する「綴り字のシーズン」(マイラ・ゴールドバーグ著)の映画化。ユダヤ系の家庭に育ったイライザは、優秀な兄と何かと比較され、両親もさほど期待をよせていなかったが、学校の綴り字コンテストで優勝すると、地区大会、全国大会へと勝ち進んでいく。しかし、カバラ神秘主義(文字を通じて神智に到達する秘教)を信じ娘を通して神との対話を望む父、精神的なストレスから万引きを繰り返す母親、注目されなくなり「異教」に救いを見出す兄と、家庭は崩壊し始める。父親役にプライベートではチベット仏教にはまっているリチャード・ギア、母親役は「イングリッシュ・ペイシェント」「ショコラ」のジュリエット・ビノシュ


2005/10/14 2005/12/23 秘密のかけら
Where the Truth Lies(原題)
TVの黎明期だった1950年代、絶大な人気を誇ったラニーとヴィンスのコメディー・コンビが殺人事件に巻き込まれる。アリバイが成立し無罪となったものの、2人はなぜかコンビを解消した。それから15年後、真相を突き止めようと1人の女性ジャーナリストが別々の人生を歩んできた2人に近づく。監督はカンヌ映画祭の常連アトム・エゴヤン、ラニー役は「インビジブル」「ミスティック・リバー」のケヴィン・ベーコン、ヴィンス役は「ブリジット・ジョーンズの日記」のコリン・ファース


2004/9/24
   ↓
2004/10/15
2005/12/23 ファイナル・カット
The Final Cut(原題)
最近路線変更したのかスリラー物が多いロビン・ウィリアムズ主演のSFスリラー。近未来、一部の富裕層の間では、脳内に埋め込まれた記憶チップを元に一生の記憶を編集し、葬儀の時に披露するのが人気となっていた。ロビン・ウィリアムズが演ずるのはそのサービス会社のベテラン編集技術者。共演はミラ・ソルビーノ、ジム・カビーゼル。


2005/12/21 2005/12/24 ディック&ジェーン 復讐は最高!
Fun with Dick and Jane(原題)
ジム・キャリー
主演のスラップスティック・コメディ。「おかしな泥棒ディック&ジェーン」(1977年)のリメイクで、前作はジェーン・フォンダとジョージ・シーガルが主演していた。ディック(キャリー)は、妻ジェーン(「ディープ・インパクト」のティア・レオーニ)と11歳の息子ビリーと共に何不自由ない生活を送っていたが、ある日勤めていたIT企業が計画倒産。今までの生活を維持したい2人は、とうとう強盗するまでに落ちぶれるが、会社のCEOだったマカリスター(アレック・ボールドウィン)が大金を手にして悠々自適の生活を送っているの知ると復讐を誓う。


                      

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↓日本での公開日順に並んでいます
2005年7月〜12月に日本で公開された作品