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4:30 起床
7:00 朝食
7:50 ホテル発 セイコーマートでSドリンク、パンを買い込む
8:30 10q地点
ここまではいくぶん登りではあるが概ね森の中の一本道で朝一番のランとして極上の気分を味わえた。最後の部分になると「そろそろ山の中」という雰囲気になってくる。途中左手の草原にキツネを見かけたが写真は間に合わなかった。
9:00 15q地点
ここで早くも歩き始める事にする。登り傾斜が緩いところはなるべくこいで進もうという気持はあるのだが、そこまでがかなりの傾斜だと、その先は平らだと見えても実は緩やかな登りだったりして、こぎ始めてもすぐきつくなって下りて押す、というような事を繰り返す。
途中で道路工事の見張り役にあとどの位でピークか聞いてみたが「大分先だ」とのことでガッカリする。本当はわかっていたのでガッカリすることはないのだが…。
10:00 20.47q地点

(このような覆道が何個所もある)
阿寒湖畔まで概ね40q、こちらからの方が長いと聞いているので登りが25qとしてあと残り5q、時間にして1時間歩けばいいのだなと頭の中で計算する。
ポツリポツリと降りだしてきたので覆道入り口でカッパ上下を着る。
この阿寒横断道路の登り後半はうねうねと曲がりくねった道で、はるか右手前方上の山肌に道路や覆道が見えると「ヒエー、あそこまで登るのかよ」と溜息が出る。
雨と汗でカッパの内外が湿っぽくて気持ちが悪い。このカッパは(GOATEXでこそないが)汗を外へ放出する素材ではあるが限界があるようだ。しかし、進まなくてはならない。ハンドルのサイクルメーターは4〜5q/hを指しているので「いつか終わる」と念じながら一歩一歩進む。足元には驚くほど多くの昆虫の死骸があるのに気付く。
11:05 27q地点 双湖台
実はこの少し前に双岳台といって多分雄阿寒岳と雌阿寒岳の両方が見えるという駐車場があったが(後から知った事だが)そこが747mのピークで永山峠というらしい。だがそんな表示はどこにもなかった。
どしゃぶりだった雨は上がっている。峠の彼我では天気が違うらしい。
遠くに雄阿寒岳が ペンケトウ湖が北海道
の形に見える

雨は上がり、身体は火照っているのだがかなり寒い
結局12qのハードな登りに2時間かかったことになったが、これは今後の峠越えにとって大きな参考になった。
茶店でコーヒーとじゃがバターを食べる。ここの従業員のにいちゃんに、阿寒湖半の食堂情報や、明日越える足寄峠の話を聞く。
12:30 阿寒湖畔 「仙客」(中華料理屋)
下りの14qを40q/hオーバーで駆け下りる。「ヤッホー」などと叫びながらの爽快感はスピードの恐怖感を忘れさせる。
この頃筋力がアップしたのか、スピード感覚が旅行前とは変化している。以前は自転車のギアが前2/3・後5/8で22q/hというのがフラット・無風時の標準だったが、今は2/3・6/8で25q/hになっており、下りで40q/hを超えてもそれ程の緊張感が無くなってきている。
しかしその快感はいつまでもは続かない。温泉街に入る寸前に登りが2ケ所あり、いくらギアダウンしても筋肉が言う事をきかず、歩いた。
双湖台のにいちゃんに聞いた「仙客」という街中の中華料理屋で中華丼を食べたが、それ程ではなかった。
13:15 キャンプ場着(43.85q)

観光協会に寄ってキャンプ場の位置や風呂情報を教えてもらう。それによるとキャンプ場は町のすぐ近くで風呂は銭湯もあるし、ホテルでも日帰り入浴ができるという事なので、ためらわず「キャンプ泊り」に決定する。
「国設」ということでなかなかのものだ。630円。手早く設営を済まして濡れた寝袋やタオルを干してコーヒーをいれる。近くに2張りテントがあったが、一つは声をかけても愛想無で、もう一つは不在(外人だという)だった。霧多布の雨の経験から(写真では未だだが)持参のグランドシートをフライシート代わりにかぶせて張るようにした。
14:30 湖畔で寛ぐ

この阿寒湖には真冬の厳冬期に来た事があり、もちろんその時には一面凍り付いており広い雪原だった。こうして水のある湖面は初めてだ。缶コーヒーなどを飲みながら、たった今越えてきた阿寒横断道路を振り返ってみたが、もうはるか昔のことのように感じられる。身体が快復したのだろうか。
風呂上りだという地元のおっさんと少し話をした。正面に見えるのが雄阿寒岳だと教えてもらった。阿寒湖に来る観光客は減ってきており、この季節は釣り客が多いそうだ。「だって、湖と温泉なんて別に珍しくも何ともないやね」という一言が印象的だった。
一旦キャンプ場に戻り、自転車で5分くらいの「阿寒湖ビューホテル」の日帰り入浴に行く。615円。(ここは以前泊まったことがある)
ここでも入浴後フロントで「痒み止め」をもらって塗りたくる。明日はどこかで薬を買わなくてはならない。
コインランドリーで今日着ていた物全部を洗う。1時間以上かかるが、アイスクリームなどを食べながらホテルロビーでゆったり過ごす。時間に余裕をもって行動すると、こういう贅沢も可能なのだ。出発前の計画では同日に足寄峠も越える積りだった(距離の上からは十分可能)が身体の都合で急遽阿寒泊まりに変更したのだ。おじさんツアーはこれでなくてはいけない。無理をせず楽しく…、だ。
夕食は温泉街でどうにでもなるだろうとタカをくくっていたところ、意外と食堂が少ない。何とか営業している焼肉屋を見つけて入る。

(この量がまた凄いのだが全部食べた)
19:00頃テントにもぐりこむ。
※「あまり他人の話はアテにできない」という例
何人かの人に聞いた話と相違して、阿寒横断道路には全て側道の白線が引いてありそれ程の恐怖感はなかった。恐らく皆さんはそこを歩いた事も自転車で通ったこともなく、気付かなかったのだろう。(もしかすると一段高くなった舗道と勘違いしたのかも知れないが)
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