部 屋
- まず部屋が散らかっていたら片づけておきます。
- 音楽を聴く位置で多少強めに手をたたいてみます。
- コンポ側からスピーカーと同じくらいの位置・高さで同様に手をたたいてみます
- よく響けばライブな部屋、そうでなければわりと音を吸ってしまう部屋と考えることができます 。
- 部屋の特性が何となくでもわかったら、次はコンポの置き場所について考えてみます。
部屋の環境で音は変わる
- <コンポを置く場所>
- 設置面がしっかりしたところを選ぶようにします。カラーボックスやタンスの上などに置く場合は、コンポとの間に密度の高い板をしくと音が引き締まります。
- カラーボックスを使用する場合には収納スペースに本を詰めるなどして隙間がなくなるようにしておきます。こうすることでカラーボックスの強度を高め、不要な振動を減らすことができます。
- <左右のスピーカー間の距離>
- 150cmくらいは離して置いてみましょう。狭いときと比較して音に広がりがでてきます。また、正面ばかりを向いているスピーカーを多少内側に振るだけで、音の印象は変わってきます。
- より集中してピンポイントで聴きたい場合は、この方法が有効だと思います。スピーカー同士の距離と向きそしてリスニングポジションを吟味していけば最良の音に近づくでしょう。
- <スピーカーの間にテレビを置いている場合>
- 布などでディスプレーを覆うと、音の反射が鈍るので落ち着いた傾向の音になります。ディスプレーよりも幾分前へ出してやるだけでも違います。
- <壁から距離をおく>
- スピーカーの後ろの壁からは少なくとも20cmくらい離して置いてみましましょう。スピーカーからでてくる音は部屋のいろいろな影響(壁・天井・床・カーテン、その他部屋にあるもの)を受けながら聴いている人の耳に入ってきます。
- <ライブな部屋の場合>
- フローリングや壁などから反射した音は、カーテンなどで音を吸ってやることで響きすぎを押さえることができます。ハンガーで洋服を吊すのもいいかもしれません。スピーカーの前にジュータンを敷くだけでも違います。試しに座布団や毛布などで実験してみてもいいと思います。
- <ほとんど響かないデッドな部屋>
- 畳やふすまなどで構成されている部屋の場合、スピーカーの下に硬い板や専用の台を使用することで音に響きがでてきます。スピーカーを直接畳の上に置くようなことだけはさけます。
- <響きの好みも人それぞれ>
- 基本的にはスピーカーの音だけでなくて部屋の音も一緒に聴いているという事を念頭に置いておきましょう。
こんなことで音は変わる
- <コンポの暖機運転(ウォームアップ)をする>
- コンポの電源をONにしてから15〜20分程度しばらくそのままの状態にしておきます。自動車の暖気運転や、ならし運転と同じだと思えばいいでしょう。コンポの電源をONにして即CDを聴くのと違って、相対的に柔らかくて暖かい印象を受けます。
- <スピーカーと台の間に挟む>
- スピーカーの下にコインや消しゴム(ブチルゴム等)などを挟むことによってスピーカーの振動を台に伝えずらくします。不要な振動は音を濁す原因にもなります。
- またインシュレーターの種類によっては音づくりに利用することが出来ます。
- <スピーカーケーブルの交換>
- ケーブルに使用されている材料の違いでも音は変わってきます。値段が高ければいい音、安ければ悪い音ということではありません。いろいろと試してみると面白いと思います。
- <ラインケーブルの交換>
- アンプとCDプレーヤーをつなぐラインケーブル(紅白のコード)に使用されている材料や構造の違いでも音は変わってきます。スピーカーケーブルの次はラインケーブルにチャレンジです
- <スピーカーを買い換える>
- 音の変化という意味では一番効果があります。つなぐアンプによってはスピーカーの能力を発揮しきれないものや、音に味付けをしてしますものもあります。購入する前には必ず試聴し、情報収集は怠らないようにしましょう。店員や雑誌などの評価も参考にするとまた違った側面が見えてきます。
<趣味の世界は無限大>
- <洋楽ロック>
- 設備投資をすることでもっとロックが好きになる。使いこなせば毎日がライブ空間!
- <スピーカー>
- 足回りをしっかり固めよう。(音が引き締まる)ケーブルの方向を揃えよう。(矢印や印刷文字を参考に電気が流れる方向を揃える)
- <スピーカーケーブル>
- 付属品から脱皮してみよう。(これだけで音がガラっと変わる)
- <アンプとCDプレーヤー>
- ラインケーブルにも凝ってみよう。(ニュアンスが変わってくる)足回りもしっかり固めよう。(振動対策)
- <BASS/TREBLE>
- トーンコントロールは味付け程度に利用しよう。音楽のバランスが崩れないように気をつけよう。
- <プラグとコンセント>
- 極性をあわせよう。(コンセントの差し込み口とプラグの相性を確認してみよう)
- <CD消磁器>
- 磁気を帯びてしまったディスクもこれでOK?。一枚ベールを脱いだような印象の音がする
- <オーディオ用タップを使ってみよう!>
- 情報は何でも鵜呑みにしない、一度は疑ってみる
- <洋楽ロックが気持ちよく聴ける方法をいろいろと模索してみよう>