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4:00 起床
濡れながらもかなりよく眠れたようだ。目覚めてみればそのまま居られるような状況ではない。海側の風除けになっていたバーベキュー棟のカギが開いていたのを思い出し、荷物を全て移し、湯を沸かしおにぎり2ケ、カップ味噌汁の朝食を食べる。
雷が鳴り、稲光が走っている。

(避難したバーベキュー棟の中)
ラジオを聞きながら本日の行動を考えるのだが、なかなか結論が出ない。雨は今日いっぱい止まず、明日は晴れるという事は判ったのだが、食料があとおにぎり1ケしかない。ここに留まるとしても食料調達はしなければならない。それには雨の中を走って下の町まで行かなければならないし、それならいっそのこと町の旅館に移動した方がいいのか。昨日の青年がパンを余分に持っているそうだから分けてもらおうか。等と迷っているうちに
6:00 管理人が恐る恐るという感じでドアから顔を出して、電灯の光の中に私を見つけると今度は怖い顔になって「これはダメだ。ここには入ってはいけない所だ。」と咎められた。管理人の言う事はもっともなので、ひたすら謝りバンガローを一晩貸して欲しいと頼んだ。管理人はすぐに怒りを解いてくれて、手続きをとってくれた。この際1530円は問題にならない。

(ここが今夜の宿) (バンガローの中にテント)
さっそくテント、荷物をバンガローに移し、持参の洗濯ひもを渡して寝袋、タオル、靴下、ポシェットを干す。
ありがたいことに管理人が1時頃又事務所に来るので、その時食料を買いに自分の車で町まで連れて行ってくれるという。「地獄で仏」とはこの事だ。
若者の朝食や荷造りを見ながら話をしていたのだが、雨は止まず気温もひどく下がってきたので私のバンガローに移動する。

(彼の自慢のビアンキ、立派な装備だ)
男二人狭いバンガローの中で、天気の様子を気にしながらいろいろ苦労話や身の上話をしながら時間を過ごす。彼は根室で知り合いの結婚式があるのでどうしても今日は出発しなければならず、雨の日のランはあまり気にならないとも言う。
10:00 降りが多少落ち着いてきたので、彼は完全武装で出発して行った。元気なものだ。
自宅にTELして本日の行動予定を告げてから、エアマットを膨らまして荷物を全部棚に上げ再整理をして。最後のおにぎりを食べる。
地図を見たり文庫本を読んだりして過ごす。
13:00 管理人に車で下の霧多布町に連れて行ってもらい、セイコーマートで弁当2ケ、カップヌードル、カップ味噌汁2ケ、おにぎり3ケ、バナナなど少し過剰かと思うほど買い込む。
自分が昨日通ってきた道ではあるが、車で走ってみるとかなりの距離で、かなりの坂道がある。この往復を車でできたことは本当に有り難い。
その後は有り余る時間を使い、U君に2枚目の葉書を書く。ラジオ感度が良好になる。ラジオを持参したのは大正解だったが、もっと感度のいいヤツにすれば良かったと思う。
晩はバンガロー内のテントで安心してじっくりと寝る。
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